今回の記事は
最近ユーチューブで話題の
バルコニーを取るか取らないかです!!
私がチャンネル登録している方々で
バルコニーについて発信されているのが
ほぼ100%です
私自身こんな方々を登録しています
- ラグジュ建築の本橋さん
- げげさん(元ハウスメーカー設計士)
- クオホーム本田さん
- 松尾設計室さん
- UTチャンネルさん
- ヒトデせいやチャンネルさん
- MHCマイホームカレッジさん
この方々の意見もふまえて
私なりのバルコニーについての
情報発信できればと思います
今回の記事において
絶対必要かとか不要だとか
決めつける気はありません
判断材料や事例紹介をするので
自分たちにとってどちらがいいか
ご判断頂けたらと思います
バルコニーの使い道と現状
原点に立ち返って
バルコニーの使い道について
私が思いつく限り書きだしたいと思います
優先度や意見が多い順から書きます
1、洗濯物を干す
一番の目的は何と言ってもこれでしょう
洗濯物をどこで干すか問題!!!
選択肢としては
- バルコニーで干す
- 室内干し(サンルームか洗面所)
- 浴室乾燥機を利用
- 乾太くん等を利用
- お庭で干す
上記の選択肢があると思います
私が入社した2005年頃から数年間は
洗濯物はバルコニーかお庭派の方が
圧倒的に多かった印象があります
提案する我々としても
バルコニーはあって当たり前という認識でした
しかし以下のような理由から
室内干し派の方が増えてきたと思います
- 共働き世帯で外に干しにくい
- 花粉症だ
- PM2,5等が気になる
- 紫外線がきつくて色落ちするから
- 設備の発達でにおいが気にならない
- 建築費の高騰でコストダウンの為
- メンテ費用と使用頻度を考えて
- バルコニーの掃除が面倒
皆様のライフスタイルや思考の変化
地球環境の変化や設備の発展から
バルコニーに対する考え方や
提案の仕方も変化してきています
今後コロナのような変化も考えれます
皆様にとってのバルコニーの使用目的
もう一度整理してみてください
2、布団を干す
これに関してもご要望として多いです
この頻度や方法に関しては
奥様方によってそれぞれです
間違った思い込みで
布団干しをしている方もおられるので
基本的な情報をまとめます
- ダニは50度~60度以上にならないと死滅しない
- 日光に当てても50度程度にしかならない
- 太陽があたっていない方にダニが隠れる
- パンパンたたくと寝具の機能低下
- パンパンたたくとダニは生地の奥へ逃げる
- ダニの死骸や糞によって人体に悪影響
- 布団をかけるバルコニーが汚れている
100点満点の布団干しをしようと思うと
それぞれの季節や天候によって
何時~何時の間がベストか理解した上で
何時間かたったら裏返して等々
ダニと布団について熟知していないと
中々難しいのが実情です(^^;
レイコップ等に関しても
糞や死骸を吸い取りますが
死滅させるものではありません
布団乾燥機と組み合わせると良いみたいです
3、BBQ等がしたい🍖
これも案外ご要望としては多いです
しかしこれに関しては
防水シートが火に弱いので
用途としてはおススメできませんm(__)m
万が一BBQをしていて
炭や火種を落としてしまって
雨漏れ等が起きてしまっても
保証対象外になります
契約書の約款にも記載があります
絶対にしてはいけないわけではないですが
ご理解のもと自己責任にて
万全の対策をもってしてください🍖
4、プールをしたい
これからの季節
プール施設は人が多いし面倒だし
自宅で水浴びさせたい方が多いです
丸見えのお庭ではできないので
バルコニーを利用という方も多いのでは?
そういう用途が想定される方は
バルコニーに水栓をとっておいて下さい
我が家は想定してなくて
取らずに後悔しています(^^;
我が家はたまたま二階水まわりだったので
バルコニーで水浴びしてそのまま風呂へ
お庭でドロドロなってリビング通過よりも
バルコニーの方が合理的でした(^^;
夏場は毎日水浴びです
5、二階リビングなので庭として利用
敷地条件によっては
二階がリビングの方がいい場合もあります
その場合はバルコニーをお庭として利用
そんな使い方もあるかと思います
メリットとしては
- 外部からの視線が気になりにくい
- 外構で塀をつくる費用が省ける
- リビングが広く感じる
等々です
注意点として
写真のように室内と段差のない
フルフラットバルコニーにする場合は
数十万円のコストアップになることや
メーカーによっては防水的に
できないところもあるのでご注意下さい
6、外観をかっこよくするため
南側道路の敷地条件で
