今回の記事内容は
私が色々なオーナー様を見てきて
良い家づくりをされておられる方の
共通点であるポイントです
「伝えている要望が少ない」
「要望を言ったが叶えていない」
こんな方が意外と多いのです
家づくりをはじめた方からすると
え!?
どういうこと!?
という内容だと思います
分かるように解説していきますm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
やりたいことが山盛りでてきます
最近はインスタグラムを開けば
魅力的な画像が沢山でてきます
- ピットリビング
- 小上がりの畳
- 開放的なリビング
- 大きな吹き抜け
- 軒下の深いデッキスペース
どれも取り入れたくなる気持ちは分かります
ですが予算も限られていますし
建築地の条件もそれぞれ違います
家族構成だってしまいます
その写真を叶えるのが目的になると
家づくりの本質を見失います。。
良い家づくりをされる方は
その辺りを上手にしています
(本能的な部分かもしれません)
良い家を建てる方の共通点
私の主観から見る
いい家づくりをされてる方の共通点です
いい家づくりの定義も人それぞれですm(__)m
担当者への信頼があつい
どのお客様もそうですが
担当者への絶大な信頼があります
〇〇さんに任せておけば大丈夫
〇〇メーカーというよりは
その人に託しておられる方が殆どです
簡単なことのようで
とても難しいことです
人に家づくりの全てを託す
できそうでできないことなのです
そして託す相手を間違うと
良い家づくりにもなりません
だからこそ人を見極める
眼力が必要となります
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2021/01/OIP-1-2.jpg)
担当者の実例を見学している
その信頼の源となっているのが
担当者の実例を見学することです
そこで目にするものは
- 素敵な空間
- 素敵な暮らし
- キラキラする施主様
- 自宅を愛する施主様
- 施主様と担当者の関係性
この辺りを目の当たりにします
決してオシャレな家だけでなく
そこにある家づくりのプロセスを体感します
担当者と施主様の信頼関係
これを感じることによって
自分たちも信じることができます
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_6249-2-300x200.jpg)
伝える要望が少ない
素敵な実例を見学すると
自分たちの要望が分からなくなります
本当にしたかったことは何なのか
そして見に行った家の殆どが
ほぼお任せで建っていることが多いです
それが今回の記事内容です
家づくりを成功されている方は
伝える要望が少ない方が多いです
何も考えずではなく
考えた結果そうなった方です!
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2021/01/33t4ldk0117n-300x236.jpg)
良い意味でお任せしてくれる
完全に人任せということではなく
信頼して任せてくれるということです
そしてその気持ちを相手に伝えます
- あなたのことを信頼しているから
- あなたの提案に期待しているから
これをつたえるだけでも
相手にとっては良いプレッシャーとなります
120%を引き出すカギとなります
ただただ人任せではありません
うまくプレッシャーを与えつつ
良い意味で任せましょう(笑)
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2020/10/006-illustration-person-300x225.png)
出た提案を叶える為の努力をしてくれる
素敵な提案も
最初から予算が合致していません
やりたい提案を行うと
大体が予算オーバーしています
あとはそれをいかに叶えるか
ここからはお互いに協力が必要です
どこをそぎ落として
どの部分にお金をかけるか
コンセプトを崩さずに行うのが重要です
あれもこれもの要望を叶えると
コンセプトを崩すしかありません
設計士の提案をいかに叶えていくか
ここが重要なプロセスです
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2020/11/acb4653f07ba27f7a0c6b0fce185e719_t-300x200.jpeg)
人に魅力がある
抽象的な表現になりますが
いい家づくりをされる方は
人に魅力があります
言葉で何て表現していいか分かりませんが
会って少し会話すると分かります
- 我が家に対する愛が溢れている
- 担当者に対する信頼を感じる
- 家づくりが好き
- 快く自宅を案内させてくれる
こんな方が多いです
これができることって
簡単なようで難しいことです
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2021/01/450-20190530183627219465-300x300.jpg)
要望を少なく伝えるメリット
本題である
要望を少なく伝えるメリットです
敷地を活かすことを優先できる
要望が多くなりすぎると
要望を叶える為のプランづくりになります
ちなみに。。。
大半の方がそうなってますよ!!
他人事とちゃいますよ!!!
そのプランは敷地を見てのプランなのか
要望を叶える為のプランなのか?
ここには大きな差があります
契約をとるのが目的になると
要望を叶えるプランづくりが目的になります
設計士もサラリーマンです
営業マンも営業です
受注がないと経営できません
要望を伝えるということは
とても重要なことなのです
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5672-crop-300x168.png)
本当に大事なことが見えてくる
要望を少なく伝えると
設計士にゆとりがうまれます
お客様のキャラクターを考えたり
家族像を考慮してみたり
そこをどう表現するかは
設計士の力量次第ですが
本当に大事な部分が見えてきやすいです
要望が多すぎると
そこしか見えてこなくなります
本当に大事な部分は
そこではないのです。。。
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2020/11/34a81f5bd81dc5dedec44ec93aa0f458_t-300x191.jpeg)
設計士のモチベーションがあがる
要望にがんじがらめにされるよりも
自由に羽ばたいてもらう方が
設計士のモチベーションがあがります
設計士も人間なのです
- 前向きな仕事と
- 業務的にこなす仕事があります
そのどちらに舵取りするかは
施主様と営業マン次第なのです
設計士のモチベーションをあげることは
家づくりの成功に直結します!
私が一番意識している部分です
本来は営業マンがコントロールする仕事です
余白がうまれる
要望をつめこまないプランは
いい余白がうまれます
その余白は
将来の暮らしを豊かにしてくれます
用途を限定した要望通りの家よりも
フワッとした余白のある家の方が
将来柔軟に暮らせます
将来の家族像や暮らしなんて分かりません
誰も想像できないのです
余白があればなんとかなります!!
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_4125-1-300x225.jpg)
想像していなかった暮らしが手に入る
要望通りの家というのは
想定内の暮らしです
想像以上の暮らしにはなりません
要望通りの3LDKは
それ以上でもそれ以下でもありません
家づくりに成功される方々は
未知の暮らしを手に入れています
だからこそ
我が家が一番の居心地よい場所になり
我が家が一番好きな居場所になります
![](https://fujimonmon.com/wp-content/uploads/2021/01/OIP-300x225.jpg)
まとめ
いかがでしたでしょうか
ついつい要望を言いすぎます
仕方のないことですが
それをそのまま形にしてしまうと
良い結果を生み出しません
中々理解できないかもですが
本当にこの共通点はあります
要望を言うなということではないです
考え抜いた結果
本当に必要な部分だけ伝えましょう
そういう意味合いなのです
今一度考えてみて下さいm(__)m
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