今回は実例紹介の記事です!!
玄関に大きな吹き抜けがあります
それだけではもったいないので
LDKともゆるやかにつなげています!
言葉だけでは伝わらないと思うので
読み進めてもらえたらと思います
この吹き抜けを設けた理由も重要です
計画概要説明
今回の家づくりは
とある大型分譲地内でのご計画です
販売初期段階でしたので
区画は選べる状態でした
奥まった土地と
ゴミステーションがあったので
大きさの割に安い区画でした
北側には遊歩道もあり
三方が比較的空いている敷地です
南と東側には
隣の区画の家が建つ状況です
普通にプランニングすると
玄関位置が微妙になったり
隣家が建つと日当たりが悪くなります
こういった考察の元に
プランニングを進めていきました
外観・内観紹介
ではさっそく
外観から見ていきましょう!!
外観
分譲地内の
遊歩道から見た外観です
街ゆく人から見る外観も
きれいに整えたいところです
木が映えるように
シンプルな白い壁としています
南側の外観です
しかしこの外観は
南側の区画に家が建てば
このような見え方はしてきません
このあたりのイメージをしながら
外観を考えていくことが大事です
まわりの人からどう見られるか
どの角度からよく見えるのか
イメージしながら考えましょう
玄関ドアの位置は普通に考えると
道路から近い位置に設けがちです
あえてアプローチを長くとって
道路側から見えない位置にするのも
有効的な手法です

玄関
さっそく今回の特徴である玄関です!
二階の居室まで見渡せる
圧巻の開放感を感じることができる
玄関スペースです
もはや玄関と呼んでいいものか。。
南側に家が建ったとしても
この吹き抜け窓からは
安定した光が確保されています
玄関収納を天井までつけてないので
光も気配もつながっていきいます
二階から見下ろした時も
玄関とLDKとゆるやかにつながります
狭い廊下と階段を毎日おりるよりも
開放的な空間を感じながら
毎日の動線があるのは豊かです
坪数以上の豊かさを感じれます
LDK
玄関とゆるやかにつなげているので
LDKがよりのびやかに感じれます
リビング窓の大開口からは
1mの軒がかかった
テラス出ることが可能です
カーテンレールが窓枠につかないように
天井に彫り込んでいます
壁掛けテレビが出っ張らないように
テレビ部分を彫り込んでいます
DVD等の機器類は
壁の裏側の収納の中に隠す計画です
こちらの靴収納を兼ねた
シンプルな収納ボックスの中です
取っ手のない収納なので
収納っぽさを感じさせません
既製品でもこういった扉があるので
コストもそこまでかかりません
収納の中を一部加工して
配線をつなげています
頻繁にディスクの出し入れがないなら
こういった収納でOKです
キッチンや冷蔵庫は
一部隠れたパターンです
生活感のある冷蔵庫等は
リビングから見えないようになります
カップボードが床材の
無垢フローリングの質感に負けない様
できる限り質感のあるのを選びました
木調の扉に関しては
グレードによって質感は色々です
一歩間違うと安っぽく見えるので
床材を合わせて確認しましょう

水回りへの扉は
できる限り扉っぽく見せないように
取っ手がなくて天井までのタイプです
床材はマルホンさんの
タモ無垢フローリングを採用しています

その他
今回水回りは一階です
洗面台を中心にして
トイレと脱衣室に行ける間取りです
トイレの手洗いも兼ねています
バルコニーは設けていますが
室内干しメインでの計画です
脱衣室を少し広めにとって
室内干しをできるようにしています
多世帯での暮らしや
家族人数が多い場合は
洗面と脱衣室を分けるのも一つです

二階の子供部屋に関しては
あえて壁で囲わずに
腰壁の高さで仕切るのみです
一階スペースと二階をつなげることで
家中まるごと感じれるようにしています
寝室のみ完全な個室としています

こだわりポイント
今回の敷地条件で
こだわったポイントです
隣家を考えた間取り
分譲地初期での計画でしたので
まだ隣家が建っていません
ですが建つのは明白です
現状が日当たりが良いからといって
普通に南の窓だけに頼っていると
数年後に南側に建った時に
冬場が思ったより暗い。。
なんてことになりがちです
冬場の太陽高度は低いので
思った以上に建物のかげになります
そこを補うために
玄関上に大きな吹き抜けを設けています
まわりの敷地状況を読み解くことは
とても重要です
ファサード面を意識
今回は分譲地の中で
三方から見える区画でした
給湯器の位置や室外機の位置
外観の窓の取り方
全てに配慮が必要です
北面の遊歩道側はシンプルな壁です
ゴミステーション側も
車通りのある道です
こちらからもよく見えるので
ハイウォールバルコニーにして
外観をひきしめています
室外機等はゴミステーションに隠しています
大抵のお住まいは
ファサード面を背にしがちです
来客が入ってくる面も同じくです
アプローチ上には
室外機等がでてこないように
配慮して考えましょう
ファサード面はどこなのか
- 一方だけでいいのか
- 二方なのか
- はたまた三方なのか
- 四方から見えるのか
このあたりを考えましょう

玄関を取り込んだ空間提案
セオリー通り考えると
玄関は玄関としがちです
玄関入ってホールがあって
扉があってからリビングです
そのルールをぶち壊して
LDKとつなげています
その効果のおかげで
玄関上の吹き抜けが
LDKにも効果を及ぼしています
限られた坪数で広く感じるには
できるだけ兼ねていきましょう

上下階の気配をつなげる
吹き抜けがあることによって
二階の個室を腰壁にすることによって
一二階がゆるくつながっています
気配も上下階で伝わります
玄関入った時の
視線の奥行き感も変わります
まるで玄関がとても広いような
錯覚に陥ります
視線が上部にも
リビング側にも
多方面にぬけていきます
壁と廊下と扉だらけだと
やはり圧迫感を感じます
できる限り無駄を省きましょう

まとめ
いかがでしたでしょうか
今回も色々な工夫がありました
いつも思いますが
この工夫を受け入れてくれる
施主様の柔軟性は大きいです
普通に考えたら
受け入れがたいプランです
こういった施主力の高さが
坪数からは想像できない
豊かな住まいをうみます
できる限り色々な建物を体感して
施主力を高めていきましょう!!

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