今回の記事内容は
以前に購読者の方から
問い合わせを頂いていた内容で
まだふれていない部分です
「ウッドデッキの種類と特徴」
これに関しては正解はないですし
大変奥が深い内容です
私自身も全ての樹種名や
全ての特徴は熟知していません
過去の経験と私の主観をもとに
ウッドデッキについてまとめます
ご興味ある方はご覧下さいm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりにおいて
外構工事は超重要です
そのうちの主要部分が
今回のウッドデッキ部分です
大事な部分ですし
コスト的にもウェイトが大きいです
「契約後に決めればいいや」は
かなりリスキーな考えです
ウッドデッキで見積もっておきます!!
この言葉だけを信じていると
完成した後に。。。
何か安っぽくね!?
みたいになるかもしれません
しっかりと理解した上で
契約前にも確認したうえで
家づくりを進行しましょう
ウッドデッキの種類
各項目の細かな樹種等については
気になるようであれば
ご自身でググッてみて下さい
・ソフトウッド
・ハードウッド
等で検索をかければ
山のように膨大な情報がでます(笑)
1、人工木・樹脂製
木のチップをまぜて似せたタイプです
凄い技術力になっているので
それなりの手触り感と
見た目にはなってきています
特徴として
- メンテナンスが不要
- ハードウッドより安い
- コケ汚れはつく
- 特殊な形に加工しにくい
- 見た目が安っぽい
- 室内の床材次第では。。。
- 経年変化しにくい
- ひびやささくれはほぼ無し
- 夏場は接着面があつくなる
少々私の主観が盛り気味ですが。。
大まかにこんな特徴があります
絶対的な正解はないので
それぞれの特徴を理解した上で
自分たちの使い方に合った
素材の選択が必要です
2、天然木材(ハードウッド)
当社でよく使用するのが
イペ材やウリン材です
皆様はウッドデッキと言うと
【木】というイメージですが
イペやウリンは一味違います
是非ともサンプルを
一度手にしてもらいたいですが
超絶ずっしり重たいです
繊維がぎゅっとつまっているので
【木】のイメージとは違います
水に入れると
ドボンと沈みます!!
だからこその耐久性と
強さを兼ね揃えています
特徴としては
- とにかく高い
- 長持ちする
- メンテナンスはしなくても◎
- 木質感がいい感じ
- 白銀化していく(経年変化)
- ひびは一部でる可能性アリ
- ささくれは個人的にあまりないと思う
- 見た目と肌触りがいい
- 軒がないとやはりアツくはなる
予算が許されるのであれば
個人的には一押しです
大体が予算とのせめぎあいで
最終的に採用されないことも
しばしばあるのが現実です。。。
(悲しいです(^^;)
そこを一歩踏ん張ってもらえると
良い家ができると思います!!
3、天然木材(ソフトウッド)
当社ではあまり取り扱っていません
色々な樹種がありますが
イメージとしては
その名の通り
柔らかくて軽めの木材です
特徴としては
- 施工性が良い
- コストが安い
- 木の質感がある
- 防腐や防蟻処理が必要
- 耐用年数が短い
- メンテ費用が高くつく
おそらくデッキが腐るとか
朽ちていくイメージは
このあたりからきているのでは?
素材感はいいのですが
マメにメンテナンスしても
耐久年数は短いです
公共の施設等で
朽ちているデッキスペースは
おそらく殆どがこの類です
超玄人の人は
ソフトウッドへの理解がありますが
木への理解や愛着がない方は
クレームになりそうな材です
個人的には
一般の方にはあまりお勧めしません
選ぶ基準について
色々なケースによって
選択肢が変わってくると思います
選ぶ基準になる要素をまとめます
室内の床材によりけり
室内側の床材を
無垢や挽板のオイル仕上げの場合
できればデッキも本物がベストです
室内の床の質感に対して
デッキの質感がういてしまいます
デッキが室内の素材感に負けてしまいます
室内もツルツルの床であれば
そこまで落差はないので
あまり違和感がないかもです
室内の床材にこだわるような方は
デッキ素材もこだわるべきです
室内の床材は特に気にしない方は
樹脂のタイプでも良いかと思います
この辺りは個人の価値観ですm(__)m
正解はありません
メンテナンスをどう考えるか
先ほどハードウッド系は
メンテ不要と書きましたが
できればメンテはすべきです
してもらった方が
より長持ちはするかと思います
親水性のある塗料を塗ります
こちらが一回塗った状態です
少しつやと色味が変わりました
塗料に二度塗りが推奨してあり
二度塗った感じがこちらです
想像したよりも濃くなりました(^^;
ですが塗りたてなだけなので
しばらくすると
また馴染んだ感じになります
塗らずに白銀化した感じが好き
そういう方もおられるでしょう
私自身もむしろあの感じは好きです
どんな変化をするか理解した上で
素材の選定をしましょう
床材も同じくです
雨や紫外線が当たる状況か
軒下空間があるかないかで
デッキの劣化具合がかなり違います
このあたりはプランと並行して
是非とも考えてもらいたいです
それによって素材を選ぶのも
ありではないでしょうか
軒がない場合は
どの素材を選んでもかなりあついです
火傷しそうなレベルです
つまりは室内への照り返しもきます
一度水をまいてから使うとか
外用のラグを敷いて使うとか
何がしかの工夫が必要です
理想は2m~3m位の
軒下空間があるとベストです
デッキを設ける方位にもよりますが
軒の出があることによって
直射があたる時間が減ります
紫外線がよくあたる部分は
白銀化が早く進行します
しっかりと守られた空間では
デッキの劣化速度も遅いです
メンテ回数も減らすことが可能です
夏の太陽高度は高いので
バルコニーをちょっと出すだけでも
まだ大分ちがってきます
中々しっかりだすのはコストが。。
そういった方は
ちょっとでもバルコニーを出して下さい
用途は何か
素材を考える前に
まずもって用途は何なのか?
