最近平屋を建てる方が多いです
え!?
平屋って高いんじゃないの?
確かにその通りなんですが
そうじゃない場合もあるのです
今回は実際に体感した実例に関しては
平屋で計画した方が
数百万円安くなりました
何故そんなことが生じたのか
実例を交えて解説していきます
ご興味ある方はご覧下さいm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
大体のお客様が
家=二階建てと思われています
(エリア性にもよりますが)
過去の体験として
二階建てと思いこまれたお客様に
平屋のプランも提案してみると
最終的に平屋になることが殆どです
(土地が広い場合)
それをはねのけて二階建てにした方も
数年後に訪問してみると
やっぱりあの時勧められたように
「平屋にしておけばよかったです」
そう言われたこともありました
それぐらい平屋の生活というのは
平屋のつくりというのは
無駄がなくコスパがいいのです
えらそうに言いながら
私も今の土地が75坪あるので
平屋を十分建てれる大きさです
めっちゃ後悔しています。。。
10年前に戻ることができたら
平屋にしています(^^;
(ちくショー!!!)
実際の実例パターン解説
平屋の方が安くなる!?
まだ疑われているそこのあなた!
実際の例をもとに解説します
(施主様の承諾は頂いておりますm(__)m)
今回のお客様のご要望
ざっとしたお客様のご要望です
- 軒下空間が欲しい
- 大開口が欲しい
- リビングが広く欲しい
- 居室は小さくても良い
- バルコニーはいらない
- 洗濯物は敷地内で干す
こんなご要望がありました
これを二階建てにしていった場合
ある現象が起こります
後ほど提案パースで説明しますが
- 二階スペースが余る
- バルコニーいらないのについてしまう
- 延べ床面積が無駄に大きくなる
- 階段と廊下スペースが無駄
- 敷地が余って外構が高くなる
こんな現象が起こってしまいます。。
実際に起こった内容を
一つずつ見ていきましょう👀
二階建てでの提案内容
外観へのこだわりもあられたので
軒を深く設けて
軒下空間もバッチリ設けて
ご要望は満たしていました
ですが外観を整える為に
いらないと言われたバルコニーが。。
二階の面積が余るので
やり場に困ったあげくバルコニーに。。
軒下空間をつくるがゆえに
外観を格好よく整えるが為に
無駄なバルコニーができています
ここにもしっかりと
コストが沢山かかってきています
お化粧の為のバルコニーに
数十万円~数百万円。。。
そして20年後や30年後に
メンテナンスで更に数十万円。。。
使ってもないバルコニーに
そんなお金払うのは嫌です(^^;
今回は居室は小さくてもいい
子供部屋の大きさは極小でいい!!
そう言って下さっていたので
二階スペースがあまります(^^;
やりばのない二階スペースは
バルコニーにするか
吹き抜けにするしかありません
開放的なリビングがいいとのことなので
その部分は吹き抜けがプラス要素です
ですがどこか腑に落ちない取り方です
吹き抜けを開放的にみせるには
シースルー手すりとかもしたくなります
こいつがスカスカのくせして
けっこういいお値段するわけなのです
(棒だけなのに。。。(^^;)
こういった積み上げで
無駄にグングン高くなります。。
鳥観図で見てみても
二階の余りっぷりが分かります(^^;
一階にそれなりのスペースが必要で
さらに軒下空間が欲しいとなると
二階をさらに大きくするか
バルコニーを張り出すしかないです
無駄に無駄が重なっていきます
実際に建っていませんが
これがもんもんとしながら
実際にご提案した二階建てです
豊かなのは分かりますが
これで金額が高いとなると
勿体ないです
ご要望としてはスリムなのに
コストは無駄だらけです
これが正解なのか!?
