おはようございます!!
奥が深い軒下空間について
とことん探求したくなりました(笑)
- どのくらい軒下空間取ればいいの?
- 深すぎたら暗くないの?
- どこまで効果あるの?
そんな風に思われている皆様
少しは解消できる記事になっています
実例写真とテキストを見ながら
家づくりの参考にしていって下さい
地味に大事なポイントです!!
よくある家づくり
今回のポイントは重要ですが
実際によくある提案は
そうなっていないことが多いです。。
そんな住宅業界を変えていきたいです
その為には現状を理解して
皆様が勉強する必要があります
方位だけを見た提案
窓=南側につけよう!!
明るさを確保する為に南に大開口を!
そんな思考の提案者と施主様が多いです
この思考がとっても危険です。。
夏涼しく冬あたたかい家にするには
この考え方だけでは不十分です
家づくりはそんなに甘くないです
他に考えるべき点が沢山あります
- 隣家の影が落ちてこないか
- 夏場の直射を防げるか
- 外部からの視線は気にならないか
- 敷地を活かした窓になっているか
これらを深く追求しないといけません
これが簡単なようで難しいのです
大半の提案で反映されていません
カーテンを開けれない暮らし
軒下空間どうのこうの言う前に
そもそも窓のカーテンを開けれるか?
もっともっと大事な話になります
まずはこの点がクリアーしてる前提で
今回の話がその先にあります
優先度を意識してみて下さい
まずはカーテン開けれる暮らしを手に入れ
更に軒下空間を意識しましょう
過去の投稿に対する質問
日頃から軒下空間連発してるので
皆様から色んなご意見を頂きます
- どのくらいの深さがベストですか?
- 深いと暗くならないですか?
- 本当に光入ってきますか?
イメージが先行しているので
質問したくなる気持ちは分かります
そんな皆様の為に
理屈と実例をご紹介していきます
過去に取材した軒の深い物件
コチラが2020年の7月お引渡しした
軒の深い実例です
軒先までいくと約3,5mあります
この写真や寸法を見た皆様は
どのように感じられるでしょうか?
先ほどのような質問が浮かぶでしょうか
浮かびますよね(;^_^A
お気持ちは分かります(笑)
そんなに軒出して暗くない!?
3,5mの軒の出って
冷静に相当深いですよね。。
そこまで軒を出しちゃったら
光入ってこないんじゃないの!?
暗いのは嫌よ。。
そう思われる気持ちも分かります
夏の太陽高度は高くて
冬の太陽高度は低いです
小学校で習ったこの原理原則が
家づくりにとって超重要です
夏場の暑い直射は遮りつつ
冬場のあたたかい直射はカモンです
これが体現できたら
夏涼しく冬あたたかい家が実現可です
それを無視してしまって
窓の性能や断熱材でゴリ押ししがちです
自然の力をなめてはいけません!!
実際に取材してみて
色んな質問を頂くコトで
私も若干不安になりました(笑)
(心の中では大丈夫と思いながら)
直射が入ってることを実証する為
取材に行く事を決めていました
(カレンダーに登録)
運命の日が近づいてきたので
オーナー様にご協力頂き
取材を決行です!!
(施主様に感謝ですm(__)m)
2021年12/20/13時半時点
冬至は12月21日です
一年の中で一番太陽高度が低い日
撮影に行ったのは12月20日の13時半
あいにくの快晴ではなかったので
光のピシャリは撮影できずでした(;^_^A
(本当はピシャリを撮りたかった。。)
室内の様子はこんな感じです
段差で凹んだピットの手前まで
直射が入ってきてた感じです
もう少し軒が短ければ
更に奥まで入るというコトです
ウッドデッキは完全に直射が入り
更に+1mちょい入ってる感じです
リアルに体感することで
とても勉強になりました♪
光の入ってきかたや太陽高度
とても奥が深い部分ですが
意識的に体感すると理解できます
こういった経験を積み重ねて
深みのある提案につなげたいです
施主様からのご意見
更には施主様にもご意見を伺いました
ピットの段差の上部分が暖かいので
子供がいつも日向ぼっこしてます♪
なるほどですね!!
やっぱり子供は正直ですよね
動物的本能と言いますか
楽しい居場所や気持ちいい場所
的確に素直に反応してくれます
冬場ポカポカするポイントです
きっと猫とか飼っていても
そうなるんでしょう
朝はアクセントの壁面に光があたり
しっかりと直射が入ってます
カーテンも開けて暮らせるので
全く暗くは感じません
たしかにそもそも論ですが
カーテンを閉めて暮らしてると
明るさも直射も入ってきません
根本的にそこはかなり重要です
意外と暖かくて
床暖房はそこまで使ってません
なんと!!
エリア的にも雪の降る寒いとこだったので
冬の寒さは心配していました
撮影当日も無暖房状態でしたが
何かつけてるかと思う位でした
良い方の意外で良かったです(笑)
コチラは7月18日の写真です
2021年の夏至が6月21日です
太陽の高度が一番高い時は
こういった光の感じになります
直射が入ってこないので暗くないの?
そう思われがちですが余裕です!
反射光によって意外と明るいのです
こういった摂理をしっかりと理解して
皆様の間取りに活かして下さい
7月に撮影した動画の様子は
下の動画リンクから視聴できます
そういった目線で見てもらうと
また違った学びになります
お勧めの軒下空間
色んな軒下空間を体感してきました
別にコレという正解はありません
色んな光の取り方もありますし
考え方だって色々です
夏暑くても冬あたたかい家がいい
それも考え方の一つです
私が個人的に思う理想は
最低2m以上は欲しいなぁ。。
そんな感覚です
1mでは多少効果的ですが物足りず
1,5mでも居場所間が薄いです
2mを超えてくると
軒に守られてる感を感じます
軒下空間どうのこうの言いながら
我が家は軒ゼロ住宅です(笑)
(後悔しまくりです(;^_^A)
冬場の我が家を見てみると
窓から4m付近まで直射が入ってます
ちなみに夏場は物入で止まります
設計担当者が目論んだ通りになってます
日射のコントロールを制する者は
家づくりを制します
まとめ
いかがでしたでしょうか
家づくりは奥が深いです
ここまで考えて考え抜いて
更に性能が高い住宅を建てれば
無敵の快適ハウスになります
性能×建て方
皆様にも意識してもらいたいです
是非とも今回の内容を体得して下さい
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