借景を活かしてアイ工務店で建てた土間のある間取り実例紹介【30坪】

皆さんこんにちは！ファンタジスタ藤本です。
今回の実例紹介は、私からアイ工務店さんの担当者さんをご紹介しつつ、自分自身が間取り、照明、インテリア、外構に携わったお住まいです。
いわゆる3LDKの間取りではなく、使い方や暮らし方を限定しない、土間をふんだんに活用した空間となっているので、そんな間取りにご興味ある方はご覧下さい。
ブログの最後には動画のリンクも貼っておきます（プロのカメラマンさんに依頼したので、もの凄いクオリティーになっちゃってます。。笑）

今回の取材は、まだご入居される前の状態です。本来この空間の良さは、実際の暮らし方の中にあると思っています。
自分たちだったらどんな使い方や暮らし方が出来るかを、想像しながら見ていってもらえたらと思います。

今回の敷地は旗竿地&借景が見える高低差のある土地です。なので外壁や外観への優先度はあえて下げています。
アプローチからは絶景の眺望をあえて見せないように、隠すように玄関を配置しています。

高台からの眺望を最大限感じれるように、アイ工務店で取れる最大幅の大開口を設けています（後ほど触れますが、この窓に関して大きな見落としをしてしまっています。。）
そしてこの窓の向きは、実は南向きではなく北よりです。今回の土地は無理矢理南を向くのではなく、気持ちがいい方向に向くのが正解だと感じました。

玄関入ってすぐ左手には、靴収納と土間手洗いがあります。水回りを二階に上げているので、この位置に洗面があると何かと便利ですね。

このお家には、いわゆる一般的な玄関スペースは存在しません。どこで靴を脱いで、どこからが室内なのか。そういった概念やルームもありません。
暮らしながら自分たちで考えてルールづくりをしていくスタイルです。この土間の余白スペースをどう活用されるのか楽しみです🎵

プチこだわり&コストダウンテクニックです。
無垢床の時だけ繰り出せる手法ですが、玄関框をつけずに無垢床を切りっぱなしにした状態にしています。
こうすることで玄関框の費用を削減できるのと、見た目もシャープでスッキリします。

LDKと書いてますが、どっからどこまでがLでDでみたいな概念はありません。土間スペースもあえてゆったり取っているので、ここも立派な居場所として使うことが出来ちゃいます👍
しかし最近のクロスの精度が凄すぎますね。。本物の木に見えます👀

二方向に土間がはしっていて、買い物から帰宅したらキッチン横の冷蔵庫にダイレクトイン出来るスタイルです。
冷蔵庫や電子レンジとかは意外と生活感出るので、スッキリ隠すようにしています。

無垢床を主役としたシンプルな空間にしたかったので、綺麗な壁面と天井面を意識しました（ダウンライト撲滅作戦！！）
インテリアや空間において、綺麗な壁と天井は本当に大事です。

いかにも壁掛けテレビをつけそうなコチラの壁。実はこの家はテレビレスの暮らしを選択されました。
この壁にプロジェクターで映し出すスタイルです。数年後にはテレビレスなスタイルがもう当たり前になってる時代がくる予感がしてます。

常識をぶっこわしてるのは一階だけではありません！二階からの眺望は更に良かったので、セカンドリビング的に使えるようにしています（子供部屋は将来仕切れるようにするスタイルです）

そして更に更に！！このお家にある扉は、トイレとお風呂のみになります。エアコンの打ち合わせになった時に、扉いる！？ってなって消滅しました（天井の補強は入ってるので将来つけれます）
床材などにはお金をかけつつ、ミニマムにする所は徹底的にしてます。

将来の子供部屋の大きさとかは徹底的にコンパクトにしてますが、逆に洗面所はゆったり設けています。個人的にも寝るだけのスペースはミニマムでいいから、洗面や脱衣をその分ゆったり取ると満足度上がります。

洗面からファミリークローゼットが直通なので、家事動線的にも鉄板です👍WICは寝室とセットに考えがちですが、このスタイルの方が案外便利です。

ただ担当者さんをご紹介するだけでなく、私自身も参加型のスタイルで日本中の家づくり検討者の方々をサポートしています。
ご予算やご要望に合わせて、ヒアリングした上で会社や担当者さんを選定するので、この仕組みにご興味ある方は公式LINEよりお問い合わせ下さい↓↓

冒頭に触れた失敗ポイント。。ご覧の皆さまには何が失敗か分からないかもです。実はこの窓、外の土間と連続してつながってるイメージでした。
打ち合わせでは設計士さんに伝えた記憶は私も施主様もあります。
が、図面をずーっと遡って見返してみても、土間レベルの窓ではないまま最後まで来てました。。（図面の細かいチェック重要）

理想はこんな仕上がりのイメージを持っていました。とはいえ今更どうにも出来ないので、施主様の超ポジティブマインドによって、むしろこの段差に腰かけたり色々と使い方があるじゃないか！！という風に考え方をすり替えていきました。
こういう前向きな➕思考も家づくりにおいては重要です。

家の引き渡しが終わってから、動画の撮影と塗り壁イベントを兼ねて行いました。その時の様子もちょこっとご紹介しておきます👀

今回塗り壁をする為に、たまたまテーブルを土間によけて置いてました。その窓辺のテーブルの居場所が、実は気持ちいい居場所なことに皆んな気づきました。

家づくりがスタートした時から、一緒に楽しく飲める居場所（家）をつくりましょう！！これを合言葉にやってきました笑
それがようやく実現して最高に幸せでした（これぞ家づくりの醍醐味？）
そしてとあるプレゼントをこっそり忍ばせていたのです。。笑

家とイェーイをかけてます笑
我ながらこのちょいダサ感が気に入ってます。家づくり監修して、竣工パーティーに行く家に強制的にプレゼントしていこうと思ってます（ありがた迷惑？？）

実は今回、私と同じ年齢であり、元大手ハウスメーカーで営業されていて、私とほぼ同じタイミングで独立されたなぎまるさんに撮影を依頼していました。そんなコラボ動画初めての取材となっています。

ちなみにコチラは何する為に取材器具として持ち込まれてると思いますか？？

できる限り手ブレを防止する為に、一人がカメラを持ち、もう一人が押して歩くという何とシュールな撮影風景。
綺麗な動画の裏側では、こんな泥臭い作業が行われてたんですね。今回の動画は登場シーンや現場に向かう前からも撮影してもらったので、テレビ番組さながらの動画になってます。良かったら見てみて下さい。

2022年の2月から独立して以降の家づくりサポートで、これからどんどんと監修してきた素敵なお住まいが完成していきます。
これからも日本中を取材（飲み）して回りながら発信していくので、楽しみにしておいて下さい！！