今回はみんな大好き収納です!
生活していくうえでは絶対に必要です
ということは家の中に必ず出現します
そんな収納がどんな風に家の中に存在するか
どんな風に存在させるか
どんな風に表現するか
住まいの空気感をだすにはとても重要です
大体の提案する側が
収納の場所を確保するとこまででストップ
その収納がどんな風に見えるかまでは
正直考えていない担当者が殆どです
今回はそんな部分にフォーカスあてています
「別に収納使えたらなんでもいいわ」
そういう方はここでストップでOKです
収納が欲しい部分
見せ方にいくまえに
まずはどんな部分にどんな収納が必要か
再認識する意味でも
サラッと見ていきましょう👀
リビング収納
まずは一番不足しがちになる部分です
リビングは一番みんなが集まる場所
当然物が多くなってくると思います
- 子供のおもちゃ
- ゲーム機
- パソコン
- 書類等
- つめきりとかの小物類
- エアコンの設置場所
- デッキ類
等々物は増える一方です
収納をきちんと確保していないと
物であふれかえってしまいます
だけでも収納が確保しにくい理由として
- 一階にボリュームが集中する
- 敷地が限られている
- リビングも大きくしたい
- 玄関も大きくした
- 和室も欲しい
- 洗面所に収納も欲しい
- 通り抜けのシュークロが欲しい
等々一階に対する要望は山盛りです
結果的にちょろっとしか収納とれません
そしてどうしても欲しいからと言って
無理矢理収納をとると。。。
こんな感じで綺麗にしたいテレビ面の横に
収納がきてしまうのは勿体ないです
どのようにとってあげるかは重要なのです
お客様は間取りしか見ないのは当たり前です
その先の見え方まで提案してくれる担当は
その他の細かい部分も考えてくれるはず
見極めるポイントにしてみて下さい👀
パントリー
ご要望としてとても多いです
食品を買いだめるタイプの方と
そうでない方では量は違います
ちょっとしたスペースでも
あると便利な収納スペースです
1m×1mのスペースくらいでも
棚の奥行や置くものによっては
かなりの収納量が確保できます
自分達がどのような食糧を確保するのか
どういった習性があるのかを理解して
用途に応じた取り方をしましょう
キッチン収納
最近のキッチン収納はとても多いです
おそらく賃貸暮らししてる方なら
新居に移るとかなり増えると思います
なので今が少し不足してるくらいでも
おそらく心配はないかと思います
その際に収納の取りやすさで変わる点として
キッチンの背中側の収納です
最近多いフルフラットタイプのキッチンだと
背面側にタップリ収納確保できます
リビングに近い位置の収納にもなるので
かなり重宝するナイスな場所なんです
爪切りをいれたりお薬を入れたり
コップを置いたりお菓子を置いたり
普段よく使いそうな物が盛沢山です
キッチンカウンタータイプにすると
少しふところが浅くなるので
収納量は変わってきます
WIC
最近はメジャーな言葉となりました
寝室+WICみたいな固定観念が。。。
以前その概念に対してモノ申しました(笑)
必ずしも寝室とセットじゃなくてOKです
水まわりの位置や洗濯干しの位置に応じて
どこにもっていくべきか考えましょう
最近はWICの収納扉も無しが多いです
(私だけか!?)
余計な建具は無くしましょう
そしてそのういたお金で
床材のクオリティを高めましょう(笑)
子供部屋収納
子供部屋の収納の取り方も色々です
必ずしも子供部屋に完備する必要ありません
大体がこんなイメージかと思いますが
扉の開け閉めする分のスペースも必要です
見た目もいい扉とは言えません
こんな感じで居室はあえてコンパクトにとって
廊下に共用の収納もありです
ベットとコンパクトな机だけなら
4畳でも十分なスペースと言えます
壁面が全て使えるので
物のおさまりもよくなります
変に収納をとった小さい子供部屋よりも
有効に使えることもあります
あえて固定の収納を取らずに
可動式の置き家具タイプもありかと思います
シュークロ
これも最近ご要望が増えてきました
特に多いパターンが
通り抜けれるシュークロを言われます
面積の大きい展示場ならいいですが
コンパクトな面積にする場合は
通り抜けするスペースが勿体ない場合も
要望や面積に合わせて
どちらを優先するか天秤にかけましょう
外部収納
何も考えずに配置してしまうと
外部倉庫を置く場所が無くなります
(我が家もそれで失敗しました(^^;)
少しでも敷地にゆとりがある場合は
50センチでも30センチでも
少しゆとりを持って配置しましょう
そのスペースに外部収納が置けます
奥行の深い収納
間取りを考えていると盲点になります
収納にも奥行はいろいろあります
用途に応じで奥行を使い分けます
そして奥行の深い収納スペースは
忘れがちになるので要注意です
お布団収納等奥が深いものがどのくらいあるか
自分達の荷物を整理しておきましょう
階段下収納
階段下をどう利用するか
色々な選択肢があります
ごく一般的なのは階段下収納ですね
地味にお気に入りの部分は
収納の取っ手がついていないので
収納感がないことです!!
ザ・収納!!って感じが嫌いです
少しの配慮によって
収納感は薄れてきます
注意点として
階段下収納は使いにくいです
写真のようにとってしまうと
奥側がとくに取りにくいです
というかほぼ入れっぱなしの物になります
扉を取る向きによって
使いやすは変わります
使い方次第では居場所にもなります
ちょっとしたこもり部屋ですね
他に収納量がある場合は
こういった使い方もありです
ついつい家の中の家の中に入りたくなります
狭いところにこもりたくなります(笑)
ペットを飼っておられる方であれば
ペットの居場所にもなりそうです
我が家の場合は犬飼うつもりなかったので
押し入れが犬の居場所になっています(^^;
収納の見せ方(魅せ方)
収納をひとしきり見たところで
どういった見せ方があるか見ていきましょう
取っ手の存在感
収納で一番気になる部分が取っ手です
「あって当たり前やん!!」
そう思う方も多いかもですが
安易につけたくありません
とはいえ使いやすさも大事なので
見た目と使いやすさのバランスです
メインの居住空間に
この収納感満載なのは避けたいです
取っ手が分かりにくいタイプは
断面で見るとこんな感じです
戸がかりがあります
シンプルなつくりなので壊れにくいです
そのほかにプッシュキャッチ式もあります
扉を押したら開くタイプです
長年使っていると
少し開閉しにくくはなります
収納の取っ手はキッチンも様々です
こういった細かいところも気になります
(個人的には(^^;)
その辺りの感じ方は個人差があります
別にこれで十分という方は正解はありません
ただ見比べてみると
やはりスッキリ見えます👀
キッチンメーカーによっても
できるできないが結構あります
契約前にショールーム確認がベストです
扉の存在感
収納扉の存在感はどうしてもでます
普通にとってしまうと
良い存在感にはなりにくいです
建売での一コマですが
せっかくのエコカラットの一面に
取っ手付きの収納があると勿体ないです
その扉にお金をかけれるのであれば
その存在感を逆にいかせます
木調の扉がいい感じです
シンプルな空間のアクセントになってます
木調のタイプは色々あるので
お好みの色味や木目を選びましょう
(お金はしっかりかかります(^^;)
引き違い扉
収納の中でも引き違いパターンです
面が揃うことはないので
上にレールがきます
使い勝手は開き戸より上です
見た目は開き戸の方が上です
この辺りは天秤にかけましょう
開き扉
開き戸タイプはレールがこないのと
面が揃うのでスッキリ見えます
その分開き分が残るので
使い勝手的には引き違いの勝利です
アクセントクロスとのコンビもありです
リズミカルな感じになりますね
取り方によっては高窓も取れます
収納が目隠しにもなるので
カーテンも不要です
見せる(魅せる)収納
今までのタイプはどちらかというと
見せない収納のタイプです
もう一つのタイプとしては
見せる(魅せる)タイプの収納です
私はセンスが無いので苦手ですが
雑貨等好きな方にとっては
楽しめる収納スタイルです
野球観戦ファンのオーナー様宅です
ニッチ部分にサインを飾りたいとのことで
あえて見せる収納スタイルです
こういった感じもありです
使い方は限定せずに
可動の棚でその時々によって変化を
来客時は閉めれるように
ロールスクリーンも取り付け可能です
これもある意味見せる収納です
このカウンターはディスプレイ収納です
何を置くかは自由です
我が家にはこんなオシャレな備品はありません
隠す場所と見せる場所
見せてもいい場所を使い分ける
見せる場所はあえて見せて楽しむ
そういったすみわけが重要です
雑貨屋さん等が好きな方は
こういった小物も大好きです
自分達にこういった趣味があるのかどうか
最初に整理しておきましょう
キッチンの後ろ側に関しても
最近はオシャレな家電も多くあります
扉の開け閉めが面倒な方なんかは
オープンでオシャレな家電を見せましょう
収納っぽくない収納
細かいディテールをデザインすると
収納が収納に見えません
知らずにとおりすぎます👀
パッと見は左手に靴箱あるとは思いません
ついでに天井もスッキリです
収納とどう付き合うか
収納をどう見せるか
人それぞれ考え方は色々ですが
自分が好きなスタイルを選びましょう
隠すのだけが全てでもありません
ハコの収納
扉タイプの収納にすると
どうしてもコストがかかります
であればハコの中にしまいましょう
ハコの中はある程度自由です
キッチンスペースがハコの中に
多少中はちらかっても大丈夫です
好きな物を置きましょう
シューズクローゼットもハコでokです
入り口は一つなので
扉を何枚もつけるよりかは安いです
収納を兼ねたオブジェにもなります
これが扉タイプだとスッキリしません
ハコはハコとて
色々なハコの表現があります
ハコの使い方は色々です
この扉の向こうはトイレです
水まわりの窓なしでもよくなると
間取りの自由度も上がります
扉にコストをかけにくい場合は
ハコで収納を表現するのもありです
まとめ
いかがでしたでしょうか
収納と一言で表現しても
色々なタイプがありますね
「見せる収納」と「隠す収納」
「扉タイプ」と「ハコタイプ」
「取っ手あり」と「取っ手無し」
自分達にとってはどのスタイルが合うのか
どんな空間が居心地よく感じるのか
何も考えずに収納をとるのでなく
どう演出したいかも考えましょう
住まいの質が少しあがるはずです
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