おはようございます!!
本日の記事は自分で言うのもなんですが力作です!!めちゃくちゃ作るのに時間と労力を使いまくりました笑
だからこそ沢山の方に現実(リアル)を知っていただきたいです。その上でこれから家づくりされる方の一人でも多くが、自分達の価値観にとってふさわしい道を選んでもらえたらと思います。道は一つではないので、その点も家づくりの面白い部分です♪
ということで本日の記事内容は
築11年の寒い我が家と
築3年の積水ハウスの実例の断熱についてです
もうすぐ冬が終わってしまうので
今検証するしかない!!
そう思って退職後に即行動に移しました笑
我が家をディスりまくる体当たり記事です。。
せめて皆様の養分にしてやって下さい笑
(その方が作った甲斐があります)
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今回の企画に至る経緯
前職時代の実例案内で感じていたコト
住宅営業マンをしていた時は
オーナー様宅を必ず案内していました
いろんな家を色んな季節に感じれるので
性能や数値だけではない部分を
毎回肌で感じるコトができてました
これってめっちゃ貴重な体験です♪
そして密かに思っていたコトがあるのです
■同じメーカーなのになぜこうも違うのか
■間取りによって快適性がかなり違う
■床材によってあたたかさの感じ方が違う
■理想の冷暖房計画とは
■余計な窓があるのとないので違う
■窓の性能や気密性は重要
実例案内しながら感じていたコトを
きちんと整理して実証しよう!!
そう思ったわけで実行に移しました笑
温湿度計を沢山購入して
実験してきました!!
我が家で体感している日常
11年前に自宅を建てた経験はデカいです
そんな我が家も築11年です^^;
最近の施主様宅の性能と比べると
天と地ほどの差を感じます笑
我が家の場合性能だけではなくて
寒く感じる間取りや素材選びにもなってます
11年前の未熟な私にはわかりませんでした
その辺りの後悔ポイント達を
今回全て言語化して資料化します!!
企画内容と測定条件
完璧に同じ条件にはできないので
比較した条件と状況をまとめます
皆様の仕様の参考にして下さい
ポイントは若気の至りで見た目を優先して
あえてアルミサッシを選んだあたりです^^;
(今思えばなんというチョイスをしたのか。。)
窓の性能は大事です!!
(身をもって体感中笑)
築11年の我が家
■積水ハウス築11年
■鉄骨住宅
■五人家族+犬一匹
■窓→一階:アルミサッシ 二階:アルミ樹脂サッシ
■断熱(Ⅲ地域使用 次世代省エネ:アップグレード)
小屋裏:グラスウール10K 100+100
外壁:高性能グラスウール16K 100
一階床:押出法ポリスチレンフォーム3種 80床パネル
土間下:押出法ポリスチレンフォーム3種 30
外周梁:グラスウール10K 75
■床材(一階:挽き板 二階:ウレタン塗装の床)
■床暖房アリ(電気温水式)24時間稼働
■床置きエアコン20℃設定(11年前の)
■南面に6mの高窓あり
■撮影時の外気温:9℃ 晴れ
■12月の光熱費:29,000円
VS
築3年のお住まい
■積水ハウス築3年
■木造住宅
■三人家族
■窓→アルミ樹脂サッシ
■断熱(4地域 グリーンファーストゼロ仕様)
小屋裏:住宅用ロックウール 100+100
外壁:住宅用ロックウール 100(通気スペーサー)
一階床:押出法ポリスチレンフォーム3種 80(床パネル)
土間コン上:押出法ポリスチレンフォーム3種(立ち上げ 15)
土間コン下:押出法ポリスチレンフォーム3種(土間下 30)
■床材(上下階ともに杉無垢 無塗装)
■床暖房無し
■エアコン20℃設定(3年前の)一階の一台を24時間稼働
■一階の南面に窓なし
■撮影時の外気温:5、8度 曇り
■12月の光熱費:約15,000円
衝撃の測定結果
基本的にはどちらのお住まいも
全室扉をあけた状態にして
エアコン20℃の設定でつけ続けています
玄関土間
築11年の我が家
玄関土間って寒いイメージですよね?めっちゃ冷たい結果が出ると覚悟してました笑
玄関ドアは当時の高断熱仕様です。南面にも面しています。
何度くらいだと思いますか!?。エアコンは20℃の設定です扉での仕切りは無しの状態です。
結果は12.9℃でした!!
