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家づくりにおいて「坪単価はいくらですか?」は参考にならない

当ブログ内の一部記事はプロモーションを含みます。

今回はお客様からよくきかれる質問

「坪単価はいくらですか?」

 

これは本当によく質問されます

ですが一番困る質問です(^^;

そしてあまり意味のない質問でもあります

 

今回は何故に意味がないのか

住宅営業マンからみた坪単価について

解説していきたいと思います

 

ちなみに一条工務店さんに関しては

坪単価販売をされておられるので

今回の記事は該当しないかと思います

 

目次

坪単価とは

まずもって坪単価って何なのか?

これに関しては定義的なものがありません

つまりは人それぞれなのです

 

お客様の認識も人によって違います

  • 外構も含める人
  • 諸費用も含める人
  • 消費税を含める人
  • 太陽光も含める人
  • 建てれる費用と思っている人
  • エアコンも含める人
  • 基礎補強も含める人
  • 床は無垢だと思ってる人
  • 等々。。。。

あげていくときりがありません(^^;

それぐらい皆様の認識が違います

 

伝える側の営業の認識ですらバラバラです

なのでこれに関して議論していっても

あまり意味のない論争になってしまいます

 

 

 

坪単価の落とし穴

坪単価がいくらかで判断してしまうと

どのような落とし穴があるか見ましょう

 

 

 

標準仕様は存在しない

各社の標準仕様って何か??

これも坪単価と同じくらいあやふやです

 

家づくりは色々な細かな部材があります

Aパターン・Bパターン・Cパターン

こんな単純な構成ではありません

  • 床材をどれでみるか
  • キッチンをどこの業者にするか
  • 太陽光は何キロ載せるのか
  • 電化かガスか
  • 外壁をどれでみるのか
  • 鉄骨か木造か

等々標準仕様も超曖昧です

 

結局のところ

その営業マンのさじ加減次第なのです

 

営業マンも人間です

好みもセンスも違います

良心的かどうかも人それぞれです

 

営業マンによって標準仕様が決まります

 

ちなみに私の標準仕様

(いつもよく勧める仕様)

  • 太陽光4kw
  • 1階床は挽板(床暖房有りの場合)
  • 1階床は無垢(床暖房無しの場合)
  • 2階床は無垢(杉等)
  • 外壁はベルバーン
  • 設備はパナソニック
  • 照明・カーテン概算50万円
  • エアコンは配管施工代のみ
  • 軒裏は木調仕上げ
  • 軒の出はできるだけ出す
  • 基本的に木造で提案

上記が私の中での標準です

 

これも営業マンによってバラバラです

あくまで私のおもういい家をつくる為です

これはいれておきたいなぁという願望です

最終的にはご予算と相談しながら選択です

 

 

 

営業マンが安く言いがち

営業マンの心理としては

当然ですが安く言いたいところです

 

いきなり坪100万円ですと言ってしまうと

お客様が商談してくれないからです

 

結果的に色々必要なものを抜いて

実際は坪100万程かかるにも関わらず

坪80万円ですと言ってしまいがちです

 

そこでお客様の頭の中で計算して

実際出てきた見積もりと違う。。。

 

最後は諦めてすすめていく。。。

みたいなことになりがちです

 

 

 

 

定義が各社バラバラ

各営業マンによってもバラバラですが

各社によっても定義がバラバラです

 

有名なところで言うと

Tホームさんの坪単価20万円台の話です

 

最近はあまり見なくなりましたが

当時は凄いインパクトのCMでした

 

ですがこの坪単価の中には

必要なものが沢山含まれていません

 

なので実際にフタを開けてみると

40万円台~50万円台になるという話も

(それでも安いですが(^^;)

 

なので坪単価はうのみにはできません

 

 

 

坪数の定義

坪単価・坪単価と言いますが

そもそも坪数の定義をご存じでしょうか?

 

この解釈も人それぞれかもしれません

以下注意すべき点です

 

 

 

吹き抜けは延床面積に入らない

坪数を言う時に

吹き抜けの面積は含まれません

 

どでかい吹き抜けのある家だと

坪数は小さく聞こえてきます

 

ですが実際の施工面積には入っています

なので面積の割には高く感じることになります

 

 

 

 

バルコニーは面積に入らない

バルコニーは坪数には含まれません

 

どでかいバルコニーのある家と

バルコニーの無い家も坪数は同じです

 

ですが先程と同じく施工面積には含みます

バルコニーが広い家の方が高いです

 

 

 

矩形の形によって変わる

同じ35坪の家であっても

真四角総二階の35坪か

L型の35坪かによっても違います

 

当然真四角の総二階の方が安いです

一概に坪数では分かりません

 

写真の物件は29坪ですが

中庭型になっているので割高です

 

基礎の大きさや外壁の量でみてみると

40坪の建物と同じ位に匹敵します

 

 

 

平屋かどうかで変わる

先ほどの話に関連しますが

そもそも平屋かどうかでも変わります

 

皆様の認識は「平屋は高い」です

同じ30坪でも平屋か二階建てで大違いです

 

平屋が高くなる要因として

  • 基礎が大きくなる
  • 屋根が大きくなる

この二点が大きいです

 

ですが敷地が大きい場合において

平屋と二階建てのコストが≒なことも

 

外構工事費が違ってくるからです

平屋にすると敷地を沢山使うので

外構工事の範囲が小さくなります

 

プランの計画によりけりですが

やりようによってはです

 

予算と敷地の大きさと要望と

色々な要素を考えて選択しましょう

 

 

 

価格の知り方

ではどのように価格を知るべきか

どこに注意して質問すべきか

坪単価以外の観点を見ていきます

 

 

 

ボリュームゾーンはいくらか

実際にみんなが建てている総額がいくらか

その平均はどのくらいなのか?

 

土地有りか土地なしにもよりますが

解体や土地代を除いた平均総額がいくらか

そういう聞き方の方がまだいいでしょう

 

ただしこの質問自体もまだまだ曖昧です

 

 

 

税込みか税抜きなのか

建物3000万円ですと言われても

税込みか税抜きかで大違いです

 

今の消費税は10%です!!!

3000万円なら300万円の消費税です

 

見積書の表記も消費税と分けてあります

それでも資金計画書に落とし込んでいくと

なんやかんやですごい金額になります👀

 

税込みかどうかも確認しましょう

 

 

 

 

光熱費を考える

見積書金額だけに意識をやらないこと

 

実際に生活が始まってくると

固定費の積み重ねです

  • 住宅ローン
  • 光熱費
  • お小遣い
  • 食費
  • 生活費
  • 車のローン
  • メンテナンス費
  • 保険費用
  • 携帯代
  • 養育費

等々色々とあります

家を建てる時は見直しの時でもあります

 

・3000万円総額の計画(太陽光無し)

・3200万円総額の計画(太陽光5kwアリ)

 

この物件を比較した時に

10年間の毎月の固定費に関して言うと

(11年目以降は買い取り単価が下がります)

3200万円の物件購入の方が安くつきます

 

住宅ローンは200万円分高くとも

光熱費がその分安いからです

 

ローン100万円が月々3000円台の支払いです

光熱費が毎月1万円安くなったとしたら

約300万円程のローンに匹敵します

 

100万円のやりたいオプションがあれば

固定費を少し安くするだけで叶えれます

(魔法の言葉です(^^;)

 

 

 

メンテナンスコストを考える

先ほどの話に関連しますが

メンテナンス費用も考えましょう

 

坪単価ばかり気にせずに

メンテナンス費用も確認しましょう

 

今はメンテナンスプログラムという

各邸ごとのメンテナンスの目安がでます

 

バルコニーの有り無しでも変わってきます

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まとめ

いかがでしたでしょうか

 

いかに坪単価トークが無意味であるか

我々もこたえに戸惑います(^^;

 

良心的な私と

少しでも安く言いたい私と。。。

 

結局はどんな住まい方をしたくて

それに必要な費用はいくらなのか

そこに尽きると思います

 

もしくは予算を設定して

その範囲内でどんな提案ができるか

 

そのくらいシンプルに考えましょう

坪単価の闇に入ると訳わかりません

 

このブログを読んだ今日からは

坪単価という言葉を忘れましょう!!

(メーカーの家がもう少し安くなって欲しい。。)

 

 

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