皆様が土地を選ぶ際のポイントとして 分譲地にするか単発の物件にするか この選択肢は大きな違いがあります
単発の場合は まわりに色々な建物が既存します 新規分譲地の場合は 新しい建物が同条件で建ち並びます
その条件を無作為につくった場合と ルールを設けてつくった場合とでは 資産価値に大きな差が出てきます!!
おそらく家づくりを始めた皆様には
「なんのこっちゃ??」 「そんなこと興味ないわ!!」 そう思われる事項かもしれません
しかし10年後20年後 あなたが購入した分譲地の街並みが 経年美化して美しい方がいいのか ぺんぺん草がはえた潤いのない街がいいのか
どちらを選びますか?? 当然前者だと思います
しかしこれは偶然できる街並みではないです
プロジェクトの段階で しっかりとしたルールを設けるからこそ 10年後20年後に潤うのです
まちとしての統一感がでるのです 我々がどういったことに意識して 街並みをつくっていっているのか その辺りを掘り下げていきます👀
資産価値の高い街並みとは
一般的に皆様が思い浮かべる
「資産価値の高い土地」とは?
- 南向きの土地
- 角地
- 駅近物件
- 大型分譲地
- 買い物施設が充実した土地
- 病院等が近い土地
みたいなのを連想すると思います
もちろんそれも大事な要素です じっさいはこの要素が大半で 土地金額も設定されています
今回私がふれていくのは こういった外的要素のものとは別です
今回ふれていきたいと思っている 資産価値の高い街並みとは
- 経年美化する街並み
- 潤い豊かな街並み(植栽等)
- 統一感のある街並み
こんなイメージです
街を見て体感して資産価値を感じる そういった類のものです
買った土地金額も大事ですが この資産価値を上げるも下げるも その街づくり次第なのです
- 色々な建築会社が好き勝手つくった街並み
- 木が一本もない街並み
- カーポートだらけの街並み
- コンクリートまみれの街並み
- ド派手な色の外観が多い街並み
極端に言うとこういうことです
土地の金額は立地や条件によって決まりますが 上記の建て方にしてしまうと そこに住みたいとは思いにくいです
もちろん価値観は人それぞれです 必ずしも正解はないと思います
ですがどうせならば みんなが見て気持ちのいい街並みがいいです
やはり植物がないとどこか寂しいです コンクリートまみれだと息がつまります
しかし好き勝手建ててしまったり コスト優先した建売計画にしてしまったり 世の中にはそんな分譲地が沢山あります
「資産価値としてはどうなのか?」
家づくりと街づくりをする立場としては 今一度考えるべき内容です
分譲地ルール事例
潤いある街並みをつくる為には ある一定のルールが必要です
お客様にも協力してもらわないといけません 費用も負担してもらわないといけません
我々が街づくりをしていく際に どういったルールを設けているのか ご紹介していきたいと思います
五本の樹計画
この言葉を聞いたことがあるでしょうか? 当社が行っている計画です
3本は鳥の為に 2本は蝶の為に
昔からなじみの深い 日本の自生種や在来種にこだわって 全国の地域の気候に合わせて厳選しています
鳥や蝶達が自然と寄ってくる 里山をイメージしたお庭づくりです
我が家も色々な木を植えていますが やはり在来種には虫が寄ってきます 外来種には虫が寄ってきません
「虫嫌いなんですけど。。。」
そんなお声も沢山聞こえてきそうですが 虫が来ると鳥が食べに来ます 虫が寄り付かない庭には鳥も来ません
家を建てて思うことは 鳥が飛んでくるシーンも嬉しく感じます
家を建てるまでは 庭とか木とか一切興味ありませんでした ですが今は大好きです そして木の世界は奥が深いです
私も3割の知識があるかどうかのレベルです 木の個性も自分で育ててみないと分かりません 育ててみて最悪だったのが ワイヤープランツという植物です。。。 ホームセンターにも可愛らしく売ってます。。
可愛さに騙されて一株購入 下調べせずに直接地面に植えました それがみるみる繁殖力で我が家の庭を。。。
元々植えていたマサキという生垣を 全てのみこんでしまいました。。
もはや駆除が必要なレベルです(^^;
これ以上は危険を感じたので お金の力で駆除してもらいました これも外来種の仕業です このワイヤープランツに寄ってきた虫は
