今回はブログ購読者の方からの
リクエストがあったのでその内容です
家づくりにおいて階段位置をどう考えるか
確かにあまり考えてませんでしたが
意外と重要なポイントですし
お客様もどう考えていいか不明です
どこまでの記事内容にできるかですが
一度過去の経験もふまえて
まとめてみたいと思います
ご興味ある方はご覧くださいm(__)m
間取りを考えるにあたって
階段ばかりに意識がいってしまうと
あまりよろしくないと思っています
階段が主役で家づくり
そういうのもあるかもです
まずは間取りを考えるにあたって
意識すべきことです
まずは敷地を活かすこと優先
いつも言っていますが
まずは敷地を活かすことが最優先です
自分たちの要望の部屋数や畳数よりも
敷地を活かすことを優先しましょう
要望を押し付けてしまうと
要望を叶えるのが目的の住まいになります
営業マンは要望を優先しがちです
設計士は営業に従いがちです
二階の間取りに影響する
階段の位置によって
二階の間取りに影響大です
特に二階水まわりにする際は
階段位置がかなり重要になります
二階のボリュームがタイトな場合は
ある程度階段位置から入るのもありです
一階の階段位置が微妙だと
二階の廊下や動線が微妙になります
階段を小さな吹き抜けと考える
階段をただの階段と考えずに
小さな吹き抜けと考えて下さい
一階と二階をつなぐ唯一の穴ぼこです
階段がなければ
完全にフタができている状態です
階段があれば
フタに穴があいている状態です
上下階の温度差が生じると
寒暖差による気流が発生します
階段位置の考え方
間取りを考えるうえで
階段位置や階段に対する考え方について
過去の事例写真をもとにご紹介します
居場所をひっつける
階段をただの動線と考えずに
階段をただの通路と考えずに
ちょっとした居場所をひっつけるだけで
階段が楽しい居心地のいい場所になります
ただの通路にするのはもったいないです
ちょっとだけ余分にとるだけです
それだけで快適な居場所がうまれます
毎日の動作も楽しくなります
階段のぼる途中の居場所です
地味にこの居場所が一番だったりします
家中を見渡すことができて
視線も遠くまで飛ばすことができます
こういったとっておきの居場所をつくると
家ができたあとも楽しくなります
吹き抜けと絡める
基本中の基本ですが
階段をとるときは
思い切って吹き抜けと絡めましょう
中途半端はだめですよ!!
スキマな吹き抜けは寒いだけです
ガバッと吹き抜けをとりましょう
光のとりかたや
窓の大きさに関しては
隣地の状況や
そのほかの窓の大きさを考慮しましょう
螺旋階段について
ちょっと番外編として
螺旋階段もたまに使います
螺旋階段のイメージとして
省スペースでいけると思いがちですが
普通の階段とスペースは同じです
違いとしては
- より吹き抜けとして採光できる
- インテリア性がある
- 空間が広く見える
- ハンガー等の物がかけれる
- コストが高い
これが螺旋階段の特徴です
敷地や間取りによっては
有効的な場合があります
写真の実例では
螺旋階段越しに朝日が入ってきます
段差も居場所になる
階段をただの段差と捉えずに
段差を居場所と考えましょう
机になったり
ベンチになったり
使い方は無限大です
頭のかたい大人には分からずとも
柔軟なお子様にとっては
家の中の遊具と同じです
ちょっとした段差があると
よっこいっしょーいちとなります
階段はただの通路ではありません
一段一段丁寧に考えましょう
あえて広く取るのもアリ
階段を通路幅だけにせずに
思い切って広くとっちゃうと
立派な居場所になります
部屋を仕切らずとも
別空間にいる感覚にもなります
段差によって領域を仕切る
そんなことができちゃいます
この居場所の使い方は
あえて限定していません
いちいち理由を求めていると
無駄(余白)はうまれません
せせこましい
決まり切った使い方の住まいになります
おおらかに段差を設けて
各居場所をゆったりとつなげる
平面的にだだっ広いよりも
居場所が沢山出来ます
TVボードと兼ねる
階段を発展させていくと
- TVボードにもなる
- ベンチにもなる
- 書斎にもなる
- タタミにもなる
まだまだ使い道はあります
色々な兼ね方があると思います
自分だけの
オリジナリティーある使い方を
是非とも考えてみて下さい!!
