今回は家づくりのコスパについてです
大体の方が予算オーバーになってしまいます
ご要望をそのまま形にすると
コスパの悪い建て方になります
ほぼ100%予算オーバーになります。。
・なので何かを変化させたり
・何かを兼ねるようにしたり
・何かを無くしたりが必要です
今回はそんな考え方のヒントになるような
記事にしていきたいと思います
これから家づくりをされる方は
自分の要望をまとめるヒントにして下さい
いるものはいる
無くせるものはなくす
兼ねれるものは兼ねましょう
家づくりの一般的な流れ
大体のお客様が家づくりをされるにあたって
通っていくプロセスがあります
このプロセスによっても
どんな家ができるかは大きく変わります
そして私が常日頃言っている
ダレと家づくりするかで大きく変わります
ここでは一般的な流れをご紹介します
初回面談
まずは展示場等で
初めての面談があります
この時点から既に超重要です
自分はどんな人間で
相手はどんな人間なのか
お互いの自己開示が必要です
家づくりは信用なくして
お互いの理解なくして
成功はしないものです
ここで表面的な年収情報だけだったり
希望のご予算やエリアだけのやり取りだと
本当に深い良い家はできないと思います
ニーズ調査or要望シート記入
初回面談が終わってからは
お客様のプランに対する要望の聞き取りです
このセクションも本来は超重要です
このプロセスをどう踏むかによって
できる住まいも変わってくると思います
ですが現実としては
ここは機械的にされることが多いです。。
- 何部屋必要ですか?
- 何坪くらいの家がいいですか?
- リビングは何畳必要ですか?
- ご予算はいくらですか?
- ご趣味は何ですか?
- 畳コーナーはいりますか?
- 水まわりは一階がいいですか?
こういう質問の仕方をしてしまうと
良い方向には流れていきません。。
そしてイエスマンになってしまうと
コスパの悪い家が誕生します
別にそれが悪いというわけではないですが
どうせならもっと深く考えて欲しいです
中にはプランニングノートと言って
質問形式のカタログがあります
これが私は大嫌いです(笑)
会社の資料ですが
絶対に使いたくありません(笑)
そんな型にはめるような資料は
私には邪魔ですらあります(^^;
ですがこれを使っている営業マンは
どこのメーカーにも多数います。。
(個人の価値観ですがm(__)m)
プラン提案
要望を伝えきったら
今度はいよいよプラン提案です
お客様が一番楽しみなタイミングですね
お金のこともまだあまりなので
純粋に楽しみにできる瞬間です
ここでのポイントとして
- 敷地を考慮したプランになっているか
- +αの提案は入っているか
- あまりに要望通りになっていないか
この辺りを実は見て欲しいです
営業マンの心理としては
お客様のご要望を全て叶えるを最優先
そして気に入ってもらって予算を合わせて
早く契約してほしいが本音です
(リアルな話。。。)
そのまま建ってしまうと
自分の要望通りの家にはなりますが
- 敷地を活かしていない住まいになる
- カーテンを閉めないと暮らせない
- 夏暑くて冬寒い家になる
- 坪数の割には狭く感じる
- 想像通りの暮らしが待っている
みたいな住まいが誕生します
どうせ高額なローンをくむのなら
想像をこえた暮らし方や
想像以上の楽しい暮らしに対して
お金を支払いたいものです
自分達の要望通りのプランもいいですが
提案者側がいいと思うプランも
提出してほしいと伝えるのも一つです
(それを面倒がる人は✖です(笑))
お客様の経験値から伝えるご要望は
設計士や営業マンの経験値よりも少ないです
「餅は餅屋だと思います」
私自身の進め方
自分なりに意識していることがあります
営業マンがお客様と接する機会が多い
お客様の感性を育てるのは営業の役割
施主力を高めるのは営業の重要な役割
施主力を高めたうえで
優秀な設計士とつなげてあげないと
一方通行の家づくりになってしまいます
なので初回面談の後は
必ず実例を体感してもらいます
ちなみにここで見てもらう方の家は
全て要望通りに建っていない家です(笑)
私が担当する住まいは
大体が要望通りになっていません(^^;
別に私がねじまげているわけではありません
色々なプロセスを経て
お客様の考え方が変化しただけです
この状態を施主力高まった状態と呼んでいます
(私が勝手につくった造語です(笑))
ですがこの力は
家づくりを成功させるにあたって
必要不可欠な力になります
実例を体感頂きながら
オーナー様と会話してもらいながら
自分達にとって本当に必要なものは何か
どんな暮らし方がしたいのかについて
フワーっと思い描いてもらいます
細かなことはあえて聞きません(笑)
その状態がベストです
そこから先はプロである設計士の力量です
私は絶好のセンタリングをあげるまでです(笑)
後は優秀な設計士がシュートを決めます
よくあるご要望と建て方
沢山の方とお会いして
ご要望を聞く機会があります
時代の流れなのか
そういう家が多いからなのか
大体同じようなご要望が多いです
- 仕切れる畳コーナーが欲しい
- シューズクローゼットが欲しい
- 一階に水まわりが欲しい
- 水まわり近くにクローゼットが欲しい
- LDKは20畳欲しい
- 子供部屋は〇畳欲しい
- 寝室+WICが欲しい
これらが鉄板のご要望です
もはや聞かずとも分かるやつです(笑)
そして目をつむっていても
要望通りのプランはつくれます(笑)
そしてそれを形に起こしていくと
大体がこんなプランになります!!
方位に応じて何パターンかあるので
ある程度決まった感じになりがちです
コスパ的な観点で見てみると
二階のバルコニーが余っています
大体が一階部分に要望が集中するので
寝るだけ居室の二階が余ります
余った部分はバルコニーになるか
屋根にする以外ありません
結果的にこれがコスパが悪くなります
コスパの悪い建て方になります
つまり殆どの方のご要望を叶えると
コスパの悪い建て方になります
コスパを良くする為には
一階のボリュームと
二階のボリュームの差をうめることが
コスパを良くする秘訣に直結します
以下項目はよく使う手法です
気になる記事があればご覧下さいm(__)m
水まわりを二階にあげる
二階リビングにする
部屋数を減らす
廊下を無くす
バルコニーを無くす
実例紹介
実際に家を建てる際は
ご予算を考えつつ
どうやって敷地を活かして建てるか
時にはあえてコスパの悪い建て方も
敷地を活かすためには
コスパを悪くする時もあります
ですがそれが必要な要素なのです
それを叶えるが為に
延べ床面積を抑えたりします
何を優先すべきかです
コスパの良い実例
- バルコニー無し
- 総二階
- 1,2階天井高2250
- 土間仕上げ
- 軒カット
- 総二階
- バルコニー無し
- 建具が家中で1つ
- 部屋の間仕切り無し
- 玄関無し
- 土間仕上げ
- 軒カット
コスパの悪い建て方
視線を遮る為に中庭をつくると
基礎や外壁の量がかなり増えます
結果的にコスパの悪い建て方になります
ですが豊かに住まう為に必要であれば
それは選択すべき事項になります
それがご要望にはなくても
ご提案すべき事項になります
まとめ
いかがでしたでしょうか
コスパばかり口にしましたが
要するにメリハリが大事ということです
要望通りだけが正解ではないということです
時には要望を聞かないことも必要です
要望通りじゃないからと言って
へそを曲げてはいけないということです
柔軟な考え方を持って
自分達にとって本当に必要なコトは何か
この敷地を活かすためには何が必要か
そこをもっと考えるべきです
要望の裏側にあるもの
その背景をもっと知る必要がありそうです
これは我々聞く側に必要な意識です
なので伝える側と聞く側が意識しあえたら
きっと新しい「何か」がうまれると思います
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング
お問い合わせはコチラ
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント