今回の記事内容は
家づくりにおいて大事なコトです
ですがHMの展示場では
あまり教えてくれないことです(^^;
パッシブ設計
パッシブデザイン
皆様は聞いたことがありますか?
今回はその辺りを深堀していきます!
家づくりするにあたって
- どこのハウスメーカーで建てよう
- どこの工務店で建てよう
- 断熱性はどこの会社が一番?
- 窓の性能はどこがどうか?
- 断熱材は何が使われているのか?
家づくりをはじめた方であれば
考える項目かと思います
ですがちょっと待って下さい!!
それも大事ですが
もっと大事なコトがあるんです。。
それこそが今回のお題目である
【自然の力に逆らわない建て方です】
パッシブ設計や
パッシブデザインと呼ばれるものです
- 太陽の光を利用する
- 風通しのよい住まい
- 曇りでも自然光で明るい住まい
- 夏涼しく冬暖かい住まい
- 地熱を考えた住まい
等々建物の建て方の工夫によって
快適な暮らしを手に入れる手法です
まさに家づくりの原点です!!
最近の家づくりの傾向
そんな大事な要素を
昨今の住宅づくりでは取り入れてあるのか
答えは。。。。
否っ!!!!です
どういうことか見ていきましょう👀
商品説明に偏りがち
展示場で待ち構える営業マンは
日々ロープレでトレーニングしてます
(私は苦手で嫌いで使わないので避けてきました(^^;)
何をトレーニングしてるかと言うと
会社の商品説明です
会社の商品を売らないといけないので
当然のことと言えば当然です
四大を卒業して
家づくりを一から学ぶというよりは
商品の売り方を一生懸命学びます
そこで得た知識というのは
パッシブ設計的要素はほぼありません
もっと家づくりの原点を勉強すべきでは
ここはハウスメーカーの弱い部分です
意識の高い工務店さんは
家づくりの原点をしっかり勉強してます
商品ではカバーしきれない部分です
断片的な数値の説明
- 当社の断熱材の数値は〇〇
- 当社の窓の性能は〇〇
- 当社の耐震性は〇〇
こういった説明の仕方になりがちです
それを聞くお客様も
目先の数値でしか比べれなくなります
実際にその数値は変わりませんが
パッシブ設計にすることによって
数値の効果はかなり変わってきます
高性能を活かすもころすも
提案の仕方次第なのです
いくら性能がよくても
自然の力には勝てません!!
少し性能が劣っていても
自然と共生する住まいの方が快適です
真四角総二階の家
昨今の住宅単価はどんどん高くなってます
土地から購入の方も多いです
結果的に何が起こるかというと
予算を合わせる為に
真四角総二階の家が増えるわけです
考えられた総二階ならまだいいのですが
とりあえず要望を詰め込んだ
非パッシブ総二階が多いのです
これが現代の家づくりです。。。
提案力不足
パッシブ設計とか
パッシブデザインて何ですか??
そんな担当者も多いと思います(^^;
商品知識は詰め込まれていても
そんなこと意識して家づくりしてない。。
そんな担当者が大半です
そもそも分かってもないし
意識すらしてないのであれば
そんな住まいづくりになるはずなしです
商品力だけじゃなく
しっかりとした家づくりの提案ができる
担当者を探しましょう!!
要望を言いすぎ
お客様側としても
要望の伝えすぎは危険です
あれも欲しい
これも欲しいと言ってしまうと
何も考えない担当者は
そのまんまをパズルにします
パッシブな提案をするためには
余裕や余白が必要です
建物を少し小さくしてでも
軒下空間を設けたりしないといけません
自分たちが何を優先すべきなのか
しっかりと伝えましょう
本来であればこの作業も
提案者側がコントロールすべき内容です
隣家のことを考えていない
いくらパッシブ設計じゃいと言っても
隣家の状況が全く考えれてなければ
そもそも論です(^^;
その設計通りに光が入ってこなくなります
これまた案外多いので
要注意事項です!!!
現時点が明るいからといって
そちらだけに大開口!!
なんてまさかしてないですよね!?
してるよね~~~。。。(^^;
自然の力に逆らわない建て方
家づくりをするときは
自然と共存しましょう!!
先人の方達の家づくりは
ちゃんと考えてきてました
商品の性能に頼れないから
自然の力に逆らわず建てるしかない
だから知恵を絞って建てていたのです
今の家づくりは
商品任せの力づくな家づくりです
(ほとんどがね(^^;)
夏涼しく冬暖かい住まい
夏涼しく冬暖かい家がいいですよね?
みんなそうだと思います
これも自然の摂理を考えたら
実現可能な項目です
日本の大体の建て方が
夏暑くて冬寒い建て方です
(立地によっては冬も暖かい)
分譲地の中に
隣家が建っていようが
とにかく南向きに大きな窓をとる!!
