今回の記事はお馴染みTwitter界の
#家系ブログを盛り上げる会からのお題
「外構について」ふれていきたいと思います
以前にも何度かふれていますが
外構工事はとても大事なはずなのに
案外軽視されていたり
後回しにされがちな項目です
営業マンも建物の契約に必死です
「家を売ることに必死です」
いい家づくりをするために
今一度外構工事について考えましょう
以下Twitterからの検討事項です
次のバトンの話になり・・・予算越えの問題児(?)「外構について」のバトンをしたいと思います!
で・・・ひとまず候補を上げてみましたので
これいらねーじゃん。
これ聞きたい!があれば教えて下さい!#家系ブログを盛り上げる会 https://t.co/Ar1gliw4hw pic.twitter.com/69vmQIr3hw
— 【ちかどころ】近所@家づくりブロガー (@kinjyo35) July 26, 2020
私の記事としては
建てる側からの意見として
質問にアドバイス形式でいきます
1,2,外構金額で差額が出そうな項目は?
小さな項目であればいいですが
外構で大きな増額は嫌です
入っていると思っていたのが無かった
そんなことがないようにしましょう
主だった大きな項目を紹介します
カーポートをつけるかどうか
そんなこと位分かるわよ!!
そんなお声が聞こえてきそうですが
提案されたイメージパースには入っているが
実際の概算見積もりには入っていなかった。。
そんなことが普通によくあります(^^;
契約後に確認しても後の祭りです。。
パースだけ見て思い込みをせずに
どこまで含まれているか確認しましょう
カーポート二台+土間コンクリートで
50万円前後~費用が変わってきます
デッキの種類
ここも落とし穴が存在します
「デッキが欲しいんです!!」
そういったご要望はとても多いです
そこで家づくりを愛している人は
イペやウリン材等の本物の木材を
契約優先の営業マンは
コストを抑える為に木調のデッキ材を
リウッドデッキがメジャーです
(別にこれが悪いとは言ってませんm(__)m)
確かによくできたデッキだと思いますが
比べると質感は大きく違います
勿論塗料を塗らないでいい等の
楽な部分があるのは事実です
メンテフリーを強調して伝えるか
室内とソトのつながりを大事にして言うのか
素材感や空気感を大事にして言うのか
大きな違いがあります
デッキの材が本物か偽物かで
空気感は大きく変わります
勿論コスト的な理由で
どうしようもない時もあります
ですが室内のクオリティが高い程
デッキの素材感は重要になります
この位の範囲のデッキになってくると
リウッドとイペやウリンにした時の差額は
50万円~100万円以上の差額になってきます
お客様の想定範囲外でしょう
そこまで差額がでたら悩むでしょう。。
悩んだ末に採用頂いた方は
100%ご満足頂いております
値段だけで即決してしまわずに
もう一度ご検討下さいm(__)m
タイルテラスの高さ
ここも落とし穴があります
「お庭にタイルテラスが欲しいです」
任せておいて下さい!!
この範囲にしっかり入れておきます
これだけ聞いてるとOKですが
いざ契約後に外構打ち合わせしてみると
室内側と高さが違う。。。!?
確かに希望の範囲にタイルはあるけども
これでは室内側から見た時に
空間が分断されて見えるので
リビングが広く感じれません
本来であれば室内側部分と
外のタイルテラスはフラットになるべきです
ですが案外この高さを揃えるのには
コストがかかります
安くみせるのが目的な営業は
契約前にその辺りまで見てくれません
基礎と建物には換気口が必要です
写真のように高さを合わせる為には
建物際に通気を確保しないといけません
ガラリをつけたり砂利で隠したり
換気口を隠しつつ見た目も気にして
思ったよりコストがかかります(^^;
細かい部分ですが
契約前に確認しておきましょう
そのあたりの配慮で
その担当者の家づくりレベルも分かります
目隠しの種類
カーテンを開けれる暮らしがしたい
とても大事なご要望だと思います
そういった際にどんな目隠しにするのか
方法は様々です
ただ単に目隠しをするだけなら
ブロック+フェンスでも大丈夫です
ですが目隠しをするということは
中から眺める塀になるわけです
毎日眺める塀が
ブロック+フェンスは味気ないです
空間のクオリティは下がってしまいます
吹付の塀で目隠しがしたいのか
もっと素材感のあるものがいいのか
塀の高さはいくらで見てくれているのか
確認事項は沢山あります
個人的には経年美化する壁が好きです
(高いですが。。。)
この記事では
色々な目隠し方法についてまとめています
コストに合わせてご検討下さいm(__)m
高低差の処理の仕方
これまた意外と盲点な部分です
敷地と道路に高低差があるかないか
敷地の寸法だけをみて設計すると
この落とし穴に引っかかります
現地を見ずに測量寸法だけ見ていると
後で痛い目を見ます(^^;
高低差がある場合の対応として
- 土をすきとる必要があるか
- 土留め擁壁が必要かどうか
- 法面を芝生等で処理するか
- 法面を割栗石で処理するか
- 建物を深基礎にして対応するか
色々なパターンが必要になります
そしてどれもコストがかかります
敷地に高低差がある場合は
その高低差の処理をどう考えているか
きちんと確認しておきましょう
はね出し仕上げかどうか
これは普通はそうなってないと思います
私が勝手にこだわりたいポイントです(笑)
そして手間ヒマかかるので
コストアップにもなります(^^;
普通はこんな感じで段差があります
普通に階段状になっています
ちょっとはねだしてます👀
お分かりですか?
