おはようございます!!
家づくりをしていると目先の金額ばかり気になってしまって、本来削ってはいけない部分まで減額しがちです。。
今回もまさに右へ行くか左へ行くかの瀬戸際です。どういった部分で最後まで悩んでいるのか、皆様の家づくりにおいても大事なポイントです。自分の身に置きかえて考えてみて下さい。
これまでの展開
1、マッチングサイトメグリエからの出会い
2、恒例の実例案内は刺さったのか!?
3、保留になっていたお返事はまさかの。。
4、満を持した初回提案のリアクション
5、見積もり提示前にまさかのカミングアウトが
6、チーフアーキテクト登場によって!?
7、契約後のコストダウンは成功するのか!?
100%中の100%を発揮して奮闘しております。お客様の御用聞きにならない姿勢、家づくりへのこだわり、同じ家づくりチ
ーむのスタッフとして、誇らしく嬉しいです。
とは言え「お金も大事だよ〜」です
「同情するなら金をくれ!!」です^^;
最終どんな決断を下していくのか。。目が離せない状態となっております(退職後も打ち合わせ参戦してるので目は離してません笑)
コストダウン項目と金額
コストダウンの手法は経験値とスキルによります
①上がり框を切りっぱなしにする
通常は玄関框という野暮ったい部材がついていますが、無垢床の場合写真のように断面が見えても違和感がないので、切りっぱなしにして使うコトが多いです。ちょっとしたテクですがこれで10万円はデカイ!!(見た目はむしろコッチの方が好きです)
②笠木を端材利用
通常腰壁の上は既製品の部材がついて見積もりに入ってますが、無垢の端材を使えば減額可能です!!ご理解さえ頂けたら、意外と無垢床採用によるメリットが大きいです♪(ちょっと裏技的なところはありますが)
③寝室のTVジャック無くす
皆様は寝室でテレビを見ますか!?最近そもそもテレビを見る人も少ない位なので、見ないなら無くす選択肢もありです。意外とこういった細かな無駄なモノが見積もりには入ってます。
④HEMSなくす
いるかいらないか毎回微妙なやつ笑【約▲5万円】
太陽光の発電や売電してるかどうかは、太陽光のモニターで確認できます。将来HEMSがあることによってちょっと生活が便利になる可能性も秘めてるので毎回悩ましい設備です。(個人的にはなくてもよいと思うやつ)
⑤キッチンをラクシーナに変更
コンロ前の排気口を、Lクラスにしたら無くせるという何ともパナさんの上手な戦略です。この20万円は大きいので今回は排気口レスを諦めました。
⑥カップボードを無くす
家電収納をキッチンメーカーで最初から施工するのか、扉の中に置けるのを自分達で購入するかによってコストダウン可能です。この辺りは隠せる扉があればコストダウンできる部分ですね♪
⑦電気錠を無くす
築11年前の我が家にはない設備ですが、最近は採用される方の方が多いです。とは言え地理も積もれば大金になるので悩ましい部分ですね。
⑧各業者さんへ協力依頼
私がいつもよく使わせて頂いている床とキッチンメーカー様だったので、SNSで最大限宣伝するので金額協力して欲しいというお願いを聞いてもらいました(ご協力頂きありがとうございます!!)
⑨あらわし内装塗装無しに変更
初期見積もりではひび割れや経年変化が生じにくいように塗装費用が含まれています。ご理解ある施主様であれば、個人的にはこの塗装も必要ないかと思うポイントです。チリツモですね!!
⑩天井木貼りどうするか
今までコツコツ減額してきたのが一瞬で吹き飛ぶレベルのインパクトです。。これは流石に悩ましいというか、普通の人なら悩みすらしないですね^^;(でもやりたいしどうしよう。。)
⑪塗り壁どうするか
木貼り天井のインパクトが強すぎて、正直この差額はこの程度かぁ。。それなら高い方でいいよねと、みんなの金銭感覚がバグってしまってました笑(家づくりあるあるです)
チーフアーキテクトが譲れないポイント
今回まさにこの究極の二択でここ何ターンもずっと悩んでおります。。そしてA様の中ではもう答えを出してくれたのですが、我々が一向に分かりましたと言わない状況が続いているのです笑
本物か本物以外か
今回二階の天井一面と一階のアクセント部分に木を貼る計画です。範囲が広いので、部材の金額差が総額に大きく影響してきます^^;
■少しツヤ感のあるAの部材
■サラッとマットなBの部材
この二択によって約100万円の差額があります。けっこうデカイですよね。。しかしながら家が究極にシンプルなのと、コンセプトに関わる部分になってくるので、ここは妥協できない部分でもあります。
小さなサンプルなので分かりにくいですが、大きな面に貼ると差が生じます。ここで妥協すると一生後悔するかもしれません。
それくらい素材感はシンプルでミニマムな家において重要なファクターとなってきます。
100万円も違うんだったら、パッと見ほとんど分からないし、安い方でいいんじゃないでしょうか。。
そんなけしからんこと思ってるそこのアナタ!!こういう意識が全集中している部分を削って、出来上がった後にあぁやっぱりとなった時のあの感じはかなりヤバいですよ。。(そして我々も口に出して言えない^^;)
でも施主様がもう安い方でいいって言ってるんですから。。
チーフアーキテクトS氏は全く納得いってない感じを出してます笑
この写真だけでも余裕で見抜けた!!という目利きの鋭いブログ読者さんは、こっそり右か左かコメント下さい笑(外れててもソッと正解を伝えますので)
これからの展開
最後の悪あがき笑
Aのツルッとしたタイプにしたら100万円安くなる状況。施主様はもうAでいいと思っておられる。でも我々はサラッとしたBが。。でもお金が。。この抜け出せないサイクルの中で、もう一つの案が。。!?
お金の問題ならもう少しコストを下げれつつ、質感の良いCがないか探してみよう!!これしかない!!って感じになりました。
■右か左か!
■ツルツルかサラサラか!!
■本物か本物じゃないか!!!
■本物か本物かです!!!!
一旦工場にオーダー
積水ハウスでは着工の約一ヶ月くらい前に工場に部材をオーダーして、各邸の外壁やらがつくられていきます。つまりは着工前一ヶ月位には打ち合わせ完了が必要です。
一旦オーダーされると後戻りできないので、打ち合わせ漏れは厳禁です。ここで人任せにせずに、自分達でも細かく図面をチェックしておきましょう!!
これをしっかりと理解していないといけません。現場で変更できる部分と絶対にできない部分をしっかりと把握しておきましょう。
理想は何も変更がないコトです。現場での変更はミスにつながりやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。100万円は大きい差額ですが、プランコンセプト部分なので重要です。目先の100万円に目がくらんでしまうのか、はたまたやり切るのか!?
新たなCが出てくるかも心配なところです。これだけこだわり抜いた空間がどんな風に出来上がっていくのか、皆様も楽しみにしておいて下さい♪
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