先日ご契約前のお客様と
キッチンショールームに行きました
大体のお客様が
キッチンは契約後に決めていると思います
そして契約時概算100万円でみていたのが
ショールーム見学後には。。。。
130万円ですぅ～😨
みたいな状況に陥っている方は
少なくはないと思います
契約前の営業マンは
これくらいみておけば大丈夫です！
よほどの事が無い限り
金額はあがりません！！
こんなことを言いがちです
あとは言った言わないの話になります。。
こんな状況に陥らないためにも
時間的な余裕があるのであれば
建物契約前の状態であっても
自分の目でキッチンを確かめに行きましょう
できれば営業マン等も一緒の方がいいです
キッチンショールームに予約を入れて
計画中の図面を持っていきましょう
今回はコロナの影響もあり
しばらくショールームを閉めていました
6月1日から再開したかげんで
ショールームの予約が取りにくい状況です
リクシルさんに関しては
7月末まで予約でいっぱいでした(^^;
ということで今回は
パナソニックさんとクリナップさんです
リクシルさんとはご縁が無かったかもです。。
現在住まいづくりを検討されてる方や
これから住まいづくりを検討される方にとって
キッチンのどういう部分が
コストアップになるのか
どういう部分を確認しておいたらいいのか
その辺りにフォーカスあてていきます
ご興味ある方は読み進めて下さいm(__)m
金額差の出るチェックポイント10
ショールームで仕様を決めていると
発した一言で10万円アップ(^^;
なんてことは沢山あります
え！？
それだけでこんなにあがるの？？
こんなはずじゃなかった。。。
色々他で我慢しないと。。。
みたいなことになりがちです
どんな項目に注意すべきか
10項目にまとめたので見ていきましょう
ちなみにショールームに提示してある金額は
定価の金額なのでびびる額になってます
実際はメーカーさんによって
入り値と出し値は違います
扱う取り引き数が多いと安いですし
少ないと高い傾向にあります
建築会社によって
提携しているしてない等
得意不得意もあるかと思いますので
最初に確認しておくことを勧めます
１、扉のグレードに要注意
ここは最要注意項目です！！
キッチンやカップボードの扉のランクです
クリナップに行った際の写真です
ずらりとグレードごとに並んでいます
何気に直感で選ぶと
当初積算されていた金額から
一気に20万円アップもありえます
同じ白色にも色々な仕上げがあったりします
C10、C20、C30みたいな感じで
グレード表記があります
パナソニックでも同様にあります
今自分がどのグレードでみてもらってるのか
自分たちがどんな扉をイメージしているか
そこが重要になります
例えばこの実例写真をご覧下さい
床材、梁、家具、キッチンパネル
素材感にこだわりたかったので
キッチン扉のグレードが高いです
低いグレードの木調になると
シートばり感が強くなります
その部分だけが安っぽく見えてしまいます
自分がどんな内装の雰囲気にしたいかを
イメージしておきましょう
先ほどの実例の住まいでは
キッチン以外の扉等も
素材感を統一しています
全体的なイメージも大事です
２、どのグレードの商品にするか
これに関しても
金額差がかなりでるところです
各社色々な商品群があります
それぞれにターゲットを変えています
パナソニック（2020年6月時点）
一般的なクラス：ラクシーナ
ハイグレード ：Lクラスキッチン
クリナップ（2020年6月時点）
一般的なクラス ：ラクエラ
少しハイグレード：ステディア
ハイグレード ：セントロ
みたいな感じで色々な商品があります
ここで掘り下げると長くなるので
チェックポイントとして知っておいて下さい
３、ミーレ等の特殊部材を入れるかどうか
これはまさに今回案内させて頂いた
お客様の事例であった内容です
奥様がミーレの食洗器を入れたい！！
そういったご要望をお伺いしました
最近ミーレにしたい方が急増しています
ここに落とし穴が存在します(^^;
通常の商品群では
対応商品が限定されます
今回で言うと
パナさんはLクラスのみ対応可
クリナップさんも同様ハイクラスのみ可