蛾です。。。。🦋
蛾を食べる鳥は寄ってきません。。。
最悪な光景でした。。。
庭に蛾が舞う風景(^^; 池の生態系で例えると
- ミドリガメの繁殖
- アメリカザリガニの繁殖
- ブラックバスの繁殖
- ブルーギルの繁殖
やはり外来種は強いです そして害をもたらします
そういった観点もふまえて 樹種の選択を行っています
伝え方が難しいですが 在来種には良い虫や鳥がきます
虫嫌いの方も多いですが 子供の教育にもとてもいいことです
親が虫嫌いだと子供も習って嫌いになります 街並みの潤いにも木は必要です
今一度考えてみてくださいm(__)m
素材の統一
街並みに統一感を出すために 建物や外構の素材感を 統一する手法があります
一般的な分譲地であれば 自分好みの色や素材を選べます
あくまで以下の内容は一部の例です 分譲地に限らず街並み条例等で 一部条件がついている地域等もあります
格子を使う
最近の分譲地で取り入れた例です
「和モダンな街づくり」をテーマに 家の一部分に格子を使いましょう
そういったルールを設けています
格子と言っても木調の物なので 本気の人からすると邪道ですが。。 街並みの雰囲気づくりということです
太陽光のデザイン
意外と盲点なのがこの太陽光です
太陽光には据え置きタイプと 瓦一体型タイプがあります
一般常識的には屋根の上に載ってるのが 太陽光としての当たり前です
おそらく違和感がない人が多いです
個人的にはファサード面に据え置きが見えると あまり良い雰囲気とは思いません
特に分譲地として建ち並ぶと 余計に気になる所です
こちらが瓦一体型のタイプです 瓦の部分に強化ガラスで守られた 太陽光パネルが取り付けられます
その分瓦が不要になるので 瓦の量は少し少なくて済みます 見た目もスッキリします
デメリットとしては
- トータルコストが高くなる
- 固定資産税が少し高くなる
上記二点があります コストと街並みと外観を 天秤にかけての判断になりそうです
門柱を統一する
これもよく行う手法です 門柱というのは 表札やポストやインターホンがついているやつです
一番シンプルなタイプが棒の形状です 昔はダサいのが多かったですが 最近はシンプルでオシャレなのも増えました
コストをかけてもいいのであれば こういった本物の素材感もありです こういった本物素材は 経年美化の要素があります
素材によって印象は様々です 家の雰囲気によりけりですね
屋根の色を統一
これは過去に一度だけ見た事例です 分譲地が明石海峡大橋が見える立地です 海のアオとかけあわせて アオのマチという分譲地名です 屋根の色が全棟青色に統一です 賛否両論あるかと思いますが そういった手法もあります
隣地とのつながり
どこの部分のことを言っているかというと 境界ラインのことです
一般的には境界ライン際にブロックフェンスです そのラインが設けられることによって 隣地との境目がハッキリ分断されます そこのラインを曖昧にすることによって 敷地同士のつながりを 意図的にうみだす手法です
写真を見てお分かりでしょうか 隣地との境界ブロックがありません
これも賛否両論あるかもですが 同じ会社で統一する場合にしか できない手法となります
屋根形状のルール
屋根形状のルールもあります
ちなみに私が建てた地域も 地区計画によって フラット屋根が禁止のエリアでした
様々な分譲地においても フラット屋根が禁止のとこは多いです
当時はフラット屋根に憧れていたので かなりショックでしたが 最近は軒の深い家が好みです。。 好みは変わるものですね(^^;
飽きのこないデザインがベストです
まとめ
いかがでしたでしょうか 一つのまちをつくるということ 良い感じに見せるかどうかは どうつくるか次第です
土地の金額≠資産価値です
そのまちに住みたいかどうかは つくりかた次第なのです これから分譲地探しされる方は
- ルールが設けられているのか
- まわりにどんな建物が建つのか
- どんな価格帯の建物が多いのか
土地だけ見ずに 色々な観点から選びましょう 資産価値を意識しましょう
必ず自分達にもどってきます
購入する時点では気づきませんが
10年後~20年後~30年後~に分かります
本日の講義は以上ですm(__)m
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