皆さんこんにちは!!ファンタジスタ藤本です。
今回のブログ内容は、めちゃくちゃオシャレな積水ハウスシャーウッドさんの実例紹介です。
施主であるご夫婦共に設計士だからこそのこだわりポイントが満載すぎました!!皆さまの家づくりにも役立つポイントも沢山あるので、一つでも参考にしてもらえたらと思います。
ブログの最後にはルームツアーのリンクも貼っておきます。
物件概要
実例紹介
写真越しに伝わってくる明らかにちょっと違う空気感が漂っています。細かなデザインまで洗練してくると、ここまでの空気感がでちゃう!!という部分を堪能していって下さい!!
外観
ここで注目すべきは、室内の天井高を上下階2,250にしている為に、外観のプロポーションが明らかに美しかったです♪(玄人目線かもしれませんが笑)
加えて吹き付けの外壁と、屋根勾配が緩い&軒の出が深い効果もあって更にオシャンティーでした♪
南側から見ると高台になっている土地だったのと、軒下空間が深い+袖壁で守られた効果によって、カーテンを開けて暮らせていました(そもそものカーテン自体がついてませんでした)
斜面の芝生を見てみて、やばい位に芝刈り大変そうだと思いました^^;
玄関
余計な窓やダウンライトを取っていなかったので、廊下の真正面にある借景に向けての扉の存在が、より一層際立って感じました。
季節によって光や緑がみせてくれるシーンが変わりそうで、きっと素敵なんだろうなぁ。。と妄想しちゃいました♪
LDK
もう解説の言葉は不要な位に、お手本のような開口部と空間の取り方です(さすがは設計士夫婦!!)
この空気感を演出する為に、ありとあらゆる工夫がなされています。
■エアコンをみせない
■ダウンライトをつけない
■対面キッチンを諦めて独立キッチンにした
■天井高を2,250にして窓を天井高までする
■外部の軒裏と室内の天井材を合わせる
■床をデッキで連続させる
等々、こういった小さな積み重ねの結集があってこそ、空気感のある空間が誕生します。
カーテンをつけるかロールスクリーンにするか?みたいな選択肢だけに勝手に思い込みがちです。
「障子」という選択肢もアリだなと改めて感じました。普段は分厚くした壁の中に障子を隠し込んでいるので、窓周りがスッキリ見えます♪
奥様の初期要望としては、対面キッチンだったそうです。そこで多くの施主様や提案者であれば「対面キッチンを叶える為」だけの間取りづくりにしがちです。
借景をいかに綺麗にみせるかを考えていくと「独立型キッチンの方がうまくおさまったんです」とご夫婦で言われていました。
この切り替えがパッと出来たり受け入れるコトが出来るかどうかが、施主様の柔軟性や施主力の部分になります。
沢山の経験をしてきた設計士夫婦であれば、この辺りの選択は他の施主様よりも柔軟に出来てしまいます。f
水回り
今回は二階水回りですが、ご主人様は二階にトイレ不要派、奥様はトイレ欲しい派に分かれたとのことでした。
結果的にこの位置にトイレを設置することで落ち着きました。我が家も同じスタイルですが、意外と便利で細かい所も気になりません。
この辺りも普通(何をもって普通というかですが。。)は受け入れ難い提案かもですが、決めつけないことや、思い込みをして欲しくないポイントでもあります。
我が家は寝室とセットでウォークインを取ってしまったので、服を持って洗面に行くか、わざわざクローゼットまで取りに行くかという動作が加わっています。
今回のような黄金ルートがあれば、脱いで洗って干してしまうが集中的にできて便利です。
コレから建てる方には是非とも参考にしてみて下さい♪
サラッとここに洗濯機がありますが、洗濯機の位置もさすが柔軟だなぁ〜と感じました(一般的には風呂場の横に当たり前に置いてしまいそう。。)
改めてこういった部分の決めつけは良くないなと自分にも言い聞かせました。こういう色んな物件を見て真似ての繰り返しによって、自分自身のスキルや引き出しが増えていきます。
そんな経験をしていない施主様にとって、自分達の経験値の中だけで決めつけてしまうのはもったいないです。プロの意見を信じてみるのも一つの選択肢です。
