ちょっと大げさなタイトルですが
私にとっては初体験でした
おそらく同じ体験をした営業は
何人かはいると思います
どういった内容かについて
ご紹介していきますm(__)m
営業人生における初体験
どんな体験だったのか
端的にまとめて言うと
他社さんでご契約済みの方が
手付金を放棄して
違約金を支払ってでも
「当社と家づくりがしたい」
そう言って頂き
ご契約に至りました
一条さんのような仮契約から
契約解除はありますが
その場合はお金が返ってきます
今回は正真正銘の契約解除です
普通の考え方でいけば
大金を損してまでも
違うメーカーで建てることはないです
どういったことが引き金になって
こういった結果になっていったのか
その部分は皆様の家づくりにおいても
少し関係してくると思うので
お客様からの証言をもとに
まとめていきたいと思います
契約解除にいたった理由
契約した後こそ
小さなほころびが生じやすいです
そういったほころびの積み重ねが
大爆発を起こします
今回は大爆発までしてませんが
小さなほころびはありました
１、キッチンの増額が大きかった
契約時の見積もり時には
大体がそのメーカーにおける
よく使っているキッチンや
提携している会社のが入っています
キッチンの金額でいくと
８０万円～100万円ゾーンです
もちろんこれで十分の方もいれば
物足りなく感じる方もおられます
今回は後者の方でしたので
30万円以上の増額が確定でした
契約前はそこまであがらないと言ってたのに
この言葉が頭をよぎります
当社の契約時の見積もりは
奥様第一希望の
パナソニックのLクラスです
(担当者にかなり無理言いましたm(__)m)
２、外構の積算が不十分
よくある話ですが
とりあえず外構契約なので
200万ちょっとの金額でした
敷地も広かったので
最低限での積算です
ウッドデッキに関しても
デッキは積算されていましたが
イペやウリンのように
高耐久の素材ではありませんでした
当社提案分と
70万円程の差がありました(^^;
(ここは安い方が嬉しいですが。。)
デッキがどのタイプなのか
そこまで確認しておきましょう
３、契約後の増額
契約後にストレスになるのは
契約後の増額です
今回も当初は予算内でしたが
契約後の打ち合わせを重ねる度に
少しずつ増額していきました
やはり契約前でどこまで煮詰めるか
重要な作業になります
４、室外機とエアコン・給湯器の位置
これぞ小さなほころびです！！
エアコンの位置と室外機の位置
給湯器をどこに設置するか
エアコンの位置によっては
インペイ配管が必要です
インペイ配管が分からない方は
ググッて知っておくべきです
施工にお金もかかります
エアコンの機種も限定されます
施工を嫌がる電気屋さんもいます
契約前の状態で
見積もりにインペイ配管までみる人は
実はかなり少ないのです
つまりは契約後に大体が追加になります
一か所8万円前後ですが
ちりも積もればです
５、設計担当との相性
今回かなり大きな要因です
契約後主体となる設計士
契約前はあまり感じていなくても
ずっと一緒に打ち合わせしていると
相性が合っていない場合は
それ自体がストレスになってしまいます
契約前に誰が設計担当なのか
きちんと知っておきましょう
６、打ち合わせが楽しくない
先ほどの話に連動しますが
せっかくの家づくりなのに
何か楽しくない。。。
- 減額の話ばかり
- 質問してもリアクションが薄い
- 会話がかみ合わない
- こちらの気持ちをくんでもらえない
- 提案のバリエーションが少ない
- ＋αの提案がない
- 作業的に打ち合わせが進む
こういったほころびの積み重ねが
大きなストレスに変わります
今回私と相棒の設計士は
福岡での刺激的なツアーを終えて
帰りたての時に
お客様と打ち合わせしました
きっとアドレナリンがこぼれ出てました
その影響も多少あったかもです(笑)
７、メンテナンス費用も考慮して
これは後付けの理由です
手付金を放棄するので
少しでものメリット面が必要でした
当社は外壁の塗り替え不要だったので
30年に一度塗り替えと比べると
生涯住むうえでのコストが変わります
同じ4000万円の計画としても
30年後に差が生じます
長期的な目線も持っておきましょう
８、土地の期限による決断
今回は土地も絡んでいたので
決断せざるを得ない状況でした
土地をあっせんしたのが当社ではなく
他社さんでしたm(__)m
この部分も大きな違いです
やはり土地紹介者で建てないと。。
そういう心理にもなります
法的な部分でみると
条件付きの土地でない限りは
そういった縛りはありません
ここは気持ち的な部分が大きいです
９、ブログを見ての共感
地味に影響を与えたのが
この私のブログでした(笑)
グサグサと突き刺さる
共感できる内容があったそうです
このまんまの家づくりじゃいけない
そう思ってくれたそうです
それを聞いた私は
超絶感激です！！！
ちょっとクールぶって反応しましたが
心の中はこんな感じです(笑)
このブログを共感できる方と
家づくりができるのは幸せです
事例を通じて感じたコト
レアケースですが
今回の事例を通じて
色々と考えさせられました
契約手付金について
何らかの理由が重なって
契約はしないといけない状況
- それでも何か腑に落ちない点がある
- 完全に納得がいってない
- 間取りに納得いってない
- どんな設計士かよく分からない
- 金額が増額しそうな予感
一つでもあてはなるならば
無理に手付金を大きな額にせずに
いざという時に備えるのも一つです
(立場的に言いにくいですがm(__)m)
パートナー選びは重要
今回もやっぱり思いました
家づくりは
どこで建てるかも大事ですが
ダレと建てるかはもっと大事です
モノ(家)よりコト(物語)です
性能や断熱数字や
色々気になることは多いですが
もっと基本に立ち返って
- この人と家づくりがしたいか
- この人なら信頼できるか
- この人なら生涯付き合えるか
- この人なら裏切らないか
そんな観点でも考えて下さい
まとめ
いかがでしたでしょうか
私は契約には興味ないです(笑)
こんなことを言うと
嘘だ！！
きれいごとだ！！
そう思われるかもですが
オーナー様が満足される表情や
いい家ができたなぁと思えること
そういった部分に喜びを感じます
契約は通過点に過ぎません
責任がグッとのしかかります
よい緊張感が生まれる瞬間です
今回頂いた貴重なご縁も
大金を捨てたけども
我々と家づくりしてよかった
そう心から言ってもらえるように
これから家づくりを楽しみたいです
私が理想とする
ファンタジスタの領域に
一歩近づいたように思います(笑)
オーナー様よりご承諾頂き
ご契約時のアンケートを添付します
楽しく家づくりを進めていきます
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
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