今回は私がいつも意識していること
プラン提案の前に
必ず行っている儀式があります
「実例を見て体感してもらうことです」
これをしてからでないと
プランの提案は絶対にしない
そう強く決めています
これには色々理由がありますので
今回はその辺りに触れていきます
ご興味ある方はご覧くださいm(__)m
家づくりするにあたって
家づくりを始めると
- どんな家にしようかなぁ
- どんな外観がいいかなぁ
- 動線のいい家がいいなぁ
- LDKは20畳欲しいなぁ
- お庭にデッキが欲しいなぁ
みたいな感じで
考えるポイントや
視点が狭くなりがちです
小さな部分部分を考えても
良い家はできません
ましてや自分たちの中での
少ない経験の範囲内において
あれこれ考えてみても
的を得た思考にはなりにくいです
今回のポイントはそのあたりになります
もう少し深堀してみましょう
まずは実例を見てほしい理由
何年も前からずっと続けています
プラン提案前に実例見学すると
お客様のプラン理解度が別次元です
実際にどのような働きがあるかです
大きさの感覚が分かっていない
まずは大きさの感覚において
お客様が最初に抱かれているのと
現実との乖離が大きくあります
お客様は35坪の家が欲しい
予算は4000万円以内で
この時点で35坪で土地からだと
予算以内にはおさまりません。。
35坪も必要かというと
30坪でいける場合も多いです
ですが口だけで言うと
押し込めているようになるので
いつも30坪でも広く感じる実例を
まずは見学してもらいます
体感してもらった後に
狭く感じましたか?
十分な大きさです
むしろ広く感じました
大体こういうやりとりになります
工夫して建てているので
坪数以上の広さを感じます
この辺りの実体験は大事です
固定観念をぶっ壊す
家づくり初期は
固定観念のかたまりです
今までの人生においてや
ネットや友人からの情報の中で
いつの間にか「当たり前」ができてます
この「当たり前」は家づくりに邪魔です
自分の思い通りの家が良ければ別ですが
期待値以上の素敵なお住まいにするには
過去の自分をこえねばなりません
まずは一旦真っ白になって下さい
そういった意味でも
そんな当たり前を無くした実例は
とても良い刺激となります
敷地の活かし方を理解してほしい
展示場は敷地を無視して建っています
実例は敷地を活かして建てています
ここの差はかなり大きいです
家だけを見て
わぁー
オシャレー
すごいなぁー
これだけで終わっては
実例見学の意味はありません
もしくはそんな案内をする営業は
家づくりを分かっていません
出来上がった家を見るのではないです
そこに至るまでのプロセスや
なぜそうなったかが大事です
そこが分かれば
自分に対してでてきたプランも
スッと理解できます
これをせずにプランを見ると
こんな家住めるかい!!ってなります
窓の取り方を体感してもらいたい
・窓を雑にとりがちです
・無駄な窓を多くとりがちです
窓の先に何が見えているか
実例を通して感じてもらいたいです
・透明ガラスになっているか
・カスミがらすになっているか
・気持ちのいいものが見えているか
・視線が抜けているか
・壁は綺麗に残っているか
きちんと考えられた実例は
窓と壁がデザインされています
カーテンを開放できる住まいへの理解
世の中の住まいの大半が
カーテン閉まりっぱなしです
せっかく南向きの高い土地を買って
南向きに大開口を設けて
カーテンが開けれず暮らしています
仕方ない部分もあるかもですが
せっかくであれば
窓を開けれるように建てたいです
豊かな住まい方の条件としては
私はカーテンを開けれる暮らしが
かなり優先順位が高いです
こういった部分も実例を通して
体感してもらいたいとこです
最高の自己開示につながる
私という人間は
どんな住まいづくりをしているか
その部分を感じてもらうには
実例見学はもってこいです
ある意味自己開示です
自分が歩んできた足跡です
その部分に共感できるかできないかは
これから一緒に家づくりをしていく上で
大きな価値観共有につながります
オーナー様の声をきいてもらいたい
家づくりを経験したオーナー様は
数年住まれたオーナー様は
施主力の高い状態にあります
おそらくそこら辺の若手営業より
家づくりをよく理解しています
商品説明ではなく
住まい方や
家づくりにおいて大事なことを
商売っ気なく教えてくれます
