家づくりにおいて予算は限られています
(ほぼ大半の方が)
その限られた予算をどこにあてるべきか
皆様も非常に悩まれる項目かと思います
我々も同じくとても悩む項目です
生活や住まい方を豊かにする為には
そこにフォーカスをあてていきます
私の経験と主観がたっぷり入りますが
共感頂ける部分のみ参考にして下さい
家づくりを行うにあたって
まずは家づくりするにあたって
自分達の予算設定が重要です
このラインを設定しない限りは
計画自体がブレブレになってしまって
二度手間三度手間な時間を過ごしてしまいます
昨今は金利も低いので総額金額で決めずに
月々の支払額とボーナス額で決めましょう
(賛否両論あるかもです)
その際に考慮するポイントとして
- 光熱費も考慮する
- 固定資産税も考慮する
- メンテナンス費用も考慮する
- 住宅ローン控除も考慮する
- 保険を見直す
つまりは固定費の変化についても
考える必要があります
紙面の総額4000万円とかではなく
固定費から考えるようにしましょう
コストをかけるべき部分
毎月の固定費目安が決まり
総額が算出されたらあとは決まりです
そのバーに向けてどの割合でどうかけるか
- 土地にいくらあてるのか?
- 建物にいくらあてるのか?
- ボリュームはどうするのか?
- 設備にどのくらいあてるのか?
何を重視すべきかについてまとめます
敷地を活かすための要素
私が一番重視すべき点です!!
極論これができれば大体は成功です
逆にこれができていない住まいは
後で何をどうしても失敗です
お客様からデッキスペースが欲しいです!!
そういうご要望はとても多いです
ですが大体の場合が
それ以上深堀して考えられていません
実際のデッキの使い勝手として
- まる見えなので使わない
- 軒がないので暑すぎる
- 軒がないので劣化が早い
等々の問題が生じがちです
お客様が要望してるから提案する
そんな担当者は案外多いです
その先の住まい方を提案すべきなのです
敷地を活かした住まいというのもそれです
要望通りの家になっているからと言って
敷地にフィットしてなければ無意味です
カーテン閉めっぱなしだと無意味です
豊かに快適に住まう為に必要な措置が何か
そこをまず第一に考えて下さい
質感>大きさ(延床面積)
個人的には家はコンパクトがいいと思ってます
これだけ言うと誤解をうむかもですが
実際一家族が住まうにあたって
そんなに広さは必要ありません
勿論大は小を兼ねますが
皆様限られた予算もあります
大きさにお金をかけた時点で
他の選択肢が全く無くなってしまいます
希望の大きさの家になったとしても
その空間の居心地はどうでしょうか?
ペタペタの床と真っ白なクロス
広さは確保できたけど居心地悪い
それでは住まいが台無しです
本当に必要な広さ(居場所)を考えて
必要な部分にお金を投資しましょう
個人的には大きさにはかけたくありません
居室に対する考え方
家のボリュームを考えるうえで
居室の考え方は重要だと思っています
おそらく家づくりを開始したての皆様は
営業マンから子供部屋何畳必要ですか?
そう質問されたならば
「6畳くらいあれば十分かな?」
そう答えられる方が多いです
しかしそれが本当に必要な大きさでしょうか
勿論大きいにこしたことはないですが
色々な要素や豊かさを天秤にかけた時に
その畳数が優先されるでしょうか?
使い方や育った環境にもよりますが
寝るだけであればコンパクトでも可です
大人が思っている以上に
子供の感性は柔軟で豊かです
大人の決めつけが子供の感覚をつくります
居心地>畳数
さきほどの延床面積では決まらない
この話にリンクする話ですが
リビングが30畳あるからといって
居心地がいいとは必ずしも言えません
だだっぴろい体育館で過ごせるとしたら
皆様は気持ちよく暮らせますか?
開放的ではありますが
決して居心地は良くないと思います
天井高は超絶高いですが
間延びして居心地悪いです
それと同じことが住まいにおいても言えます
居心地のいい場所≠広い空間ではありません
どうやって居心地の良い場所をつくるか
そこにフォーカスあてて考えましょう
考え込まれてつくりこまれた居場所は
小さくても心地よいです
外構工事
予算取りを考える上で
外構工事費用は少なく見られがちです
大体の方が100万~150万円位を
ざっくりとしたイメージでお持ちです
そしてそこにつけこんだ担当者も
契約前は概算100万~150万円で契約
フワッとした状態のままとりあえず契約です
そして建物の打ち合わせを終えて
契約時よりも100万円UP(^^;
もう外構にお金まわせません。。。
それどころか減額しないといけない
ところがすっとこどっこい!!
減額するゆとりはありません。。
それどころがプラスしたいくらいです
極論家がイマイチだとしても
外構がいい感じだといい家に見えます👀
逆にいくらいい家を建てても
外構がショボいとイマイチです
外構にはしっかり費用を見ておきましょう
建物金額の1割はみておきたいとこです
(本当はもっとみたい。。)
後回しにできる部分の分別
当然のことですが
家を建ててしまうと大きさは変えれません
ベースのハコの部分は変えれませんが
中身に関してや外構に関していうと
後でどうにかできてしまいます
どうしてもやりたいことがあれば
それをまず叶えてあげましょう!!
そして後回しにできる部分は
後で住みながらつくりましょう
その工程を楽しんじゃいましょう!!
家は新築時が完成ではありません
いつまで経っても家を完成させない
そのくらいがちょうどいいです
後にまわせる項目で思いつくものとして
- 芝生を自分達で植える
- 植栽を自分達で植える
- 可動棚等を自分達で植える
- 塗り壁を自分達でする
- デッキを自分達でつくる
- タイルを自分達ではる
- 家具を自分たちでつくる
- 床の端材を利用する
- IKEA品等を利用する
等々無数の可能性があります
上記は過去に行ったことがある内容です
探せばまだまだあると思います
最初からつくりこまずに
後で楽しめる部分をつくりましょう
床材
床は住んだ後に常にふれる部分です
見た目の殆ども床です
つまりは床材超重要です!!
息を吸う空気みたいなものです!!
この部分にはお金を投入しましょう
私はいつも声を大にして言っています
そしてそんな私の自宅は
二階の床材がツルツルです(^^;
家を建てての一番の後悔ポイントです
二階の床を裸足で歩く度に
不快な気持ちになっています
そんなおもいをオーナー様にはさせないように
お客様には強くアピールしているポイントです
家具をどうするか
家づくりをするにあたって
家以外の家具費用等が必要です
ソファーはあって当たり前
ダイニングテーブルはあって当たり前
そんな感覚の方が殆どです
勿論絶対的に間違いではないですが
無くても困らないことが多いです
無い方が豊かになることも多いです
あって当たり前な項目について
今一度本当に必要なものなのか
見つめなおしてみてもいいのでは?
家具に関しても同じことが言えます
バルコニーをどうするか
コストをどこにかけるか考える上で
そもそも使わない物や
メンテナンス費用が高い物は考えものです
その一番の矛先として
私はバルコニーを候補にあげます
延べ床面積には含まれないものの
建築コストには大きく影響してきます
そして建てた後のメンテ代も大きいです
そしてそして使わなくなる方も多いです
無くてもどうにかなる方も多いです
外観上もよくありません
無くしてもいい要素が多いです
絶対に欲しい方はそのままで大丈夫です
生活スタイルや価値観は人それぞれです
土地代金を抑える
土地から購入するにあたって
土地代金にお金を投資してしまうと
建物や外構にはお金がかけれません
勿論土地を重視しないといけない方もいますが
柔軟に考えれる方もおられます
南向きや角地に縛られずに
柔軟な発想でコスパのいい土地を探しましょう
「住めば都です」
「住むのは土地じゃなくて家です」
「住まいの満足度は土地じゃなく家です」
実例紹介
どの家もコストは考えていますが
今回の要素にリンクする実例です
旗竿地を活用する為の実例
この旗竿地で豊かに住まい為には
敷地を活かしきることが超重要でした
建物に囲まれた環境下において
カーテンの無い豊かな暮らしをする
そのための中庭つきの住まいです
中庭をつくるにはコストがかかります
床面積にお金を使うと実現できません
なので建物面積は90㎡になりました
ですが住まい方は90㎡以上の豊かさです
大きさにお金をかけずに
敷地を活かすことにコストを投じました
面積ではない部分にこだわった実例
家の坪数は驚愕の24坪です
ですが室内は全て塗り壁です
一二階とも無垢フローリングです
大きさにお金を投じずに
素材感にお金を全集中しています
豊かさとは何かを追求した住まいです
二階リビングにして外構費用を抑えた
旗竿地+変形地+山が見える土地
土地金額を抑えつつ
山が見える立地を生かしたうえで
外構工事費用も抑えました
木を植えなくても山が見えます
そこを最大限利用した物件です
バルコニー無し+真四角総二階
バルコニー無し+真四角総二階
究極にコストを抑えた形状です
加えて一二階の天井高も低くしています
軒もあえて短くしています
その代わりに一二階は無垢床です
階段は特注のシースルー階段です
かけるとこかけてます
メリハリが重要です
バルコニー無し+真四角総二階
土間を広くとってそこで室内干し
土間を多機能に使っています
コストを抑えた分
一二階の床材にコストを投じて
軒を最大限に出した住まいです
二階水まわりにする
真四角の総二階のコンパクトな住まいです
ですがLDK空間はとても充実してます
ピット畳スペースまでとれています
それは水まわりが二階にあるからです
寝る部屋をコンパクトにとれば
二階スペースは大概余ります
二階スペースはプライベート空間なので
多少物があふれても大丈夫です
そんな二階スペースに水まわりがくると
一階にゆとりがうまれます
面積と外構費用を抑えた
敷地的に南側には頼れない土地
敷地条件が悪い中でも
プライバシー性の高い住まいを
そんな発想からうまれた住宅です
中庭にするために家の大きさは30坪以下に
デッキを希望されていましたがコストが大なので
ローコストにできる土間を活用しました
室内の土間と室外の土間がいい感じです
モルタル土間も使い方次第です
土地代金を抑えて実例
土地代金を抑えることができたなら
建物や外構にお金がかけれます
結婚を控えていた私が家を建てるには
土地代金を抑えるしかなかったのです
そんな時に偶然出会った三角形(笑)
三角形が私の運命を変えました(^^;
子供部屋をコンパクトにした実例
過去見てきた実例の中でダントツです
最小の子供部屋?スペースです
ですが個人的にはこれで成立してました
施主力が高い状態であれば
ライフスタイルや価値観が合致すれば
この考え方や取り方はありだと思います
決してこれが全てとは言いません
強要する気はありません
共感頂いた方はその他に豊かさを回せます
まとめ
いかがでしたでしょうか
何にコストを投入すべきか伝わりましたか
少しでも共感頂けたら幸いです
家づくりをしていると
どうしても固定観念が邪魔してきます
「窓は南にとって当たり前」
「南をあけて配置すべき」
「バルコニーはあって当たり前」
「ソファーはあって当たり前」
「ダイニングテーブルはあって当たり前」
そんな当たり前が一つでも削れたならば
その分のコストは他にまわせます
今一度自分達にライフスタイルにとって
何が必須で何がベターで不要なのか
一度整理してみましょう👀
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