
皆さんこんにちは!ファンタジスタ藤本です。
今回のブログ内容は、大半の方が間取りや外観の打ち合わせで見落としてしまいがちなポイント達についてです。
過去16年間住宅営業をしてきて、現在日本中の家づくりをサポートしている中で、かなりの高確率で直面する項目ばかりです。
あえてよくあるポイントは割愛して、引っかかりやすい細かいポイントのみを凝縮していますので、自分の図面と照らし合わせながらご活用頂けたらと思います。


家づくりの残念な実情(リアル)



独立してから色んなエリアや色んなハウスメーカーさん等の打ち合わせに出る機会が増えました。
そんな中で見えてくる現在の住宅業界の闇深い実情について、まずは触れておこうと思います。日本中の沢山の方が家づくりで悩まれています。
【家づくりの実情】
①きちんとした提案ができる人が少ない
②打ち合わせ回数や時間が足りない
③打ち合わせに対する準備不足
④ショールーム見学は施主任せ
⑤社内のスタッフ同士の連携が取れてない
⑥外構は施主任せで興味無し
⑦+αの提案をしてくれない(御用聞き)
⑧若手が育っていない
⑨照明提案レベルが低すぎる
現状特に感じる課題ポイント達です。前職時代は恵まれた環境とスタッフ達と家づくりをしていたので気づきませんでしたが、これらの実情の中で施主様が頑張って調べたりするにも限界があると感じます。。(家づくりって本当にハード→本来もっと楽しいイベントなはず)






間取りで見落としがちなポイント



ということで少しでも皆さまが自分たちだけでも見落としがちなポイントに気づけるように、実際にあった打ち合わせ図面の一部を抜粋して解説していきます。
私のインスタグラムでは各セクションごとに解説しているので、今回はそれらを一つのブログ記事に集約して見やすく解説付きでまとめています。
1、24時間換気のフード




2、とりあえずつけたコンセント





実際にあった事例です。なんでこんな玄関の正面にコンセントがあるのか!?聞いてみると設計士さんが照明暗いと不安なので、とりあえずコンセントをというパターンのやつです。
どうしても提案者の心理的にクレームを回避する為に、とりあえず多めにつけときゃ怒られないだろうという心理が働きます。本当に必要なものなのか?自分たちできちんと考えましょう。
3、適当に配置された設備等


デザインの世界は奥が大変深いです。あれこれは難しいので、シンプルに以下のポイントだけをおさえてみて下さい。
①数を合わせる
②間隔を合わせる
③幅と高さを合わせる
④素材感を統一する
⑤色味を統一する
これらを意識するだけでも、ちょっとしたノイズとなるものがデザインされたものに変わります。
4、おさまりの悪い建具





図面だけを見ていると、扉でうまく隠した収納のように見えます。でもでもちょいまち!!
実際に使ってみるイメージをよぉ〜くしてみて下さい。扉を開けて、物を撮ろうとしてみたりして下さい。。👀









このように扉の幅と中の割がピタッと合っていたら大丈夫ですが、先ほどの図面だと絶妙にずれています。
そういった細かい部分が、実際に暮らしてみると感じる使いにくさに変わります。そして建った後に気づいても時既に遅しくんです。。
5、火災報知器


6、謎にできた凹凸


家の中で生じがちな無駄な凹凸の原因
①施主様の要望を無理矢理いれた時
②要望をパズルのように間取り化した時
③敷地形状に無理矢理合わせて間取りした時
④無駄にカクカクした動線の間取り
こういった間取りにおいて無駄な凹凸が多い傾向にあります。平面図だけでは気づきにくいですが、見る人が見たらとても違和感のある凹凸だったりするので、注意が必要です。


変な凹凸等があるだけでも、照明計画までキマってこなくなってしまいます(余計な窓や建具を取ってしまってる間取りがあまりにも多いです。。)きれいな壁面の存在は超重要&基本です






7、適当に配置されたエアコン



色んな図面を見ていて思うのが、エアコンを取り付ける位置や空調計画があまりにも適当なケースが多いです。
エアコンをきちんとデザインして取り付けようと思うと、本来めちゃくちゃ悩ましい項目になります。
色んなパターンの取り付け位置を解説しているので、打ち合わせでご活用下さい👍
















8、急に出てくるPS(パイプスペース)



PSって何?プレイステーション!?ではありません。
二階にお風呂やトイレを取った場合に、水を一階におろすためのパイプスペースが必要になります。
大概一本や二本をおさめるスペースで事足りることが多いので、取り方次第では出来るだけデッドスペースを減らすことも出来ちゃいます。
こちらも実際にあったアドバイス事例を紹介しておきます。条件がハマったらバッチリパクって下さい笑






9、不揃いの建具と取っ手





デザインされてない収納の取り方多すぎる!!喝渇喝👊って思うことがあまりにも多いです。
■取っ手が不揃い
■建具の高さが違う
■扉の色味が違う
この一枚の写真だけでも沢山のことが気になります。。平面図見てるだけだと気づきにくいですよね。。


外観で見落としがちなポイント



平面図の打ち合わせが一段楽して油断していてはいけません。。
外観図面にも、いつの間にやら謎の物体やノイズとなるものが次から次へとついてきます。。
1、配慮不足な雨樋


2、配慮不足なフード








3、外観面に見えてくる室外機





こちらもよくある見落としポイントです。室外機の位置がどこにきてるか把握してますか!?
アプローチ際や外観面等にきちゃってないでしょうか?今一度チェックしてみて下さい。
4、不揃いな窓


これもめちゃくちゃよくあるパターンです。図面上に色んな種類の窓が登場してませんか?
■窓の種類は出来るだけ少なく統一
■幅や高さを揃える
■無駄な窓は取らない
これだけを徹底してみてください!!


5、無駄に複雑な屋根形状





この敷地形状と間取りなのに、何でこんなに無駄に複雑な屋根形状になってるの??って思うことがめちゃくちゃ多いです(特に工務店さんの間取りに多い傾向)
複雑な屋根形状は雨漏りのリスクが高まったり、メンテ費用や初期費用が高くなったりとデメリットが多いです。
シンプルイズベストを意識してみて下さい。


これから家づくりされる方へ



前職の積水ハウスを退職して、今は日本中の方の家づくりサポートをしています。
今は便利な時代でズームで打ち合わせに参加できちゃいます。担当者さんをご紹介するだけでなく、打ち合わせにズームやリアルで参加したりしつつ、今回のような粗探しを日々行っています笑
これまでになかったサービスだと自負しているので、ご興味ある方は遠慮なく公式LINEからお問い合わせ下さい。
皆さまのご要望やご予算、色んな条件を加味してご相談にのります。
【家づくりサポートした一例】
まとめ



家づくりは本当に考えないといけないことが多いです。だからこそ家づくり迷子になって思い悩んでしまう方も少なくありません。
でも本来家づくりは楽しいイベントであるということを常に意識してほしいです。苦しいと感じている時は何かが噛み合ってないことが多いです。
しんどかったら立ち止まったり方向転換するのも一つなので、思い悩まないで下さい!!
インスタでも家づくりに役立つ情報を発信しているので、あわせてご活用下さい👍↓↓↓
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