総二階の建物になると
のっぺりしてしまうが為に
あまり使用しないけど
バルコニーをとっているケースもあります
はりだしたバルコニー部分だけ色を変える等
手法としてはありますが
せっかくバルコニーをつくるのであれば
掃き出し窓の上の軒下空間として併用しましょう
写真は1,5mはりだしたバルコニーです
これがあるだけでも
夏の暑い日射はかなりマシになります✨
7、1階部分が大きくて余るから
大体のお客様のご要望が
- リビング広くほしい
- 水まわりは一階がいい
- シュークロが欲しい
- 畳コーナーが欲しい
- 子供が勉強できる書斎が欲しい
- リビング収納たっぷりほしい
- パントリーが欲しい
等々一階の要望が盛りだくさんです
二階はと言うと寝るだけでいい。。。
余ったスペースは
- 吹き抜けとして利用する
- 巨大なバルコニーになる
- 余ったので下屋になる
という選択肢になります
延べ床面積に含まれずとも
施工面積には入るので
しっかりとお金かかっています(^^;
無駄を省けるのであれば
どれかの要素を上にあげるか
いるかいらないかのものを省きましょう
天秤にかけて優先度を比較しましょう
8、軒下空間をつくるため
この空間はできるだけ取りたい空間です
費用と一階二階のバランスの兼ね合いで
大体が取りづらいのが現状です
理想は2m~3m近くまで軒下空間が欲しいです
軒下空間が深いと
- ウチとソトがつながる
- ソトがウチのように使える
- ソトの利用頻度が増える
- 夏場暑くない
- 冬はこれでも光は入ってくる
- デッキの劣化が軽減
等々コストをかける価値はあります
何かを削減してでもつくれるのであれば
優先度としては高い項目です
9、タバコを吸う場所として
これに関しては最近減りましたが
部屋の中で吸ってはダメ!!
新築になってからは言われるようなので
泣く泣くお外においやられるようです(^^;
私は吸わないので分かりませんが
こういう事も考える必要はありますね
設置費用とメンテ費用
色々と分析はしてきましたが
設置費用にどのくらいかかって
メンテ費用がいかほどなのか
当社基準にはなりますが
ざっくりお伝えします
外壁や素材や構造によって等
各社若干の違いはありますm(__)m
設置費用について
一般的なルーフバルコニーとして
奥行1m~1,5mのバルコニーを
幅4m~6m位を設置したと想定します
見積もり形状される金額としては
ざっくり40万円~60万円前後かと思います
これを安いととるか高いととるかは
実際に使用するかしないかによります
皆様のご家庭において本当に必要かどうか
判断材料にしてください
メンテ費用について
ここが意外と盲点になります👀
ほとんどの方が
スタートの総額しか意識してません(^^;
家は建てて終わりではないので
メンテがどのタイミングで
いくら位必要になるか知っておきましょう
この費用やタイミングも
各社それぞれ違います
当社のメンテナンスプログラムをもとに
情報をお伝えします
資料はあえて見えにくくしていますm(__)m
赤線部分がバルコニーの項目です
この資料はお客様にも渡します
各項目が何年くらいで
どのくらいの費用のメンテが必要になるか
各邸ごとのプランによって計算します
上の赤線部分は10年~20年のラインです
大体の会社さんが
ここで有償メンテ費用が発生します
当社の場合は初期保証30年なので
30年目に30万円~40万円程かかります
(バルコニー2m×4mで計算)
40年目でさらに4万円~5万円程必要です
住んだ後はこういう出費が痛いです(^^;
車検とか保険みたいなものですね
できるだけ長い間隔できてほしいものです。。
そして今の住宅は40年住んで終わりではないです
こどもの世代まで住み継いでもらうとすれば
60年以上はメンテが必要です👀
バルコニーをとらなかった場合は
この費用は不要です
設置費用とメンテ費用を合計すると
設置約50万円+メンテ約60万円(60年間)
合計約110万円程が必要となります
初期保証が10年や20年の会社だと
10年目や20年目にメンテ費用が発生するので
設置費用約50万円+メンテ約100万円
合計約150万円程が必要となります
この金額を投資してでも
必要かどうかを考えましょう
布団乾燥機やレイコップの寿命は
予測できないですが
もっと画期的な設備がでるやもしれません
判断材料にしてもらえたらと思います
バルコニー有り無し実例
判断材料がそろったところで
今度はバルコニー取らなかった実例と
バルコニー取った実例を理由も交えながら
説明していきたいと思います
バルコニー取らなかった実例と理由