居室
我が家もそうですが、寝室のロールクスリーンは閉めずに寝ています。
朝日が入ると共に目が覚めるスタイルです(夏場は早起きで、冬場は中々布団から出れません笑)
自然光で体内リズムを整えたい方は、居室を取る方位や窓にこだわってみるのも一つです。
体感してみて感じたコト
さすがは設計士夫婦が建てた家!!という印象でした。
それだけで終わったらただの感想文なので笑。何故どこがどう良かったのかをまとめておきます。
余計なノイズを消した空気感
シンプルイズベスト!!っていう言葉がありますが、家づくりにおいては本当にその通りだと感じるコトが多いです。
そしてシンプルな家は機能的にも優れていると感じます。壁に余白があったり、可変性のある間取りであったり。
素材感も際立ってきますね。ここまで全ての項目に細かい配慮ができる提案者はほぼいません。。それが住宅業界の現実です。
そんな一握りの担当者と巡り会える努力の方に、労力を惜しみなくかけてもらえたらと思います。
そんな担当者を紹介して欲しい!!という方は、公式LINEの方からお問合せ下さい(エリアによってはいない場合もございますm(_ _)m)
回遊性の動線
地味に一番印象的だった光景が、お子様が楽しそうに外周をぐるぐる走り回っていた様子です(めちゃくちゃ無邪気に楽しそうでした♪)
今回の間取りは複雑そうに見えて超シンプルで、ぐるぐる走り回れる回廊型になっています(イメージしにくい方は動画でイメージしてみて下さい)
家の間取りや空間によって、お子様の運動量や子育ちにも影響してきます。お子様にとっても楽しい空間にしていきたいですね。
家の背が低いコトによる佇まいの美しさ
今回の建築地は100軒以上の大型分譲地でした。おそらく私が見渡してみた中では、今回のお住まいの外観が一番低い重心でした。
単体で見ると分かりにくいかもですが、分譲地内をぐるぐる見て回ると、その違いがよく分かります。
モデルさんはスラっとしていて背が高い方が良しとされてますが、家の場合は実は背が低い方が渋かったりします。
そんな目線で分譲地を見て回るのも面白いかもしれません。与える印象が全然違います。
キッチンをどう表現するか
最近はインスタとかでもキッチンの情報を得やすくなっているので、要望を聞き取りする時に「この二型のキッチンにしたいんです!!」とか「リシェルのこのキッチンにしたいんです!!」みたいな展開が増えてきました。
しかし、実際には色んな敷地条件や他の間取りとの兼ね合いがあります。本当にその言われるキッチンを叶えるコトがベストなのか?今回改めて感じました。
キッチンを要望するよりは、どうやったら敷地を最大限活かした間取りになるかを考えてもらう方が、良い選択ではないかといつも思いながら提案しています。
これから家づくりされる方へ
いつも思うコトが、社員邸や設計士さんの自邸はやっぱり素敵な家が多いです。
ブログ内でも書きましたが、やっぱりそれは色々な経験をして、家も沢山体感してきているからです。
我々提案者もスタート位置は皆さまと全く同じです。そこからどんな良質な家づくりを積み重ねてきたかによって、その人の提案力や引き出しの量が変わってきます。
ただ単に家を売るコトに特化してきた人の提案力は乏しいのも現実です。家づくりが好きな担当者かどうかを見極める力が皆さまには必要だと改めて感じたので、この場でメッセージとして伝えておきます!!
まとめ
【今回の実例のポイント】
■天井高を抑えた重心の低い佇まい
■高低差と借景を最大限に活かした空間
■段差を活用した居場所づくり
■敷地を活かすためのあえての独立型キッチン
■余計なノイズを最大限に消した空間
■障子を活用した開口部
■回廊型の楽しい動線
みたいなポイントが主な部分です。意識しながら、ルームツアー動画の方でも復習してみて下さい♪
【今回の実例の動画】
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング