おはようございます!!
今日は午後から前職の施主様とH設計士と、山へ木を選びに行きます♪植栽選びは意外と楽しいので皆様にもオススメです♪
ということで本日の記事内容は、積水ハウスの木造住宅と鉄骨住宅について比較してみます。(2022年2月末時点での情報です)
■積水ハウスで検討したい
■鉄骨と木造の違いを知りたい
■自分達にはどっちが向いているか
そういった方にご覧頂きたい記事です。
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家づくりあるある
シャーウッドと鉄骨を比較していく前に、住宅業界でよくある縮図に触れておきます。この原理とマインドをしっかりと持っておきつつ、木造か鉄骨か、どこで建てるかを選択していきましょう。
ポジショントークを展開
営業マンやビジネスしてる人ならみんなしてることですが、やはり最終的には自分達のポジションに有利になるようにトークを展開するものです。
■木造営業は鉄骨を✖️と言う
■鉄骨営業は木造を✖️と言う
■HMは工務店を✖️と言う
■工務店はHMを✖️と言う
こういった縮図が知らず知らずのうちに出来上がっています。お客様としては毎回間に受けずに、常に客観視するスタンスが重要です。
競合を意識したトーク
営業マンのゴールを契約にしている担当者は多いです。お客様が◯◯社を見てきたとか検討していると伝えると、競合を意識したトークや展開に持っていこうとします。それが良い家づくりの本質ではないコトも多いです。
【例えば】
■住友林業対策で鉄骨を推す
■あえて得意な競合相手を推す
心の底からお客様の良い家づくりの為に話してくれてる担当者と出会えたらそれがベストですが、そうなのかどうか判断できる眼力はお客様自身が養っておくべき力です。
シャーウッドと鉄骨の違い
①外壁の違い
鉄骨系外壁
大きな違いは外壁です。鉄骨系の今の主流はダインコンクリートという自社工場でつくっている外壁です。一般的によく使われる窯業系のサイディングも取り扱いはありますが、自社工場製品を推奨しているので、基本的にはダインコンクリート外壁=鉄骨と思っていていいでしょう。
ごく稀に吹き付けの提案とかになる場合は、無地のサイディングの上に吹き付けやタイルを貼るという提案になることもあります
大きな特徴は何と言ってもこの厚みでしょう!!基本厚50ミリに加えて衣装部分の厚みがあることによって、鉄骨住宅ならではの重厚感がある外観を得意とします。木造住宅には重さ的にもダインコンクリートを使用できません。小さなサンプルだけでは判断しにくいので、実際の実例を見比べてどちらが好みか判断しましょう。
結構意見は分かれます
木造系外壁
シャーウッドを選ぶ際の大きなメリットと魅力はこのベルバーン外壁を選べるコトです。窯業系サイディングにはない、陶版外壁ならではの自然で高級感のある風合いが魅力的です♪私が自宅を建てた2010年頃には高価過ぎて手がでませんでしたが、今は一般のサイディングとほぼ同額でご提供できるようになっています(うらやましい。。)
https://fujimonmon.com/sekisuihouse-bellburn/
耐火性や耐衝性にも優れつつ、外壁の塗り替え不要という部分が一番大きなポイントになります。その際、30年後を目安に目地のやりかえ費用は鉄骨の外壁と同じく必要になりますのでご注意下さい。
■コンクリート系の重厚感ある雰囲気が好きか
■塗り替え不要の陶器の外壁が好みか
実例を見て自分達の好みで決めましょう
https://fujimonmon.com/bellburn-wall/
②目地幅の違い
そもそも目地ってご存じでしょうか!?家のつくりによっては無い場合もありますが、外壁と外壁の間に打ってあるかためのゴムのようなコーキング(シーリング)と言われる部材のコトです。積水ハウスの場合は30年に一度やり替え工事が必要です(昔は20年ごとの所が多い)。
この目地と目地とのピッチが、鉄骨の場合最大で1m毎に必要で、木造の場合は最大2m毎でいけます。そんなに大きな話ではないように感じるかもですが、白い外壁を選んだ際に、目地からの汚れの方が先に目立ったりしがちなので、案外と目地の多さや取り方も大事だったりしてきます。
こちらが1mピッチの鉄骨住宅ダインコンクリートの方です。白系の目地に対して、黒系の目地の方が汚れに対しては目立ちにくいです。昔の目地は耐久性がなかったので、11年前に建てた我が家も既に目地の経年変化が目立ってきています。
こちらが木造住宅シャーウッドのベルバーン✖️目地2mピッチの感じです。白なので写真では分かりにくいかもしれませんが、白い目地が汚れてきた時に目地がハッキリと分かってきます。現場ではわざわざ教えてくれないニッチな情報ですが、細かな違いとして覚えておいて下さい。
③屋根勾配のバリエーションの違い
屋根勾配という言葉をご存じでしょうか。分かりやすく言うと屋根の傾斜がきついか緩いかです。コチラの我が家は鉄骨住宅5寸勾配の片流れになります。一般的な住宅は5寸勾配とかが多いです。積水ハウスの鉄骨住宅ダインコンクリートの屋根勾配の大半がこの5寸勾配になります。
対して木造住宅シャーウッドの屋根勾配は多種多様です。コチラの平屋は同じ片流れ屋根ですが2、5寸勾配です。先ほどの5寸勾配と比較すると、まちに対して優しい佇まいに感じます。勾配がきついとまちに対して圧迫感を与えてしまったり、そもそもの外壁量とかも多くなるので金額的にも高くなります。
コチラは寄棟の屋根ですが、2、5寸勾配で軒の出を限界まで出しています。四方から屋根があるのですが、屋根勾配が緩いコトによって一枚のシャープな板が乗っかっているようにも見えます。外観は下から見上げるコトが多いので、2、5寸勾配にすると屋根綿が見えずにシャープな印象を与えてくれます。
勾配による屋根の見え方の比較として、コチラは5寸勾配の先ほどと同じ寄棟屋根です。軒の出が違うというのもありますが、見え方の印象は大きく違っています。最終的には人によっての好みの問題になりますが、自分達がどちらの外観が好きかによって、木造か鉄骨かを選ぶのも一つの選び方です。
④軒の出の違い
続いて更に屋根にまつわる話です。積水ハウスの木造と鉄骨では、屋根において出せる軒の出が違ってきます。屋根勾配にもよるのですが、屋根勾配がゆるければゆるいほど軒を出すコトが可能です。写真の実例では、屋根勾配2、5寸で軒先までの寸法は約1、4mにも至ります。これはハウスメーカーの中でも最強クラスの軒の出です。
写真のように袖壁で支えると、鉄骨住宅でも深い軒下空間をつくるコトは可能です。南側面に大きな開口を設けて、遮る障害物もなく日射を取得できる立地であれば、夏涼しく冬暖かい家をつくる為に、2m〜3m近い軒下空間があると理想的です。
コチラは鉄骨住宅5寸勾配での軒の出です。一般的な住宅の軒の出は、90センチ前後の会社さんが多いです。軒裏は外観上意外と見えてくる部分になるので、軒の出寸法が外観に与える印象は個人的には大きいと感じています。コチラも見た目の好みで選択しましょう。
⑤窓のバリエーションの違い
木造か鉄骨かによって、使える窓のバリエーションが違います。例えばコチラの細長いシャープなサッシは木造住宅でしか使えないといったコトもあります。外壁の厚みや構造上生じてくる違いになります。昔に比べるとどちらでも色んなサッシが増えましたが、現状は木造(シャーウッド)の方が窓の種類に関しては軍配が上がります。
⑥耐震と制震の違い
耐震住宅と制震住宅をご存知でしょうか。シャーウッドは耐震住宅で、鉄骨は制震住宅になります。どちらも耐震等級で見ると最高等級の3になるのですが、鉄骨住宅はシーカスという高性能なゴムのダンパーを仕込むことによって、大地震のエネルギーを鉄の躯体とゴムを摩擦させるコトで熱エネルギーに変換して、地震のダメージを軽減してくれます。
どちらも耐震等級3なので、震度7クラスの大地震がきても倒壊するコトはありません。万が一震度7クラスの大地震が何十回も発生するような時代が来たら、制震住宅の方がダメージ少ないという結果になるでしょう。この点に関しては鉄骨に軍配が上がります。
⑦大開口や大空間の違い
何となくのイメージでは木造は大空間や大開口は取れなくて、鉄骨なら大開口や大空間が取れるイメージがあります。これに関しては積水ハウスの中だけで比べたら、若干ですが鉄骨に軍配が上がります。とはいえシャーウッドでも大概の大開口や大空間は可能なので、そこまで差を感じて困った経験はありません。
オーバーハングと言って、2階スペースをせりだす手法に関しては、実はシャーウッドなら2mまで最大いけて、二階建ての鉄骨なら1、5mまでだったりするので、その点は木造の方が自由度が高いというニッチなポイントもあります。逆に重量鉄骨三階建になってくると、2、5mのオーバーハングまでいけるので重量鉄骨に軍配が上がります(その分金額も高くなります)。
⑧木の雰囲気の演出の違い
続いてインテリア的な部分の話になりますが、木のあらわし梁やあらわし柱をしたい時は、木造住宅の方がコスパ良く表現できます。コチラのあらわし梁は構造躯体をそのまま見せています。仮にコレが鉄骨住宅の場合は、鉄骨がそのまま剥き出しになるので(あえて好みでそうする人もいます)、木を巻いてお化粧することになります(その分の費用がかかる)。
鉄骨の柱を白く塗装した実例です。元々は黒い鉄骨の柱を、白く塗装してそのまま表現しています。鉄がそのまま剥き出しなので、触った感じはどうしても冷たいです。この辺りも木質感がある内装が好きなのか、はたまたシンプルでスッキリしたインテリアが好きなのかにもよりますね。
ちょっと番外編ですが、シャーウッドのベルバーンを採用される場合は、室内のアクセント壁としてもベルバーンを貼ることが可能です。天井面の素材と壁面の素材を合わせることによって、内外の連続感も演出できますね♪
⑨家の金額
皆さん気になる家の金額差ですが、もちろん鉄骨と木造では違います。とはいえこの点に関しては、正直どんな提案にするかによって、鉄骨が高くなることもありますし、木造の提案の方が高くなることもります。例えば木造で軒の出を最大限出す提案にするとその分高くなったりもします。基本的にはそこまで大きく変わらないので、好みで決める方がおすすめです。
⑩屋根形状の得意不得意
屋根にまつわる話がまだあります。ひと昔前に流行したオールフラット屋根(陸屋根)を採用したい場合に、木造住宅のおさまり上、一部勾配屋根をつけないといけないという細かいルールも存在します(一部特注でしている家もありますが)。
こういった屋根のないスッキリした外観、屋根にしたいという強い要望があれば、鉄骨住宅を採用すべき理由になります。希望の外観から選ぶという選択肢もありです。
シャーウッドと鉄骨が同じ部分
保証年数
鉄骨と木造という大きな違いはありますが、保証年数に関してはきっちりと同じ条件です。この辺りは安心材料です。積水ハウスの初期保証は業界内でも最長の30年になります(2022年2月時点)。保証に関しては色んな条件が絡み合って理解するのが難しいので、きちんと細かく調べましょう。
防蟻処理サイクル
防蟻処理というのは白アリ対策のことです。一般的には木造の方がシロアリに弱いというイメージが強いですが、防蟻処理のメンテナンスサイクルは積水ハウスの木造も鉄骨も10年ごとになります(10年目に行えば保証が10年延長)。一般の工務店さんは5年毎という会社が多いので、この辺りはランニングコストにも関わる部分です。
火災保険費用
コチラも木造の方が火災に弱いイメージがあるので、火災保険が高いのでは?と思いがちです。一般的な木造住宅であれば鉄骨住宅の火災保険費用の倍位かかってくるのですが、積水ハウスのシャーウッドは省令準耐火仕様というのを取っているので、鉄骨住宅と同等の火災保険費用でいけます。
耐震等級
前述もしましたが、耐震等級に関しては鉄骨も木造も最高等級の3になります。基本的に間取りによって2になるというコトはないので、この点も安心なポイントです。前職時代に相当アクロバットな間取りになっても、耐震等級3取れてしまう辺りが凄いと感じていました。
これから家づくりされる方へ
商品から入らない家づくり
ここまで読んでこられて、結局どっちがいいか分からない!!そんな方も多いはずです。そんな時は
■どんな外観にしたいか
■何を重視したいか
■メンテ費用は安い方がいいか
■どんなインテリアにしたいか
■木質感は出したいか
■軒は深い方がいいか
■大地震に対する備え
こういったポイントが自分達にとってどうなのかを考えてみて、一つでも該当ポイントが多い方を選択するのも一つです。両方選べるメーカーも少ないので、その点も検討しながら選べるのも大きいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どちらの構造を選択するかによってできるコトやできないコトが変わってきます。どちらの特性も理解した上で皆様にとって最良の選択をしましょう♪
前職時代の経験を元に、積水ハウスで検討される方への具体的且つ客観的なアドバイスや、優秀な営業や設計士の紹介も可能です。ご興味ある方は公式LINEよりコメント頂けたらと思います。家づくりは担当者選びで8割が決まります。紹介するだけでなく、裏側で間取りや照明、外構に関してコンサルティングもしていく画期的なサービスを実施しております。
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