皆さんこんにちは!!ファンタジスタふじもとです。
皆様からの質問で「これから家づくりするんですが、何から始めたらいいですか?」という内容がとても多かったので、家づくりに失敗しない為の理想のステップについて徹底解説していきたいと思います。
私自身16年間大手ハウスメーカーで沢山の家づくりを経験してきました。現在ではSNSで家づくりの発信をしているので、全国から色んな相談も受けています。
そんな全ての経験をもとに、この順番で家づくりを進めていけばOK!!という内容をステップ10にまとめています。ステップ毎に深堀りしたリンク記事も貼っているので、うまくご活用ください。
これから家づくりされる方のバイブルとして使ってもらえたら嬉しいです。かなりのボリュームになっているので、自分達が必要な部分だけをかいつまんでご利用頂いても大丈夫です。
【私に関するコト】
よくある家づくりの流れとデメリット
家づくりの進め方によって、遠回りしたり失敗する確率が高まるパターンが存在します。どのルートでもある種運的な要素も大きいですが、少しでも確率を高める為に、あまりオススメしないパターンからお伝えしておきます。
まず展示場に行くパターン
【まず展示場に行くコトで起こるコト】
■たまたま出てきた営業が担当になる
■優秀な営業に当たる可能性が低い
■長時間自社商品のアピールをされる
■子供を連れて行くのは大変
「まずは展示場に行くのは危険!」という発信者が増えたコトもあって、最近は随分と来場者も減っているのが現状です。
そんな現状なので、優秀な営業さんが来場があるかどうか分からない展示場で、ボーッと待機してる確率は極めて低いです(分刻みで打ち合わせに出ています)→つまりは良い担当者に出会える確率は低いです。
来場予約者だけ行く、という優秀な方もいるので、せめて展示場に行くときは予約してから行くことをオススメします(予約自体も二、三週間先にした方が、優秀な人がスケジューリングしやすいです)
とりあえず資料請求してみるパターン
皆さまの認識だと、資料請求するだけという軽い気持ちでの行動かと思います。
実はお客様の個人情報を会社に提示した時点で、社内的には自動的に担当者が決まるケースが大半です。
資料請求者に対して優秀な人がアプローチするケースもほぼないので、良い担当者と出会える確率を下げる行動パターンになります。
今時はSNSで情報収集できちゃうので、わざわざカタログで資料請求する必要性も個人的にはあまり感じません。
理想のステップ10
それでは!!家づくりを考え始めた皆様が、失敗する確率を下げる為にしていくべきステップ10を、順番に解説していきます。
もし私が今から家づくりをするなら、この方法で進めていく!!という内容になっています。
皆さまが想像している以上に、土地+建物+外構+消費税+諸費用の金額は高いです。
まずは自分達の予算の上限を出してからようやく家づくりがスタートできる状況です
【予算設定の際に考えるコト】
■毎月何万円まで支払い可能
■ボーナス払いはいくらまで可能
■削減できる固定費はないか
■車のローンはないか
■自己資金をいくら出すか
コレらを家づくりの機会に、一度整理して書き出してみるコトをお勧めします。予算がブレると家づくりで遠回りしがちです。
自分達では分からない、という方は、下のブログを活用頂くか、それでも無理なら私が信頼できるライフプランナーさんを紹介可能です。遠慮なくお声がけ頂けたらと思います。
打ち合わせを重ねてどれだけ気に入った提案が出てきたとしても、予算と合致しなければ無意味です。
総額予算=土地金額+外構費用+建物費用+消費税+諸費用です(それ以外に造成等かかるケースは別途必要)
自分達が希望する土地エリアの金額を想定した上で、それ以外の費用にどこまでかけれるかを考えましょう。
外構費用も想像以上にかかるので盲点になりがちです。
【参考までに各メーカーが土地以外の費用でどの位必要なのかをざっくりまとめておきます】
■大手ハウスメーカー系:約4000万円〜
■中堅メーカー系:2500万円〜3000万円
■ローコスト系:2000万円〜2500万円
2500万円〜3000万円の会社さんはコチラの過去記事から。ご紹介だけでなく、私もどんどんコラボして参加していきます♪
よくある質問として
「どこの会社がオススメですか?」
「◯◯会社はどう思いますか?」
という内容が多いです。会社全体的な印象は伝えれますが、最終的にはその会社のダレが担当するかで家づくりの良し悪しが変わると思っています。
だからこそ、どこで建てるかという意識を捨てて、誰と家づくりがしたいかという意識で気になる会社にアプローチしてみて下さい。
そこでビビッときたらGOですし、ビビッとこなかったら無理して進めないコトがオススメです。
私の方でも、担当者さんを紹介しつつ、自分自身も家づくりに参加してサポートする仕組みも構築しています。活動にご興味ある方は、下記リンクよりご覧下さい。
この人となら!と心から思える担当者さんと出会えたなら、次のステップはその担当者さんが手がけた実際のお家を体感しに行きましょう。
なぜなら
■家づくりに担当者のセンスが出る
■家を沢山売ってるだけの可能性もある
■案内できるオーナー様がいるコトは満足度の証
ここでよくあるダメなパターンとして
▲展示場だけ案内する
▲社員邸だけ案内する
▲建売だけ案内する
このパターンがよくあります。この場合は、そもそも自分が担当したオーナー様が案内に協力してくれない可能性が高いです→契約後に満足度が下がる担当者に多い傾向
前提として大半の担当者の傾向
■御用聞きなタイプが多い
■契約取る為の提案になりがち
■要望を叶える為の間取りになりがち
■敷地を無視した提案が多い
■方位だけを見た提案ばかり
これが住宅業界の現状です。そんな中で皆さまが家づくりで思い浮かべる要望をぶつけたとします。
▲LDKは20畳欲しい
▲通り抜けのシュークロが欲しい
▲寝室は◯畳欲しい
▲対面キッチンがいい
▲etc…
この両者が重なり合うと、もれなく敷地を無視した要望を叶える為だけのパズルな間取りが出てきます。
本当に優秀な担当者と出会えていたなら、表面的な要望ではなくて、何でその要望が欲しいのか?という根っこの部分をまとめて伝えて欲しいです。
【例えばの要望例】
●カーテンを開けれる暮らしがしたい
●猫と楽しく暮らせる居場所
●ホームパーティーを開きたい
●楽しくお酒を飲める空間
●子供が楽しい空間
●家族のコトを詳しく伝える
みたいな感じでどんな暮らしがしたいか、何で家を建てるのか、みたいな部分を中心に教えてもらいたいと個人的には思って家づくりをしていました(なので表面的なお客様の要望は一応聞きますが言いなりにはなりません笑)
できれば家族で話し合いながら、ノートに書き出してみましょう。表面的な◯◯が欲しい、とかではない情報をまとめましょう。
それでもよく分からない方の為に、公式LINE登録者限定で、要望チェックシートをPDFで配布しています。私が担当者なら聞き取りしたい内容をまとめていますので、よければ下記リンクよりGETしてご活用下さい。
【土地探しでやりがちな失敗例】
■沢山のハウスメーカーに土地探しを依頼→建てたくない会社がいい土地を見つけた時に断りにくい。。
■総額を考えずに土地探し→理想の土地は見つけたけど理想の建物は実現できない。。
■良い土地が出てきて慌ててハウスメーカーを決めてしまう→契約後の提案でいい間取りになっていかない
上記のような失敗をしない為には、土地探しする前に担当者探しを先にしておくコトです。つまりは一緒に家づくりしたい会社と担当者を見つけておくコトです。
その上で担当者と一緒に最適な土地探しを進めていきましょう。総額やバランスを考えた上で、プロの意見を信じて土地探し出来たら安心です。
土地のデメリット面はプランでどうにでもなると思っているので、100点満点の土地を探す必要はありません。住むのは土地ではなく家です。
「◯◯キャンペーンだから今月とりあえず契約しておきましょう」
「来月から値上がりするのでとりあえず」
「契約後にゆっくり打ち合わせして変更可能です」
こんな営業トークになびかされて慌てて契約してしまわないように注意が必要です。こういうトークをしてくる担当者ほど、提案力に自信がなかったり、契約がゴールである人が多いです。
【契約してもいい状態】
■担当者のコトを信頼できる
■打ち合わせが楽しい
■提案が気に入っている
■外構内容の詳細も提案してくれている
コレらが全て該当していたら、契約してもいい状態です。契約後のトラブルによる相談は本当に多いので注意して下さい。
【間取り提案に対して意識すべきコト】
●ファーストプランで実力が分かる
●ファーストプランが微妙ならすぐに見極める
●営業マンが図面を作る会社も沢山ある
●御用聞きな間取り提案になっていないか
●自分達も柔軟に提案を受け入れる姿勢
前職時代もファーストプランに命をかけて提案していました。たたき台なんて言葉を使う担当者は論外です。
初回提案が微妙な会社と何度打ち合わせを重ねても、良くなっていかないケースが多いので早めに見極めましょう。
【契約前に確認すべき事項】
■見積もりの詳細内容
■どんな床材になっているか
■キッチンの扉のグレードや詳細
■外構の詳細と金額内容
■地盤補強は入っているのか
■太陽光の容量
■値引き条件
■契約後の打ち合わせ期限
■そもそも提案が気に入っているか
■担当者への信頼はどうか
■etc…
契約前に確認すべき事項は沢山あります。契約後のトラブルは家づくり自体が楽しくなくなるので、ここでしっかり慎重に確認しておきましょう。
解約したらどうなるか、という相談が意外と多いので、皆さまは慎重に確認していって下さい。
