皆さんこんにちは！！ファンタジスタ藤本です。
今回のブログ内容は、めちゃくちゃオシャレでこだわっているのに、土地以外の費用が約3,000万円で建てられたコスパ最強の実例紹介です。
しかも普段から私が発信しているような、無垢床を採用したりカーテンの要らない暮らしまで実現されちゃってます。
色んなコストダウンテクを駆使しつつ、かける所にはしっかりかけられた好実例ですので、これから家づくりされる方は参考にしてみて下さい。
実際に300万円程コストダウンしたリアル50項目もブログ終盤で特別に無料公開してます！！
SQOOL一級建築士事務所って？
SQOOLの鈴木さんも私も前職が積水ハウスになります。前職にいた時から面白い現場の見学会等に行くと大体おられた勉強熱心な方です。
自分のやりたいことに没頭する為に、積水ハウスから独立し、今は神戸の事務所で新築＆リノベーション等、従業員をあえて雇わずに、自分一人で一邸一邸ていねいに向き合っておられます。
私も自分で家づくりが好きな方だと思ってますが、鈴木さんの家づくりに向き合う姿勢は更にもっともっとストイックで凄まじいです！！（最高の褒め言葉）
家づくりの経緯
今回の家づくりプロセスはちょっと特殊です。完全に施主様の熱量と、人のご縁とタイミングでつながっていったストーリー（物語）です
一般的には建築条件を外すことが難しいですが、色んな諸条件が重なることによって、土地金額＋αの金額を支払うことによって、建築条件が外れるケースがあります。今回はまさにそんなレアケースです。
実例紹介
敷地を一緒に見てから、提案されたファーストプランがコチラです！！
いきなり模型とこの手書きプランを提案されたら、ズキュンってきちゃいますよね笑
ほぼほぼこのファーストプラン通りに建っています。想像しながら一緒に見てみて下さい♪
外観
外構の塀と建物の外壁はグレーのジョリパッド仕上げです。吹き付けならではの素材感が個人的にはたまりません♪
いわゆるザ、サイディング外壁と比べると、佇まいの雰囲気は全然違いますね。住宅の仕事に携わっている人ほど、吹き付けの採用率が高い統計があります。
一般の方が見ても特に何も思わないかもしれませんが、玄人が見るとこのおさまりにただならぬこだわりを感じます。。
言語化して伝えるのは難しいですが、あまり見たことのない仕上がりです。今回のお住まいの中には、随所にそういったこだわりポイントが散りばめられてあります。
施主様から言われずとも、勝手に細かいディテールまでこだわってくれる鈴木さんとの家づくりは、本当にいつもお得すぎると感じます。
玄関
余計な建具を使わないことによって、今回も徹底的にコストダウンしています。
土間収納を扉にしていると、開けっぱなしの状態の時も扉が邪魔になったり、コストもカーテンに比べると高いです。
間取り上は当たり前のように入っている建具でも、実際暮らしてみたら不要な建具が山ほど数十万円分含まれてる見積もりになりがち。
一階
流石は鈴木さん！！廊下の照明も安易にダウンライトをポチポチつけずに、足元のフットライトのみの計画です。
ダウンライトは意外と寝る前後では眩しすぎるので、廊下はフットライトのみで実は十分だったりします（2010年に建てた我が家がまさに眩しいダウンライト。。(^^;;）
今回一番驚いた発想はこれかもしれません。家を全て完成して引き渡すのではなく、将来の子供部屋はあえて未完成の状態でした。
こうすることによって、壁には落書きし放題、床も傷つけ放題、将来必要な時に塗り壁することだって可能になります。
コストダウンの意味合いだけでなく、暮らしながら家の完成度を高めていったり、家を完成させきらずに楽しみを残しておく効果も得れます。
賛否両論あるかもですが、個人的にまだまだ決めつけて固定観念を持ってしまっていたなぁと感じました。
いわゆるWICを通って寝室スペースに行く間取りです。通路とWICを兼ねることによって、無駄に生じる廊下スペースを上手く無くしています。
こういう柔軟な発想や兼ねる発想を受け入れることができると、コンパクトな坪数でもコスパよく建てることが可能です。
