皆さんこんにちは!ファンタジスタ藤本です。
今回の実例紹介は、私自身が家づくりのフルサポートをさせて頂いた、アイ工務店さんのオシャレな24坪平屋です。
お金をしっかりかける部分は全て投資することによって、まるで設計事務所さんのような空気感となっておりますので、是非ともご覧下さい!!やりきりました🔥
物件概要
建築会社:アイ工務店
土地面積:約63坪
延床面積:約24坪 平屋
外壁:SOLIDO
メインの床:マルホン 天竜杉
脱衣トイレの床:マルホン 桧
キッチン:グラフテクト
キッチン背面収納扉:特注造作
ウッドデッキ材:ウリン
実例紹介
見どころポイントは以下の5点です💡
①全面SOLIDO貼りの外観
②カーテン無しの暮らし
③無垢床の魅力
④全ての壁(グレー)と天井の塗り壁(黒)
⑤洗練された照明計画
外観
土地面積が約63坪で、元々は二階建てをイメージされていた施主様。そこで私のブログを読まれてから、平屋もいけるのでは?と思うようになったそうです。
私自身プランを考えてみたら、長方形24坪の平屋がジャストフィットしました!
こちらの自然な下草。実は平屋が建つ前の畑の前に何十年も前から植わっている子達。家族や親族の思い入れがあるので、今回あえて残されています。
全てを新しくするのではなく、継承するのって素敵ですね🎵
外から見ると窓がほとんどなくて不思議な塊に見えます。でも実は中に入ってみると、超開放的でオシャレなつくりになっています。
このコーナー部分が家を広く感じさせてくれる中庭に!?
今回のお住まいは植栽選びにもこだわっておられて、外構の方と施主様にてどの子(木)がいいか選びに行かれています。
住んだ後の愛着もマシマシなので絶対的にオススメです!!
玄関
私のブログを全記事熟読されておられる程の施主様。この辺りのモルタルテクニックはサラッと採用頂いております。
玄関扉も道路側から見えにくいような位置も意識しました
私がいつも言っている収納取っ手が意外と目立つ!!この辺りもきちんとサラッとクリアーしてもらっています。
今回はそれに加えて、足元の演出を工夫しています💡
ご主人様とのズーム打ち合わせ中に閃いたアイデアです。モルタルの一部を切り欠いて、そのスペースに割栗石をちりばめています。そこまでお金がかからない工夫ですが、オシャンティーポイントになってます👍
この辺りもブログ熟読者の方にとっては常連テク。無垢床を採用する際にだけ使えるコストダウン&スッキリポイントです。
玄関框をつけずに切りっぱなしにすることで、おしゃれに安くを実現しています。無垢床だから木の断面が見えても見ての通り👀
今回地味に嬉しい誤算だったポイントがコチラ。特にコチラから特別な指示をしていなかったにも関わず、大工さんが気を利かせて土間と壁の見切りも余った無垢床でつくってくれました。
「これはナイスすぎる!!大工さんと現場監督さんにこの場を借りて感謝です🙏」
LDK
漂う高級感が演出できているのには幾つかのポイントがあります
①外壁と連続して室内に貼ったSOLIDO
②天井面の塗り壁DIY
③本物素材の無垢床とデッキの床(ウリン材)
④グラフテクトのキッチン
⑤スッキリした造作建具
全てアイ工務店さんの標準品は含まれてません。
こんな所にも小さな工夫ポイントが👀!?
