皆さんこんにちは!ファンタジスタ藤本です。
今回の実例紹介は、積水ハウスさんで建てられた洗練された空間と素敵なお庭があるお住まいです。数時間の取材でしたが、画面越しからビンビン伝わる心地よさがありました♪
あらためて佇まいや植栽の大事さについて考えさせられました。どうやってまちとつながるのか?タイルを貼ったからおしゃれなのか?そんなコトを気づかせてくれる実例です。ブログの最後には動画のリンクも貼っておりますので、是非とも最後までご視聴下さい♪
取材のきっかけ
今回のお住まいは築6年になり、私が前職の現役時代から有名な物件でした。その写真が社内で見る機会があったので、めちゃくちゃええ家やなぁ〜。。と勝手ながら思ってました(いつかは体感してみたいなぁ。。)
そこから数年経過して会社も退職して、インスタグラムを眺めていると、なんとそのお住まいが投稿されていたじゃありませんか!!すぐにフォローさせてもらって、DMもしました笑
そこから厚かましく取材もお願いさせて頂き、快諾頂いた流れで今回の取材が決行されました。
外観&内観紹介
超絶優秀な設計者さんが掲げたテーマ「まちと暮らしの間に屏風(袖壁)をたてて互いに心地よい領域をつくる」「緑+領域」「緑と屏風の中間領域の家」
南面を大開口して、手前の2つの屏風袖壁と緑が視線を柔らかくさえぎり、曖昧に内外をつなげるという計画にふさわしい空間となっていました。
何言ってるか意味分からないという方は読み進めてもらったら理解できるはずです!!
【物件概要】
■外壁:吹き付け仕上げ
■屋根:フラット屋根
■キッチン:パナソニック
■一階床:モリアン アッシュ挽き板
外観
構成は至ってシンプルなんですが、めちゃくちゃ考え尽くされていて深みもあるというかなんというか(私の語彙力ではもはや表現できません^^;)
よくある中庭つくって閉鎖的に閉じました!!みたいな単純な感じじゃないあたりが渋いというか自分の中で新しい感じがしました。
全部閉じないからこその良さや佇まいです。
吹き付け&モルタル&砕石&植栽→全て本物素材というか、素材感が統一されているので、めちゃくちゃ素敵な雰囲気です(ここのアルミのカーポートとかきたらもったいない)
アプローチの際をここまでやり切ってる物件は少ないですが、改めて重要だなと感じさせられました(きちんと提案しないとダメですね!!)
お庭
素敵すぎる外観を見てからキューってなってドキドキして歩き進んでいったらドッカーン!!ってなりました笑(語彙力。。)
もうでもこれはあれですね。言葉はいらんぜよってやつです。写真越しで十分伝わってくるアルファー波。毎日こんな空間で過ごせたら、無条件に毎日ハッピーです。
まさに質の高い家時間&豊かな暮らしです。
囲い切ってないからこその気持ちよさと、壁に守られている安心感も感じれるという何とも絶妙な感覚とバランスでした。
過去によくある中庭は完全に囲ったパターンが多かったので、ゆる〜くつながる心地よさの味をしめてしまいました笑
玄関
個人的に大豪邸でどの場所もドッカンドッカンどや感出してる家にあまり魅力を感じません(金無い人のひがみに聞こえるかもですが笑)
家全体を通してどういうリズムでどう演出していくかって、きっと優秀な設計者の方は考えているはずです。下の施主様のコメントも感慨深いです。
一階
ホントにシンプルな構成なのに、意外と思いつかない発想且つ心地よさです。
植栽のボリューム感も同時にものすごく重要に感じました。植栽の金額は全部で200万円オーバーとのことでした。普段70万円とか80万で結構入れたと思ってる自分がお恥ずかしいですm(_ _)m
玄関土間の前に和室のハコがあるイメージです。玄関扉の間の緩衝材にもなっていて、グルグル回遊できます。
障子の素材感も家全体の質感にマッチしていました♪破れにくい障子の素材感だと、この住まいでは浮いてしまいそうです。
和室や畳の在り方は毎回悩ましく感じる部分です。
南北に窓を取って、東西はしっかりと綺麗な壁面を残す(隣家が見えるだけなので)
加えて天井面も綺麗にキープする。これだけでかなり洗練された印象になります。その分床材や壁材の素材感が際立ってきます。
この点は意見が分かれる部分ですが、今回は冷蔵庫も電子レンジも扉で隠すパターンです。
これだけシンプルな空間なので、ちょっと出てくるモノや設備の存在感が強く主張されてきます。突き詰めると気になるヤツベスト2です。
元々この窓の先は雑木林だったそうです。そこで嬉しげに借景だと大きな窓を取っていたら、賃貸が建って。。みたいになってました。
窓の高さをいい感じにおさえて、更に垂れ壁によって低く低くおさえています。窓まわりも綺麗に見える上に、視線を絶妙にカットできています♪
二階
二階のイメージって、廊下と扉と部屋!!って方が多いと思いますが、何も部屋で必ず仕切るという決まりはありません。
天井の抜けてるハコでもいいし、置き家具でもカーテンでもいいわけです。二階の考え方をフレキシブルに考えるコトができたら、選択肢の幅や暮らしの幅も増えます。
昔は植栽が嫌いだった施主様とは思えない位に室内にもグリーンがありました。
ハコ(器)がシンプルなだけに、グリーンが映えるのなんのっていう印象が強かったです。グリーンの存在はやはりデカい!!
