今回は地味につけるか悩む内容です
「シャッターボックスをつけるかどうか」
絶対に必要でもないし
必要な感じもしてくるし
昔の家には雨戸があったし
最近の家ってどうなの??
そういう疑問が湧いた方向けの記事です
「明確につけたい」とか「無くしたい!」
そう思われている方はそれでいいと思います
これに関しても正解はありません
各家庭の価値観になってきます
一般的な判断材料をまとめます
シャッターボックスの役割
まずもってシャッターボックスの役割
なぜシャッターをつけるのかです
防犯的な役割
殆どの方が思い浮かべる役割でしょうか
防犯の為にシャッターボックスをつける
窓の性能の進化と共に
泥棒の入り方も進化してきています
実際にどのような方法で侵入するのか
泥棒の気持ちになって見ていきましょう👀
打ち破り
ハンマーや石などでたたき割る手法です
音がするのであまり使われない手法です
こじ破り
鍵付近をマイナスドライバーを使って
ひび割れさせて手が入る程の穴をつくる手法
大きな音がせずに短時間でできるため
比較的よくされる手法です
焼き破り
ガスライターやバーナーなどで
窓ガラスを部分的に加熱し
直後に水をかけて冷やすことによって
ガラスをもろくして穴をあけます
私の知り合いの家はこの手法をされました
幸い未遂では終わっています
閉め忘れ
意外と多いのがこの閉め忘れです
わざわざカギを突破する必要がありません
油断して開けっ放しの窓から侵入します
特に勝手口等の死角部分の閉め忘れ
これが一番危険な落とし穴です

断熱として
これを主目的とする人は少ないかもです
ですが意外と断熱効果は大きいです
軒の出が少ない家だったり
西日がキツイ窓だったりした場合
シャッターを閉めると全然違います
コスト的に軒の出を確保できない場合や
敷地的に西が抜けているので窓を取る場合等
あえてシャッターをとる場合もありです

シャッターボックスによる弊害
シャッターボックスをつけるデメリットです
意外な弊害もあるのでご覧下さい
害虫被害
これに関しては私もこの仕事をするまでは
全く想定していなかった弊害です
シャッターボックスのハコが。。。
コウモリのすみかになることも。。。
これは希少な事例ではなくて
まぁまぁよく聞く話なんです
なので契約書の約款にも記載してあります
保証対象外の事例として
コウモリ等の害虫による被害は保証できません

頻繁に使用するシャッターだといいですが
あまり使わないのにつけてしまうと
害虫の快適な家になってしまいます(^^;
コウモリの糞や尿には雑菌がいっぱいです
その他にもハチの巣ができる例もあります
軒がしっかりあって雨宿りできて
二階の手が届かない窓にシャッターがあると
ハチも巣をつくりやすくなってしまいます
留守だと分かってしまう
シャッターボックスを閉めていて
車が駐車していない家👀
これは留守ですよと言ってるのと同じです
泥棒さんは盗みに入る前に
よぉーく下見をしているケースが多いです
どんな生活パターンの家なのか
いつ留守が多いのか
シャッター閉めるのが全てではありません
見た目が格好悪い
シャッターボックスを付けると
当然ですが見た目が良くないです
少なからず出っ張ります
家中の窓についたならば
相当な存在感になります
必要な窓には仕方ないですが
不必要な場所にはつけたくないです
汚れが目立つ
窓とシャッターボックス素材は別なので
シャッターボックスの方が汚れやすいです
雨だれや黒ずみが築数年でついてしまいます
比較的浅い築年数で汚れが目立ってきます
窓を取る位置とシャッターの位置と
見た目や経年変化も考慮しましょう👀
コストがかかる
当然のことですが
シャッターは無料ではありません
当社の価格を参考にすると
電動のシャッターボックスが10万位です
5か所つけたら50万円です(^^;
こうやって聞くと中々の金額です。。。
もしもあまり使わないのであれば
勿体ない金額ですね(^^;
手動にするという方法もありますが
結局あまり使わなくなりがちです
頻繁に使うところは
中途半端に手動にしないことを勧めます
音がうるさい
台風対策として考える方が多いですが
強風によってシャッターがうるさいです
ガタガタと音がうるさいので
結局シャッターを閉めない方も
台風対策の為につけるのであれば
音に対する覚悟が必要です
最近の遮音性の高い住宅は
台風でも室内は静かです
最近の採用率
今までの流れを聞いてきて
皆様はつけたい派ですか?
なくてもいい派ですか?
ここ数年の傾向として
私のお客様では30邸中1邸ほどの採用です
ほぼシャッターボックスはつけません
つけない理由は以下の通りです
1階とバルコニーの窓が防犯仕様
そもそも窓の標準仕様として
一階全ての窓とバルコニーに面した窓が
防犯合わせガラス仕様になっています
この仕様は逆に下げることはできません
簡単には叩き割ることはできません
台風で物が飛んできても貫通はしません
ただしこれで完璧かと言われると
焼き破りをうまくされてしまうと
100%対応できるわけではありません
万が一焼き破りされた時に
このセカンドロックをしていると
泥棒があきらめるケースが多いです
外出する時や寝るときは
この状態にする癖をつけましょう
私のオーナー様もこれをしていたことで
未遂に終わったケースがあります
5分以上の泥棒作業はリスクなので
あきらめて帰るケースが多いです
外観上や汚れ
防犯合わせガラスになっているのであれば
見た目的にも嫌だからつけない
シンプルにそういう方が大半です
コスト的な部分で
最初はつけるのが当たり前だったが
家の見積もりを見てびっくり。。。
コストダウンしていかないといけない中で
色々と天秤にかけていくと
シャッターボックスの必要性が薄い
そんな方が多いです
そして単価的にも削減効果が大きいです

閉める習慣がない
今の賃貸に住んでいるけど
シャッターボックスを閉めたことがない
こんな方が結構多いです
そういった方は新築に住まれても
おそらくシャッターを閉めません
優先的に外してもいいかもですね
シャッターボックスが必要な場合
とは言えつけた方がいい方もいます
我々が要望を伺って
どんな時にシャッターボックスを提案するか
事例として見ておきましょう👀
夜勤がある家庭
夜勤がある人にとっては
昼間の明るさが邪魔でなりません
強制的に暗い状態にするには
カーテンやロールスクリーンでは無理です
シャッターボックスが効果的になります
西日等が暑い場合
敷地的に西方向の眺望がいい場合
西に向けて窓をとるのはいいと思います

ですが暑さ対策を無しでしてしまうと
ただただ暑い後悔する窓になります
電動シャッターも選択肢の一つです
長期留守が多い家
色々な諸事情で
長期の留守が多い方もいます
そういった場合はシャッターも必要です
ケース的には少ないかもですが
色々なケースを考えましょう
盗難にあった経験がある家庭
私はまだ経験してませんが
(このまま経験したくない。。。)
経験された方の心理は不安です
また盗難にあったらどうしよう
そういった心理的ストレスが大きいです
そのストレスを軽減するために
シャッターをつけるのは効果的です
脱衣所に掃き出し窓がある場合
脱衣所から外干し用に掃き出し窓を取る場合
最近は比較的多いケースです
この場合遮光のロールスクリーンもありますが
女性の方にとっては不安です
シルエットが外から見えてないか
心理的不安が残ります
こういった場所はケチらずに
電動シャッターをつけましょう
入居後に電動シャッターは追加できません
困ったらつけたらいいわは無理です
最初から想定しておきましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回は地味な内容でしたが
間取りを考える方にとっては大事です
将来的に簡単につけれたらいいですが
そういうわけにはいかない物です
かといって使わないのに
つけるには勿体ない金額のものです
皆様ご家族にとって
つけるべきかどうかを考えてみて下さい
正解はありませんm(__)m
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