今回の記事内容は
子供部屋についてです!!
これに関しては答えはありません
価値観と考え方と教育観によります
自分が育ってきた環境も大きいでしょうか
我々大人が思っている以上に
心配している以上に
子供たちの順応力は高いです
可能性は無限大∞です
生まれてきて与えられた環境が全てです
逆に言うとその環境が影響します
この内容に関しては家づくりにおいて
必ず通る門です
柔軟な発想で考えて欲しい内容です
10年前に建てた私は失敗しました(笑)
私が尊敬している
しくじり先生も失敗しています
私のしくじり⑧【子供部屋をつくる】
子供部屋をつくってしまいました。
子供部屋はほとんどの期間死に部屋です。
個室はつくらずフリースペースをつくっておいて、必要なら壁をつける。必要なければそのまま。 pic.twitter.com/DmUkOP80Sw— 住宅街のしくじりせんせい (@architecTeacher) May 23, 2020
何を失敗と感じるかも
人それぞれかと思います
これから家づくりをされる方には
後で後悔してほしくない!!
そういうオモイでこの記事をつくります
子供部屋をどう考えるか
まずもって子供部屋をどう考えるか
普通に要望を聞き取ると
- 子供部屋は最低6畳欲しい
- 4LDKの間取り希望
- ベットと机と収納が置きたい
- 最初から仕切りたい
このようなご要望が多いです
ですが実際家を建ててみると
- 個室として使うのは10年程?
- 部屋であまり勉強しない
- 個室は寝るだけ
- 部屋にこもってもろくなことがない
- 結局リビングに集まっている
- 部屋が物置になっている
- 結局家族みんなで寝ている
- 子供が巣立つと空き部屋に
みたいなご意見をよく聞きますし
そんな家をよく見かけます
実際に我が家は物置になってます。。
家を建てた当時は子供がいません
今は6歳の息子と3歳の双子がいます
ですがまだまだ部屋は不要です
大体が小学生の高学年から
大学生前後位まででしょうか?
30年~60年住む家の中で
たった10年前後の使い方の話です
より長い間活用できる空間にしたいです
死に空間としての期間を短くしたいです
そういった観点で考えていきたいとこです
子供部屋の仕切りパターン
子供部屋の仕切り方には
沢山のパターンがあります
もしかしたらこれ以外もあります
自分たちの価値観や
家族状況にどれがマッチするか
柔軟な発想で見ていきましょう👀
最初から個室で仕切る
これが不正解というわけではないですが
私自身はこのパターンを選択して
後悔しております
どのタイミングで建てるかによりますが
私のように子供がいない家族においては
確実に物置か死に部屋になります
家が存続する生涯において
死んでる期間の方が長くなりがちです
明確な意図があっての個室かどうか
今一度考えてみましょう
将来的に壁で仕切る
これは最近ポピュラーになっています
将来壁で仕切れるように
天井に補強を入れておきます
補強を入れていないと大ごとですので
事前に打ち合わせしておきましょう
パターンとしては
- 子供部屋2つを将来仕切る
- 子供部屋と寝室をつなげておく
- 廊下と子供部屋をオープンにする
- 当面はセカンドリビングとして使用
- まずは個室無しでスタートする
- 吹き抜けとつなげたプレイルーム
- 当面はサンルームとして利用
色々なパターンが可能です
最初から仕切った方が安いですが
将来仕切るのもそこまでかかりません
子供部屋を仕切るくらいであれば
工事も一日で終わりますし
10万円台から20万円前後の話です
できるだけ長い間有効に利用すること
そこに主眼をおいて考えましょう
パターンと可能性は無限大です
建具で間仕切りする
建具で仕切れば個室に
建具を開放すれば子供の遊び場に
音の問題はありますが
空間としてはフレキシブルに使えます
写真の実例は吹き抜けとつながっています
この吹き抜けの上が先ほどのスペースです
奥様が下でお料理をしていても
上で遊ぶ子供の気配も伝わります
ご飯ができたらすぐに呼べます
1階と2階を分断してしまうと
1階のみの面積で暮らすことになります
できる限り個室空間をなくして
居場所をつなげることが大事です
そのテクニックが活用できれば
4人家族の住まいは30坪で十分です
十分広く感じます
36坪の要望通りの仕切った家よりも
豊かに暮らせます
(自宅に対して言ってます。。)
平屋の場合であれば
将来の子供部屋をLDKに取り込めます
建具を開ければプレイルームに
建具を閉めれば個室になります
カーテンで間仕切りする
これは私が注目している仕切り方です
音の問題等はありますが
将来的に子供が巣立っていっても大丈夫
カーテン間仕切りのメリット
- コストが安い
- 模様替えできる
- 変幻自在に仕切れる
- やり方によってはオシャレ
- 子供が巣立ってからも活用できる
- 空間をつなげれる
カーテン間仕切りのデメリット
- 音が良くも悪くも伝わる
