実例もひとしきり紹介したので
家づくりについて
項目ごとに分けて
色々とご紹介していきたいと思います🏠
今回は
無垢フローリングについてです
最初に言っておくと
無垢フローリングが絶対いいですよ!
と言うつもりはないですが
個人的にはおススメです(^^;
あくまで私の主観的な部分も含まれます
客観的な話と
私の無垢材に対する情熱(多め)を混ぜて
情報発信していきますので
皆様は客観的に冷静に見て下さい(笑)
今回の情報源となっているのは
私が普段からよく使用している
床材メーカーでも屈指のマルホンさんです
よりマニアックな情報が知りたければ
木材ドットコムで検索下さいm(__)m
より細かな情報を得ることができます
ちなみに個人的にも
マルホンさんの静岡本社へ
床材の勉強にヒカキン似設計士と共に
行ってきました
アイキャッチ画像にもしているここです
床材LOVEな私にとっては
楽園のようなスペースでした✨
裸足になって
どの子(木)が気持ちいいか
スリスリしながら歩きました(笑)
色々な実験体験施設もあるので
床に興味ある方は
ご予約の上行くべきです!!
ついでにウナギでも食べて帰って下さい
言って頂いたら
優秀な案内スタッフをご紹介します✨
無垢フローリングとは
そもそも無垢フローリングって何?
という方もおられるかもなので
簡単に写真を見ながら説明します
左が無垢で右が複合フローリングです
・単純に一枚の木か
・合板の上に貼ってあるかの違いです
複合フローリングに関しては
貼ってあるものが
・シートなのか
・木をスライスした2mmのものなのか
・木の3mmのものなのか
等によって呼び名が変わります
挽板や突板と呼ばれるものです
今回はややこしいのでここまでm(__)m
無垢フローリングの強みは何といっても
どこまで削っても木がでてくることです!!
金太郎飴みたいなイメージですね
よく傷がつきやすいとか
メンテが大変とか
半分デマのような情報が飛び交ってますが
この写真を見て下さい
マルホンで掲示してある
複合フローリングの末路です💀
表面部分がめくれたり傷がいくと
下の合板が見えてきます😨
こうなった場合に
・表面等をはりかえるか
・似た色の補修ペンで塗るか
の補修方法しかありません
傷が劣化にしかなりません
対して無垢フローリングは
傷が味や思い出となります
傷に関しても修復方法があるので
後ほどのメンテナンスの部分で説明します
塗装の種類について
一枚の木であれば無垢材なのですが
その上の塗装にも色々あります
そしてここが結構重要です!!
細々と言い出すときりが無いので
大きな分類でいくと
オイル仕上げや無塗装
メリット
- 木が呼吸しているので調湿効果がある
- 足ざわりや手触りが気持ちいい
- 見た目の木質感がいい感じ
- 膜がはってないので木のにおいがする
デメリット
- 定期的にオイルを塗る手間がかかる
- 水等がしみこみやすい
- ふかずに放っておくとシミになる
- 乾燥により反りや隙間が生じることがある
ウレタン塗装等の仕上げ
メリット
- 表面に膜があるので染み込まない
- こぼしたときにふき取りやすい
- ペットのオシッコ等には強い
- シミができにくい
デメリット
- 見た目がてかっとしている
- 膜はっているので木のにおいがしない
- 足ざわりやてざわりが冷たい
- 調湿効果が無い
最近ではインビシブルコートのように
見た目はてかッとしていないけど
膜をはっている塗装技術もありますが
私の中では膜をはった無垢は邪道です!!
膜をはるぐらいであれば
無垢フローリングじゃなくていいのでは?
くらいの感じです
これはあくまでも私個人の意見ですので(^^;
大体の会社さんが
メンテが楽ちんでクレームになりにくい
ウレタン塗装系を
安易に勧めてくることが多いです
それぞれの立場によって
何を勧めるかは変わりますが
せっかくお金をかけるのであれば
正しい知識を得たうえで
ご自身の価値観で選択しましょう🏠
無垢材が及ぼす効果
呼吸をする木材が
人体に与える効果は沢山あります
その辺りの効果をまとめます
1、視覚的効果
天然の木の年輪の間隔は「1/fゆらぎ」と呼ばれ
人の視覚に心地よさを与える
自然が持つリズムだと言われています
毎日の生活の中で何度となく目に入る木目が
住む人の気持ちをリラックスさせ
ほっとする安らぎの時間を運んでくれます
これに関しては
何となくではなくて
科学的データがあります
2、触れて感じる効果
無垢のフローリングの上を素足で歩いてみると
独特のずっしりとした安定感と
堅すぎず柔らかすぎない
適度に衝撃を吸収するような
やさしい踏み応えを感じます
夏場はさらっとした 感触
冬場は木本来のぬくもりを感じることができます
これも同じく科学的根拠があります
膜をはったフローリングと
無垢フローリングに足を触れた状態で
脳波を測定してみると
その違いがでてきます✨
3、においで感じる効果
無垢木材は
木が本来持っている香りが
そのまま活きています
アロマテラピーの分野でも
その効果が活用されています
香りのテイストと効能は
樹種によって千差万別です
実際にサンプルの香りを感じて
相性を確かめてみるのがいいでしょう✨
ちなみに私は無塗装の杉か檜LOVEです♡
4、調湿効果
無垢の木は生きているので
まるで呼吸するように常に動いています
空気が乾燥すると水分を発散し
湿気が多いと水分を吸収して
部屋の湿度を自然に調節
これが夏涼しく
冬暖かい天然のエアコンと呼ばれる所以です
ただし伸縮しすぎるのを抑えるため
日本の気候に合うように
あらかじめ木を乾燥させて
含水率は調整しています
5、経年変化
無垢の木は
新品が一番きれいで
だんだん汚れていく素材ではなく
使い込んで時間が経つほどに
魅力を増していきます
時間とともに色が濃くなったり
薄くなったり丸みが出たり艶が増したり
木の種類によって年の取り方もさまざま
この経年変化こそが
無垢と暮らす醍醐味と言えるでしょう
味わいととらえるかどうかは
その人の価値観次第です
6、お手入れする楽しさ
無垢木材は
お手入れが大変だと思われがちですが
一般家庭なら年に1回程度で十分です
手間をかけるほどに愛着が湧き
お手入れすることが
楽しみに変わるかもしれません
ちなみに私は
オーナー様にお勧めする際に
床のオイルがけが大変という方には
私たちもやりに行きます!!と言います
お引渡し後は用事もなく行きにくいです
床磨き記念日をつくれば
年に一度は関係スタッフが集まります
勿論最後はお酒で乾杯🍺(笑)
それがメインの目的か?(笑)
この写真のオーナー様宅は
今までかれこれ9年連続です
今年はコロナの影響でまだですが
コロナがあけたら真っ先に行きます(笑)
毎年入社してきた新入社員の勉強としても
毎年引き連れていきます(笑)
床を磨くと愛着が沸きます
自分で体験すると
トークに重みが出ます✨
新人たちにとっても
勝手にいいことしてあげてると
思い込んでいます(^^;
無垢材のメンテナンス
無垢材ってメンテが大変!?
そんな情報が多い気がします
でも個人的にはそこまでコマメな
メンテナンスは不要です
年に一度のオイルがけ
さきほど私がイベント化している
オイルを塗りこむ作業です
塗りこむ前にホコリ等を掃除して
ひたすらごしごしです
床材によって色々ですが
植物性の自然オイルを塗りこんでいきます
どのオイルがいいかは
選ばれている床材メーカーに
お問い合わせくださいm(__)m
オイルを塗りこむのは
ウエス等の布系のものなら何でもOKです👍
ねちゃっとしているので
少量を布に染み込ませて
ひたすら塗り込んでいきます
腕が筋肉痛になるくらい
中々大変です
ヒカキン似設計士ももちろん作業(笑)
オーナー様との共同作業で
良い思い出にもなります✨
担当者に一緒に塗ってもらいましょう(笑)
傷でへこんだ場合の補修方法
私個人的には
少々へこんだ位では気になりません
オーナー様からも
そこまで言われることは少ないです
子供がおもちゃを落としてしまって
かなりへこんだ場合も
無垢なら修復可能です
へこんだ場所に水をたらします
スポイトではなくてもOKです👍
ティッシュや布を上からかぶせます
アイロンでうえからおさえます
すると無垢材が水をすってくれて
ふっくら膨らみます
最後はオイルを少し塗り込んで
まわりと目立たなくさせます
そのうち馴染んできますね✨
もしこれが複合フローリングであれば
表面がはがれてしまいます😨
傷はどちらのフローリングにも入ります
修復方法の違いと
味になるか傷になるかの違いです
無垢よりの意見ではございますが(^^;
参考にしてくださいm(__)m
無垢材の選び方
無垢材の良さは何となく分かったけど
どうやって選べばいいの?
確かに無垢材と言っても
沢山の種類の木と特徴があります
選択のポイントをお伝えします
無垢木材は樹種によって
それぞれ顔つきも性格も違う個性派揃いです
選択基準1、色味で選ぶ
どんなインテリアの色味にしたいか
その部分を一番重視してください
木本来の持つ色味は様々です
<明るめ> カバザクラ、メープルなど
<中間色> オーク、チークなど
<濃いめ> ウォールナット、ローズウッドなど
<赤味系> サペリ、ジャトバなど
一部の例にすぎませんので
まずは色味からしぼっていきましょう
色味の変化によっても
木によって様々です
<早く変化する材>
アメリカンブラックチェリー、イロコ
マホガニー、熱処理材など
<ゆっくり変化する材>
タモ、パープルハート、ヨーロピアンオークなど
<濃く変化する材>
アメリカンブラックチェリー、マホガニーなど
<薄く変化する材>
ウォールナット、ローズウッド、熱処理材など
選択基準2、堅さ(あたたかさ)で選ぶ
この部分はかなり重要だと思っています
なぜなら
堅さ=あたたかさにつながるからです
堅い床材は丈夫ですが冷たいです
柔らかい床材は暖かいですが傷に弱いです
私が大好きな杉は超柔らかくて暖かいです
ですが傷は入りやすいです
これに関しては実物に触れてみたり
実例を体感したり
オーナー様の体験談を聞いてください
カタログだけでは分かりません
こちらのリンクから
お好みの子(床材)を探すことができます
ご興味ある方はご利用下さいm(__)m
選択基準3、床暖房対応有り無しで選ぶ
最近は床暖房のニーズも高く
床暖房に無垢木材を使いたいという方が
大変増えています
無垢木材は乾燥や熱によって動きが生じるため
床暖房に対応できないというのが
従来の業界の常識でした
通常のフローリングとは異なった
加工や乾燥工程を経ることで
寸法安定性を高めて
床暖房に対応した商品を
ご用意できるようになりました
ただし従来木の持つ色味でなかったり
非対応の無垢材が多いのが現実です
実例を通して感じたコト
無垢材の世界はかなり広いです
私が知っている知識も
ほんの一部ですm(__)m
実際に使用した床材に関しては
体感しているので感想は述べれます
過去の実例をさかのぼって
感想を記述します
床暖房対応のアッシュです
サーモ加工をすることによって
床暖房対応にしているので
アッシュ本来の色味とは違います
床暖房をつけていると暖かいですが
基本的にはかなり堅めでした
私が最も愛する杉材です
節があるので好みはわかれますが
体感した人にしか分からない
気持ちよさとあたたかさがあります
においもいい感じです✨
建て替えれるなら
杉にしたいです(笑)
ナラ無垢フローリングです
幅が狭くて節のあるタイプなので
コスト的にかなりやすかったですが
質感はとてもいい感じでした✨
床暖房を使っていない家でしたので
これが実現できました
床はかなり堅くて頑丈です
王道のウォールナット無垢です
コストも高いですが
高級感があっていい感じです
床材はかなり堅めで丈夫です
床暖房対応でよく使う挽板です
挽板アッシュは足ざわりもよく
あたたかみがあります
無垢材ではないですが
床暖房対応の場合はおススメです
ヒカキン似設計士の自宅です
思い切った間取りなので
床暖房が欲しいということで
床暖房対応に加工した杉無垢材です
床暖房対応にしたことによって
表面がてかっとしているのと
においもしません
杉本来の良さは薄れています
杉であれば床暖房無しでも
かなり暖かく感じます
オーナー様が床材があまりに気持ちいいので
インスタグラムにて投稿してくれました
こういう投稿を見ると
半分無理矢理でも勧めて良かったと思います
まとめ
床材に関しては個人の自由ですが
あまりに間違った情報が多いのと
否定的な意見やメーカーが多いです
メーカー側が否定的なのは
施工が大変なのと
クレームになりやすい点があります
安全をみたら
無垢に対して否定的な意見になります
お客様としては
客観的な情報を集めましょう
- 無垢にするなら膜はるな!
- ペットを飼うなら膜ありか?
- 無垢の否定的な意見に惑わされるな
- 正しい経年変化と補修方法を調べよう
- カタログだけでなく肌で感じよう
- オーナー体験談を参考にしよう
- オイルがけも楽しいイベントに
- 木の世界は奥が深い
みたいな感じです
ちなみに我が家は
犬を飼う予定がなかったので
オイル仕上げの挽板です
築10年経ったからもういいですが
犬のウンコに気付かなかった場所が
こんな感じでシミになってます😨
散々無垢とオイル仕上げを推しましたが
ケースバイケースです🏠
犬を絶対飼いたい方とかは
ウレタン塗装にして
フローリングにラグを敷くとか
別の方法が適していると思います
お子様が小さい間とかは
死ぬ程ご飯をこぼすので
何か敷いたうえで食べさすとかも
必要だと思います
その短いシーンの為に
気持ちのいい床材を
あきらめないでください
長い人生です
気持ちのいい床材をすすめます(完)
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
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良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
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