つまりこの時点でかなりのコストアップです
契約前に伺っていなくて
契約後にミーレが。。。
と言われると「ハッとします。。」
やはり事前にショールーム行って良かったです
これだけで30万円以上変わってきたりします
皆様もお気をつけ下さいm(__)m
４、浄水器が必要かどうか
今までの話に比べると
そこまで大きな話ではありません
ですが10万円前後の話です
浄水器をつけるかどうか
- ミネラルウォーターを買ってる方
- 湧き水を汲みに行ってる方
- 浄水器が欲しい方
- 別で浄水器を置いてる方
色々なパターンがあると思います
ちなみに我が家は湧き水を汲みに行ってます
たまたまですが近所に有名な場所があります
香寺町の岩部天然水です👍
２２ℓで１００円なのでコスパもいいです
面倒なのは面倒ですが。。
栄養価もとても高いみたいです
ということで皆様におかえれては
飲み水をどのパターンでいくのか
事前に考えておいて下さい
浄水器を付ける場合は
カートリッジの交換等も必要になるので
注意が必要ですm(__)m
５、コンロをどのタイプにするか
コンロにも色々なタイプがあります
皆様が想像するコンロは１つかもですが
これによっても金額や商品が変わります
おそらく皆様が想像しているのは
この三角形のタイプかと思います
最近はこのタイプ以外もあるのです！！
横並び3つ口タイプです
パナソニックさんのみの取り扱いです
つまり横並びがいいとなれば
商品はパナソニック限定となります
この時点でクリナップさん等よりも高いです
ちなみに我が家もこのタイプです
コンロ枠と天板の段差が少ないので
作業性も良くてスッキリしてます
最新商品は四つ口まであります（笑）
どこまでいくんでしょうね。。
その他にコンロで経験したのは
ガスとIHが混合したコンロです
こんな商品があるとは知りませんでした
その際はクリナップしか対応できず
パナソニックにはありませんでした
特殊なニーズがある方は要注意です
６、換気フードのタイプ
換気フードと言えど
侮ってはいけません
大きく2パターンに分けると
・掃除を殆どしないでいいタイプ
・掃除が必要なタイプ
これによって金額差がでます
この二択を迫られると
掃除がいらない方を選びたくなります
もちろん高くなります(^^;
ですが落とし穴もあります！！
機能性を追求すると
デザイン性は劣ります
添付写真の黒いフードは
細くてシャープなフォルムです
このデザインを追求すると
掃除が必要なタイプ一択です
掃除が必要なタイプは
やぼったいデザインの物が多いです
技術の進歩と共に将来的には
デザイン性もあがるかもですが
現時点ではまだまだです
デザイン性と機能性を天秤にかけて
選択していきましょうm(__)m
個人的には換気フード無しでもいける
キッチンを開発してもらいたいです（笑）
７、水栓の形状
これも盲点です
水栓にはいろいろな形状があります
もちろん金額差も様々です
昔はこんなに沢山なかったはずです
ショールームに行くとずらりと並んでます
デザイン性を意識したタイプは高いですし
よく見る形の水栓はリーズナブルです
最近ではセンサー式タイプもあります
契約時点でどのタイプが入っているのか
確認しておきましょう👀
８、ステンレスにこだわるかどうか
ステンレスの世界は奥が深いです
私自身はステンレスに興味はないです
ですがこだわる方はかなりこだわります
とことんこだわる方は
トーヨーキッチン等を選ばれます
キッチンだけで車が買えます(^^;
そこまでいくのは無理！！
そういう方は
・クリナップ
・永大産業
この辺りでもラインナップはあります
ステンレスの仕上げにも色々あります
それだけで金額差もあります
そしてステンレスは傷がつきやすいです
それも含めて味わいと思えるかどうか
全て含めて自分たちが何をのぞんでいるか
どのレベルのもので満足できるのか
考えておきましょう
９、引き出しユニットの分け方
ちょっと細かい話ですが
この内容を意識するだけで
コストダウンは可能です
キッチンの引き出しの数のことです
我が家のキッチンはシンプルなユニットです
大きな引き出しがあってその中で小分けに
この引き出しユニットを細かく分けると
当然ですが高くなってしまいます
