今回は陥りがちな思考です
とにかく部屋を大きくしようとする
自然な欲望と発想です
気持ちはとても分かります。。
これでいい人もいるかもですが
そうじゃない人が多いです
その辺りについて触れていきます
(共感できない暮らし方の方もいると思いますm(__)m)
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
間取りばかりに意識がいきがちです
外部(お庭)の優先度が下がります
ですが家での暮らしが始まると
外部(お庭)が与える満足度は高いです
気持ちいいと思える時間
お家時間でもあり
お庭時間であることが多いです
冬は外に出る時間が減りますが
気候が良くなるとお庭に出ます
- 家の窓のすぐ先が車だったり
- 家の窓のすぐ先が道路だったり
外部を挟まずにソトがある場合
室内から感じる豊かさが変わります
今回はその辺りについての内容です
よくあるやり取り
けっこうよくやるやり取りです
ご理解を得にくい部分でもあります
思い当たる方も多いと思います
LDKの畳数からアプローチする
「LDKは20畳欲しい!!」
一番よく聞くフレーズです
この言葉からアプローチすると
本質を忘れてしまいます
リビングは居心地よくしたいと思います
20畳あるから居心地がいい
それはまた別物です
20畳を目的にしてしまうと
他に犠牲になる部分がでてきます
敷地の特性や良さを無視して
20畳が目的になりがちです
本質部分を大事にしましょう
畳数をとるのが目的ではありません
居心地の良い居場所をいかにつくるかです
居場所と居場所をいかにつなげるかです
家具セットをとりあえず置く
これもよくやりがちなんです
いつからこんな当たり前ができたのか
- ソファー
- ダイニングテーブル
- リビングテーブル
この3点セットは置いて当たり前
そう思われている方が多いです
こんな決まりはどこにもありません
家族の暮らしによって様々です
これらを全て置いてしまうと
かなり大きなLDKが必要になります
居場所も限定されます
本当に必要な家具はどれか?
そこから見直してもいいと思います
必要になったら追加する
それくらいの感じでいいと思います
外構をないがしろにする
これも悲しい現実です
外構費用のウェイトが小さいです。。
下手したら建物より大事なのに。。。
概算で100万円~150万円でとりあえず契約
こんな案件が多すぎます
全くタランティーノです!!
敷地や建物プランにもよりますが
思っている以上に必要です
契約前にしっかり煮詰めること
図面と見積もりを確認しましょう
契約後に後回しはよくありません!!
部屋を広くするだけじゃない!
リビングがただただ広くなれば快適
そんなことはありません!!
すぐに部屋を大きくしようとしますが
あえてソトをしっかりとるのも大事です
全体的な暮らしから考えてみましょう
家が小さいことのメリット
家を小さくする!!
そう聞くとネガティブワードですが
コンパクトにすることのメリットは大です!
思っている以上にメリットがあります
- 建物コストが下がる
- 光熱費が下がる
- お掃除がラクチン
- 物を無駄に増やさなくなる
- 天井高の建具がつけやすい
- 佇まいが美しい
- 近隣への配慮になる
- お庭が広くなる
- 広く見せる工夫をする
まだまだありそうですが
とにかく良いことづくめです
ネガティブにとらえずに
ポジティブに考えましょう
外部空間の気持ちよさ
- キャンプに行ったり
- グランピングに行ったり
- ツリーハウスに宿泊したり
人間はわざと不便なとこに行ったり
外部を感じる場所に行きます
気持ちいいからです
自宅の空間の中に
気持ちいいソト空間があれば
住まいへの満足度は上がります
下手したら一番気持ちいい場所にもなります
ちょっとしたタイミングで
室内からソトを感じることができれば
とても贅沢に感じるのです
カーテン閉めっぱなしにして
外構は何もされてない住まいだと
このような体験を得れません
カゴの中だけに住んでる感じになります
外部空間を室内に取り込むことによって
最大限の心地よさを得れます
室内に外部をつくる
みたいな手法もありますが
普通に土地があるのであれば
外部空間を大事にしてほしいです
自分たちが居心地よく感じる場所
今一度素直に考えてみて下さい
お外は気持ちいいです!!
室内と室外のバランス
室内だけに意識がいくと
室内の畳数にしか意識がいきません
部屋が広いのか狭いのか
家が何坪あるのかないのか
ここにとらわれている間は
全体像が見えていません
【暮らし】や【豊かさ】も見えていません
部屋を一生懸命広げると
ソトが小さくなっていきます
このバランス比がとても大事です
個人的には
リビング対お庭スペースが
1対1位でもいいと思っています
感じれるソトスペースがお勧めです
外部を居場所とする
ただ単にソトをつくればいい訳じゃないです
つかえるソトをつくりましょう
居場所になるソトをつくりましょう
この居場所の居心地は最強です!!
最強の至福感を与えてくれます
自宅にいながらグランピング気分
コロナ下でもへっちゃらです
室内と同質化して使えるソトスペース
室内がソトを取り込んでます
この境界線があいまいになればなるほど
住まいに感じる豊かさが増幅します
ソトって気持ちがいいんです
このソト部分が全て砂利だったら!?
このソト部分があるからこそ
室内の居心地も増すのです
【暮らし】が成立するのです
外部に居場所をつくりましょう
部屋を大きくしても高くならない
家をへこますのは贅沢な行為です
上の実例のような状況では
建物を大きくしたとしても
金額はそこまであがりません!
え!?
建物大きくしたのに何で!?
そう思われる方も多いことでしょう
建物を大きくすることによって
- 両脇の外壁がなくなる
- 軒裏の材料が室内のクロスに変わる
- バルコニーの床材が室内の床になる
- 屋根の大きさは変わらない
部材量の比較をしていくと
実は±そんなに変わらないのです
なので軒下空間をあえてつくることは
とっても贅沢な行為なんです
室内をあえて狭くして
くぼみをつくっているわけなんです
でもそれが居心地の良い場所をうんでくれます
あえてのくぼみなわけです!!
贅沢なことなんです!!
佇まいを良くしてくれる
敷地いっぱいに家が建っていると
息が詰まる佇まいになります
圧迫感を与えてしまいます
引きのある
ゆったりとした佇まいは美しいです
まちに対しても優しいです
外部をしっかりつくることによって
みんなに優しくなるのです
欲しい暮らしが手に入る
家の中だけで完結する暮らし
これも一つの暮らし方ですが
お庭で楽しく過ごす時間
これもまた一つの暮らしです
我が家で一番好きなのは池です(笑)
池を眺めている時間が一番好きです
家じゃなくて池が好きです(^^;
これが私が家を建ててみて
いたりついた至高の領域です(笑)
雪がそんなに降るエリアではないですが
たまに降ると嬉しいもんです
(雪国の人は大変だと思いますがm(__)m)
お庭と暮らしは密接な関係があります
皆様の欲しい暮らしはどんなですか?
間取りの要望を考える前に
欲しい暮らしを考えてみましょう!
オーバーハングを活用する
敷地を有効に活用するためには
一階の面積をコンパクトにすることです
足らずは二階で補う
シンプルなことです
ここで有効な手法なのが
オーバーハングを活用することです
空中を有効に使うことによって
土地が小さくてもいけちゃいます
- お庭を取りつつ
- 車も駐車できます
- 駐輪場にもなります
実例紹介
こんかいのテーマにピッタリな
実例の記事を添付します
建物30坪未満にあえてした実例
室内で世界をつくった実例
どうしてもお庭を取れない場合
室内だけでも楽しく演出できます!
目から鱗の実例です!
まとめ
いかがでしたでしょうか
部屋を大きくすればいいわけじゃない!
少しは伝わったでしょうか。。
住まいはトータルバランスです
断熱気密の数字だけでは
豊かな暮らしは手に入りません
居心地と居場所にフォーカスをあてて
広い視野で考えましょう
畳数だけを見ずに
そのまわりの景色を考えましょう
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