- ご主人様のご実家横に建てた
- 敷地がかなり広かった
- 車通りや人通りが少ない
- ご実家との間に干せる
- 自分の実家でも使っていなかった
等々の条件がそろったので
バルコニー無しをあえて提案しました

- 室内に大きな土間スペースがあるから
- 敷地西側を干すスペースにした
- 共働きである
- 外観上邪魔だった
- 美術館のような外観にしたかった
- ローコストにしたかった
実際には特徴的な土間スペースを利用して
室内干しすることが多いそうです
吹き抜けも絡んでいるので
よく乾くそうです✨

- 元の家でバルコニーを使ってなかった
- ご主人様のご実家横に建築するから
- 敷地が広かった
- 外観的につけたくなかった
- 使わないものにお金をかけたくないから
実際にお庭で干されています

- 施主が設計士だったから
- ローコストにしたかったから
- 外観上邪魔だった
- 変形地の中に干せるスペースがとれた
- 木塀で視線をカットしたから
少し特殊ですが
二階が水まわりで一階に干してます
ここは設計士の自宅ならではでしょうか

- 平屋だった為
- ご実家の横に建てたから
- 花粉症で室内干し派だったから
- 外に干せる場所も設けたから
実際にはほぼ室内干しか
浴室暖房乾燥機を利用されています
バルコニーを取った実例と理由

- 二階リビングなので庭として利用
- 二階リビングの続きの空間として
- BBQするスペースとして
- 二階に開放的な掃き出し窓をとるため
二階リビングの場合
バルコニースペースは有効活用できます
- 二階がリビングだったから
- リビング横の遊びスペースとしても利用
- 子供がよく出て遊ぶ
- 軒が無いので夏場は暑い
- 外部からは見えない高さの塀で設置
洗濯干し以外の用途もあるので
値打ちあるバルコニーです

- 軒下外部空間が欲しかったから
- ウチとソトをつなげるプランだった
- 外観上もあった方がよかったから
- 二階水まわりですぐに干せるから
- バルコニー手前が畳スペースでたためる
- 室内干しスペースも確保
一階リビングですが
洗濯物の為にというよりは
軒下空間がつくりたかったから
バルコニーを設けました
まとめ
色々な実例と条件を見てきました
いかがでしたでしょうか
皆様の敷地条件や生活スタイルで
必要かどうか見えてきましたか?
バルコニー無しでもいいパターンは
- 敷地が広い
- ご実家横に建てる場合
- 外部からの視線が気にならない
- ご自家で使っていなかった
- 室内干ししかしない
- 乾燥機等に頼る
- ローコストにしたい
- メンテ費用を抑えたい
- サンルームを設ける余裕がある
等々が傾向として見えてきました
取るのが当たり前的な感じですが
不要だと感じたら無くしましょう
使わないものにお金をかけるなら
他にまわしましょう🏠
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