今回は間取りを考えていて思うコト
「玄関とか廊下という概念について」
この部分に対する考え方が
入社した15年前と激変しました
家を建てた10年前と変化しました
10年前の私は玄関という概念がありました
なので我が家は廊下と玄関があります
今はそれを後悔しています
「もっと広く感じれる家がつくれたのに」
「フルに使いきれていない」
そう感じてしまいます
間取りに正解はありません
玄関や廊下があることが
絶対にダメというわけでもありません
ただコンパクトに無駄なく建てるとなると
同じ坪数でも広く感じれる住まいとなると
玄関や廊下の考え方は重要です
家づくりを始めた皆様にとっては
「玄関」というスペースがあるはずです
そこには廊下と扉があるはずです
「あってあたりまえ」
その辺りの感覚が変わればと思います
今回はその助けとなる記事内容です
あくまで私の主観 100%です(笑)
共感できない方は無視しておいて下さい(^^;
よくあるパターンの間取り
プラン集にある間取り抜粋します
別にこれが悪いというわけではありません
ちなみに我が家もこれに近いです(^^;
どんなプランのことを言っているのか
見ていきましょう👀
プランを見て考えていることは分かります
- 玄関からトイレの扉が見えないように
- リビング通らずに階段に上がれる
- 冷暖房効率を考えて仕切れるように
等々の要望があったのでしょう
前に住んでいた環境が
冷暖房の効かない寒い家だった
そういう方に多いご要望です
ですが実際にこの建て方をすると
- 坪数の割に小さく感じる
- 廊下が死ぬ程寒い
- 寒暖差ができて体に負担かかる
- お風呂あがりが寒い
- 洗面所が寒すぎる
- 居場所が限定される
等々のデメリットが多いです
ご要望通りの間取りかもしれませんが
これが本質的な正解なのか。。。
それに関しては疑問が残ります
ですがお客様の要望通りの家にすると
こういう家は少なくありません
私の主観ですm(__)m
数年前に多かったご要望です
- 玄関からも畳コーナーに行ける
- リビングと畳コーナーがつながる
- 家事動線のいい家
来客が来ても和室へ招ける
この昔の名残を感じる発想です
勿論これが本当に必要な方もいます
ですが自分達のライフスタイルにおいて
それが本当に必要な要素なのか?
この間取りも坪数の割には
おそらく家族が集まる場所は狭いです
畳コーナーが仕切れるがゆえに
冬場はキンキンに冷えたスペースになります
つまりは使わない居場所になります
居場所にはなりえません
廊下もキンキンに冷えた状態となります
強いて言うのであれば
裏動線の収納は便利そうです
廊下の長さは随分と短くなりました
洗面からキッチンへの動線も👍です
リビング入り口が開き戸なのと
カクカクした動線はイマイチです
ですが先ほどまでよりは
大分そぎ落とされた印象です
これを更に柔軟に考えていけたら
コンパクトな大きさでも豊かです
階段を中心にぐるぐるまわれるプラン
行き止まりがないのはいいことです
居場所が程よくちりばめてあります
この辺りの距離感もいい感じです
ですがあと一つつながり感が薄いです
建具や壁があるが故に
それぞれの場所がつながっていません
単体での機能や要素となっています
これらを全てつなげることができれば
更に豊かになりそうな間取りです
廊下のメリットデメリット
今のところ廊下を否定的に書いてますが
一度メリットデメリットを見ましょう
またまた主観が入ってますm(__)m
廊下がないメリット
- 広く感じる
- 家の中に寒暖差が少ない
- 体への負担が少ない
- 気持ちがいい
- 居場所がつながる
- 気配を感じれる
- 動線がスムーズ
廊下をつくった時の盲点が
冬場の寒さです
家族が集まるリビングは暖かくしますが
廊下までは暖房しません
(一条さん等は別ですがm(__)m)
つまりはキンキンに冷えた状態です
冬の洗面所は寒いです
廊下は更に寒いです
脳梗塞や心筋梗塞になりやすい状態です
体に負担もかかります
廊下や扉を少なくすると
室内の寒暖差が少なくなります
廊下がないデメリット
- 音やニオイがつつぬけ
- 来客時に顔合わせする
- 冷暖房効率が悪い?