個人的にはもっと低いと思っていたので
まぁこんなものなのかと思いました
(捉え方は人それぞれですよね)
玄関扉の際に手をそえてみましたが
ひゅぅ〜みたいなのはなかったです^^;
(よかったぁ。。。)
築3年のお住まい
そもそも玄関とLDKの境がないですが
土間スペース際に設置しました
赤ん坊の落下防止のために
黒いマットが敷いてあります
窓際に手をそえてみましたが
冷気が入ってくる感はなかったです
明らかに我が家と違う。。
温度的には14.6℃でした
外気温が低かったのもあるので
十分な快適性でした
施主様にも聞いてみましたが
土間からの冷気も感じたコトはないとこのこと
トイレ
築11年の我が家
我が家のトイレの扉は特注品です
見た目を優先したので
隙間もあって遮音性も少ないです笑
密閉されてない分温度も!?
そんな温度は15.4℃でした!!
これをどう感じるかは皆様次第ですが
体感的には温度差を感じますし
後ほど出てくる家を体感済みだったので
性能の低さに驚愕しています^^;
(快適性が違いすぎる。。)
築3年のお住まい
LDKと完全に分断されたトイレです
密閉性の高い開き戸で閉まっています
全館空調でないので吹き出し口はないです
これはさすがに温度差があるはず!!
そう思ってドヤ顔で温度計を見ると。。
まさかの18.1℃!!
なるほど全く温度差も感じないです。。
お体に大変お優しい温熱環境でした
ここまで違うとは。。
LDK
築11年の我が家
我が家は南面に6mの高窓がついています
冬場の太陽光度は低いので
この窓からあたたかい直射が入ってきます
収納の高い位置に設置したので
ココは流石に一番あたたかいはずです
予想通りの温度でした!!
夏場は直射が室内に入ってこないので
日射のコントロールは考えられてあります
問題は例のアレです。。
◯◯ミサッシ。。。笑
冬場はこんな感じで光の筋が♪
テレビでゲームをしていた時代は
この光でゲームが見えませんでした笑
今はゲームしないので問題無しですが
問題の地点に温湿度系を設置しました
私がスタンディングで作業している
窓の脇です。。
毎日ココからの冷気に耐えながら
立ってブログを書いている私^^;
(みんな私をもっと褒めてぇ〜)
11.2℃です^^;
手をかざすだけでギンギンきてるので
納得の測定結果です笑
これがアルミサッシの威力です!!
空気が暴れまわってるのを肌で感じれます
(感じたくないですが^^;)
続いてキッチンの上に置いてあるやつです
アルミサッシから大分はなれてるし
床暖房もエアコンもつけているので
さすがにココは大丈夫なはずです
さすがに19℃でした!!
この付近にいると流石にあたたかいです
窓辺にさえ行かなければ快適です笑
とはいえあたたかさがダダ漏れなので
電気代が高いというコトですね
続いて畳コーナーです
寒暖差を生じさせないように
扉は開けっぱなしにしています
(扉の意味ナッシング!!)
LDKと繋がってはいますが
温度差は体感で感じます
16.1℃です。。
この近距離でもこんなに温度差が。。
きっと性能の高い家なら出ません
(きっとではなく絶対に!!)
寒い和室は更に使わない部屋になります
築3年のお住まい
測定する前からもう分かっていました
明らかに我が家と違いすぎる。。
もう笑けてくるレベルの差です。。
同じ積水ハウスのお家なのに^^;
しかもエアコン一台20℃設定での稼働のみ
我が家は床暖房もつけてるのに。。
しかもこの家は南側からの日射取得もない
安定の19.2℃でした!!
エアコンの設定温度がキープされてます
床材の杉効果も相まって
めっちゃ快適な性能を体感してます
階段まわり
築11年の我が家
まだまだ我が家ディスりは続きます笑
続いて登場するのは寒いリビング階段です
典型的な寒いリビング階段の取り方なので
測定する前からすごい冷気がおりてきます
二階で冷房つけてるのか!?
そんなレベルなんです
安定の14.7℃どぅえす!!
明らかに温度差を体感できるレベルです
そりゃぁ寒く感じるわね^^;
冷気と暖気が入れ替わる場所なので
温度以上の寒さを提供してくれてます
(いつも冷気をありがとう!!)
