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電気温水・ガス床暖房の光熱費を考えた効率的な使い方について

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10月29日現在

既に朝晩寒くなってきましたね

 

築10年を迎える我が家では

少し前から床暖房が24時間稼働してます

 

寒がりな私というのもありますが

床暖房の効率的な使い方があります

 

床暖房の使い方に関しては

諸説情報がありすぎて

皆様もお悩みのことかと思います

 

今回は10年住んで実験した結果と

オーナー様から伺った話をもとに

床暖房の使い方についてまとめます

 

あくまで私の経験と得た情報からです

ご興味ある方はご覧下さいm(__)m

 

目次

床暖房の特徴

効率的な使い方にいく前に

まずは床暖房の大まかな特徴について

ふれておきたいと思います

 

 

 

 

電気温水式床暖房

まずもってオール電化なのか

ガス併用住宅なのかによって

床暖房のタイプも変わります

 

オール電化の場合

  • 電熱線式タイプ
  • 電気温水式タイプ

この二つに大きく分類されますが

一般的にはランニングコストの安い

電気温水式タイプを主に使っています

 

ガス温水式に比べた

電気温水式タイプの床暖房特徴として

  • 部屋が暖かくなるまで時間がかかる
  • 一度暖かくなると燃費はよい

ガス温水式に比べて

最初に暖かくなるまでの時間はかかりますが

燃費は電気温水式タイプに軍配があがります

 

床暖房=ガスのイメージが強いかもですが

電気温水タイプも使い方によっては

全く問題なく活躍してくれます

 

 

 

つくりとしては

床下に真空のパイプが通っていて

お湯をつくって流すという仕組みです

 

真空なのでお湯が腐ることもないですし

パイプに継ぎ目がないので

外的要因がない限りは

床を剥がしてメンテ等は不要です

 

お湯をつくる側の設備に関しては

10年~位でメンテが必要です

 

 

 

 

ガス温水式床暖房

つづいて皆様同じみの

ガス温水式床暖房についてです

 

何と言ってもパワフルです!!

 

電気温水式なら2時間~3時間かかるところが

1時間以内にあったかくなります

瞬発力はガス温水式に軍配があがります

 

あとはつけっぱなしとかになった場合や

ガスファンヒーターを併用した場合に

光熱費としてどうかだと思います

 

あまり家にいる時間が少ない方や

共働きのご夫婦にとっては

すぐに暖まるタイプの方が

向いている場合もあるかもです

 

 

 

 

輻射熱で主暖房として使う

床暖房を使う前提として

エアコンと併用するというよりは

冬の主暖房として考えて下さい

 

たまにダイニングは椅子に座ってるし

リビング部分だけ床暖房でいいです

そう言われる方がおられます

 

床暖房の占める割合が少ないと

主暖房として機能しなくなります

 

最低でもリビングとダイニングの

二系統分は設置するようにしましょう

 

キッチンまで設置するかどうかは

あとは悩むところです

 

 

 

床暖房の効率的な使い方

何となく大まかに分かったところで

床暖房の効率的な使い方です

 

ここを理解していないと

ケチケチ節約してるつもりが

かえって光熱費が高くついてる。。

なんてことにもなりかねません

 

しっかりと仕組みを理解しておきましょう

 

 

 

 

つけたり消したりしない

一番の重要ポイントがここです!!

 

勿体ない精神が働いて

ついついマメに消しがちです

これが落とし穴なんです

 

床暖房の特性上

お水からお湯にするまでの工程で

一番のエネルギーを消費します

 

一度お湯ができてしまうと

それを維持するのは省エネです

 

立ち上げ時のエネルギーとして

約4倍のエネルギーを消費しています

 

つまりは何度も入り切りを繰り返すと

何度もフルパワーを強いられます

 

 

 

ちょっとだけ外出するとか

お昼から帰宅するとか

数時間の外出等であれば

わざわざ切る必要はありません

 

我が家のように床暖房をつけっぱにすると

家全体があたたまっています

 

たまに旅行とかで床暖房を切ると

家中の芯まで冷え切った状態なので

家中あたたまるまで時間がかかります

 

個人的には電気温水式床暖房なら

基本的に10月末~3月末頃までは

長期旅行以外はつけっぱでいいと思います

 

ガス温水式タイプであれば

タイマーを駆使しながら

消したりする時もあっていいですが

 

面倒くさいのであれば

弱めでつけっぱなしでもいいかと

 

ガスファンヒーターが燃費悪いので

できるだけ使わないようにするのが◎です

 

冷房も同じことが言えますが

基本的には我が家はつけっぱです

夏場は24時間ゆるくつけてます

 

 

 

 

タイマー機能を利用する

あー寒いと思って

慌ててパワフルに床暖房をつけても

出勤するころに暖まる。。。

そんな状態に陥ります

 

なので起きて準備する数時間前に

タイマーをセットして

起きた時には暖かい状態を

つくっておくようにしておきましょう

 

それが面倒であれば

つけっぱなしでいいと思います

(数千円光熱費が高くても)

 

 

 

ラグやカーペットを敷かない

ご存じの方も多いと思いますが

意外と知らない方も多いです

 

床暖房をつける場合は

ラグやカーペットは✖です

 

接着面があつくなりすぎて

床材へのダメージも凄いですし

せっかくの輻射熱が発散されずに

部屋全体もあたたかくなりにくいです

 

肌触りの良い床材を選んで

何も敷かずに床暖房をつけましょう

 

 

 

余熱を利用する

とにかく勿体なく感じるという方は

でかける数時間前に

床暖房のスイッチを切ってもokです

 

前述したように

床暖房は真空パイプに

温水が流れています

 

その温水はすぐには冷めません

なのでしばらく暖かいです

 

出かける時間を先読みして

すかさず切っておくのも一つです

 

 

 

 

吹き抜けを設けて二階まで暖める

暖気は上に上がるので

床暖房の暖かさは上にあがります

 

吹き抜けを設けていると

二階まで暖かくなります

 

二階の部屋の扉を開けていると

その部屋の中まで暖気がまわります

 

最近の高断熱高気密な住宅では

家全体が暖かくなります

 

つまりはうまく利用すれば

二階の暖房器具も節約できます

 

住宅展示場とかでも

吹き抜けがあれば

午後からは二階も暑いくらいです

 

あえて狭い空間をつくらずに

全てつなげてつくるのもエコです

 

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廊下や個室をできるだけ取らない

一条さんの全館床暖房を除いて

大体がリビングとダイニングに設置です

 

つまりはその空間を仕切ってしまうと

廊下とかは無暖房の状態です

 

どれだけ高断熱高気密でも

無暖房状態では寒いです

 

寒暖差のある住まいは

体への負担も大きくなり

脳梗塞や心筋梗塞のリスクも上がります

 

床暖房を考える場合は

全体の暖房計画も見据えておきましょう

 

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エアコンは補助的に使う

エアコンの暖房は空気が乾燥します

 

床暖房をつけている場合は

補助的に使うようにしましょう

 

どうしても寒すぎる朝晩とか

しばらく床暖房を消していた時とか

おそらく使用頻度は少ないと思います

 

 

 

 

床暖房を採用するべきかどうか

ここまで聞いたところで

やっぱりつけるかどうか悩みます

 

床暖房はタダではありません

オール電化の場合だと50万円~60万円

ガスの場合だと20万円~30万円位です

(エネファームの差額は別として)

 

将来のメンテ費用もいりますし

ある方が光熱費もかかります

 

究極にエコな暮らしがしたいという方は

熱伝導率を考えた床材がお勧めです

 

足触りの良いあたたかみのある床なら

冬の寒さもかなり和らぎます

 

接着面の暖かさは超重要です

ぺたぺたの床材を選ぶと

いくら空気をあたためても

案外寒く感じます

 

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床材を何でいくかが重要

先ほど言ったように

結局は床材が大事だと思います

 

床暖房を入れるにしても

床暖房を無しでいくにしても

床材の選定は慎重にしましょう

 

実際に触り比べて

踏み比べて

時には冷蔵庫に入れてみて(笑)

 

色々な床材を触り比べましょう

何度も言いますが

床材超重要!!

 

 

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床暖房無しでエアコン一台の実例

先ほどの床材のおかげで

 

土間たっぷり!

吹き抜けたっぷり!!

大開口!!!

部屋や間仕切り無し!

 

この条件でも

エアコン一台で20度の設定で

家全体が暖かいお住まいがあります

 

実際に体感して驚きでした

同じメーカーの家でも

床材でかなり体感が変わります

 

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ZEH住宅でのリアル光熱費

吹き抜けやらつけっぱなしやら

実際のところ光熱費どうなの!?

なんや言うても信じれない。。。

 

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疑い深い方は

一度ご覧くださいm(__)m

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか

 

寒い季節が近づいてくると

家づくりをされる方は悩みます

 

床暖房をどうするか

つけっぱなしがいいのか

マメに切るのがいいのか

 

色々なライフスタイルや

色々な考え方があります

 

自分たちに合ったスタイルを

見つけ出してみて下さいm(__)m

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