【契約後の打ち合わせステップ】
①まずは確認申請提出に向けて決める内容→■間取りの確定■窓の確定■配置の確定
②収納や間取りの細々とした内容
③外壁などの外装材の決定
④内装&設備&照明&カーテンの打ち合わせ(コーディネーター中心)
⑤コンセントやスイッチの打ち合わせ
⑥外構の打ち合わせ
①■間取りの確定■窓に関して■配置に関して
家を建てる為に建築確認申請の許可をもらう必要があります。申請してから許可まで時間がかかるので、まずはこの申請に向けて打ち合わせがスタートします。
この申請後は間取りや窓の変更が出来ないorする場合には実費で変更費用が発生するので注意して下さい。
窓の取り方等のテクニックは下の総まとめ記事をご活用下さい
②収納に関して
いろんな間取りの相談に乗っていると、無理やり取ってつけたような収納を見かけます。唐突にポコっと出っぱった収納や、バラバラにデザインされてない収納達です。
デザインされた収納計画は主役のインテリアを映えさせてくれます。図面だけでは収納を取っただけで満足しがちなので、室内からの見た目も意識しましょう。
③外壁などの外装材
軒先や軒裏等、決める外装材や外構によって、見た目の印象は大きく変わってきます。
外装材によってメンテナンスのサイクルも変わってくるので、トータルで考えていきましょう。
④内装関係
個人的に内装で特に力を入れて欲しいのは
■床材選び
■照明計画
この二点になります。失敗や後悔しがちなポイントにもなるので、下のリンクも熟読して攻略して下さい!!
⑤コンセントやスイッチ関係
リモコンを出っぱらないように見えない位置に配置したり、スイッチのデザインにこだわったりと、細部にわたる工夫ができるポイントです。
逆に雑に考えると、完成した後に!?ってなるので注意が必要です。
⑥外構に関して
一番最後に後回しされがちな外構計画です。体力も気力も落ちてきて油断しがちなのが外構計画。
外灯計画含めて意外と外構は大事になるので、下の総まとめ記事を熟読してもらってしっかりと打ち合わせして欲しいです。見た目の印象は外構次第です!!
家は建てて終わりではありません。ここからが本当のスタートラインです。お庭いじりや家のメンテナンスも楽しみながら、家と共に家族が成長していきます。
これから家づくりされる方へ
ここまで熱心に読み進めて頂いた皆さまは、家づくりの熱量が高くてリテラシーも高い方だと思います。
そんな皆さまには家づくりに成功して欲しいので、最後に家づくりでお伝えしたい2項目だけまとめておきます。
家づくりは楽しいイベント
【こんな状況だったら立ち止まって下さい】
■家づくりが楽しくない
■家づくりが苦痛に感じる
■考えすぎてしんどい
■家づくり迷子になっている
■何回打ち合わせしても良くならない
■担当者のペースになっている
案外こんな状況の方が多いのが現実です。本来家づくりは楽しみながらすべきコトなので、何かが食い違っている可能性が高い状態です。
そんな時は思い悩まずに、一度公式LINEからご相談下さい。客観的な立場から意見をお伝えします。
担当者探しに最注力を
最後はいつものお決まりのトークで締めます。16年間家づくりをしてきて感じた結果は、結局はどこで建てるかよりも誰が担当するかで皆さまの家づくりのプロセスも結果も人生も大きく変わります。
何度も何度も言いますが、担当者探しに注力して下さい。とはいえローコスト系の会社さんだったり、そもそも良い担当者さんは少ないのも現実です。
どんな風に担当者探しをしていいか分からない、と思われる方も遠慮なくご相談下さい。客観的な立場からアドバイス致します。
まとめ
ここまでお疲れ様でした!最後におさらいです
①まずは予算設定をする
②予算に合った会社の情報収集
③担当者探しに注力する
④担当者の実例を体感する
⑤自分達の本当の要望をまとめる
⑥担当者と土地探しをする
⑦間取りや外構を検討する
⑧契約前の確認を行う
⑨契約後の打ち合わせ
⑩引き渡し(これからがスタート)
どれもコレも大事な項目ばかりですが、こんな最後まで熱心に読んでくださっている皆さまの家づくりが、成功するコトを心より願っております。
過去にこのブログを熟読して下さっている方々は、素敵な住まいづくりができている方が多いです。是非他の記事もご活用下さい。
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
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良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
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