コチラも無垢床の時だけに出来る床埋め込みコンセントです。綺麗な壁面を残したい方にとっては、どうしても欲しい場所におすすめな手法になります。
実はこの大開口も、アイ工務店さんの今の標準仕様ニーズでは使えない天井高さの窓になります。
スペックの高い樹脂窓は幅や高さや選択肢が少なく、窓枠もどうしても太くなってしまいます。なので今回お庭とつながる部分の窓二枚だけに関しては、少し性能が低くてもお庭のつながりを優先しています。
実は何気ないこの連続した壁にも小さな工夫ポイントがあります。これに気づく人は中々の玄人です笑
「何か分かりますか!?」
ヒントはコチラ!平面図だけでは中々気付けないポイントです。実は何も指示をしなければ、窓と壁の間に小さな小壁が発生します。
これを防ぐ為には、室内の壁を少し分厚く(フカし)しないといけません。
他のサポート中の方の物件での失敗を活かして、何とか工事中ですが変更できるかをすぐにLINEしました。
結果、何とか対応頂けたので感謝です🥲現場監督さん、大工さんありがとうございます(二回目)
家自体は24坪ですが、コチラもある意味アウトドアリビング。カーテン無しで床面も同じ高さでつながっている居場所です。
季節がいい時なんかは、解放して一体的に使えます👍夜のライティングされてる感じもまた良きです。
この辺りの植栽のバランスも絶妙です!!実際にどうこだわったかなど、動画の中で施工頂いた外構担当の方のインタビューで語ってもらっています。
外灯をつけた夜のお庭の雰囲気もまた抜群すぎました👍室内の照度をあえて落とすと、より中庭の雰囲気がグッといい感じになります。
気分やシーンに応じてムードを変えるスタイルです。
キッチンの背面に、本来見えるであろう物たちが全く見えません👀どこにどうなっているでしょう!?
実はこのスッキリした建具。アイ工務店さんの標準品にはないので、一から造作でつくっています。故にお金も100万円程かかっている部分です。
とは言え標準品だと野暮ったいおさまりになりそうだったので、ここはお金をかけるべき部分と判断しました。
元々の提案では余計な窓やダウンライトだらけだった空間。ブログで勉強しまくった瀬主力の高い施主様だったので、私が「無くしましょう!!」と言った部分は二つ返事でご理解頂けました。
綺麗な壁面と天井面がめちゃくちゃ重要なんです!!
そしてこのお住まいには、大体のお家にあるアレがありません。何かお分かりですか!?個人的にはもうこれからの家にはいらないのでは??と思っているアレです。
正解はテレビでした!!ミニマムな家や暮らしにおいて、なくてもいいかもしれないものはいらないものです。だからこそ綺麗な壁面が残せているのもありますね💡
プライベートスペース
まだお子様が小さいので、居室スペースは最初から仕切らずに大きな一部屋からスタートするスタイルです。
また寝るだけの空間だからと言って、床材を標準のにしてコストダウンしたり、クロスにしなかったのも今回大きなポイントです。やっぱり空気感が全然違う!!
細い廊下も設けず、あえてゆったりと余白をつくっています。このスペースを住みながらどのように使っていくかは、現時点では決めていません。
こういった余白スペースは個人的に大事にしたい要素です。
本当はあれもこれもお金をかけたかった部分ですが、今回は洗面やお風呂等の部分は抑えています。
家づくりにおいてお金をかけるべき部分を取捨選択することが地味に大事だったりします。その軸がぶれると、せっかくお金はかけてるけど。。みたいな感じになってしまいます。
トイレや脱衣室の空間は檜の無垢床を採用されています。一般的には水に強い素材を選びますが、無垢床ならではのメリットも実は大きいです。
旅館とかのおトイレはよく無垢床になってたりします💡
地味に感動したのはこのポイント。杉の無垢床と檜の無垢床部分の見切り材です。通常はもっと異素材で悪目立ちしがちですが、大工さんの配慮で無垢床の余りでつくってくれています。
これに関しても何も指示してないので、神!!ってなりました。この場を借りて、現場監督さんと大工さんに感謝🙏(三回目の)
家づくりのプロセスと感じたコト
今回なぜにここまでの完成度で家づくりが出来たのか、色んな要因が絡んでいるはず!?と思って分析&言語化しながら振り返ってみました。全てが必然でここまできてます。
家づくりの勉強の重要性
今回の施主様は、700記事以上もある私のブログを全て読破して熟読されています。自分で作ってきておいてなんですが、、、読み切るのはめちゃくちゃ大変です(作成するのはもっと大変でしたが(^^;;)
今思い返してみると、私の脳内とのシンクロ率が極めて高かったので、その点が一番のポイントだったように感じます。一人のメンターを決めて徹底的に学ぶ。これをしてもらえた効果が絶大でした。
夫婦の信頼関係の重要性
ここまであえて施主様という表現で一括りにしてきましたが、今回実は、ご夫婦のバランスや関係性が神ってました。
▪️ブログで勉強したことを忠実にこだわりまくるご主人様。
♾️全てを肯定的にポジティブに受け入れて託す神の領域の奥様。この関係性があったからこそ、ある意味ご主人様の大暴走が許されてきました。
大半の場合がどちらかがブレーキをかけまくったり、金銭的な部分で反対したり、夫婦の意見が噛み合わないケースが多いのが現実です。
過去の経験的にも、成し遂げた感が強い家づくりは、ご夫婦のバランスや信頼関係が神である場合ばかりでした。
綺麗な天井と壁面の力
これも私が普段のブログや動画で口酸っぱく言ってる内容です。今回の家づくりでは見事に表現できました。
なぜかこの家はお金かけてる割にオシャレに見えないけど、こっちの家はシンプルなのになぜかオシャレに見える。。実はその要因が、綺麗な壁面や天井面があるかどうか!?だったりします💡
塗り壁DIYをやり切る熱量
過去沢山の家づくりに携わってきましたが、自分の施主様で、家中の壁と天井面を塗り壁DIYされた方は初めてです!!
我々は綺麗に出来上がった空間だけを見て感動しましたが、その裏側ではものすごい苦労があったと思います。そんなど根性と熱量に改めて天晴れだと感じました!!
塗り壁DIYのコスパの良さ
おそらくこれだけの面積をプロに塗り壁してもらおうと思ったら、全部で200万円以上はかかってくると予想されます。そんな金額が材料費だけならどれだけで済んだのか?
今回購入した材料費が約43万円。見積もりに入っていたクロスの費用を抜いたのでマイナス約15万円。実質はたったの28万円です!
しかも塗料はロスも考えてかなり余裕で買ったので、シビアにいけばあと10万円分位は減額できたかと。。
家中の塗り壁がそんな金額できるなんて驚愕!!大変だけどコスパ最強すぎます。。
塗り壁空間が与える効果
色んな家を見ていると、塗り壁かどうかで空気感の質が変わる感覚が分かってきます。今回造作収納の中の一部のみクロスでした。
▲左:クロス&普通の幅木
🔴右:塗り壁&幅木無し
これらを見比べると差がよく分かります。他とは違う上質感が欲しい方は、ぜひ塗り壁に挑戦してみて下さい!!
担当者さんのパフォーマンスを高める姿勢
実は今回のお住まい、間取り&外観&照明&素材選び等々、全てにおいてメインの担当者さんは脇役に徹してサポートしてくれました。
それでも嫌な顔一つせずに、むしろ前向きにきっちりと会社との間でとりもってくれたおかげで、ここまで出来たと感じます。
そんな担当者さんが気持ちよくお仕事に向き合える為に、施主様も感謝の気持ちを素直に表現したりされていた姿が印象的でした。
だからこそ今回のようなハイパフォーマンスが生まれています。
完成するまでのプロセス
そんなこんなでここまでのハイレベルな領域まで到達できた家づくりですが、色んな要素が噛み合ってこそだと改めて感じさせてくれました。
「どんな会社でも間取りやつくり方次第でいい家は出来る!!」というのを実証する為に日々家づくりんのサポートをしています。
自分達も担当者さんや会社選びから家づくりに携わって欲しい!!という方は、まずは遠慮なく下の公式LINEから気軽にお問い合わせ下さい。よく声かけにくいとか、勇気が、、と言われますが、敷居は高くないのでご安心下さい笑
家づくりサポートした実例物件↓
【施主様目線の家づくり】
まとめ
いやぁ〜。本当に感無量のやりきった家づくりでした。取材後の浜松餃子もめちゃくちゃ美味しくてお酒とも合いました。今回の家づくりにおいての学びもとても大きかったです。
こんなコスパ最強の家づくりに興味あがある!!という方はお気軽にお問い合わせ下さい。
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
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