家の予算

土地の費用

人気の土地や、整形の南向きや角地の土地は必然的に高くなってきます。

土地選びだけに意識を向けすぎたり、「購入した土地金額以外に別途費用がかかってしまって肝心の家の方に予算がまわせない。。」という方も沢山見てきました。

土地探しを始める前に参考にしてもらえたらと思います。

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建物本体の費用

物価高騰の影響で、昨今どんどんと住宅単価も高騰してきています。

そして過去に家の金額が値下がりしたことはないので、これからもどんどんと高くなっていく傾向にあります。

そんな時代だからこそ、家の大きさは小さく建てつつ、広く感じる工夫やテクニックが必要になります。

また、施主様自身のミニマムな考え方や暮らす力、マインドも重要なファクターになってきます。固定観念に縛られた思考や暮らし方をしていては、ただ単に大きさにお金をかけた家になってしまいがちです。

家の大きさではなく質の部分にこそ費用をかけてもらいたいと考えています。

私が家づくりサポートしている施主様においては、前職の大手ハウスメーカーで培ってきたノウハウを、中堅ハウスメーカーさんや建築会社さんで落とし込むことによって、安い金額でオシャレな家づくりを実現しています。

その為のノウハウを言語化してまとめているので、皆様の家づくりにおいても取り入れてもらえたらと思います。

大半の方や実務者の担当者さんも、この外構費用を少なく予算取りしがちです。どうしても建物優先で後回しにしがちなのと、なんとなくそこまでお金はかからないだろうと思い込んでしまいます。

実際の所敷地の大きさや計画にもよりますが、一般的には建物金額の1割は最低必要と言われています。

個人的には素敵な佇まいにしようと思えばもっとみておく必要があると感じています。家づくり終盤になって後悔しない為にも、初期から外構に関しても学んでおいて下さい。

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外構費用

家づくりの費用は建物だけではなく、外構費用もセットで考えないといけません。

大半の方や実務者の担当者さんも、この外構費用を少なく予算取りしがちです。どうしても建物優先で後回しにしがちなのと、なんとなくそこまでお金はかからないだろうと思い込んでしまいます。

実際の所敷地の大きさや計画にもよりますが、一般的には建物金額の1割は最低必要と言われています。

個人的には素敵な佇まいにしようと思えばもっとみておく必要があると感じています。家づくり終盤になって後悔しない為にも、初期から外構に関しても学んでおいて下さい。

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住宅ローンの費用

住宅ローンの総支払額にも注意しましょう。
無理なく返せる範囲で検討してください。

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費用の内訳

新築の場合

1.本体工事費

基礎工事や躯体工事、外装工事、内装工事、設備工事(キッチン、バス、トイレなど)といった、建物の主要部分を建てるための費用です。総建築費の約7〜8割を占めると言われています。

2.付帯工事費

本体工事費以外に、建物の機能性や住みやすさを向上させるための工事費用です。

3.その他費用

■屋外給排水工事
上下水道の引き込みや排水設備の設置

■電気引き込み工事
電線からの電気引き込み。

■ガス引き込み工事

都市ガスやプロパンガスの引き込み。

■外構工事
庭、駐車場、アプローチ、フェンス、門扉、物置などの設置。

■地盤改良工事

軟弱な地盤の場合に行う補強工事。

■解体工事:
既存の建物を解体する場合の費用(建て替えの場合)。

4.照明器具・カーテン・エアコンなどの費用

これらは本体工事に含まれない場合が多いです。

5.設計料(注文住宅の場合)

建築家や設計事務所に設計を依頼する場合にかかる費用。総建築費の約5〜15%が目安とされています。

あとは、家のどこにお金をかけるのかにも大きく影響を受けます。

  • 家の断熱性・気密性を高める
  • 家の内装で使うものを自然素材にこだわる

などです。

考えることはたくさんありますが、まずは、一般的な本体工事費と付帯工事費を理解してからこだわるようにしましょう。

中古住宅の場合

新築を建てるよりも、中古を選ぶことで予算を抑えることができます。

中古住宅の場合は、リフォームをすることが多いですが、新築より予算を抑えることが可能です。

逆に、築年数がかなり古いものの場合は、費用がかかりすぎて新築の方が安くなることもあるので要注意です。

1.建物購入費用

中古住宅そのものの売買価格のことを言います

2.リフォーム・リノベーション費用

購入した中古住宅を自身の希望に合わせて改修する場合の費用のことです。水回り設備の交換や間取り変更、内装のやり替えなど、内容によって大きく変動します。

中古の家の場合、築年数にもよりますが、リフォームやリノベーションをすることになるので、その費用が掛かってくることをイメージしてください。

初期費用の負担は少ないので、そのまま住める場合は、追加の費用は不要となります。

壁などの内装を好みのものにするだけなので、予算は大きく抑えられるでしょう。

例えば田舎の家の場合、トイレが簡易水洗のことがあります。これは改修する費用が結構かかります。

「中古を安く買って建て替える」となった場合、解体工事の費用や産業廃棄物の処分費用もかかってくるので、古い家を安く買えても、かえって高くつくこともあるので注意が必要です。

古い家の場合は、耐震性能も見直さないといけないので、要注意です。

諸費用(建物・土地以外にかかる費用)

これらは建物本体や土地の費用とは別に発生する、見落としがちな費用です。思ったよりも、忘れてしまう部分です。

メインである家に関してのことに頭がいっぱいになるので、仕方ないと言えばそうなのですが思ったよりも、費用がかかるので注意が必要です。

住宅関連費用

1)事務手数料

金融機関に支払う手数料

2)保証料

住宅ローンの保証会社に支払う費用(保証会社を利用する場合)。

3)団体信用生命保険料

住宅ローンの返済中に債務者が死亡または高度障害になった場合に、ローン残高がゼロになる保険料(通常はローン金利に含まれることが多いですが、別途支払う場合もあります)。

4)印紙税

金銭消費貸借契約書に貼付する印紙代。

5)抵当権設定登記費用

土地や建物に抵当権を設定するための登録免許税と司法書士への報酬。

税金・保険料

1)印紙税

売買契約書や建築請負契約書に貼付する印紙代。

2)登録免許税

土地や建物の所有権移転登記、保存登記にかかる税金。

3)不動産取得税

不動産を取得した際に一度だけかかる税金。

4)固定資産税・都市計画税

毎年かかる税金。土地や建物の評価額によって決まります。

5)火災保険料・地震保険料

不測の事態に備えるための保険料。

6)仮住まいの費用

新築やリフォーム・リノベーションの工事期間中に現在の住まいから一時的に引っ越す場合の費用です。

7)家賃

仮住まいの期間の家賃。

8)敷金・礼金

仮住まいを賃貸する場合に必要。

9)引っ越し費用

仮住まいへの引っ越しと、新居への引っ越しの2回分。

10)家具・家電購入費用

新居に合わせて買い替える場合や、新たに購入する場合の費用。

11)インターネット・電話回線工事費用

新規導入や移転に伴う工事費用。

12)近隣への挨拶費用

工事期間中、近隣住民への配慮としての贈り物。