今回の記事内容は日頃とても意識してます
ですが家づくりをされる方にとっては
あまり意識されてないことです
他社で見てきた同じ30坪の家なのに
「なぜか今回の30坪は広く感じる」
そんな経験をされた方も多いのでは?
それは偶然感じた錯覚でも
たまたまそう思っただけでもありません
人間の視覚や脳の感じ方を利用しています
(カッコよく言ってますがそこまで詳しくありませんm(__)m)
ですがこれは絶対的に言えることです
我々ハウスメーカーの住まいは安くないです
なので大きさにお金をかけると
大切な床材や他の「質」に投資できません
かといって狭く感じる家は嫌です
その気持ちはとても分かります
28坪の家と聞くと
「その大きさで大丈夫なの!?」
そう感じる方も多いと思います
だからこそ色々な工夫をして
広く豊かに感じる工夫をします
色々な工夫の仕方はありますが
今回は壁をつなげる
壁を連続させるにフォーカスあてます
以前に投稿させて頂いた
天井をつなげる発想に少し近いです
投稿のきっかけ
そして今回この記事を書こうと思ったのが
オーナー様のこのインスタグラムです
この投稿の中の3枚目と4枚目を比較下さい
下に切り抜き写真も掲載します
この投稿が深ぃぃと思いました
カベとカベの間に
階段の一段目が見えています👀
別に普通によくあることかもです
何も気にならない方も多いのでは??
ですがちょっとした配慮で変わります
この一段が見えてる見えてないで
この家のクオリティは大きく変わります
この一段が無くなることによって
・奥行感が増しました
・吸い込まれる感じがでました
・のびやかになりました
・奥への期待感が高まりました
・階段の存在が消えました
・カベがつながりました
・外周のつながり感が増えました
些細なことですが
これの積み重ねなんです
「同じ30坪なのに何か違う」
この違和感の正体です
「期待感」
「奥行感」
とでも言うべきでしょうか
この感じを演出できるかどうかで
随分と見え方感じ方が変わります
間取り図だけでは気づきにくいです
私の相棒である設計士がよく使う言葉
「家の外周を感じる住まい」
一言でいうとそういうことです
視覚的な行き止まりをつくらずに
家の一番外を感じるつくりの家
言葉では分かったような分からない感じ
そんなお声が聞こえてきそうなので
色々な実例写真を見ていきましょう👀
壁のつなげ方
では今回は外周部分に注目です!!
外枠部分のみにフォーカスあてて下さい
それ以外の部分は見ないで下さい(笑)
窓をつなげる方法
壁をつなげるとか
外周をつなげると言いましたが
窓がつながっていくことで
「つながり」を意識させれます
一番奥側を意識してみて下さい
一番奥側は建具で仕切らずに
廊下をあえてつくらずに
ぐるっと窓をまわしています
窓が途切れていないことで
まだ向こうの先に窓が続いてます
視覚的にもそうとらえられるはずです
この写真も同じです
窓がまだ右手の奥の方まで続いてます
きっと向こう側まで窓がつながっている
そう感じさせる効果があります
一番左手に注目です👀
洗面と脱衣室へ行く方向ですが
ここも建具をあえてとらずに
窓をつなげています
右から左まで
外周を感じるつくりにしています
間仕切り建具をつけない方法
家づくりを始めた方にとっては
超抵抗のあることをよくします(笑)
余計な建具や廊下はいらないと思ってます
(我が家はビビッてとりました。。(^^;)
玄関という概念も不要だと思ってます
なので大体が玄関とリビングを仕切りません
このお住まいもリビング石ばりを
玄関らしき部分の壁まで連続してます
この途中に玄関への扉があれば
ブツッと途切れてしまいます
(石ばり費用は安くなりますが(^^;)
ちょっとした見せ方ひとつですが
連続感が違います
この積み重ねによって
30坪が30坪でなくなります
一番壁のつながりが分かる実例です
シースルー階段まで駆使しています
家の外周をぐるっと全て感じれます
しまいめには壁も天井もつなげとります
30坪未満のお住まいですが
つながり感半端ないです
おおらかに包み込まれています
真ん中の入り口も建具無し
奥側の階段への通路も扉無し
すべて視線がぬるっとつながっていきます
玄関扉が見えないように壁で隠すのみ
ここに扉があるのと無いのとでは大違い
広さ≠延べ床面積です
収納建具をつけない方法
建具はなにも間仕切りだけでないです
収納扉も立派な障害物です(笑)
アイストップになってしまいます
空間を途切らせてくれます(^^;
奥壁の左手は階段下収納です
ここに普通の人なら収納建具をとるでしょう
ああもったいない(笑)
そこで連続感ストップです!!