夜の雰囲気
ここからは施主様から頂いた、素敵すぎる夜のお写真を堪能してください♪これも言葉は不要なやつです(⌒-⌒; )
カーテンを開けて暮らせる住まいだからこそできるコトですが、室内の照明と室外の照明を一体的に考える方法です。
これができたらホントに夜時間の質が高まります。私自身のマイホームの後悔ポイントでもあります。少しイメージしにくいかもしれませんが、再現できるとホントに夜が楽しみになりますよ♪
体感してみて感じたコト
撮影後に施主様のお話を伺って、私自身感じたコトをまとめておきます。皆様の家づくりにも活かせる内容が盛り沢山です。
何もしないという選択
昨今は情報で溢れかえっています。私が家を建てた11年前では考えられない程の情報量です(ちょっとうらやましいです)
しかし一歩間違えてしまうと情報の渦に飲み込まれてしまいます。インスタを見てコレがしたいんです!!じゃあしましょう!!みたいなやり取りもよく見ます。
それがいい悪いではないですが、今回の施主様も最初はアクセントにタイルを貼りたいとかを思っておられたそうです。
そこで設計者さんからの提案で、今回はあえて何もしない方がいい!!という流れになったそうです。
実際の空間とお庭を体感して、あえて何もしない方がいい時もあるんだと納得しました。
床と壁とお庭(植栽)が主役の優しい器でした♪
まちとのつながりと佇まい
偶然かもしれませんが、私が取材で怪しげに写真を撮ったり動画を撮影しているにも関わらず、見ず知らずの通りすがりの方や、ご近所さんがご挨拶してくれました。
本来そうあるべきなのかもですが、中々実際はできない行為です。この佇まい効果なのか地域柄なのかは分かりませんが、私は佇まいが与える効果は絶大だと信じている派です。
自分達が知らない間に∞人の人の心をこの佇まいは動かしていると感じました。
植栽効果
壁とか色々ありましたが、一言で何か言いなさいとなれば「植栽!!」の印象がドデカいです。
必ず素敵な建築やお住まいにはセットで植栽やお庭の存在があります。
家庭(かてい)と書いて(いえにわ)です。素敵な家庭には素敵なお庭があるというのは通ずる部分は必ずあると思っています。
できあいパパさんの名前の由来も子供を溺愛しているところからきているそうです♪
施主様と設計担当者との関係性
実はこの素敵なお住まい、最初は全く違うプランニングになっていました。
その貴重な変更前のプランはコチラです。
個人的な見解では、中庭は素敵だけども窓越しに東側の家も視界に入ってきそうだと感じました(偉そうにすみませんm(_ _)m)
きっとこのまま建っていたら、取材には来てなかったと思います笑(良い家づくりは人を惹きつける魅力がある)
どのように変わっていったかのエピソードはコチラです(これ以上の私の言葉はもういらんぜよ!!)
まとめ
いかがでしたでしょうか!?皆様も一緒に癒されましたか?改めて積水ハウスさんのトップクリエイターの方は凄いと感じました。
空気感のある建築や佇まいというのはそうそうできるものではありません。今回はそんな空気感をビンビン感じました(勝手に自分自身も一皮剥けた気になってます笑)
こういった提案のできる担当者さんを紹介してほしい!という方は公式LINEにご登録頂きコメントしてもらえたらと思います。(既に検討中の方や、エリアによってはできない場合もございますm(_ _)m)
【今回の実例のルームツアー動画】
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