- プランターで植物を育てたい
- プールがしたい
- BBQがしたい
- 犬を飼いたい
- 読書がしたい
- のんびりしたい
色々な夢や使い方があると思います
その用途に合わせて
素材の特性を理解した上で
選定するべきです
二階リビングにする場合は
バルコニーをデッキと見立てて
考えるのもありかと思います
普通のバルコニーの床材は
樹脂タイルが多いので
そこもこだわるのであれば
ハードウッド系でいって欲しいです
(私の願い(笑))
コストをかけたくないかどうか
良いのは分かるけど
そんなに予算をかけたくない。。
もちろんよくある状況です
そんな場合は優先順位をつけて
どこを削ってどこにかけるべきか
担当者と相談して決めましょう
デッキが核となるのであれば
かけるべきですし
優先度合いが少ないのであれば
違う素材に代用すべきです
安易に樹脂系にいかずに
他の素材の方がよくないのか?
疑ってみる方がいいです
プラン次第では
モルタル土間の方がいい感じ
みたいなこともあります
・コストをかけたくない方
・メンテナンスが嫌いな方
・経年変化を楽しみたい方は
モルタルテラスも個人的にはお勧めです
耐久性をどう考えるか
どの素材も新築時は綺麗ですが
耐久性に大きな違いがあります
目先の金額に目がくらみ
10年後にボロボロになってしまい
結局やりかえ費用が膨大に。。。
みたいなのが一番最悪です(^^;
ソフトウッド系だと
リアルにそのようになり安いです
10年後にやりかえるつもりであれば
そこは全く問題ないです
想定しているかどうかが大事です
経年変化への理解
形あるものいつかは。。。です
人間も老いていきます
(キムタクや反町は渋いですが)
素材の特性を理解して
どのような変化が起こるか
その変化は許容できるのか
その辺りを調べておきましょう
当時は新しい木の感じでも
数年経てばこの状態です
超絶玄人なヒカキン似設計士は
あえてこの感じが好きです
どんどんどんどんグレーになぁれです
こういった経年変化を楽しめる人なのか
これを劣化と感じてしまうのか
この辺りの感覚も人それぞれです
自分の感性に問うてみましょう
施工性について
もしもDIYを考えておられるなら
施工性も考えるべきです
イペやウリン材をかたいと言いましたが
半端なくかたいです(^^;
個人の施工力では
歯が立たないでしょう。。。
自分たちで施工する場合は
少し柔らかめが限界でしょう
ヒカキン似設計士の自宅では
木塀をサイプレスでDIYしましたが
(レッドシダーとイペの間位のかたさ)
それでもまぁまぁ難しいです
ビスをグッと押し込まないと
はじかれてしまう感じです
DIYの方に関しては
施工性を考慮しましょう
実例紹介
イペやウリン材を使用して
理想の軒がある実例です
ご興味ある方はご覧くださいm(__)m
深い軒下空間にデッキのある平屋
悪条件の旗竿地に中庭とデッキのある家
まとめ
いかがでしたでしょうか
デッキ一つとっても
考えることが沢山ありますね(^^;
ですがこの一つ一つを丁寧にするのは
家づくりにおいて重要です
オーラーをまとった建築物は
その一つ一つが丁寧につくられてます
つくりてのオモイが込められています
自分自身でもいろいろと勉強して
自分に合った素材を選択しましょう
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