今回は方位について着目します
分かっているようで
分かっていない内容になります
分かったつもりになっています
ここを深堀することが
家づくりにおいては重要です
この機会に深堀していきましょう!!
南=窓ではありませんよ!!
家づくりするにあたって
家づくりをしていると
変な固定観念が芽生えてます
窓って南にあるもの
そんな感覚の方が多いです
(これは提案する側もです!!)
これだけ言っても
きっと大半の方が抜け出せません
住宅業界の悪しき風習です。。
謎の固定観念
色んな実例を体感したり
太陽高度について理解さえすれば
この固定観念は無くなります
このレベルに到達するのが理想ですが
ここまでくるのは容易ではないです
このブログを活用して
少しでも近づいて下さいm(__)m
やりがちなパターン
方位に対して
やりがちなパターンです
本当によくやりがちなパターンです
本当に不思議です。。
南=窓とする
これが一番のあるあるです
どんな敷地であっても
何でもかんでも南に窓!!
これは間違いです!!
敷地がどんな状況かによります
敷地南側に家が建っているのに
南側に向けて窓をとる。。
このパターンが本当に多いのです
冷静に考えると
冷静に採光シミュレーションをすると
冬場は光が入ってきませんよ。。
みたいなことが多いです
今一度南に対する考えを改めて下さい!
とにかく北向きに寄せて配置
思考停止して
北側に寄せて配置
こんなプランが本当に多いです
どんな土地であろうがそうする
理由があっての配置ならいいですが
とりあえず北側に寄せる提案が多いです
北側に寄せる決まりはありません。。
フラットな目線で敷地を活かしましょう
ファサード面を考えない
方位ばっかりを考えてると
家の顔がどちらか無視しがちです
家の顔は北向きなのに
南面が家の顔になっている。。。
こんな事例が散見されます
方位だけ考えて家づくりしても
良いことは一つもありません。。
その建築地はどこからよく見えるのか
どの方向から見られるのか
そういう観点から考えて下さい!!
南にリビング・北側に水回り
これまでの流れに関連しますが
南にリビングがきて
北側に水回りがきて
こんな間取りが多すぎです!!
それでいい時もありますが
そうじゃないケースも多々あります
敷地によっては
- 北側がリビング
- 西向きのリビング
- 二階がリビング
こんなケースがいい時もあります
ここに気付けるか気付けないかは
大きな差になります
おかしな文化になりつつあるので
- 一旦払拭して考えてみて下さい
- 敷地にじっくり立ってみて下さい!
- 色んな時期に行ってみて下さい!!
無駄な窓を取りすぎ
ちょっときつめに言いますが
無駄な窓を取りすぎです!!
窓はもっとしっかり考えて下さい!
とっても意味のない窓は
とらない方がマシです!!
- 敷地状況をよむ
- 隣家の状況を把握する
- 視線の抜けを意識する
- ファサード面を意識する
- 室内からの見た目を意識する
- 窓の種類をしぼる
この辺りは意識してもらいたいです
洗練された窓をとってもらいたいです
室内からも室外からも
- 考えられた窓は機能的です
- 考えられた窓は美しいです
- 考えられた窓は佇まいが素敵です
- 考えられた窓はカーテン開けれます
無駄な窓は無くしましょう!!
方位をどう考えるか
方位の特色をどう考えるかです
固定観念に縛られずに
方位について考えてみて下さい
あなたの知らない一面があるはずです
北向き≒暗い
この勘違いをされてる方が多いです
北向き=暗い
この感情は捨てて下さい!!
どこでならった知識かは知りませんが
大きな間違いです!!
北側に建物が建ってたら別ですが
北側道路とかの場合は
しっかりと反射光が入ってきます
年中安定した光が入ってくる分
南向きの光よりも取り扱いやすいのです
写真の窓も北向きの開口部です
決して暗い印象はありません!
お庭の活用方法から考える
お庭をフル活用する時は
暖かくなってからが多いです
お庭=南
こんなこと思ってませんか?
これも謎の固定観念です
暖かくなってから活用するということは
適度な日当たりでいいということです
夏場の暑すぎる日差しでは
外で過ごしにくいです
北庭のメリットが大きいのです
敷地や用途によって
庭の位置も検討しましょう
必ずしも南ではありません!!
敷地の抜けを優先する
いつも言っていますが
視線が素直に抜ける方向
ここだけを考えて下さい
方位は一旦無視して下さい
それくらいでちょうどいいです
視線が抜ける方向と言うのは
一生涯の話です
将来建物が建つ可能性があるなら
その条件から外れます!!
その点はご注意下さい!!!
光が当たった植栽は美しい
植栽を美しく感じる方法
皆様は考えたことありますか?
自分が何気なく見ている植栽
光が当たっている植栽か
反対側から光が当たっているのか
これによって印象が違います
ひまわりとかは分かりやすいですね
室内に直射が入らなくても
光が当たっている植栽を見ていると
明るさも感じて美しいです
植栽を何気なく見ずに
一度注意して見てみて下さい
色んな観点で見比べてみて下さい!!
季節によって高度が変わる
昔理科の授業で習ったかもですが
太陽の高度が季節によって変わります
そんなん分かってるわい!!
そう思われるかもですが
そんなんがよく理解されてないんです!!
だから日本中にそういう建て方が。。。
もう一度高度を勉強して下さい
勉強だけでなく
敷地に落とし込んでみて下さい
隣家の状況も考慮してみて下さい
そこまでちゃんとできたなら
配置も間取りも導かれます!!
それができてないんです!!
季節によって
太陽高度が違うということは
室内への光の入り方も違います
吹き抜けのある家は
その光を感じやすいです
太陽の光の入り方だけで
季節が分かってしまいます
まるで日時計の役割です!
我が家も当初の設計通りに
冬場だけ直射が入ってきます
太陽高度を考慮できると
日射のコントロールができます
夏涼しく冬暖かい住まいが実現できます
軒の出の重要性
方位を熟考したうえで
プラスアルファの項目です
軒の出を利用することによって
更に日射のコントロールが可能です
大体の住まいが
直射を取り込みすぎです
南に窓を取ってるだけだからです
夏暑くて冬に直射が入ってこない家
そんな建て方があまりにも多いです
南側に大開口を設ける場合は
2m位軒下空間が欲しいとこです
これだけあると随分違います
夏は直射を抑えつつ
冬は直射を招き入れれます
プラン上難しい場合は
バルコニーとかで少しだけでも
軒をつくるだけでも違います
1m~1,5mだけでも効果はあります
それでも無理なら
グリーンカーテンや植栽の影ですね
隣家との距離から考える
冬の太陽高度を考えた上で
隣家の位置も考慮して下さい
どこまで影が落ちてくるか
ここがイメージできたなら
プランの妥当性が分かるはずです
ここが間違えているから
おかしな配置とプランになります
夏暑くて冬寒い家になるのです!!
冷静に考えたら分かる内容です!
吹き抜けをうまく活用する
よくやる手法ですが
北向きの家にした場合も
南の元気な光も欲しいとこです
そこで吹き抜けが役に立ちます
足りない光は吹き抜けから取りましょう
吹き抜けをうまく活用しましょう
実例紹介
方位にとらわれずに
敷地を活かして建てた実例です
各方位に分けています
北向きの実例
西向きの実例
東向きの実例
南向きの実例
まとめ
いかがでしたでしょうか
方位に対して
少しはご理解いただけたでしょうか
きっとこれでも
まだまだ伝わっていないと思います
やはり実例体感が一番です!!
方位と日射を意識しながら
色んな空間を体感してみて下さい
日常生活の中に
沢山のヒントが転がっています!!
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