建具のお金も無駄にかかります(^^;
そこの収納建具!!
本当に必要な建具なのか!?
ロールスクリーンで隠したい時だけとか
常に建具を見せない方法はいくらでもあります
思考停止で建具をつけないように!!
あって当たり前ではありません!!
建具をつけたがつなげる
ちょっと今日はSっ気が強いでしょうか(笑)
そんなに攻めるつもりはありません(^^;
建具をつけるなと言ってるわけでもありません
人それぞれ考え方や感覚はあります
なので建具をとったとしても
壁をつなげる意識を持ちましょう
玄関からリビングへ天井高の建具です
建具も取っ手がないタイプなので
建具感もありません
このお住まいもつけるつけないで議論しました
将来つけれるようにしておくのはどうか?
無しから足す方向でいきましょうよ!?
途中無しになったり色々しましたが
最終的にはつきました
そういったやり取りが大事なのです
この一枚のたかが建具一枚に対して
こだわった議論をするのが大事です
建具を開けっ放しにしていると
壁は連続してつながります
天井はレールが邪魔ですが
ある程度は仕方ないです
レールを無くす特注建具もあります
暑さ寒さや視線が気になる方は
できるだけ配慮した建具をつけましょう
ハコをつくる方法
建具をつけないのも一つですが
家の中にハコをつくってみましょう
立方体(ハコ)が家の中に置いてあると
外周が際立って感じます
どうでしょうか👀
ハコに見えてきましたか
ハコを中心に階段がぐるっとまわってます
生活をする上でも
階段のぼりおりするうえでも
このハコを感じながら生活します
さて質問です!!!
このハコの中身は何でしょうか!?
私のブログを熟読されてる方なら分かる?
ハコの正体はトイレでした!!
トイレに窓は必ずしも必要でないです
換気≠窓です
水まわりに窓をマストにすると
必ず外周に水まわりがきます
プランが限定されます
外周も感じにくくなります
こんどはアクセントクロスのハコです
先ほどよりもよりハコ感がでてます
色々とガチャガチャさせずに
メインにハコに注力するのもありです
勾配天井とハコがからまると
より一層立方体が際立ちます
奥までぐるっとまわってる感じが
奥行感を演出してます
今度は木のハコです
ハコを中心にぐるぐるまわれます
ハコの中身はトイレや収納です
毎日木のハコを中心に
生活動線が成り立っています
吹き抜けで壁をつなげる
壁一面が1mの吹き抜けになっています
垂直面の壁を綺麗につなげています
奥側すべてが吹き抜けているので
上への期待感がふくらみます
視線と期待感が奥へ上へ抜けていきます
天井がつまっていない感じが
空間の奥ゆかしさを演出しています
あえて天井面を落としていますが
つまった感じはしません
外壁もつなげてしまう
壁のつなげ方って色々ですね
自分で書きながら
本当に参考になります(笑)
そして外周や壁というと
何も室内側だけでないです
内壁とソト壁もつながります
まるでリビングは外周面が境界に見えます
窓と壁の連続で透過することによって
境界ラインがすりかわっています
このお住まいも敷地が小さいので
大きな家が入りません
小さな家こそ
丁寧につくりこむ必要があります
その先に本当の豊かさが存在します
外周とつながったカベは
吹き抜けまでつながっていきます
そしてその視線の先は
ソラへとつながっていきます👀
実例紹介
写真で紹介してきた実例の一部です
参考になるのがあれば見て下さい
窓をつなげる
間仕切り建具をつけない
ハコをつくる
建具をつけたがつながる
吹き抜けでつなげた住まい
まとめ
いかがでしたでしょうか
大分壁をつなげるイメージわきましたか?
外周を意識する癖がつきそうですか?
身のまわりの空間を見渡してみてください👀
視線がいきどまらない空間
視線が奥まで抜けていく空間
コンパクトな家程丁寧に
コンパクトな家程抜けを意識して
小さいことはマイナスではありません
単なる狭い家にしない為に
発想を柔軟に持ちましょう
施主力を高めましょう
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