今回の記事は
無垢と挽板フローリングにおいての
塗装の種類と特徴についてです
これは私個人的な意見ですが
いくら無垢や挽板フローリングといえど
ツルピカの塗装をしていたら無意味です
足ざわりもよくありません
呼吸もしていません
メンテはいらないかもですが
それを良しとは思えません
そしてメンテフリーを美徳として
ツルピカ仕様を勧める人が多いです
そしてそして
お客様の理解もあまりされていません
自宅の床の仕上げが何なのか?
そこまで理解されておられる方が少ないです
この機会に今回の内容をご覧頂き
塗装の種類と特徴について
理解した上で選んで頂けたらと思います
無垢・挽板について
塗装にいくまえに
無垢床と挽板について
まだあまりご存じない方も多いので
簡単に説明します
無垢材とは
断面から見てもらうと分かりやすですが
無垢は一枚の木そのものです
よく無垢は傷がつきやすいからとか
色々否定的なお声を聞きますが
誤解されている方が多いのが無垢です
どこまで傷が入っても木なので
その傷は傷となりません
下記挽板と比較してみると分かります
挽板とは
無垢とは違って
一枚の木ではありません
木を挽いたもの(2mm~3mm)を
合板の上に貼り付けたフローリングです
無垢は床暖房非対応のが多いので
床暖房を使う場合はほぼ挽板になります
表面は本物の木ではあるので
足ざわり等は感じることができます
ただし深い傷が入ってしまうと
下の合板が見えてきてしまいます
10年そこそこで違いはでないですが
30年以上となってくると
無垢の方が色々な意味で長持ちです
とはいえ床暖房問題等もあるので
どちらを選択するかはお客様次第です
私が今回言いたいのはそこではなく!!
その木の上の塗装がどれかという話です
そこの特徴を理解した上で
自分達が選択しましょう
塗装の種類と特徴
では本題の方に入っていきましょう
皆様の塗装知識レベルを試します
塗装の表現は色々ありますが
大きく分けて3つに分類します
- ウレタン塗装(表面膜あり)
- インビシブルコート・膜が分かりにくい
- オイル仕上げ(メンテ必要)
2番目はまだまだ浸透していませんが
1と3の間みたいな感じです
それでは問題です!!!
下記写真で1~3がどれなのか
見分けて下さい👀
さぁどうでしょうか!?
これだけで分かったアナタ様は
かなりのレベルの方です
もうこの時点で読むのを辞めて下さい(笑)
まだ正解は言いません
続いて違う材で見て下さい
先ほどと同じ3パターンです
ちょっとこの床材に関しては
塗装の違いが分かりにくいですね
これだけだと私も分かりません(笑)
ではかなりヒント写真をお見せします
どうでしょうか!?
これは分かりやすくないですか??
膜がある分反射して見えますね
しかし残り2つはかなり僅差です
もう一つの床材もこの角度なら分かります
かなり光を反射しているように見えます
- これが塗装のあり無しの正体
- メンテがいるかどうかの違い
- 呼吸をしているしていないの違い
- 染み込みにくいかどうかの違い
- 足ざわりの差の正体
ということになります
正解を言うと
・左がウレタン塗装
・真ん中がインビシブルコート
・右がオイル仕上げです
ということで各特徴を解説していきます
ウレタン塗装
まずは一番左のウレタン塗装です
無垢や挽板を選ばれるのであれば
ウレタン塗装を選んでほしくないのが本音
ツルっとしてしまうと
足ざわりも本来の良さが感じれません
ペットを飼う家とかだと
致し方ないケースもありますが
そこはよく考えて頂きたいところです
ウレタン塗装の床写真です
反射してる感じが分かりますね
裸足で歩いた時も
ペタペタと感じます
二階は真っ先にコストダウンされがちですが
二階こそ無垢だと思います
コストの安い材でも十分なので
是非とも無垢をご採用下さい
毎日の満足度が違います
オーナー様からもとても感謝されています
毎日の気分が本当に違いますので
ここでかける20万円位の差額は
生涯の足ざわりを考えると
安い投資だと思います!!
特に二階フローリングにおいて
足ざわりの良い杉材は最高です
傷はつきやすいですが
二階なのでそこまで気にしなくても
冬でも裸足で歩けるレベルです
インビジブルコート
続いて真ん中のインビシブルコートです
この塗装精度が中々すごいのです
右側のオイル仕上げとほぼ同じ👀
てざわりもウレタン塗装と比べると
ツルっと感がかなり違います
オイル仕上げに近い手触りです
オイル仕上げや無塗装の場合は
こぼしたものが染み込みやすいです
膜をはった塗装の方は
写真のようにとれやすいのが特徴です
ちょっとした傷汚れも
水拭きするとこの通りです
見た目のピカピカした感じが嫌いで
メンテもやっぱり嫌という方には
お勧めな塗装仕様となります
安易にウレタン塗装を選ばないように!!
ただしこの塗装技術に関しては
全ての床材メーカーが対応していません
今回お写真を提供頂いているのは
マルホンさんです!!
もしもご興味わかれた方は
担当者さんに相談してみて下さい
オイル仕上げ
続いて一番右側のオイル仕上げです
私がもっともよくご提案するやつです
サラサラして気持ちいいです
木本来の感じが体感できます
木のニオイもでやすいです
年に一度くらいは
オイル磨きをしてもらいたいです
しないと✖になるわけではないですが
して頂いた方がよりよくなります
円熟味が増していって
いい味がでてきます
オイルに関しては
自然塗料のオスモをよく使います
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モルタル素材との相性◎
サラッとした木質感の床材は
モルタル等の無機質素材と相性◎です
本物×本物素材となります
この写真で床がツルツルになっていた場合
モルタルもいまいちな感じに見えてしまいます
変な装飾でこてこてするよりも
本物の素材感をシンプルに活かす方が
空間的にもまとまります
土間×モルタル×石×コケ×杉
本物素材のかけあわせが
洗練された空気感をだしてくれます
無塗装
そしてもっと究極になると
無塗装の床材です
特に杉材とかでよく使用します
ですが取り扱いは要注意です
相当に理解力のある方でないと
入居後にクレームになってしまいます
真ん中がオイル仕上の杉で
右側が無塗装の杉です
お茶をあえてこぼして実験しました(笑)
染み込み方に差がでてますね
真ん中のオイル仕上げの方は
ふきとるとほぼとれる感じです
無塗装の方は染み込んでいます
サンドペーパーでやすったりもできます
実際に普通に丁寧に使ってもらえれば
ご理解ある方なら大丈夫かと思います
床材サンプルの裏側に
塗装の種類が記載してあると思います
自分達が選んでいる床がどのタイプなのか
理解した上で選択するようにしましょう
実例紹介
ウレタン塗装の実例はないですが
その他の実例です
私が口うるさく言ってしまうので
ほぼ100%無垢or挽板
ほぼ100%オイル仕上げor無塗装です
オイル仕上げ
床暖の為に加工した床
無塗装
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まとめ
いかがでしたでしょうか
長い時間足に触れる床材は重要です
これだけ言ってもまだ伝わらないかもです
一度実際の家を体感下さい
できればペタペタした床のタイプと
サラサラした床のタイプを比べて下さい
裸足で歩くとなおよしです
私自身が自宅で一番後悔しています
これから住まいづくりされる方には
同じ気持ちになってほしくありません
床材や塗装の特徴を勉強したうえで
自分達の床を選んで下さいm(__)m
床暖房をつけるかどうか悩む方
無垢フローリングのメリットデメリット
動画版はコチラ
マルホンホームページ
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