こちら側から見ると分かるでしょうか👀
これもはねだしてます
ちょっとしたことですが
これで見え方が違います
ただのモルタルでもカッコいいです
「あごをだす」とか
「キャンティさせる」と言います
タイルの場合でも可能です
もちろんコストアップです(^^;
でもアプローチは重要です
お金かけるべきです
ですが競合していると
安い方に流れがちです
こういうところにコストをかけると
自分の首をしめることになります。。
その辺りのバランスが難しいです
いい家はつくりたいけど
選んでもらえなければ意味がない
常にその葛藤です。。。
植栽や低木が含まれているか
植栽をあなどってはいけません
木と低木で数十万円はかかります(^^;
パースでは沢山入っていたとしても
実際には全く入っていないことも。。
植栽によって見え方は違います
家の潤いも変わってきます
何メートルの高さの木かによっても
金額は大きく変わってきます
何mの高さの木が
何本入っているかまで確認しましょう
木の根元の低木も重要です
こういった低木の設えだけで
見た目の印象は格段に違います
ゴロゴロころがっている割栗石もです
この素材感があるかないかでも
格段の違いがでてきます
3,外構工事は外注がいいかメーカーがいいか
これに関しては以前の記事にて
深堀りしたことがある内容です
下記記事をご覧下さい
簡単にまとめると
ハウスメーカーに任すべき部分
- 建物に付随する部分
- アプローチ部分
- メインの植栽
- 建物の配管等に関係する部分
建物と連動して計画しないと
後で問題が生じることが多いです
他で依頼してもいい部分
- カーポートの工事
- 外周工事
- メイン以外の植栽工事
ハウスメーカーで施工すると
カーポートの確認申請費が必要です
(しないとこもあるかも?)
法的には申請が必要ですが
せずに施工するところが多いです
自分達でDIYできる内容
- 芝生を植える
- 植栽を植える
- 木塀をつくる
個人的には自分でできる部分は
あとの楽しみでおいておきましょう
外構は後から追加していけます
メイン以外は自分達で
それも楽しいと思いますし
愛着もわいてきます
上記は下記実例でも行いました
4,オープン外構とクローズ外構について
家づくりを始めた方には
聞きなれない用語かと思います
「オープン外構とは」
まさにこんなイメージです
外周面を塀で囲うことはせずに
どこからでも入れる状態です
最近はオープン外構が主流です
「クローズ外構とは」
このように外周部分を塀で囲んでる場合です
そこそこの高さの塀と
かなりの長さが必要になるので
めちゃくちゃコストがかかります(^^;
あまり現実的ではないです。。。
昔は多かったかもしれませんが
最近では少ない外構です
5,境界ブロックの考え方について
隣地との境界は繊細な部分です
お隣さんとは良好な関係がいいので
問題なく施工したい部分です
境界ブロックのパターンとしては
- 境界中央に施工する
- 敷地内側に施工する
- 既存の塀を利用する
- 隣地側に塀があるので施工しない
上記のパターンがあるかと思います
自分の敷地内で行うのであれば
工事の際に協力頂くだけです
境界中央にする場合は
素材を何にするかや
費用は折半かどうか等の
打ち合わせが必要です
既存の隣地塀がある場合も
十分な注意が必要です
自分の敷地内の土を直接あてます
そんなこと位と思うかもですが
人の感じ方は様々です
隣家とのトラブルの火種にならぬように
早めに隣地の方と相談しましょう
6,オススメの外構部材について
おススメというかどうかですが
注目しているのがあります
近いうちにやりたいです
ただのブロックです
コスパが一番安いブロックです
このままだとただのブロックですが
施工の仕方一つで変わります
お化粧一つで変わります
どうですか!?
印象違いませんか👀
オシャレなカフェに使われています
先ほどと何が違うでしょうか
ブロックの目地が違います
馬目地と言って
横方向は一直線ですが
縦が段違いになっています
両方のブロックに馬乗りになっているので
馬乗り目地とも言います
これも大層手間がかかるので
施工料金は割高です
ですがこんな雰囲気が好みなので
個人的には興味アリです
7,お金があればやってみたい外構
未だ実例で実現できずです。。。
蛇篭(じゃかご)の目隠し塀
自然素材感が素敵です
一見カゴに石入れただけ。。。
なのにお高いのです(^^;
いつか共感頂ける方と
実現してみたい塀です。。
川で石ひらってこよかな(笑)
8,外構工事の値引きについて
これに関してはあまり語れませんが
多くの会社で値引きはありそうです
一つ言えることは
建物金額より少額なので
多くは期待しないことです
そして最初の概算金額が少ない状態で
とりあえず契約してしまうと
値引き額も少ないです
契約後に増額した分に対して
追加値引きすることはありません
最初から必要なものが入っているか
きちんと確認が必要です
あとで増額にならない位に
外構費用をみておきましょう
まとめ
いかがだったでしょうか
外構工事は大事ですが
やはり奥が深そうです
今回書いたような内容は
お客様が把握しきれません
最終的には良心のかたまりです
つくりての裁量次第です
どのレベルの家づくりを目指すかで
外構費用をどのくらいみるか変わります
パートナーの力量をはかるうえでは
外構は重要なカギを握っています
建物を契約してしまう前に
外構工事をきちんと確認しましょう
最後に先日ご契約頂いたお客様に
ご契約時のアンケートを頂きました
私と出会ったことによって
家づくりが楽しめているという
感動のコメントを頂くことができました
感無量でございます(涙)
いい家ができあがるように
引き続き私も楽しんでいきたいと思います
こういうコメントを頂くと
いつもより頑張ってしまいます(笑)
これも施主力のひとつです!!
皆様も意識してみてください
みんな人間です
外構工事に関連する記事です
コチラも合わせて勉強してくださいm(__)m
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
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