築3年のお住まい
測定する前から分かってました
明らかに空気が動いていません
東西に吹き抜けがあるので
上下階の寒暖差がありません
というコトは冷気も落ちてきません
我が家との圧倒的な違いです
やはり18.5℃でした!!
我が家と℃エライ違いです笑
体感的にはほぼ温度差ナッシングです
これほどまで違うとは。。
水まわり
築11年の我が家
明るさや広さは気に入ってますが
寒いのは苦手です^^;
小さな暖房器具は必須アイテムです
浴室暖房もガンガンつけます
(光熱費上げてる要因の一つ)
測定時はあえて扉を開けっぱなしてたので
一階の暖気が多少入ってきてそうです
15.4℃という数字ですが
クッションフロアーからの冷えは感じます
対する築3年の家がやばかったです。。
築3年のお住まい
さすがにこのお家も二階洗面だし
ちょっとは温度差あるでしょう。。
でも吹き抜けで上下階つながってるし
もしかしてあんまりないのかな。。
そうだったら私泣いちゃう。。
もう見る前から答えを感じてました
明らかにあたたかすぎやろ!!
19℃ってドゥーゆーこっちゃねん!!
上下階の寒暖差はほぼ無しです
小さな暖房器具も必要ありません
そりゃエコなはずですね。。
居室
築11年の我が家
いつも安定にキンキンに冷えてます笑
ツルツルの憎き床材と相まって
いつも冷気を提供してくれてます
(いつもサンキューね♪)
洗面所よりも更に冷え込んだ
13.9℃をマークしました笑
(オリンピックの記録みたいですね^^;)
誇れる数値では一切ありませんが
ようするに寒いっちゅーことです
築3年のお住まい
撮影時は朝からお願いしていて
比較的直前まで扉を閉めた状態でした
なので我が家と同条件になってません
その影響も温度には出てそうでした
温度的には14.7℃でした
多少の温度差は感じましたが
それでも杉の無垢材効果も相まって
ひんやり寒い感じはゼロでした。。
床材効果はやはり絶大です!!
測定温度まとめ
築11年の我が家(外気温9℃:エアコン+床暖→12月の光熱費29,000円) | 築3年のお住まい(外気温5,8℃:エアコンのみ→12月の光熱費15,000円) | |
玄関 | 12,9℃ | 14.6℃ |
LDK | キッチン19℃ 窓際11,2℃ | 19.2℃ 窓際14.6℃ |
畳コーナー | 16,1℃ | |
階段まわり | 14,7℃ | 18.5℃ |
水まわり | 15.4℃ | 19℃ |
居室 | 13.9℃ | 寝室14,7℃ 将来の子供部屋20.1℃ |
このような結果となりました^^;
顕著に差が出てますね。。
そりゃあ快適さが違うわけです
外気温も高くて床暖房もというハンデの元
完敗しました笑!!
比べてみて感じたコト
床材から感じる冷たさの違い
表面的な温度差は数値で分かりますが
どちらもスリッパをあえて履かずに体感したので
足から伝わる冷たさがレベチすぎました^^;
杉の無垢フローリングの威力が最強すぎて
温度以上の快適性を感じました♪
数値や断熱気密も重要ですが
床材選びも大事だということが
身に染みて分かりました。。
間取りによる温度ムラ
我が家は余計な扉や廊下があり
上下階が完全に分断された間取りです
当時は何の違和感も感じてませんでした
かたや二つの吹き抜けがあることで
上下階がつながりまくった間取りです
空間が一つながりになればなるほど
家中の温度ムラが少ないのです
当然のコトかもしれませんが
これがいかに快適性につながるのか
体への負担につながるかを体感しました
次建てれるならワンルーム空間にします笑
完全に仕切られた空間はいらんです。。
最適なエアコン計画
最近エアコン計画への考え方が変わりました
間取りと絡めてうまくつくれば
■夏場は二階のエアコンをメインで使用
■冬場は一階のエアコンをメインで使用
これが実現できたら一番エコです
平屋なら一台でいけますね♪
各部屋にエアコン一台の計画は
もはや時代遅れです!!
居室に対する考え方
昔は一人一部屋が当たり前!!
そんな謎の固定観念がありました
しかしよくよく考えてみると
寝るだけなら完全個室も不要です
■部屋に扉が必ずいるか?
