こんにちは!!ファンタジスタ藤本です。
先日、オーナー様宅のポーターズペイントのDIYを体感してきました。皆様の家づくりのアイデアとして、もしかしたらやってみたいと思う内容だったので、シェアしておきたいと思います♪
DIYに至る経緯
今回施主様の外構計画において、サークル状の目隠しフェンスがありました。しかし外壁が吹き付け仕上げなので、ピカっとした素材感がどうもマッチングしません。。。どうしたものか。。。
そういえば前に体感したポーターズペイントの体験会にて、外装材にも塗装できる、マットな仕上がりの塗料があったような!!
こんな思いつきとやってみましょう!!的な流れからのチャレンジとなっております。果たしてどうなるのでしょうか!?
実際の作業工程
ごく一般的な人の感覚的には、アルミフェンスとかの素材感を嫌だと感じない人も多いかもしれません。しかし玄人的には、本物素素材を使えば使うほど、アルミのテカっとした感じが気になります。
BEFORE
ご覧の通りピカッとした状態です。ポーターズペイントの塗料販売店の方から、このまま上から塗料を塗っても、ノリが悪いとのことで、本塗りの前に2工程の作業が必要でした。
アルミフェンス系の素材感って、独特のツヤ感があります。強度や汚れにくさを考えたら、ある意味コレが理想的なのかもしれません。でも何か違う。。
経年美化や外壁の汚れ方と共に外装素材も良い風合いになっていって欲しいという思いから、今回はポーターズペイントの中でも、リキッドアイアンという鉄の粉が混ざった塗料を塗ることにしました!!
まずは表面に傷をつける作業
縦型のアルミフェンスで、隙間が空いているのですが、その隙間までこの機械が入ってくれません^^;(入ってくれたらどれだけ楽なコトか。。)
それにしても引き渡し前の新品のアルミフェンスに、施主様と元営業担当者でひたすら表面に小傷をつけていく作業はシュールでした笑笑
楽ちんに摩擦できるものはないかとあれこれ試してみましたが、結局はサンドペーパーが一番自然と小傷をつけることができました。
アルミフェンスの表面は意外と丈夫で、かためのブラシでは傷すらつけることができませんでした^^;
作業内容的には至ってシンプルです。サンドペーパーを長方形にカットして、両手にセットしてひたすらフェンスの間をシュコシュコと摩擦させていきます。
すると写真のようにアルミフェンスの表面から白い粉が取れます。ある程度サンドペーパーが真っ白になったら新しいのに交換という地味な作業です笑
一部ご主人様が午前中から作業してくれていましたが、午後から私も参戦して、夕方までガッツリかかりました^^;
ただひたすら引き渡し前の新品アルミフェンスに向かって、大人二人で必死に小傷をつける作業がシュールすぎて笑えてきました笑
どうですか!?この感じ!!って全く分かりませんよね^^;
ヤスリまくった人にしか分からない、若干のアルミフェンスのくすみ具合です。こんな地味な作業があるからこそ、本塗りの塗装がノリやすくなると信じてます笑
下地塗り
地獄のサンドペーパー作業からの筋肉痛2、3日を経て、一週間後に下地の塗料を塗る作業に移ります。
サンドペーパー作業よりは、何となく塗り塗りする方が楽しみだなぁと感じていました。塗料はハケで塗っていき、けっこうサラッとした白い塗料になります。
今回も私とご主人様二人で、黙々と作業していきました。しかし!!二人の雨男パワーが炸裂して、何やら雲行きが怪しくなってきました。。
シルバーのピカピカのアルミフェンスがマットグレーになり、今度は真っ白なフェンスになりました笑
最終的に目指しているのは、マットブラックになってからの、錆が出てくる自然な風合いを目指してます!!(今のところそんな風になるとは思えませんが^^;)
本塗り
下地塗料はサラッとしていましたが、アイアンリキッドはさすが鉄の粉が混ざっているだけあって、かなりドロッとしていました。
最初はあまり混ぜ混ぜせずに使用してしまっていたので、まったく塗料がノリませんでした。採用されたい方がいたら、使用する前にしっかりと粘りが出るまで混ぜ混ぜしてから使いましょう。
引き渡しまでに間に合わせないといけないので、今日に勝負がかかっています。朝の9時から作業スタートです!!
そして今回は頼もしい助っ人が沢山いるので、私とご主人様も心強かったです♪
■設計担当者
■サポート営業
■ミニマルくん
■ミニマルくんの彼女さん
■奥様
週末にも関わらず、午前休や有給休暇を取って手伝ってくれました。みんなでやると、それだけみんなの思い出と愛着の共有ができる感じがして、大変でしたが本当にやって良かったです♪
写真はあまり混ぜ混ぜが足りなかった塗料を一階塗った感じの状態です。まだ思い描いていた色とは程遠いので、この時点では正直不安でした^^;
正直これが仕上がりだったら、やる前のピカピカフェンスの方がマシです笑
①ピカピカのアルミフェンス→②摩擦してくすんだグレー→③下地塗料で真っ白なフェンス→④ツートンのフェンス(今ココ)
こうやってみてみると、つくづく不思議な作業を皆んなでやっているなぁと、冷静に見ると思いました。ご近所様からも何やってるの?って思われてそうです笑
まだまだ上塗りは必要な粗い塗り状況ですが、何とかひとしきり本塗りすることができました♪増援組の力が無かったら100%不可能でした^^;
塗料はザラッとしているので、上から何度でも上塗り可能な感じでした。気になる部分は上からどんどん塗り足していける感じです(この辺りの作業は前向きでめっちゃ気持ちいいです笑)
傷をつけたり、真っ白に塗りたくったり、最後は真っ黒にしようとしたり。沢山の工程を経てようやくここまできました!!
もう一度やるチャンスが巡ってきたら、前向きにやりましょう!!って言える自信がないくらい、結構大変な作業でした笑(でもオススメかどうかと言われるとオススメです!!)
ご主人様に後日上塗りもして頂き、更にマットなブラックに仕上がった状態でお引き渡しを迎えました!!
この状態から雨で濡れたりしていく過程で、鉄粉が錆びて色や風合いも変化していきます。促進剤もあるそうですが、今回は少しずつ経年変化していく様子も含めて楽しんでいきます♪まさに育てる壁です!!
DIYしてみて感じたコト
何事も自分でやってみて体感しないと、やはり人には伝えれないと思っています。今回は退職して時間もあったので、全ての工程を体感できました笑。その上で感じたコトです。
広範囲はかなり大変
ポーターズペイントの方からも大変のご心配を頂いておりました。本当にやるのですか!?と。。。もう既にやる口になっていたので突っ走りましたが、最初はもっと小さな範囲から試してみるのを推奨します。
どんな風にエイジングしていくかが楽しみ
ピカピカ素材よりもいい味出してると思いませんか!?好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私はこういう味わいが好きすぎて興奮します笑
今回塗装した目隠しフェンスが、どんな歳の取り方をしていくかが楽しみです。経年劣化ではなく、歳を重ねるのが楽しみになる家ってめっちゃ素敵だと思います♪ちなみに我が家の白い外壁は経年劣化するタイプなので残念です^^;
その他施工事例
この黒っぽいハコも実はポーターズペイントの塗装がしてあります!!収納扉や洗面所の扉にも塗装をしているので、一つのハコに見えますね。
更にはすごい仕掛けがあって、何と!!チョークボードペイントという塗装で、お絵描きができる壁なんです♪住んだ後も色んな楽しみ方ができそうですね♪
色んな色を組み合わせたりもできるので、皆様が理想とするオリジナリティーあふれる色にすることも可能です♪
アクセントクロスにはない風合いで、オンリーワンな空間をつくるコトが可能です。
一見ただの錆びたポストに見えるかもしれませんが、実はコレもポーターズペイントの塗装でこうなっています。
新しい物に塗装するコトで、このポストのような風合いにエイジングしていきます。好きか嫌いか分かれますが、使う場所やシーンによっては面白いと思いませんか!?
まとめ
いかがでしたでしょうか。作業は大変でしたが、家づくりはプロセスも含めて楽しむものだと個人的には感じています。一つのイベントとして、プライベートな居室空間だけ塗り壁にしてみるとか、挑戦してみるのも楽しいのでオススメです♪
家づくりというイベントを最大限楽しんでいって下さい♪
【今回実際にかかった塗料費用と施工体験記はコチラの施主様記事より】
この中で紹介されているのは、リアルな今回の材料代です。この作業をプロに依頼したら、おそらく100万円以上は+でかかるのではないかと予想します(見積もり取ってないので分かりませんが。。)
https://gillwacohouse.com/exterior _diy1/1426/
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