シンプルに分けても
個人的には使いにくく感じません
自分たちがどのパターンがよくて
契約前はどれでみてもらっているのか
確認しておきましょう👀
１０、コンセント等の備品は入っているか
これに関しては数千円の話なので
まぁいいと言えばいいのですが。。
どんな細かい内容でも
「追加になる」というのは嫌です
とことん確認したいという方は
コンセントの有り無しや
洗剤置き場のユニットがあるかどうか
しっかりと確認しておきましょう
パナソニックの特徴
私が普段愛用しているキッチンです
沢山使っているので
営業さんも色々と無理聞いてくれます
いつも感謝ですm(__)m
そんな私が採用ポイントをまとめます
横並びコンロ
先ほどから紹介している
横並びのコンロです
一般的な三角形のコンロは
凹っとでっぱってます
まな板を置いても傾きます
（料理は人並みにできますがしません）
妻も大満足なコンロです
お掃除もラクチンです
ボタンも内蔵型ですので
見た目もスッキリです
天板の厚みとエッジ
ちょっとマニアックな話かもですが
見る人が見ると全然違います！！
細かなディテールにいこだわってます
この天板の厚み部分です
他社さんのに比べると随分薄いです
薄くてエッジがきいててシャープです
分厚いとぶちゃっと見えます👀
そこまでこだわらない方も多いので
あとは個人の好みになります
薄くするには技術力も必要です
デザイナーさんを入れておられるので
細部のディテール設計されてます
コンロ前のついたて無くせる
ここもマニアックな部分ですが
これで数万円減額もできます
一般的にはこのようなついたてがつきます
飛びはね防止ですね
でもこの部分を掃除しないといけません
奥行が深いと飛んでも床までいきません
「じゃあ無くてもよくね？？」
ってことで無くすことが多いです
クリナップさんでは無くせませんm(__)m
サラッと無くしています
掃除もしやすいです
数年後に訪問しても汚れていません
後置きで数千円で置けるタイプもあります
これであれば掃除もラクチンですし
買い替えも可能ですね
 |
価格:2,480円 |
スッキリラクチンを追求する方は
無しでもいいかと思います
フロートタイプを選べる
パナさんの特徴として
キッチンが浮いたようなデザインのがあります
フロートタイプと呼んでいます
下部が小さい四角で上が浮いてます
キッチンを家具に見立ててデザインしてます
下部分も収納になっています
フロートタイプではない場合は
このような感じになります
反対側の収納はライン取っ手がつきます
フロートが好きな方や嫌いな方もいますが
こういった選択ができるのも特徴です
クリナップの特徴
普段使用頻度が少なめなので
情報量も少なめですm(__)m
ステンレスがウリ
クリナップさんと言えばステンレスです
トーヨーキッチンとまでいかずとも
ステンレスにこだわっています
キッチンはステンレスがよくて
そこそこの金額で抑えたい
そういう方にはもってこいです
逆にパナさんはステンレス苦手です
メーカーの特色を抑えましょう
あらエールシンクが◎
これは画期的な発明です！！
個人的にはとても賛同しました
おわかりでしょうか？？
外周部分に溝があります
シンク内の絶妙な勾配によって
生ごみ等が水を流すだけで
一ヵ所に集まっていきます！！
わざわざホースをのばす必要なしです
シンプルな話ですが
使ってみるととても便利です👍
ガスとIH混合コンロが使える
こんなのがあること自体が
1年前くらいまで知りませんでした
お客様から問い合わせ頂いたので
調べてみて知りました
そしてパナさんでは使用できず
クリナップさんでは使用できました
こんなの欲しかったという方は
詳しく調べてみて下さいm(__)m
まとめ
いかがだったでしょうか
キッチンだけでも沢山ありますね
こんなこといちいち考えれませんね。。
でも考えておかないと
契約後に金額が跳ね上がります
契約後の打ち合わせがストレスに。。。
本来楽しいはずの家づくりが
しんどい作業にならないように
事前の下調べをしっかりしましょう
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