居室の照明も眩しいダウンライトを並べてしまいがちですが、あえて天井面には照明をつけずに、丸いスタンドのみの照明計画です。
この辺りも共感しまくりMAXです笑！！
寝るだけの居室スペースであれば、案外これで十分いけちゃいます。
今回水回りは一階、LDKが二階パターンです。後ほど触れますが、よぉ〜く見るとこの洗面所、実はめちゃくちゃ面白いアイデアが潜んでいます笑
この写真だけで気づいた方は中々の洞察力です（後ほど答えをお伝えします）
二階
空港から空を飛ぶ飛行機✖️カーテン不要な暮らしというポイントから導き出された圧巻の二階空間でした♪
何とも言えない非現実な空気感が写真を通してでも伝わるはずです。
地味に写真右手の窓のおさまりの細かさに気付いた方は中々鋭いです笑（答えはインスタの投稿の中に）
あったかい空気は上に、冷たい空気は下に、という性質を活かして、夏の冷房対策用に腰高の引き戸もつけてます。
こういった細かい配慮も鈴木さん設計の大きな特徴です。
簡単に造作工事でお金をかけてつくるのではなく、既製品を組み合わせて上手く活用することを鈴木さんは大事にされています。
オシャレな造作洗面とかは地味に金額がかなりかかってしまう部分にもなるので、既製品を上手く使いこなせたらお得にオシャレに演出できちゃいます。
二階の脇にある、ご主人様お気に入りのワークスペース。机はラワン合板でつくることによってコストダウンしています。
逆に荒っぽい感じが個人的には好きな素材感です♪
そんな書斎から見える軒先や軒裏を見て、ご主人様はいつもマイホームの軒の美しさにうっとりされているそうです♪
私も外観を見た瞬間に思ったのが、この軒先のおさまりどうなってるんだ！？何か普通のと違う！！でした笑
自分にしか分からないこだわりポイントやお気に入りポイントがあるのってとっても素敵なことだと思います。
体感して感じたこと
丁寧なデザインと熱量
じーっと空間を見ていると、一本一本の線や扉のおさまり等、半端ない鈴木さんのこだわった部分が次々に伝わってきます。
そしてそれらの大半の部分は、施主様すら知らされていません笑（住んだ後に色々気づくスタイルです）
「実はここをこうこだわってるんです」「やっぱり！？」みたいな鈴木さんと施主様のやり取りがとても楽しそうだったのが印象的でした♪
自由なアイデア
正解はこちらの洗面所！！二階からタオル等をポンっと投げ落としたら、一階の脱衣スペースにダイレクトインするわけです。
ありそうで実際はあまり見ないアイデアです。凝り固まった思考を無にできたら、もっと色々なアイデアがうかびそうだなぁ〜って改めて感じました。
DIYの魅力
この自作ダイニングテーブルに関しては、机表面もサラッとしていたり色んな水染みが味わいに感じてめちゃくちゃいい感じでした♪
テーブルは金額を抑えつつ、椅子にはしっかりとお金をかけるバランス感覚も素敵すぎます。
コストダウンの可能性
建築材料の高騰も相まって、打ち合わせ途中の段階では大幅に予算オーバーしていました。
そこで実際におこなったコストダウン項目を、リアルに提供頂きました。これらの効果によって、約300万円削減に成功しています。
家づくりは増額するのは簡単ですが、減額するのはちょっとずつしか減りません。チリツモが超重要です。
ここまで実例紹介をご覧頂き、鈴木さんとの家づくりに興味を持たれた方は、ご計画を伺ったうえでマッチしそうであればご紹介可能です。関西圏が施工エリアの方限定にはなりますが、お気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
取材後はおきまり？の飲み会＆竣工パーティーに私も参加させてもらいました。
素敵な空間を体感しながら、これまでの家づくりプロセスを飲みながら聞くことができて最高に幸せな時間でした♪（取材よりも飲み会が本当の目的説笑）
【施主様のインスタグラムにて日常を発信されてます】
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