今回の記事は今までふれていなかった
小屋裏収納やロフトについてです
ブログ購読者の方からご依頼がありました
・ロフトを設けるべきかどうか?
・コストってどうなの?
・どうやってのぼるの?
疑問や不安は尽きないと思います
今回はその辺りについて
過去の施工事例をもとに
私の経験でまとめてみたいと思います
ご興味ある方はご覧下さいm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりを始めるにあたって
おそらく大半の方にとっては
小屋裏収納や
ロフトの位置づけは低いと思います
絶対に必要でもないし
あればいいのかなぁ?
それくらいの感覚の方が多いです
そんな私も10年前はそうでした
初期プレゼンの段階では
設計士が小屋裏収納を提案してくれてました
当時は屋根勾配が5寸しかなかったので
なんせ屋根が急です(^^;
おでこの面積が増えて
外壁の料が増えて高くなるわで大変です
ロフトを取ってください!!!
そう言わんがばかりの外観ですが
見積もりを出してみて。。。。。。
。。。。。(^^;
辞めまぁす!!
そんな感じでした(笑)
お金がいくらでもあれば
おそらくつくっていたと思います
このおでこのスペースはすっからかんです
全く活かせていません
これから家づくりされる方において
私のように後悔しない為にも
立ち止まって考えて頂きたいと思います
取るか取らないか!!
小屋裏やロフトについて
まずもって大前提として
小屋裏やロフトを設けるにあたって
ある程度の
建築基準法上の制限があります
なんぼでもできるわけではありません
天井高が床から1,4m以内
一番のポイントは床からの高さです
1,4m以下にしないといけません
この高さが絶妙です
これを超えてしまうと
2階建てから3階建てになってしまいます
子供にとっては良い高さですが
大人にとっては絶妙な高さです
だからこそ取るかどうか
悩ましくなるところです
面積が下の階の2分の1以下
あまりこの制約にひっかかりませんが
取れる範囲にもある程度制限があります
下の階の2分の1以下にとどめましょう
外観が微妙になりがち?
個人的には外観重視なので
小屋裏を取るのが目的になって
いまいちな外観にしたくないです
いつも我が家をディスりますが
片流れの屋根部分を設けて
おでこの広い面は格好悪いです
重心や天井が低い方が
プロポーションとしては美しいです
上がり方のパターン
小屋裏やロフトを設けるにあたって
一番悩む部分が上がり方です
これによってコストも変わりますし
利用頻度も利用しやすさも変わります
どんなパターンがあるかについて
思いつく限り書いてみます
引っ掛けハシゴ
コストやスペースを考えると
一番多いパターンかもです
ハシゴの素材にもよりますが
このハシゴで10万円前後くらいです
注意点としては
決してのぼりやすくはないです
怖がりな方であれば
普通に怖いと思います(^^;
重たい荷物も持ってあがれません
逆に小さいお子様には登れないので
趣味のスペースとしてはいいかもです
平屋や二階リビングの場合は
勾配天井をそのまま利用すれば
小屋裏スペースを確保しやすいです
床から1,4m以内に抑えることを守りつつ
用途に応じて考えていきましょう
落下しないか心配されがちですが
狭くなっていっているので
案外大丈夫なものです
手すり等はとらないことが多いです
上から自分のLDKを見下ろすのも
普段と違う景色が見えるので
新鮮な気持ちにはなります
リアルにハシゴ
ここで言うリアルハシゴというのは
本当のリアルハシゴです(笑)
いつも登場してくる
ヒカキン似設計士の自宅です
彼の住まいは24坪なので
小屋裏収納がかなり重要です
写真の天井に見える
黒い穴ぼこがその入り口です
しかしどうやって入るのか。。。
階段らしきものは見当たりません
皆様お分かりですか!?
そこで登場するのが
ザ・ハシゴです!
