今回の記事内容は
私自身が担当していない物件の
間取りを見た時に気になる点です
(あくまで私個人の主観です)
正解不正解もありませんし
私の好みの話もあります
ご興味ある方はご覧くださいm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
間取り迷子になる方が多いです
- もっといい間取りあるのでは?
- これで本当にいいのか?
- 何か普通なのかなぁ?
- 違う担当者だったらどうなの?
- 何かしっくりこない。。
- 何となく格好悪くないかな?
色んなご相談を受けていると
皆様こんな気持ちの方が多いです
どの気持ちもとても分かります
情報が溢れかえった社会です
この中で家づくりしていると
情報に埋もれそうになります
自身に疑念もでてきます
時にはパートナーに疑念も。。
相談を受けて気になる点10選
ここからは
過去に見てきた図面の中で
多く感じた違和感です
(あくまで個人的な主観ですm(__)m)
1、余計な建具が多い
私が極度の建具嫌い症なのもありますが
この建具無くてもいいのになぁ。。。
そう思うことがかなりあります
ただしその建具を取りたくなる気持ちは
私もよぉ~く分かります
10年前に自宅を建てた私も
お客様と同じ気持ちでした
当時の設計士は無しで提案してくれました
その提案を受け入れずに
建具をとったのは私です(^^;
そして今どう思うかというと
「この建具いらんかったなぁ~」です
言わんこっちゃないですね。。
プロ(設計士)の意見を聞くべきでした。。
(餅は餅屋です)
建具一枚7万円~10万円ほどします
いらないと思う建具に
お金を払うのは勿体ないです!!
建具で細かく仕切られた空間は
余計に寒い環境をつくってしまいます!!
(建ててみるとよく分かります(^^;)
2、窓が考え抜かれていない
窓に対する考え方が
非常に甘い間取りがかなり多いです
何となくつけてるのが伝わってきます
(私もまだまだですがm(__)m)
- 方位だけ見てつけている
- 隣家との関係を考えられてない
- 室内からの見た目が考えられてない
- 外部からの視線が考えられてない
- 水回りにとりあえずつけている
- ファサード面が考えられていない
- 室内の物が置きにくい
- 窓を美しく見せる配慮がない
魂のこもっていない窓は
図面をパッと見たら分かります
その一瞬で
そのつくり手の力量も分かります
優秀な設計士の図面は
パッと見た瞬間のオーラが違います
(いつも稚拙な表現ですみませんm(__)m)
3、余計な廊下が多い
間取りをパズルのようにつなげて
無駄な廊下が多くなりがちです
結果的に無駄に大きな坪数になって
実際に過ごすメインのリビングは
そんなに広くない。。
みたいな感じになりがちです
その廊下を無くすことによって
- 坪数が抑えれる
- コストダウンにつながる
- 掃除する場所が少なくなる
- 固定資産税も下がる
- 温熱環境が均一になる
- 動線が短くなる
- 扉も減る
かなりのメリットが生まれます
もちろん時には必要な廊下もあります
できる限り無駄は省きましょう
4、外観が整っていない
これも好みもありますが
パースを見ても魅力的じゃない。。
そんな場合が多いです
- 何でここにこんな窓?
- 何でこの窓のラインバラバラ?
- 何でこんな色んな種類の窓が?
- もうちょっとお洒落な窓ないの?
- 窓で間取りが分かってしまう
みたいに感じることが多いです
考えすぎかもしれませんが
それくらいでちょうどいいのです
毎日顔を合わす家の顔です
知らず知らずの間に
道行く人から見られる顔です
素敵な佇まいにしておいて損はないです!
5、ファサード面が考えられていない
先ほどの外観に似てますが
これも盲点なんです
ファサード面って言葉知ってますか?
家の顔の面です
それは必ずしも一面ではないのです
敷地によって違います
- 二方向道路の土地(二面)
- 角地(二面)
- 北側道路の土地(一面)
- 三方道路(三面)
- 真ん中にポツンと建つ(四面)
自分の土地が
どこからよく見えるのか
その面を意識して
外観を整えましょう
室外機や給湯器も配慮しましょう!!
6、玄関ドアの位置が気になる
これも好みにもよりますが
個人的には見せたくない派です
既製品の玄関ドアは
見せたくなるほどではありません
ファサードを意識するのなら
要素はできるだけ少ない方がいいです
玄関ドアが真正面に見えない方がいいです
何となく【見えるのが当たり前】
そんな風潮が図面を見ていると感じます
(正解はありませんがm(__)m)
7、要望を叶えすぎ
これもよくあるポイントです
図面を見ただけで
お客様が何を要望されたのか分かります
それを忠実にいれてあるからです
そしてそんな間取りは
違和感を覚えます
無理矢理感を感じます
- 本当に敷地にフィットしているか
- 本当にそれは必要か?