- プライバシー性が減る
先ほどの気配がつながるメリットが
デメリットに感じることもあります
冷暖房効率に関してはよく言われますが
オーナー様の光熱費を聞いていくと
そこまで高い印象は全くありません
そこそこの断熱と気密性があれば
大空間にしても大丈夫かと思います
「ほんまかいな!?」
そう思われる方は下記の記事も参考に
大きな吹き抜けがある家の
実際の光熱費情報も開示しています
概念を無くした施工事例
ではでは👀
「玄関」や「廊下」という概念が無くなれば
どんな感じの家になっているのか
実例を交えてご紹介します
この方々は皆
私が担当したオーナー様宅を見て
オーナー様宅の住まい心地を聞いて
「それならば大丈夫だろう」
そう感じたから思いきれています
最初から感性豊かで
キレッッキレだったわけではありません
ほとんどの方が普通の考え方です
「玄関」や「廊下」の概念もありました
百聞は一見に如かずです
空間は体感するべきです
玄関からリビングへの廊下無し
まずはファーストステップとして
玄関とリビングの境界が無い場合です
大体の家が玄関+ホールがあります
更にはリビングとの境の扉があります
その要素を取っ払った場合です
リビングの一部に玄関も取り込めます
玄関入ってすぐにキッチン横に入れます
買い物から帰ると便利です
目隠しにのれんをつけています
リビングとのつながりを強調する為に
カベには石をはってつなげています
30坪とは思えない広さのLDKです
玄関まで取り込んだ効果と言えます
こちらの実例も同様です
のれんの先は土間収納です
家中全て見渡すことが可能です
玄関から入り口に扉はありますが
天井までの扉なので無いように見えます
こちらの玄関スペースはコンパクトな土間です
1m×3mの土間スペースが
リビングに隣接してあります
玄関入ってすぐ丸見えにならないように
適度にくりぬきカベで目隠ししています
土間を取り込んだ家①
玄関土間が室内とつながっていきます
土間タイルがリビングの一部となります
この実例の場合は
室外のタイルともつながります
「土間を取り込んでつなげる」
更なる豊かさをうんでくれます
土間を取り込んだ家②
土間×シースルー階段効果です
細長い建物だったので
奥行感を強調しています
長さが広さに感じる装置です
アクセント壁の上部もつながっています
透けた部分は居場所にもなります
気配もつながります
抜けや透けも連動させましょう👀
土間を取り込んだ家③
更にダイナミックに土間をつなげます
通路としてだけの土間幅ではありません
- 水槽を置いたり
- 自転車を置いたり
- ベンチを置いたり
- オブジェを置いたり
- 観葉植物を並べたり
広い土間には無限の使い方があります
もちろんキッチンにも直接行けます
買い物の帰りは便利ですね
どこからでもリビングに入れます
ある意味広い玄関スペースでもあります
吹き抜けが絡んだ土間スペースは
絶好の室内干しスペースにもなります
これがあるのでバルコニーも無しです
土間を取り込んだ家④
ドマニワのある住まいです
玄関という概念を無くして
ドマニワと室内をつなげています
土間がつながっている効果と
ソトカベの効果で広く感じます
同じくキッチンへの動線も兼ねています
玄関先に冷蔵庫がありますが気になりません
適度に見えないようになっています
平面図だけでは理解できないでしょう
ソトにいてもナカとつながっています
家を建てて気持ちいいと思える居場所
それがこういう居場所なのです
大事にしたい居場所です
玄関扉すらない家(極)
ここまできたら玄関扉すら邪魔です(笑)
「玄関扉」という概念がありません(^^;
扉と窓が兼ねてあります
24坪で家を成立させようとなると
究極はここに行きつきます
玄関扉が邪魔(笑)
少し極端な例ですが
発想としてはとても重要です
更に常識を逸脱した土間トイレです
ここまできたらなんでもありです(^^;
「当たり前」はここにはありません
24坪でも
ウチとソトがつながると豊かです
住空間というよりかは
別荘に来たかのような感覚です
初期試作段階の模型です
この当時は土間リビングでした
ヒカキン似設計士は本気でしたが
流石に奥様からの反対をくらいました
これはこれで見てみたかったです(笑)
この設計事務所も究極形態です
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まとめ
いかがだったでしょうか?
少しは概念に変化はおこりましたか?
おこって頂けたら幸いです
少しだけでも柔軟に
少しだけでもフレキシブルに
今の自分よりも発想豊かに
その気持ちを忘れずに向き合うコト
そうすれば小さな家でも
豊かな家にすることは可能です
是非とも実践してみてください!!
体感しに行ってみてください!!!
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