土地面積１６坪で叶えたアイ工務店の狭小地住宅【三階建２５坪】

皆さんこんにちは！ファンタジスタふじもとです。
今回の実例紹介は、私自身も家づくりのサポートをさせてもらった、アイ工務店の三階建て実例紹介です。しかも！土地面積１６坪という狭小地にも関わらず、そうは感じさせないアイデア満載のお家になっています👍

16坪の土地に一体どんな三階建てが建っているんだい！？そんな簡単にいい感じになるのか！？と思っておられる方も多いと思います。ぶっちゃけたところ、超ハードモードです！！

今回の実例の見どころポイントです
■土地１６坪とは感じさせない間取り
■綺麗な壁面と天井面
■塗壁や無垢床の素材感
■法規制を上手く攻略したカッコいい外観

写真だけでは伝わりにくいですが、建築地周囲の建物からの視線をかなり感じる敷地環境でした。そこを上手く配慮した間取りと外観になっています。後ほど出てくる内観写真を見れば納得👍

敷地が１６坪しかないのに、玄関部分を凹ませるなんてもったいない！そんなお声が聞こえてきそうですが、あえてしっかりと隠しています。無駄とゆとりはいつも紙一重。

四角いハコに見える外観ですが、実は北側はこんな風になっています。外壁を立ち上げて見えない部分で屋根の勾配を取りつつ、雨樋なんかも目立ちにくい位置に配置しています。

１６坪の土地だから玄関もコンパクトなのかと思いきや、ところがすっとこどっこい！一般的なお家よりもむしろ広い玄関土間にしてます。そもそも玄関という概念もすっ飛ばしてます！

敷地がコンパクトな分、敷地内に駐輪場を確保しにくいのもあったので、室内土間に自転車を置くスタイルです。写真では二台ですが、実際はもう一台置かれています🚲

窓の下枠部分にもちょっとした工夫をしています。実はこの部分、室内で使っているモリアンさんの杉の無垢床をあえて使っています。ちょっとしたことですが、こういった積み重ねが大事になってきます。

玄関土間部分と将来の居室（当面はフリー）スペースを離れ小島のようにして分断しています。土間範囲を最大限広くすることによって、他の機能も生み出す効果を狙いました。

パッと見た感じは自転車の格納が面倒そうに見えますが、実際にご主人様が上げ下げされてる様子を見ていると、そこまでではない感じでした。

離れ小島と完全に分段しているので、こんな風に見えます。靴棚の奥側がトイレ、洗面、脱衣、お風呂スペースになっています。絶妙に見えない位置なので、脱衣室の扉もあえてなしにしてます👀

16坪の土地だから洗面もコンパクトかと思いきや。。普通にゆったりサイズで確保しています。床の仕上げは玄関土間から連続感を出す為に、素材は統一しているのも地味な広見せポイントです👌

こちらがメインの居場所のいわゆるLDKです！3マス（2,730）✖︎10マス（9,100）のスペースで、外には電線だらけしか見える16坪の土地に建っているとは感じさせない圧巻の空間です。

余計な窓や扉や照明をつけないことによって、綺麗な壁面と天井面を意図的につくっている点がこの空気感を生み出しています。

窓の外の景色は電線が見えるだけ。それならいっそのこと障子にして風情を出しちゃえ作戦に切り替えたのが良い効果を生んでました👌ついでに窓辺に居場所と収納も作ってます。

障子を開けるとこんな感じでカスミ窓にしています。これによって外からも内側からも見えません。工夫ポイントはまだ隠してます🤫

もったいぶらずに見せますね。実はこの障子の向こう側には、あるものが仕込んであります。絶妙に見えそうでまだ見えてませんが👀

正解は床置きの間接照明でした！基本的に外の景色とは遮断する為の障子なので、照明の光を優しく演出する効果も兼ねちゃえ作戦を決行しました💡

実際に夜の雰囲気も体感させてもらいましたが、めちゃくちゃ雰囲気が良かったです👌障子は地味に色々と活用できる便利アイテムなので、暮らしの中に上手く取り入れると良きです。

何となく明るさ確保の為に窓が欲しくなる壁面ですが、敷地周囲からも沢山の窓越しに視線を感じる立地にもなっているので、あえて窓を取らずに吹き抜けから採光するさくせんです。

吹き抜けの窓からは東京エリアでも空を感じることが出来ちゃいます。防火エリアの関係で、窓のデザインは二つ統一できませんでした。

この吹き抜け上の天井面は、夜も広さを感じれるように腰壁上の間接照明で照らす作戦ですy。夜は視線の先の壁や天井面が明るいと、人間の目は奥行きを感じます。つまりは広く見えるという効果が。

間取りの要望ヒアリング時点では対面キッチンを希望されていました。しかし今回の敷地を考えると、壁付けキッチンがいいのでは？ということで提案した案をご採用頂きました。

色々と悩ましかったのが照明計画です。吹き抜けで壁が分断されているので、いつもの壁面を照らす方法だと照明が途切れてイマイチです。そこで生まれたのが床から壁を照らす手法です💡

三階スペースは吹き抜けを挟んで、息子さんと娘さんスペースがあります。プライバシーや音のことを考えると壁や扉が欲しいところですが、16坪の土地で最大限を考えると、他のメリット面を優先しています。

地味にこの吹き抜けごしの笠木部分に、モリアンさんの30ミリ杉無垢を贅沢に採用しています。ゴン太感がたまりません笑（マニアック）

撮影の後はともさん、営業さんも皆んな集結して竣工パーティーで飲みました🍺この幸せな時間の為に生きていると言っても過言ではありません。そしてともさんから手書きのサプライズプレゼントが👀

こんなアツくて濃ゆぅ〜い家づくりプロジェクトにご興味がある方は、まずはお気軽に公式LINEよりお問合せください。更にクセのある土地も大歓迎です

私の住宅営業人生の中でも最小の土地16坪での家づくりが刺激的すぎました！狭小地でも固定観念を取っ払って、柔軟に暮らすことが出来たら、攻略できるんだということが体験できて更なるレベルアップにもつながりました👌施主様とのご縁に感謝😭