今回はインテリア目線から見た
窓に関する内容です
間取り相談を受けていると
結構真っ先に気になる点です
案外考えられていなので
この記事をきっかけに
意識して欲しいと思います!!
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
間取りばっかりに意識がいきます
そこについている窓なんて
きっと後回しです
- 後で打ち合わせするもんだろう
- プロに任せておけば大丈夫だろう
この考えは超危険です!!
なぜならば
窓の提案に対するレベル差が激しいからです
逆に窓を突き詰めて考えてくれる人は
他の細かな部分も考えてくれます
窓のつめが甘い担当者は
他の細かな部分も微妙でしょう
それくらい窓一つで
その人の力量が伝わってきます
どういった点を気を付けるべきか
順番に説明していきます!!
よくある事例
まずは相談を受けていて
よく見受けられる傾向です
お客様の方でも
気付けるレベルになりましょう!!
そんなに難しくない点も多いです
写真付きで解説していきます!!
色んな種類の窓を取りがち
相談者の方の承諾を得て
実際のパースを添付させて頂いてます
間取りは別として
これを見て何か思われますか?
敷地の向こう側がどうこうは別として
色んな種類の窓を取りすぎです
こちらのパースも含めると
LDKを見渡すと4種類の窓があります
壁が散らかって見えがちです
インテリアを考える前に
壁がデザインされていません
美しい空間や
視線が気持ちよく抜ける空間は
壁がしっかりデザインされています
素材がしっかりと引き立ちます
例えばこの実例は
二階リビングで中庭に向けて窓があります
奥側の窓は掃き出し窓ですが
開閉できないようにしています
(中庭に転落しないように)
中庭から見ると不思議な感じです
ですがバルコニーの窓と合わせる為に
室内から見える窓を統一しています
それぞれ違う窓が見えてくるよりは
コチラの方が統一感がでます
そのくらいこだわるのです
室内からどう見えるのかを
ストイックに想像してみて下さい!!
ラインがずれている
悪い例の資料はないですが
窓のラインを意識して下さい
上下左右のラインがでてきます
吹き抜け等を介して
垂直方向に窓が見えてくる場合
色んなラインを揃えて下さい
室内からの見え方が違います!!
この辺は初歩的な内容ですが
案外できてない提案も見受けられます。。
幅やリズムが違う
窓にはリズムがあります
きちんと考えられた窓というのは
リズミカルに窓がとってあります
- 等間隔に窓枠があったり
- 幅が均等だったり
ですが実際の間取りを見てみると
2mの窓と1,5mの窓が隣り合わせに。。
こんな初歩的な窓の御法度も散見されます
窓のリズムを奏でて下さい(笑)
勝手口が見える位置にある
これも絶対ダメなわけじゃないですが
個人的には気になるレベルの話です
室内側を見渡した時に
勝手口が丸見えなパターンです
気にならない方はいいですが
個人的には気になります
そもそも勝手口不要派ですが
どうしても必要な場合は
死角部分に取りたいところです
室内から考える窓のポイント
今回は窓のパートです
外観というよりは中から意識です!!
これが自然とできれば
外観の窓も勝手に整います
窓の種類を減らす
シンプルに考えるとすれば
窓の種類を減らしましょう
これだけでも印象は変わります!
色んな種類の窓をつけると
室内側から見ても散らかります
統一感もありません
光の漏れ方も美しくありません
窓の種類は少なくて2種類
多くても3種類~4種類くらいでしょうか
もちろん用途や目的に応じて
死角部分なら気にしなくていいですが
見える部分は気にしましょう
窓の種類を意識するだけです
室内を見渡した時に
窓の種類が同じだと統一感がでます
間取りを凝視するのではなく
室内を見渡してみてください
そこにどんな窓があるのか
それだけでも綺麗に見えます
単純なことです!!
でもそれが案外できていません。。
幅を統一する
2mの窓なら2mで統一する!!
それだけでも統一感が出ます
我が家は2m×3枚の窓が
南北にそれぞれついています
両脇は開閉できる窓で
真ん中はフィックス窓です
この2mの等間隔のリズムが素敵です
種類だけじゃなくて
幅もできれば合わせましょう
これも簡単なことですが
案外できていません。。。
(なぜだ!?)
フィックスと開く窓を駆使する
窓=開閉ではありません
窓の役割は色々です
景色を見るだけの役割であれば
開閉できなくて結構です
- 網戸もつきませんし
- 間の桟がありません
スッキリ見えて掃除も楽です
(金額は高くなりますが。。)
しっかりとした風通しが確保できていれば
フィックスの窓も活用しましょう
窓の目的を再考しましょう!!
アクセント部分に窓を取らない
これもよくやりがちなんです!!
窓が少ないと不安になるので
とりあえずとっちゃいがちです
無いよりあった方がいい
そんな精神になりがちです
せっかくお金をかけたアクセント壁に
窓がくると勿体ないです
壁が引き立ちません
施工もしにくいだけです
お金をかける綺麗な壁は
穴ぼこ(窓)をあけないで下さい!
隣家に向けて窓を取らない
これもよくやりがちです
間取り図だけでは分かりませんが
隣家がどんな状況なのか?
将来建つ可能性はないか?
窓に映り込むのが隣家だと
その窓を取る意味がほぼ無いです
カーテン閉めないといけない窓もです!
時には壁にする勇気が必要です!
窓上の小壁に注意
窓を天井までとると
視線がスッと抜けていきます
ここに小さな壁が生じると
そこで目線がストップします
ちょっとしたことですが
これも印象が変わります
天井高を低くすると
天井まで到達する窓が使いやすいです
天井高を高くして
プロポーションの悪い窓に。。。
こんな提案もよく目にします。。。
窓をどう演出するか
視線がどう抜けていくか
こんな考え方も大事です!!
実例紹介
少ないのを競ってるわけじゃないですが
窓の種類が2つしかない実例です
まとめ
いかがでしたでしょうか
窓一つとってみても
とても深い世界があるのです。。
いくらインテリアにお金をかけても
窓がデザインされていなければ
空間は洗練されません。。。
空気感の漂う空間には
考え抜かれた窓の存在があります!!
今一度窓を考え抜いて下さい!!!
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング
お問い合わせはコチラ
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント