おはようございます!!
家の提案は極力ミニマムを日頃から意識しています。前職時代の住宅単価が高いというコトもあって、自然と身についていったスキルです。
皆様の家づくりにおいても、どんなコトを意識してどんなテクニックを使えば、ミニマムな暮らしが実現できるかをまとめていきます!!本質的な大事なポイント盛り沢山ですので体得していきましょう♪
昨今の住宅購入単価
世帯の収入も上がっていく気配もありませんし、家以外の物価も高騰していっています。そんなご時世だからこそ、色んな意味でミニマムな暮らしが必要です。
何も考えずに皆様の要望をそのまんま具現化すると、おそらく大半の方がローコストでしか建てれないでしょう。だからこそ家づくりに対して工夫が必要です。
■本当に必要な大きさ
■本当に必要な最初の部屋数
■本当にお金をかけるべき部分
■本当に必要な家具や照明
この辺りを中心に考えていきましょう
ミニマムな家や暮らしとは?
これに関して正解はないと思いますが、私のイメージはこんな感じです。
■コンパクトでも豊かな家
■シンプルな家
■無駄なモノのない家
■光や風や緑のありがたみを感じる
■心地よい居場所が沢山つながる家
■光熱費が安い
■掃除がしやすい
■掃除する場所も少ない
■メンテ費用も安い
■イニシャル費用も安い
■フレキシブルである
■飽きのこない素材感
■30坪以下の家
こんなイメージを持っています。もっともイメージに近いのはコチラの実例です。もうすぐ24坪の家で五人家族になります♪
ミニマムな暮らしのコツ
1、ワンシーズン着用してない服は捨てる
これは自分に対しても言うてるやつです。。そして妻からも言われています^^;
若い頃と比べて年々物欲や服欲もなくなってきております。良いコトなのかどうかは不明ですが、服もシンプルで十分です。
ワンシーズン一度も着なかった服はもう今後着る機会はほぼ無いはずです。。思い切って捨てましょう!!
状態が良ければメルカリに出すのも一つです。思い立ったら即行動しましょう!!(じゃないとまたもうしませんよ^^;)
2、余計な家具は置かない
そんな常識は誰もつくっていません!!そのご家族の暮らし方であったり、間取りや敷地に応じて変化すべきです。
シンプルな話ですが、できるだけ家具を置かなければその分広く感じます。
家具に居場所を限定されて支配された空間ではなく、色々な居場所の可能性を残した家こそミニマムな暮らしにマッチしています。
3、もしもは採用しない
■もしかしたら
■でも
■◯◯になったら
■◯◯の時どうしよう
■将来◯◯かもだから
こんな思考が積み上がっていって、家がどんどんと巨大化していきつつ、当面の間デッドスペースになりがちです。
ミニマムな暮らしは極限まで暮らしを突き詰めて、掘り下げていく必要があります。
人生結局予想通りにはいきません。それならいっそのコトあきらめて、ブランクな状態からスタートして、変化を受け止めるのも一つです。
4、テレビが本当に必要か考える
■テレビってマストですか!?
■テレビ最近見てますか?
■テレビに代わる物はないですか?
■将来テレビの需要ありそうですか?
■最近の歌手名言えますか?笑
ちなみに私は全く見てないので、最近の歌手名も芸能人やお笑い芸人は全く分かりません^^;
ユーチューバーならよく知ってますが。。きっとお子様にとってもそんな世界観でしょう。。
最近はテレビをあえて置いて暮らさない!!そんな暮らし方を選択される施主様も出てきています。自分達にとって本当に必要か、今一度考えてみて下さい。
5、バルコニーが本当に必要か考える
コチラも定番の項目となってきましたが、数年前の家づくりにおいては疑ってこなかったポイントです(我が家を建てた11年前もあって当たり前と思ってました)
■結局室内干ししてませんか?
■しょっちゅう布団干しますか?
■布団乾燥機使ってませんか?
■将来のメンテ費用まで知ってますか?
■バルコニーの初期費用ご存知ですか?
■外からの視線は気になりませんか?
決して絶対に不要だ!!とは言っていません。色々な要素を天秤にかけた上で、本当に必要かどうかを掘り下げて考えてみましょう。
昨今の便利設備やグッズをうまく使いこなせたら、案外バルコニー無しでもいけちゃうコトが大半です。
6、家を広く見せる為の工夫をする
今まで35坪もあるのに狭く圧迫感の感じる家を沢山見てきました。30坪の工夫された家の方が余裕で広く豊かに感じる。。
その差は提案者の力量と施主様の柔軟性によります。施主様が柔軟になれればなれるほど、提案者のスキルが高ければ高いほど、坪数以上の奥ゆかしい暮らしが実現できます。
■天井面をつなげる
■壁面をつなげる
■視線の抜けをつくる
■行き止まりをつくらない
■お庭とつなげる
色んな手法があります!!
7、出来るだけ余白を設けて兼ねる
■ここはスタディースペース
■ここはリモートワークスペース
■ここで昼寝させる
■ここは来客スペース
■子供部屋は◯部屋と◯畳
■etc…..