■天井までの壁で囲われる必要があるか
■将来仕切れたらいいのでは
■成長と共に変化させる
■寝るだけならどこでも寝れる
今回比較したお住まいも
壁も扉もない子供部屋スペースです
壁や扉がなかったからこそ
快適性もつながっていました
開口部からの冷気
築11年の我が家はアルミサッシです笑
当時切りかわり時期のタイミングで
アルミ樹脂サッシにするか悩みました
金銭的ではなく見た目を考えてです^^;
(今なら迷わずアルミ樹脂を選んでます)
当時は見た目見た目とイキってたので
あえてのアルミサッシを選びました笑
今回その威力の違いを感じまくりです。。
窓辺の冷気がこんなにも違うのか!?
まざまざと感じさせられました
窓の性能は出来るだけ高めて
余計な窓は取らずに壁にする!!
これが一番ベストです
番外編【早朝の我が家の温度】
【測定した状況】
■エアコンは昨晩21時に消した状態
■床暖房をリビングメモリ②ダイニングメモリ④
■外は雪が積もってかなり冷え込んだ状態
■7時前に測定写真を撮影
こんな状況下でのデータです
(塀の汚れは突っ込まないで下さい)
【玄関10.7℃+土間8.1℃】
流石に外は雪が珍しく積もってるレベルなので、玄関もしっかりと寒かったです笑
きっと高断熱の家ならここまででは。。性能も大事です^^;
【リビング14.6℃ 南の高窓12.2℃】
床暖房がついていますが
見た目優先で採用したアルミサッシから
温度がダダ漏れしているのでこの温度です
めっちゃ寒い感じまではしませんが^^;
南からの日差しがないと温度低いですね
昨日のデータと比べると歴然です!!
(冬の日射取得だいじですね)
【階段まわり12.3℃】
安定の冷気をビュービュー感じます笑
今日も上下階の寒暖差は絶好調だぜぃ♪
【アルミサッシまわり7.4℃笑】
北庭の雪の冷気をギンギン感じます笑
数値にもあらわれてますね^^;
(So Cool!!)
そして室内から熱が漏れてる効果で
窓付近の雪は溶かしてやっております笑
(どやっ!!→いばるとこちゃうよ^^;)
【洗面所10.9℃】
上下階が分断された上に無暖房の二階。。
安定の寒さでございます。。
クッションフロアーの床と相まって
大変朝から寒うござんす^^;
【一番奥の居室10.8℃】
床がツルツル仕様なので
温度以上にキンキンに冷たく感じます^^;
居室こそ無垢フローリングがオススメです
これらの結果を見て感じたのは
■余計な窓は取らないコト
■窓の性能は大事
■日射コントロールも大事
我が家に余計な窓はないですが
アルミサッシがただただ悪さしてます笑
日中の我が家の室温 | エアコンを消した翌朝の室温 | |
玄関土間 | 12.9℃ | 8.1℃ |
LDK | リビング19℃ 北の窓辺11.2℃ | リビング14.6℃ 北の窓辺7.4℃ |
階段まわり | 14.7℃ | 12.3℃ |
二階洗面所 | 15.4℃ | 10.9℃ |
居室 | 13.9℃ | 10.8℃ |
まとめるとこんな感じでした笑
無念の結果でございます^^;
これから家づくりされる方へ
パッシブな間取り設計
夏涼しく冬あたたかい家づくりは
間取りと仕様からです
家の性能だけに頼るのではなく
まずは自然の力に逆らわないコトです
■夏の日射はおさえる
■冬の日射をうまく取得する
この二つを意識しましょう
性能✖️建て方によって最強の家になります
余計な廊下や建具を取らない重要性
断熱や気密の性能が高まってるからこそ
空間をひとつながりにする意味が出てきます
一旦空間全体を冷暖房してしまえば
その状態を省エネでキープできます
余計な建具や廊下で仕切ることによって
家の中に寒暖差が生じてしまいます
まとめ
いかがでしたでしょうか
築年数の違いや窓の違いもありますが
間取りや床材による影響も大でした
皆様の家づくりにおかれましては
快適な住まいづくりをされて下さい
このありのままの記事内容が
皆様の家づくりの役に立ったら幸いです
見た目の数値以上の快適性の違いでした笑
(家交換したいor新しく建てたい笑)
【今回の検証動画版はコチラ】
【あたたかい家の動画とブログはコチラ】
違いがよく分かります^^;(ぴえん)
【家づくりサポートした一例】
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
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