段を見せる
階段の段差を少し見せることで
居場所がうまれたり
広く見えたりします
4段目までは
建築基準法上だすことが可能です
私のような
酔っぱらいは少し要注意です(笑)
二階がリビングにする場合は
玄関近くに階段がきがちです
そんな場合もオープンにすれば
玄関も少し広く感じます
ちょっとしたベンチにもなります
一番ダメなパターン
ここだけは要注意です!!
一番気を付けて下さい!!!
冒頭に階段は小さな吹き抜けと言いました
壁と壁に挟まれた
リビング階段という名の
「細長い吹き抜け」を取ってしまうと
冷気がビュービュー行き交います(^^;
まるで冷房をつけているかのごとく
上から冷気がふってきます。。
暖簾やロールスクリーンが動くレベルです
ネット上で書かれている
寒いとされているパターンは
おそらくほとんどがこれですね
そんなえらそうに言いながら
10年前の私が
ちゃっかりと失敗しています(笑)
上記の寒さMAXのパターンです(^^;
上下階の寒暖差最強です。。。
幸い冷蔵庫を隠すための
扉をつけていたので
冷気はストップできてますが
上下階の寒暖差がすごいです。。
冬場に二階水まわりへ行くのが
億劫でなりません。。
上下階をつなげる
階段もうまく使えたら
上下階をつなげる居場所になります
上下階をバシッと線引きせずに
うまくつなげることができれば
コンパクトな坪数の家でも
家中まるごと使い切れます
我が家は37坪ありますが
一階部分しか使えておりません。。
視線の抜けをつくる
階段をコンセプチュアルに
抜け感を出しながら
うまく活用するのもありです
- 細長い敷地の場合
- 家を広く見せたい
- 人と違う家がいい
- お金をかけずにこだわりたい
- 毎日の階段を楽しみたい
こういった方は
写真のようなシースルーがお勧めです
階段ごとつくるシースルーは高いですが
壁と壁に段板を差し込むだけなので
コストはそこまで高くなりません
ですが見た目もいい感じですし
抜け感もでます
敷地を活かしたプランにするには
有効的な手法です
(私もよく使っています)
階段下の活用方法
次に主だった
階段下スペースの利用法です
階段下トイレ
ド定番なのがこれですね
階段下トイレ!!
トイレは座ってする人が多くなりました
天井が低い方が落ち着きますし
階段下トイレは有効的です
階段下収納
これもド定番ですね
我が家もそうしています
収納感がでるのが嫌なので
取っ手がないタイプにしています
ここは地味にお気に入りポイントです
戸がかりが側面側にあります
開閉もしやすいですし
金具がバカになることもありません
ですがこの階段下収納。。
使ってみての難があります(^^;
何だと思いますか??
お見苦しい画像ですが
ありのままをお見せします。。。
ぐちゃぐちゃですみませんm(__)m
使いにくいのです。。
特に奥側に置いてあるのは
超絶取り出しにくいのです
手前の物をなぎ倒しながら
散らかしながら
取り出す感じになります(^^;
欲張って奥を深くしましたが
どうやって階段下を収納するかは
よく考えましょう
居場所にする
このパターンは少ないかもですが
やってみると居心地抜群です
使わなくなれば
収納として使えばオッケーです
入り口も遊び心を追加するのもアリです
クロスを巻き込むのは大変なので
大工さんおもいではありませんm(__)m
土間や照明置き場
使い方を限定せずに
スペースとしてあけておいて
スタンド照明を置いてみたり
オブジェを置いてみるのもありです
その時々によって
色々な使い方を楽しみましょう
実例紹介
今回の写真に出てきた
実例を掲載しておきます
気になるのがあればご覧ください
まとめ
いかがでしたでしょうか
階段一つとってみても
色々と考えることがありますね
そして色々な可能性がありますね
使い方や用途をを限定せずに
頭でっかちにならずに
柔軟に考えていきましょう
自分たちの要望をうまく伝えて
自分たちだけの階段スペースを
パートナーと一緒につくりましょう!!
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