
皆さんこんにちは!ファンタジスタふじもとです。
SNSで家づくりの発信をしていると、日々色んな方から間取り等のご相談を頂きます。そんな中で間取り迷子になっている方には特徴があると感じたので、この機会にまとめておきます。



絶賛間取り迷子中で、抜け出し方が分からない!!とお悩みの方が是非ともご覧下さい。解決するきっかけや気付きになれば幸いです。
間取り迷子になっている人の特徴8選
1、敷地から間取りを導いていない



いきなり一番大事なポイントから言います!!インスタとかで「神間取り」とか「真似したい理想の間取り」みたいな情報は沢山ありますが、どんな土地にもあてはまる神間取りなんて存在しません。
敷地から間取りを導くとは?
【例えば💡】
▪️建築地の南側すぐに背の高い建物が建っている
→吹き抜けを取る
⇨南ではなく視線が抜ける道路側にお庭やリビングを取る
▪️お庭が取れない位に敷地がコンパクトで日当たりも悪い
⇨二階リビングにする
▪️道路側の交通量が多くて視線も気になる
⇨中庭を取る
⇨二階リビングにする
▪️建築地のサイズが大きい(60坪以上〜のイメージ)
⇨平屋にする
▪️敷地から借景が見える
⇨南向きにこだわらず借景が見える方向にお庭やLDKを取る
▪️家のコストを抑えたい
⇨二階水回りにして出来るだけ総二階にする
⇨矩形に凹凸をつけずに真四角で考える











みたいな感じで敷地の特徴から間取りの最適解を導いていってあげれたら、間取りをあれこれ悩むことが必然的になくなっていきます💡敷地の読み解きがまずは最重要です。
2、今置かれている状況ばかりを気にしてしまう



間取りを考える際は、自然と今の自分が置かれている状況の課題を中心に考えてしまいがちです。本来長いスパンでのことを考えないといけないのに、目先のことばかりを意識してしまいがちです。
例えばの事例
▪️部活から帰って泥だらけだと嫌なので
⇨何十年住む中でのピンポイントなこと
▪️子供をお昼寝させる為の畳コーナーが欲しい
⇨お子様が小さいのも束の間(極論どこでもお昼寝はできる)
▪️娘が彼氏を家に呼んだ時にリビング通らずにトイレ行けるようにしたい
⇨これもかなりのピンポイントなこと



みたいな感じで、何十年も住むつもりで建てる家ですが、今の自分が置かれている状況に対する対策ばかりを意識して間取りを考えがちです。ちなみに我が家は子育て未経験の時に建てたので、子育てに対するイメージが全くわきませんでした(^_^;)
3、周囲の意見に流されやすい



初めて提案してもらった間取り。要望してなかったけど、二階水回りはたしかにアリかも!勝手に決めつけてたけど前向きに検討してみよう!!



親や友人から「二階水回りとかにして本当に大丈夫!?高齢になったらどうするのよ!!絶対に水回りは一階の方がいいに決まってるわよ。。。」



あぁぁ。。。やっぱりそうなのかなぁ。無難に一階水回りで考えようかな。また担当さんに伝えて変更してもらおう。



みたいなやり取りは提案者なら一度は経験したこともあるはずな位、まわりの意見を気にしすぎてしまうケースがあります。住むのは自分たちです!お金を払うのも自分たち。
自分たちらしい暮らし方や間取りが何なのかを考えて、自信を持ってください!!
4、SNSで理想の間取り探しばかりしている



SNSで理想の間取りを検索して、写メを担当者さんにこんな感じが理想ですって伝えてしまっているそこのアナタ!!その行為は実は危険です。。



お客様がこの間取りが理想って言ってるし、ちょっと整えて敷地に当て込んで値引きして予算に合わせたら、今月契約出来るかも。他にあれこれ提案したら悩むだけだから、理想の間取りに従っておこう。



みたいな感じで契約が目的の担当者さんに理想の間取りを見せてしまうと、前述したみたいに敷地の特徴とか無視して、家づくり素人が理想とする間取りがそのまま建ってしまいます。そして建った後に。。




5、自分で作ったまんまの間取り



インスタで探した沢山の素敵なアイデアと好みの間取りとインテリア。これ全部を全て間取りに盛り込んだら最強じゃね!?
SNSに間取りがのってるから、見ながら自分で最強の間取りをつくっちゃおう!!