営業マンのトークよりも信頼できます
家を見るだけでなく
是非ともオーナー様と会話して下さい
沢山質問して下さい
担当者のレベルが分かる
前提として
その担当者がつくった実例を
見学するようにしましょう
違う担当者がつくった実例では
その担当者の力量が分かりません
同じ商品を使っても
担当者で本当にできあがる家が
全く違うものになります。。
大げさに聞こえるかもですが
本当にあるこわい話です。。
外を感じる気持ちよさの体感
家を建ててから
俺ん家気持ちいいわぁ~とか
家建ててほんまよかったなぁ~
そう思える瞬間というのは
家の中に居ながらにして
外を感じることができる時です
(私の主観が入ってますがm(__)m)
実例を見学する時は
立ったまま見るのではなく
できれば座ってみたり
お庭に出てみたり
風を感じてみたり
リアルに近い状態で感じて下さい
足触りの体感
よそ様の家なので
あまり入念にはしにくいかもですが
できればスリッパをはかずに
足で感じて下さい
差し支えなければ
手でも触れてみて下さい
床材がいかに大事かが分かります
住まわれている方の意見も
並行して聞いてみて下さい
温熱環境を体感
Ç値がどうとか
UA値がどうとか
断熱気密の数字じゃ分かりません
理屈っぽくどうのこうの言わず
現に体感してみましょう
これからは寒くなってくるので
体感するにはもってこいです
・床暖房だけでもどうなのか
・エアコン一台でどうなのか
条件をよく聞いて
肌で確認してみましょう
ついでに光熱費も聞きましょう
おすすめの進め方
実例見学を含めて
どう進めていけば理想なのか
何に気を付ければいいのか
その辺りをまとめてみます
良い営業マンと出会う
いつも最近言いすぎですが(^^;
それでも言い続けます(笑)
社内で家づくりを見ていると
全国の方からの相談を受けていると
やはり個人レベル差を感じます
同じ商品を扱っても
ここまで人による影響がでるものか
家づくりは独特です
最後は人と人です
実例を見てから要望の整理
私がよく経験するのは
実例を見学された方は
自分たちの要望が分からなくなります
(普通に実例見学してもならないかも。。。)
夢やできそうな世界が広がりすぎて
ワクワクが広がりすぎて
何を言ったらいいのか。。
そう思われる方が多いです
それは素直な感覚なので
それでいいのです
大きな要望だけを伝えて
あとはプロに任せましょう
マストな項目だけをまとめて
あとは任せるのがベストです
要望の伝え方
要望の伝え方は重要です
優秀な建築家の方が
対面で上手に聞き取りをしてくれたら
ここの重要性はさほどないですが
営業マンに要望を伝える時等は
聞き取る営業のレベルによって
設計へのお客様の要望の伝わり方が
うまく伝わらないケースが多いです
設計士も未だ見ぬお客様の情報を
営業からの情報だけで
プランをつくることが多いので
要望の伝え方がとても大事なのです
この依頼書によって
設計士のモチベーションも大きく変わります
プランコンセプトを大事にする
プランにはコンセプトがあります
ここを大事にできないと
ただのパズルになります
お客様の要望をあてはめた
パズルのような家になります
敷地とお客様のニーズをくみ取り
コンセプトを生み出します
お客様自身も理解することは
家づくりにおいて重要です
初回プランに全力を注ぐ
きちんとしたプロセスを経た場合
初回プランは超重要です
きちんとしたプロセスじゃない場合は
該当してきません
設計士が全力で考えた初回プランは
一番良いプランであることが多いです
雑念が混じることがなく
真っすぐな気持ちをぶつけています
もし初回プランでときめかなければ
その後何度か打ち合わせしても
あまり深まっていかないでしょう
(自分の思い通りには近づくかもですが。。)
初回でピンとこなければ
初期に断るのも一つです
まとめ
いかがでしたでしょうか
まずはプランが見たいとか
思ってしまっていませんか?
受け手であるお客様のレベル次第で
プランを理解できないことは多いです
本当は良いプランなのに。。
もしくは設計士が勝手に限界を決めて
それなりでつくることもあります
こんな風に自分が見られない為にも
実例を体感して
己の感性を磨きましょう
その感覚を設計に伝えましょう
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