あれこれ建てる前にイメージして居場所を固定的につけるケースが多いですが、残念ながら住んでみたらその通りいかないコトの方が多いです^^;
結局はほぼ思い通りに使えてません。。子供たちは親が決めつけている以上に自由ですし、これからの時代もどう変化していくかなんて分かりません。
間取りは極力限定的にせずに、色々なモノやコトを兼ねたり、フレキシブルに変化や対応できるようにしておくのがおすすめです♪
8、引っ越し前に断捨離する
引越しのタイミングが大チャンスです!!長い間使ってない物は全て捨てるかメルカリで売る!!このチャンスを逃さないようにしましょう。
収納があればあるだけ物を増やしがちです。増やしたら捨てるを合言葉にして、どんどんと物を増やしていかないようにしましょう!!
9、シンプルにして素材感を大事にする
色んなやりたい要素をあれこれ詰め込まずに、一点集中してその素材感を大事にしましょう。
■無垢床が主役
■壁が塗り壁
■経年変化する素材
■緑豊かなお庭
■あえて手入れのかかる素材
他のノイズを極力決して、素材のありがたみや変化を楽しめる住まいづくりを心がけましょう。これが実現できたら毎日本当に豊かです♪
こういった素材は大半がお金もかかるので真っ先に削除されがちです。そこで踏ん張って、本当の豊かな暮らしを程に入れましょう♪
10、自分達の暮らしを深堀りする
われわれ提案者は人の過去や暮らしまで全て把握できるプロではありません。自分の世界観の中で生きているので、知らず知らずに固定観念も持ってしまっています。
お客様の考え方や暮らしを深く教えてもらうコトで、提案の中に反映しやすくなります。
どんな間取りにしたいかではなくて、どんな暮らしがしたいか、自分達が何で家を建てるかを掘り下げてみて下さい。
その上でどんな間取りにするかはプロが敷地に合わせて形にするのが理想的です。
11、余計な窓は取らない
窓の取り方を軽視しすぎな傾向にあります。プランのコンセプトがしっかりとしていて、敷地を読み込めていたなら、そこまでの数の窓は不要なはずです。
ミニマムな暮らしには、そんな余計な窓も不要です。
■その窓から何が見える?
■カスミ窓にしてまで必要?
■その窓掃除できる高さ?
■外からの視線は気にならない?
今一度本当に必要か一つ一つ見直してみましょう。
12、余計な建具を取らない
何言ってるんですか!?そりゃあ扉はいるでしょ!!
そんなご意見が飛んできそうですが、過去の私も勿論みなさんと同じくそう思っていました。。
でも最近全くそうは思いません。そこそこの性能が担保された住宅においては、むしろ余計な建具は温度ムラをつくってしまう悪の根源です。
もちろん遮音したい場所等目的に応じては必要ですが、よくよく考えると案外不要な扉が多いです。
究極にミニマムな暮らしを目指すのなら、余計な建具も不要です。
13、天井は低く抑える
各ハウスメーカーが天井高論争を繰り広げていますが、高こそ全てではありません!!
その空間や演出、暮らし方によっては時には低い方がメリットや居心地が良いことが多いです。
人はずっと立ったまんま暮らしませんし、座って落ち着く高さというのもあります。
天井が低いコトによるメリットは想像以上に沢山あるので、あまり思い浮かばない方はコチラの記事をご覧下さい。
14、天井面は美しく
天井とミニマムな暮らしは関係ないと思いますが。。
そんな風に思われるかもしれませんが、過去に体感してきたミニマムな暮らしのほとんどに、天井面にダウンライトはついていませんでした。
コンパクトだからこそ、ミニマムだからこそ、景色や素材に意識が全集中させる為に、それ以外の一切のノイズを消しているのです。
天井面を丁寧に丁寧にに考えれば考えるほど、他の素材や空間がいきてきます♪
これから家づくりされる方へ
一つ一つの部材選定や空間構成を丁寧に丁寧に考えて取っていくコトこそが、ミニマムな暮らしへの第一歩となります。
提案者の力量も必要ですが、皆様ができるコトとしては、自分達のコトを一生懸命掘り下げて相手に伝えるコト。様々なコトを柔軟に受け止めて暮らし方の工夫をすることが大事です。
施主力を高めつつ、究極のミニマリストを目指しましょう!!
まとめ
【おさらい】
■ワンシーズン着てない服は捨てる
■余計な家具は置かない
■もしもは採用しない
■テレビが本当に必要か
■バルコニーが本当に必要か
■家を広く見せる工夫
■余白を設けて兼ねる
■引越し前に断捨離する
■素材感を大切にする
■自分達の暮らしを深掘りする
■余計な窓は取らない
■余計な扉は取らない
■天井は低く抑える
■天井面は美しく
これらのポイント一つ一つを抑え切った先に真のミニマムハウスがあると思っています。現在着工中の家や、これから着工する家はかなり究極に削いでいます笑
そういう意味ではとても参考になると思いますので、楽しみにしておいて下さい♪
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