今回はまだふれていなかった
屋根形状と屋根勾配についてです
どんな外観がいいかと聞かれても
どんな種類があるか分からないはずです
なので今回は屋根にフォーカスをあてて
一通りご紹介したいと思います
外観にご興味おありの方は
是非ともご覧くださいm(__)m
家づくりをするにあたって
屋根が家づくりに与える影響は絶大です
屋根勾配や屋根形状によっては
街に与える印象も大きく変わります
圧迫感を与える屋根もあれば
街に対して優しい屋根形状もあります
自分だけ良ければいいと思うのも一つですが
街にどのように佇むかを考えるのも
個人的には大事なことだと思っています
自分の家だけを考えずに
まわりの雰囲気も考慮したうえで
全体像をイメージしてみましょう
屋根形状と勾配の種類
皆様が思っている以上に
色々な種類があります(^^;
平屋の場合や二階建ての場合等
それによって与える印象は違います
昔はこんなに種類はありませんでした
商品力が豊富になった今
色々な選択が可能です
フラット屋根
いっとき流行った屋根形状です
シンプルでスクエアーな外観は
無駄がなくて美しいフォルムです
設計事務所でフラットにすると
さらにスッキリした印象です
注意すべき点として
- 軒が短いので外壁が汚れやすい
- 雨漏れのリスクが高まる
- メンテ費用が高い
- メンテサイクルが短い
等々見た目が格好いい分
その分のリスクもあります
特徴を理解したうえで
フラット屋根を選びましょう
当社は以前は防水保証が20年だったので
今は初期保障が30年になったので
フラット屋根でも提案しやすくなりました
フラット+勾配屋根
フラット屋根と一部勾配の混合です
これもいっとき流行しました
パッと見はフラット屋根に見えますが
実は奥側に勾配屋根があります
見え方や見せ方によっては
フラット屋根っぽく見せれます
奥側に勾配屋根がチラッと見えます
実際の道路側からの目線では
ほぼフラット屋根に見えるかもしれません
勾配部分は2,5寸勾配なので
かなり緩やかな印象です
昔は5寸勾配しかなかったので
かなりとんがった印象でした
2,5寸は優しい印象なので
個人的には好きな勾配です
角度によってはフラット屋根に見えます
この辺りも見せ方次第です
平屋の場合のフラット+片流れです
片流れ部分は5寸勾配です
立面図で見ると微妙ですが
たち上がるといい感じです
当時も図面段階では
矢印みたいと言われていましたが
実際建つと格好いいです
寄棟2,5寸勾配
私の中でのマイブームです
このパターンが一番軒を出せます
屋根勾配が緩くて
軒が長いとそれだけでいい感じです
平屋との相性も抜群です
軒が深くて水平ラインが強調されて
佇まいとしても良い雰囲気です
周囲ぐるっと軒が深いので
車を降りてからのアプローチになったり
自転車置き場になったり
敷地を有効的に使えます
二階建てになってもいい感じです
屋根勾配が緩いので
まるで一枚の板がのってるようです
和風にも見えますが
モダンな印象も与えてくれます
天井高を低くすれば
重心の低い素敵なプロポーションに
寄棟屋根のいいところは
四方から見てもかっこうぃーことです
どこから見てもいい感じです
そして四方に軒も深くまわります
コスト的にも安いのが寄棟です
(外壁の量が少ないので)
寄棟でオシャレに建てるのが
個人的なマイブームです
寄棟4寸勾配
2,5寸に比べると
屋根勾配が少しきつくなります
道路側から見上げると
殆ど屋根は見えない印象です
軒を深く出すと
同じく水平ラインが強調されます
2,5寸よりは短いですが
それでも十分深い軒です
インナーバルコニーと合わせれば
軒裏がより強調されて見えます
軒裏を深く見せることによって
家の印象が大きく変わります
4寸勾配の平屋になると
随分印象は変わります
2,5寸では瓦がのせれませんが
4寸以上になるとのせれます
平屋で太陽光を搭載する場合は
瓦一体型のソーラーにできます
屋根部分が結構見えてくるので
どの組み合わせにするかは悩みます
寄棟5寸勾配
昔から定番の屋根勾配です
5寸勾配の家が一番多いでしょうか
瓦ものせれますし
安定の屋根形状と勾配です
片流れ2,5寸勾配
片流れにおいても
勾配が与える印象は大きいです
外壁の量も変わってくるので
5寸勾配に比べると安くつきます
片流れ4寸勾配
2,5寸勾配に比べると
少し急勾配です
見る角度によっては
外壁のおでこの量が多く見えます
片流れ5寸勾配
我が家を建てた時は
5寸勾配の選択肢しかありませんでした。。
2,5寸が当時にあれば
間違いなくそうしています(^^;
ご覧の通りおでこが広いです
この角度から見る我が家は
正直ダサイのです!!!!