- それによってリビングが。。。
- コンセプトのない家になっている
要望通りかもしれませんが
一本軸のある間取りではないです
本当に絞り込まれた要望なのか
今一度考えてみて下さい
無制限な土地と予算ならいいですが
大体がそうではありません
できる限りミニマムが理想です
8、収納がデザインされていない
ここに収納とりましたよ!!
どうですかお客様!!!
みたいな間取りが多いです
収納をとればオッケー!!
いやそうではありません!!
その収納の扉が
その収納の取っ手が
室内からどのように見えますか?
収納もデザインの一部です
そこまで考えて収納を取りましょう
収納を取ることはいいことです
その先まで考えないと
室内が散らかって見えます
収納をデザインしましょう!!
9、使いにくい開き戸がある
意外と見受けられる点です
- 洗面所に開き戸
- 狭い通路に開き戸
- 開けっ放しする所に開き戸
間取りを見て生活をイメージすると
明らかに使いにくい扉が。。。
確かに開き戸の方が安いけども
そこは使い勝手優先では?
そんな間取りが散見されます
建ってからでは遅いので
建てる前にイメージしましょう
今のプランを歩いてみましょう
建ってから使いにくいでは遅いです!!
10、敷地を活かせていない
この敷地状況なのに
なんでこんなことになってるの!?
- 南側すぐに家が建ってるのに窓
- 北側の眺望がいいのに水回りが
- 二階からの眺望がいいのに暗いリビング
- 変形地を活かしきれてない
みたいなのも一目瞭然です
間取りの良しあしをジャッジする時は
まずは敷地状況を知る必要があります
間取りだけ見ただけでは
さすがにそれがいいか悪いか分かりません
いくら間取り単体が良くても
敷地を活かしてなければ無意味です
それは良い間取りとは言えません!!
プランを考えるにあたって
お客様が間取りを考えるうえで
どのようなことに意識すべきか
ポイントをまとめます
要望の伝え方が大事
難しく考える必要はないですが
要望の伝えすぎは要注意です!
相手によっては
そのまんま要望通りにつくってきます
(そんな人の方が多いです)
別にそれが絶対✖ではないですが
お客様の要望は過去までの自分です
過去までの経験による要望です
それがそのまんま形になっても
想像を超える住まいにはなりません
本当の意味での夢は叶いません
欲しい暮らしも手に入りません
自分たちの暮らしにとって
【マストなこと】をまとめましょう
できるだけシンプルにです
できるだけ抽象的にです
あとは信頼できる相手に託しましょう
(信頼できる相手かどうかもポイントです!!)
固定観念を一旦こわす
大体の方が固定観念だらけです
致し方ないですが
この感覚はできるだけ捨てて下さい
(できたらやっとるわい!!と思われるかもですが。。)
固定観念を取っ払うには
そういった実例を体感することです
いきなり間取りから見ても
否定から入ってしまうだけです
- 二階リビング
- 二階水回り
- 畳無し
- 段差を設ける
- 玄関をリビングにつなげる
- バルコニーに畳を敷く
等々色んな手法があります
敷地に応じて
お客様の予算に応じて
お客様の暮らしに応じて
有効な手法があります
固定観念を無くせば
その選択肢が増えます!!
実例を体感する
いつも言っていますが
実例を体感するのが大事です
展示場では何も学べません
(商品説明だけです。。)
商品説明だけなら
動画やカタログで十分です
実例は実例でも
お住まいされている実例が◎です
- 建ててみて気付いたポイント
- 建ててみて後悔したポイント
- 家づくりのプロセス
- なぜこの会社を選んだのか
- 実際の光熱費
- 実際あったかいか寒いか
展示場では聞くことのできない
リアルがそこにはあります
質問事項をまとめたうえで
実例見学に行きましょう!!
(いつも何回もうるさいと思わないでね(笑))
思い切った方を選択する
家づくりは選択の連続です
- 想像できる無難な方を選ぶか
- 勧められてる思い切った方を選ぶか
この二択を迫られることが多いです
私も迫られて
大体無難な方を選んでしまいました
そしてことごとく後悔しています(^^;
無難な方や自分が選択した内容は
ほぼ全部後悔ポイントです。。。。
信頼する設計やコーディネーターが言うなら
信じて乗っかりましょう!!
自分達で考えすぎない
自分で間取りを考えたり
もらった図面を修正しまくったり
考える行為はとても大事です
たまにセンスある方もおられます
ですがあまり考えすぎて
それを押し付けてしまうと
本当にそのまんまになります
自己満足はできるかもですが
いい家にはなりにくいです
色んなプロセスを経て図面ができています
まずはそこを理解するところかしましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか
心当たりあったでしょうか?
もしも今の間取りに該当していたら
改善するきっかけになると幸いです
間取りはやりかえできません
あまり悩みすぎるなら
フワッとした余白にするのも一つです
未来予想は誰にもできません
最初から完璧にしなくて◎です
家づくりを楽しみつつ
良い方向に進めていってください!!
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
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