そして軒ゼロ!!
夏の太陽高度なら直射が入り暑いです
冬はというと
南側の家の影がのびてきて
室内に直射が入らない。。。(^^;
まさに夏暑くて冬寒い家です!!
オーマイガー!!!
地味にこんな家が本当に多いのです
日射のコントロール
日射のコントロールと言われても
お客様的には??かと思います(^^;
私も経験が薄い間は
そんなこと考えれてません
しかし自宅を建てて10年経過して
日射のコントロールがいかに大事か!
身に染みて感じております
設計士が初回で提案してくれた断面図です
日射のコントロールを考えてくれてました
当時の私の施主力では
10%も理解できていません(^^;
しかし設計士を信じていたので
そのまんま建てました!!
実際に生活しだすと
冬はなるほど直射が入ってきてます
夏場は直射が入ってきません
(夏ほんとに涼しいです)
逆に夏場は北庭にも光が注ぎます
これが設計士が見えていた世界です
日射のコントロールも考えた提案
これができる設計士が
一体どのくらいいるのだろうか
お客様からすると
その設計士が担当してくれるかどうかで
大きく人生が変わります
プランだけじゃなく
軒を出すことによっても
日射のコントロールは可能です
現実はというと
軒が短い家が殆どです(^^;
(予算も限られてますしね。。。)
軒下空間があることによって
居場所にもなり得ます
まさにいいことづくめなので
日射のコントロールをしましょう!
カーテンの開けれる暮らし
いくら日射をコントロールしても
人目が気になって開けれない。。。👀
これじゃあ本末転倒です
想定した効果は得れません
快適性も得れません
窓をしっかりとるのであれば
カーテンの開けれる窓にしましょう!
曇りでも明るい家
曇りだから電気をつける。。
こんな家もよく見かけますが
これも快適な暮らしとは言えません
自然の力に逆らってます
できるだけ自然光のみで
夜まで過ごしたいところです
- どこに向けて窓を設けるか
- 吹き抜けも活用する
- 隣家の状況を考える
- 方位だけにとらわれない
- カーテン開けれる
これらのポイントが大事です
お庭の仕上げを何にするか
お庭だって大事な要素です
- コンクリートだらけのお庭と
- 芝生と植栽のあるお庭
どちらが室内環境をよくしてくれるか?
もちろん後者です!!
芝生や植栽は
太陽の強い日差しをやわらげてくれます
コンクリートは照り返しが暑いです
その空気が室内に入ってくるか
芝生で和らいだ風が入ってくるか
大きな差になってきます
お庭に水辺をつくるのも
視覚的にも涼し気です
個人的にはかなり気に入ってます(笑)
下手したら我が家の中で
一番のお気に入りです(^^;
植栽を活用する
夏の暑い日差しに対して影をつくり
冬の暖かい光を取り入れる
それに対して植栽はドンピシャです!!
皆様ご存知の落葉樹!!
夏場は葉っぱをつけて
冬場は葉っぱを落としてくれます
まさに理に叶った植栽!!
これをうまく活用すれば
日射のコントロールだって可能です
うまく共存していきましょう!!
無駄な窓をとらない
嬉し気に窓をとりまわると
勿論断熱気密は落ちてしまいます
とりあえず取りたくなる気持ちを抑えて
できる限り絞りましょう
窓を取りすぎる傾向が強いです
間取り相談を受けると
大概無駄な場所に窓があります
隣家が建っている方角は
思い切って壁にする!!!
光が入ってきて
視線が抜ける方向にだけ
しっかりと窓をとる!!
これだけ心がけて下さい!!
風通しを考える
最近の夏場は外気が暑すぎて別ですが
気候が良いシーズンは
風を感じて暮らしたいです
- 吹き抜けの上に開閉窓を設ける
- 無駄な建具や廊下を無くす
- 対角に窓を設ける
この辺りを意識すると
室内も快適になりやすいです
爽やかな風を感じる住まい
意識してつくりましょう!
床材も意外と大事だよ!!
ちょっと番外編です
パッシブ設計とはちょっと違うかもですが
私からすると一緒です!!
床材が与える影響は大きいよというお話です
- 日射コントロールも大事
- 採光も大事
- 風通しも大事
- 植栽も大事
- 外構の仕上げも大事
- 軒の出も大事
色々言いましたが
床材の与える影響も絶大です!!
あなどっていると
家を建ててから後悔しますよぉ。。。
私はしてますよぉ。。。(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか
パッシブ設計できそうですか?
自然に逆らわない家づくり
是非とも意識して下さい!!
商品知識に偏らず
どうやったら夏涼しくなるのか?
どうやったら冬暖かくなるのか?
頭を使ってシンプルに考えましょう
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