WICの中にしまってあり
のぼる時に登場します(笑)
あまりというか全くもって
一般的な方法ではないので
番外編としてお考え下さい
(個人的にはありかなと思ってます)
小屋裏収納をたっぷり確保するために
屋根は6寸勾配の切妻にしています
固定階段
一番使用頻度もあがるし
使いやすさもアップする方法です
元々ロフトが欲しい方で
目的をもって設ける方ならば
固定階段を設けるのがいいです
中途半端にあがりにくくすると
使用しなくなってしまいます
ロフトの上は大人の趣味スペースです
ご主人様の宝物が沢山あります
こういったスペースでモノづくりしたり
作業をしてみたいものです
引っ掛け取っ手
コストをかけたくない
でも何か面白い仕掛けが欲しい。。
そんな欲張りなアナタには
ボルダリングのような
ロフトへの上がり方がお勧めです
色々な手掛かりが売っています
壁にしっかりと補強していたら
後で取り付けることも可能です
遊び心が欲しい方にとっては
この方法もありかと思います
コストについて
小屋裏収納を取る場合
一番のネックになるのがコストです
安くて取れるのであれば
みんな取りたいはずです
我が家が見積もりした場合は
ハシゴこみで40万円位でした。。
これを高いととるか安いととるか
人それぞれかもですが
当時の私にとっては高く感じました
明確な目的もなかったので
最終的にとりませんでした
でも安くとりたいなぁ。。。
そんな欲張りな方のために
少しでも安く取るために
コストダウンできる方法をまとめます
のぼり方をどうするか
ここにかかるウェイトが大きいです
コストを抑えつつ確保したい場合は
のぼり方を安くしましょう
お勧めは先ほど書いたように
ザ・ハシゴか
ボルダリングのような登り方です
登りやすさを優先するのであれば
シースルー階段がお勧めです
床の仕上げをどうするか
究極にコストを抑えるなら
床をはらない位でも構いません
きちんとした床材をはる必要はありません
できるだけコストを抑えた素材にするか
お金をかけても良ければ
足触りの良い杉とかがお勧めです
壁の仕上げをどうするか
小屋裏収納としての用途であれば
必ずしもクロスをはる必要もないです
スペースさえあれば
後で自分でDIYしてもいいですし
そのまんまでも構わないと思います
この全てを積み重ねると
比較的安くスペース確保可能です
どんな時にとるべきか
メリット・デメリットを考慮したうえで
どのような場合にとるべきか
メリット
- 収納量が増える
- スペースを有効活用できる
- 居場所が増える
デメリット
- コストがかかる
- 上にあがりづらい
- 外観が微妙になりがち
- 結局使わなくなることも
- 物を入れっぱなしになりがち
- 掃除しにくい
等々が考えられるかと思います
こういった内容を考慮したうえで
どのような方に向いているでしょうか
敷地や建物がコンパクトな場合
都心部や狭小地の場合
使えるスペースは使い切らないとダメです
いるかいらないかじゃなくて
使える場所は全て使いましょう
例え1,4mの天井だとしても
建築基準法限界まで使い倒しましょう
個人的には土地が大きくて
建物もしっかりとれる場合
小屋裏やロフトにお金をかけずに
手の届く所に収納をとる!!
その選択でいいと思います
明確な用途がある場合
子供のころからの夢がある場合や
リモートワークをロフトでしたいとか
子供に邪魔されずに作業したいとか
明確な理由や用途がある場合は
迷わず採用していいと思います
優先度合も高めていいと思います
物の量が多い場合
他の家族に比べて
物の量があきらかに多い家庭
できれば新築の際に断捨離してほしいですが
それでもやっぱり捨てれない方は
保険としてスペースを確保しておくのも
一つの手段かと思います
まとめ
いかがでしたでしょうか
絶対に必要ではないけども
あればいいもの
家づくりと向き合うにあたって
沢山ある内容です
自分たちにとって
・何がマストか
・何がベターなのか
・どこにコストをかけるべきなのか
その部分を自分たちの中でしっかり整理して
取捨選択を行ってください
そこがしっかり選択できれば
建てた後に後悔することはありません
過去に私が見てきた中で
一番いいかんじだなぁと思ったのが
SQOOL設計事務所の鈴木さんが
当社に在職中につくりあげた
ハウスメーカーの商品力を活かしきった
書斎やロフトのある住まいです
ロフトや小屋裏を検討されてる方は
ぜひ一度ご覧下さいm(__)m
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