そういう発想から次の展開へ。。
延べ床面積の比較
こちらは二階建ての時の面積です
延べ床面積は32坪となってますが
吹き抜けの面積が省かれてますし
バルコニーの面積も入っていません
実際の施工面積でいくと
35坪近い建物になります
それを平屋でまとめると
30坪弱でおさまりました
無駄な廊下が無くなったり
階段スペースがいらないからです
色んな無駄が無くなります
それでもリビングは広いし
開放感もあります
平屋での提案内容
平屋でもご要望は同じなので
できる限り二階建てでの無駄を省き
平屋のプランに落とし込みました
二階建てで感じていた
あらゆる無駄が省けていきました
LDKもこの通り開放的です
平屋ならではの勾配天井もできて
何なら二階建ての吹き抜け案よりも
いい感じじゃありませんか♪
実際にできあがったLDKの空間です
ご要望になかったロフトもできて
二つのハコが印象的です
二階建ての時には無かった
コンセプチュアルなプランになりました
まさにいいことづくめ!!
大開口の先には
深い軒下空間と
ウッドデッキの空間もあります
この辺りも二階建てのプランの時と
そんしょくない状態です
屋根形状は変わりましたが
軒下空間はしっかりとれています
これで数百万円こちらの方が安ければ。。
平屋のプランを選びませんか??
つまりは何が言いたいかというと
【条件次第では平屋の方が安い!!】
そういうことになりますね(^^;
敷地の余り方
今回の土地は60坪ほどでした
駐車スペースは別にあるので
家とお庭で60坪使えます
ただし少し変形していたので
平屋の場合はギザギザしています
二階建てのプランの場合は
かなり敷地が余っています
平屋の場合は敷地とのせめぎあいです
ですが無駄なく使いきれています
敷地が余ってしまっても
雑草がはえてくるスペースになったり
外構費用がかかってくるだけです
敷地を持て余すのも考え物です
(うらやましい悩みですが(^^;)
こんな時は平屋の方がいいかも?
家づくりを考える際に
平屋に適したパターンがあります
どんな場合に平屋がいいかもなのか
整理しておきましょう
土地が広い場合
一つは明らかにコレです!!
土地が60坪以上あれば
コンパクトな平屋なら可能です
80坪以上あれば
普通の大きさの二階建てであれば
確実に余ってきます。。
二階建てと決めつけずに
土地の大きさから考えましょう
1階2階のバランスが悪い場合
今回のパターンのように
- バルコニーがいらない
- 軒下空間が欲しい
- 居室は小さくてもいい
- 敷地で洗濯物を干す
こんな場合は
二階があまりがちなのに
一階よりも二階を大きくしないと✖です
色んな矛盾と無駄が生じます
このような条件に該当する場合は
平屋でもいけるか!?
一度考えてみてくださいm(__)m
1階の要望が多い場合
先ほどの内容に近いですが
一階の要望が多い場合
- LDKは広く欲しい
- 一階に水回りが欲しい
- 一階にWICが欲しい
- 和室が欲しい
- 一階に将来の寝室が欲しい
こうなってくると
一階がドーンと大きくて
二階がちょこんと小さいです
一番コスパの悪い建て方です
そんなくらいならば
いっそのこと平屋で挑戦してみましょう!
お子様がすぐに巣立つ場合
家族構成的に
お子様が比較的大きくなってから
家を計画する場合のパターンです
明らかに数年後に巣立つのであれば
空き部屋確定になります
将来の家族構成の変化を見越して
間取りを考えることも重要です
大開口&広いリビングが欲しい
平屋は二階建てに比べると
構造上の自由度が高いです
二階に重さがかからないので
耐震等級も3が取りやすく
大開口や大空間がとりやすいです
二階建てでは飛ばせないスパンも
平屋なら楽々いけちゃいます!
とっておきのリビングにしたい場合は
平屋をあえて選択もありなのです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか
平屋と二階建てのコスト問題
少しはスッキリしましたか?
決めつけはよくありません
条件によっては
平屋の方がむしろいい場合が
身の回りに結構あるのです
自分たちのライフスタイルを見つめて
何が大事で何がしたいのか
そこを考え抜いたうえで
暮らし方を導き出しましょう!!
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