- プライバシー性は薄い
- 光がもれる
粗探しをすれば
沢山デメリットもありますが
柔軟に考えたらメリットも沢山あります
実例があまりないのですが
体感してみると案外いけそうです
これから家づくりする方には
選択肢の一つに入れて欲しいです
これも天井に補強さえれ入れておけば
カーテンレールでもカベでも可能です
住みながら選択するのもありです
可動収納で仕切る
可動式の収納で軽く仕切ります
ゴロゴロと動かすことができるので
・一部屋として使ったり
・半分だけ仕切ったり
・完全に仕切ったり
用途に応じて色々可能です
音は完全に遮断できませんが
限りなく個室に近い感じにできます
コストがそれなりにするのと
少し仰々しい感はあります
置き家具で仕切る
先ほどの可動収納よりもライトです
個室に仕切るというよりは
空間はひとつながりです
ちょっとした目隠しに
家具が置いてある程度です
これだけでも別空間な感じです
こういう空間を体感してみると
案外いけるかも?って思うかもです
決めつけずに可能性を広げましょう
その先に豊かさがまっています
将来も簡単にレイアウト変更できますね
子供部屋スペースがコンパクトな場合
二段ベットを利用するのもありです
下が収納や勉強スペース
上が寝る場所
室内スペースを有効活用できます
壁で目隠しだけする
プライベートゾーンが見えないように
程よく壁で隠すパターンです
壁の先には布団で寝るスペースです
建具や廊下で完全に仕切ってしまうと
当然ですが狭く感じますし
圧迫感もでます
30坪以下でも広く住まう為には
余計なカベや建具が邪魔です
より柔軟な発想が求められます
施主力を高めればそれも受け入れできます
壁の向こう側は中庭とつながってます
寝る時以外は子供の遊び場になります
寝る部屋としての機能だけでなく
- 子供の遊び場として
- 二階が暑い時に過ごす場所として
- セカンドリビングとして
等々色々な機能が追加されます
機能の多い家や空間は
「豊かさ」と「広さ」を感じさせてくれます
個室=建具とカベではありません
仕切らない
最終の究極形態はこれです
中々の境地に達しないと無理ですが
案外ワンルームでもいけます(笑)
子供たちが思春期を迎えた頃に
多少の工夫は必要になりますが
この環境が当たり前になっていたら
子供たちも順応してくれます
その時その都度になってみて
形態を変化させていきましょう
フレキシブルに対応できるように
壁や天井の補強は入れておきましょう
無策にワンルームはダメです
考え抜かれた自由を手に入れましょう
実例紹介
パターン別の実例を紹介します
将来間仕切り
二階が水まわりになっています
子供部屋の間仕切り無しの状態です
・当面はサンルームとして使ったり
・子供の遊び場として使ったり
・セカンドリビングとしても利用できます
そんな使用頻度が高い場所になるので
床材は杉の無垢フローリングです
お風呂上りも最高に気持ちいいです
二階だからコスト削減ではなく
二階こそ無垢です!!
建具で仕切る
大きな吹き抜けと子供部屋がつながります
気配や子供が遊ぶ声も聞こえてきます
そんなに空間がつながってしまって
寒くないの?
光熱費大丈夫??
そう思っている方はこの記事を!!
実際の光熱費も公開しております
是非とも参考にしてみて下さい
壁で目隠しする
90㎡でも広く豊かに住まう家
普通につくると窮屈な家になります
そんな窮屈さは一切感じません
しかも敷地条件は強烈な旗竿地です
そんな土地を使い切って
カーテンのいらない生活を実現
ソトの庭まで感じれるつくりなので
90㎡とは思えません
仕切らない
ご存じの方も多いかもですが
我らがヒカキン似設計士の自宅です
施主力が極限まで高まると
間取りとか関係なくなります
どこが玄関でとか部屋でとかありません
一階ワンルームの二階ワンルームです
もはやルームも存在しません
24坪ですが広く感じます
彼の家は我が家と同じくらいの子供がいます
これから思春期に向かっていって
どのような家の変化が起こるか楽しみです
一応仕切れるように補強は入っています
おそらく彼は仕切りたくないはず
お子様はどう言われるか
その辺りが見ものです
数年後の変化を見守りたいです
まとめ
いかがでしたでしょうか
この記事を見たことによって
これから家づくりをされる方の
子供部屋に関する考え方が
少しでも変化すると嬉しいです
これは子供部屋に限りません
色々な部屋の概念や固定観念を
まずは取っ払ってもらいたいです
言葉では簡単ですが
実際はかなり難しい作業です
実際の実例を体感しに行くのが
一番の近道だと思います
営業マンのトークよりも
住まわれている方の意見です
説得力があり安心できます
空間を体感して納得できます
施主力を高めるためにも
展示場よりも実例を見に行きましょう
究極の子供部屋の実例です↓↓↓
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