お!!お客様が理想って言ってるし、間取りを考える手間も省けた!!ちょっとおかしい部分だけ手直しして、これで見積もり出して値引きして今月契約してもらおう。



営業さんもいい感じって言ってくれてるし、めっちゃ自分の理想通りになった!!最強かよ!いやでも待てよ。。。!!!ど素人の自分が考えた間取りが本当に正解なのか???もっといい間取りがあるのでは。。。ん〜。。。迷走沼
6、固定観念を崩せない



リビングにはソファーが置くもの。リビングや水回りは勿論一階にあるのが普通よね。お庭や大きな窓は南側を出来るだけあけて取らないと。



そういった固定観念や決めつけが、間取りや暮らし方の可能性を知らず知らずの内に狭めてしまいます。どうしても今までの人生経験や実家暮らしがベースになりがちですが、全てを取っ払って本当に必要な要素を考えてみるのも一つです。




7、将来のことを見据えすぎている



将来階段が上がれなくなった時の為に、一階で生活が完結できる間取りがいいなぁ。。



気持ちはとても分かるのですが、一階面積が大きくなるので、家の金額が高くつく建て方に直結します。いくらでも予算があればそれでもですが、本当に予測できない将来にそこまで備えるべきでしょうか!?



これは私個人の主観になりますが。。。
▪️階段上がれなくなったら家に住めないレベル?
▪️人の寿命は予測できない
▪️いつまでも歩ける為の努力に時間もお金も投資したい
▪️極論リビングに布団敷けば寝れる
▪️老後よりも今の家族時間を優先して大事にしたい
▪️将来色んな選択肢が選べる財力を蓄えておく方が大事
こういう考え方なので、予測不能な未来よりも今を大事に家づくりをもっと楽しんでもらいたいと思いながら提案しています。
8、良い担当者と巡り会えてない



良い担当者という定義は難しいですが、本当に素敵な担当者さんと出会えていたら、間取り迷子から救ってくれているはずです。
「家づくりは人選び」「家づくりの8割は担当者選びで決まる!」これが今まで家づくりに携わってきた結論です。



ですが。。。残念なことに、個人的にこの担当者さんなら大丈夫!!と自信をもって思える人の割合は本当にごくわずかしかいないのが現実です。だからこそ家づくりの攻略が難しい。


解決する為の思考と方法



皆様はどの位の項目が該当してましたか!?沢山該当してしまった絶賛家づくり迷子の方の為に、少しでも抜け出す為の方法をまとめておきます💡
1、メンターを決める



あの住宅系YouTuberはあぁ言ってるし。。こっちの人はこう言ってたし。。どっちの方が本当に大事なんだろう???



みたいな感じで、色んな人の意見をストレートにキャッチしすぎる人は、これまた色んな迷子さんにつながりがちです。


2、敷地に立ってみる





皆さまの敷地の気持ちがいい方向はどっちですか!?とにかく南向きにリビングと大開口を取ろうと必死になってませんか??そんな方は原点に立ち返って、間取り図を持って敷地に立ってみて下さい。



立って見る時のポイント
①視線が抜ける方向に窓やお庭を取れているか
②道路からの視線を遮る間取りになっているか(カーテンを開けて暮らせる計画になっているか)
③冬場は南側の隣家で日当たりが悪くならないか(冬の太陽高度的に、直射を室内に入れる為には約6mの距離は必要)
④窓の先に見える景色が隣家や給湯器になっていないか


3、マストな要望を整理してみる



間取りを考える上で、実は要望の伝え方ってめちゃくちゃ重要だったりします。なぜなら、伝え方一つで、受け取る側の提案スタンスが大きく変わってくるからです。



▪️LDKは絶対20畳は欲しい
▪️通り抜けの土間収納
▪️対面キッチンがいい
▪️来客が泊まれる畳コーナーが欲しい
▪️水回りは一階➕ファミクロを近くに欲しい
▪️etc….



こういった伝え方を羅列してしまう時の危険性として、要望を叶える為の間取りづくり(ただのパズル)となってしまいがちです。こうなると先ほどの敷地状況を無視した間取り(パズル)にしかなりません。



自分だったらこんな情報を知りたい!という要望整理シート(PDF)を公式LINE登録&アンケートにおこたえ頂いた方にプレゼントしています。ご興味ある方は家づくりにご活用ください💡
4、実例を体感して施主様の話を聞く



皆さまが思い浮かべる間取りの要望は、過去の実家暮らしや現居での体験がベース(固定観念)になっています。つまりは自分の知らない空間や暮らし方のことはイメージ出来ないし言語化も出来ません。



色んな実例を実際に体感して、そこで暮らしている施主様の実体験談を聞くことによって、自分達の選択肢や可能性を格段に広げることが可能です。


5、迷ったら余白にしておく



この場所がスタディーコーナーでカウンターをつけて、あぁしてこうして。来客用の仕切れる畳コーナーをつくれば色々使えるよね。



実際暮らしてみてのお話を聞いてみると、子供は結局ダイニングテーブルで勉強してる。畳コーナーは物入れになって閉めっぱなし。みたいなケースが多かったりします。



予測できない未来や使い方や家族構成の変化に対して、全てをクリアーする間取りをつくるのは不可能です。だったら用途を決めつけずに余白を残しておいて、その時々によってフレキシブルに変化させれるようにしておくのがおすすめです。




6、ポジティブ&柔軟に考える



家づくりは、行きつくところ「人の心の持ちよう次第」です(精神論的な話になりますが笑)どんなめちゃくちゃな家に住んでも、ポジティブで柔軟に考えれる人なら幸せに楽しく暮らせます。
逆にネガティブで粗探しばかりする思考の場合、どんな家に住んでも後悔や失敗ばかりを悔やんでしまいます。



提案された間取りの粗探しばかりしてしまう人も少なくありません。マイナス面ばかり探すのではなく、楽しい面やプラス面にフォーカスをあてて「暮らす力」も施主様にとっては重要な力となります。




7、信頼できるプロの意見に任せる



過去に施主様から言われて印象的な言葉があります。



「自分達は家づくりの素人です。そんな自分達の感性や感覚はそもそも信じてません。なので、私たちが信頼しているプロの意見を最優先に考えて任せます!!」



まさに託す力。任せる力。信じ切る力。これらの力を手にいれる為にはかなりの理解力や勇気も必要です。過去に出会ってきた素敵な家づくりされている施主様は皆、この力が強いです。




8、セカンドオピニオンを依頼する



選んだ会社や建てるエリアによっては、そもそも良い提案が出来る担当者がゼロの場合も多々あります。そこであれこれ悩んでいても仕方ないので、個人的には信頼できる人にセカンドオピニオンを依頼すべきだと思います。



数千万円の金額に対するコンサル料の割合を考えると、迷子になってる方は活用しない理由がないレベルです。別にこれは自分の商品を売り込みたいわけではなく、本心でそう感じます。



私自身も色んなパターンで家づくりのサポートをしています。私の発信に共感頂けている方は、気軽に公式LINEより相談下さい。
【家づくりサポートした一例はコチラ】


まとめ



これまで言ってきた内容を、下の表でまとめておきます。出来るだけ左側の施主になれるように意識してみて下さい。そうすれば必ず家づくりは成功に近づきます!最後は人の心と行動力です!!
迷子にならない人 | 迷子になりがちな人 |
---|---|
▪️敷地から間取り提案してもらっている ▪️実例を色々と体感している ▪️プロに任せる力&託す力が高い ▪️要望の伝え方が上手 ▪️良い担当者と出会えている ▪️自分の敷地の特性を理解している ▪️メンターを決めて情報収集している ▪️周囲の意見に惑わされない ▪️潔くセカンドオピニオンを依頼する ▪️臆せず問合せする行動力がある ▪️暮らす力が高い | ▪️ポジティブ&柔軟▲理想の神間取りばかりを追い求めている ▲実際の実例を全く体感していない ▲自分であれこれ間取りを作成してしまう ▲限定的な要望の伝え方をしてしまう ▲良い担当者と巡り会えてない ▲とにかく色んな人から情報収集している ▲周囲の意見を気にしてしまう ▲一歩を踏み出す勇気や行動力がない ▲情報リテラシーやマネーリテラシーが低い ▲将来ばかりを見据えがち ▲提案された間取りの粗探しばかりしがち | ▲ネガティブ&柔軟に考えれない
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