それは分かってはいましたが
やはりあまり見たくありません(笑)
このおでこの分の小屋裏があればいいですが
コスト削減の為にやめました。。。
今は後悔しております
全くこの屋根を活かせておりません
切妻2,5寸勾配
切妻屋根にも2,5寸勾配があります
昔はこれも無かったですが
今は本当に自由になりました
優しくおじぎした外観等
ソフトな佇まいが演出できます
切妻4寸勾配
先ほどよりも勾配が急です
軒を短くする時と
長くする時で印象が違います
切妻の妻面の向きを変えると
佇まいの印象も変わります
和モダンな印象の佇まいです
下屋と合わせて利用しても
和モダンな印象になります
下屋の水平ラインも演出しています
切妻5寸勾配
平屋の5寸勾配の切妻です
鉄骨等の商品によっては
屋根勾配が限定されます
この辺りのできるできないに関しては
事前に確認しておきましょう
洋風なご要望にも対応できます
テイストとしては少ないですが
かわいらしい外観です
切妻6寸勾配
今ある商品の中では
一番勾配がきついです
小屋裏を利用する場合とか
あえてとんがった感じにする場合とか
6寸勾配にすることがあります
ヒカキン似設計士の自宅は
倉庫っぽい外観を希望していたので
あえての6寸勾配です
倉庫フェチからすると
たまらないそうです(笑)
気を付けるべき点
こんなに沢山あっても
どう選べばいいか分かりません!!
きっとそうなるでしょう
その際のいくつかポイントがあります
軒の出をどこまで出したいか
軒を沢山出したい場合は
屋根勾配を緩くして
瓦ではない素材を選択することになります
そもそも瓦が絶対の場合は
屋根勾配が限定されます
軒の出を優先したい場合は
2,5寸がお勧めです
どんな家の外観にしたいか
細かく決めるのは難しいので
- 和風がいいのか
- モダンがいいのか
- ナチュラルがいいのか
- シンプルがいいのか
- 和モダンがいいのか
- スタイリッシュがいいのか
- 洋風がいいのか
そのくらいの大きな分類で
全く問題ありませんm(__)m
あまり固定されるよりは
フワッとしてる方がいいです
室内の天井勾配を利用したいか
リビングの天井を勾配にしたいとか
特別なご要望がある場合は
屋根と合わせる必要があります
先に要望を伝える時に
その旨を伝えておきましょう
片流れや切妻屋根にすると
写真のような勾配天井が可能です
小屋裏を利用したいかどうか
小屋裏を利用する場合も
屋根形状と密接な関りがあります
ロフトや小屋裏が最優先であれば
ある程度勾配のある屋根にして
ふところを確保する必要があります
最初の段階で伝えておきましょう
間取りの相談や担当者紹介希望の方はコチラの公式LINEから気軽にコメント下さい(公式LINE登録特典■要望チェックシート■家づくりレベル診断ゲーム■家づくり攻略動画無料配信■定期的に役立つ情報発信もしています)
まとめ
いかがでしたでしょうか
屋根一つとってみても
こんなに沢山の種類があります
こんなに沢山あるのに
自分で選択できるはずがありません
ニュアンスと大枠だけを伝えて
あとはプロに任せましょう!!
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
【家づくりサポートした一例】
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング
お問い合わせはコチラ
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント