皆さんこんにちは!!ファンタジスタ藤本です。
今回のブログ内容は、埼玉県に建っている、さすがは積水ハウス!!と感じる平屋の実例紹介です。
私個人的にめちゃくちゃ学びのある実例だったので、コレから家づくりを検討される皆さまにも絶対見て欲しい内容が満載です。
今回の実例の担当者さんをご紹介することも可能なので、ご興味がある方は公式LINEよりお問合せ下さい。
ブログの最後には、動画のリンクも貼っておきます。
積水ハウスチーフアーキテクトとは?
積水ハウスさんの中でも選ばれし優秀な設計士さんのみが得れる称号です。
■過去の物件に対する評価
■社内スタッフからの評価
■一級建築士資格の保持
■受注金額の確保
■etc….
ありとあらゆるバーをくぐり抜けた一部分の人のみとなります。チーフアーキテクトさんに設計してもらったから特別高い、というコトはないのでご安心下さい。
更にはチーフアーキテクトさんの中でも、個人やエリアによるレベル差もかなり大きいです。
物件概要
外観&内観紹介
今回のお住まいやお庭はある意味まだ未完成です。コレからも施主様の手によって大事に育てあげていかれます。
施主様の暮らしを楽しむ力と、いつまでも家づくりを楽しむコトの幸せを感じれる素敵な平屋とお庭を紹介していきます!!
ご主人様が23歳の時に建てられた家とは信じられない位に渋い家と暮らし方になっていますよ。。。(施主様は人生二週目、いや三週目なのでは!?と密かに感じました)
外観
もう既に漂っている素敵な佇まい。室内の天井高を2,250にあえて抑えているので、建物の重心が低くてプロポーションが素敵です。
自然豊かなまちなみを考慮して、人工物で目隠しせずに、工事で発生した余った残土をそのまま築山にするコト&植栽効果によって、カーテンを開けた暮らしとまちなみに溶け込むことに成功しています。
築山のアイデア素敵すぎます♪
一見ただ無造作に植えられてあったり、雑草がはえているように見える人もいるかもですが、実は違います!!
残す雑草とそうでない雑草を選別したり、植栽を徐々に追加したり向きを考えたりと、少しずつこの築山を育てているのです。
最初は芝生とかも考えられたそうなのですが、芝生だと綺麗に保つコトがゴールになってしまい、築山を育てる楽しさがなくなってしまうと感じました(我が家が芝生のお手入れ
敷地においてどっちの方向を向いて暮らしたいのかをまず決めるコトが重要です。
今回の前面道路は通学路になっていたり、お散歩する方が通る道でした。
窓のない綺麗な壁面が持つ力強さと、軒が深いことによるプロポーションが素敵でした♪
玄関
玄関の上に何があるか分かりますか!?(急に登場した我が家の愛犬タルちゃん笑)
実はつばめの巣があって、今回無事に巣立っていかれたとのことです。まわりは田んぼも多いので、しっかりとした深い軒下空間が良い位置だったんでしょう。
幸せを運ぶ縁起の良い鳥と言われているツバメ。きっと施主様のお人柄を見て、この場に巣作りしたのだと改めて思いました。
玄関側にはあえての窓を取らずに、天井面をつなげたハコの向こう側からあかりがもれてくるシステムです。
あえて「明」と「暗」をつくることで、気持ちのスイッチも入る感覚を感じました。そしてコレまた施主様の投稿内容が激渋でした。。↓↓
(やはりただモノではない)
LDK
築山やお庭の感じとはまた違って、居場所となる空間はシンプルに洗練されていました。
シンプルだからこそ、お庭を最大限に感じれるという部分もあります。段差をあえてつくること&築山効果によって、より一層外から見えにくいのと、落ち着いた居場所の演出にもつながっています(家づくりは奥が深いですね)
室内と外を極力つなげる為の工夫が沢山してあるからこその気持ちよさです♪
外部の軒裏と室内の天井面は、出来るだけ似た素材で統一したり、室内の無垢床(クリ)の素材感に負けないウッドデッキを採用しています。
天井高を下げているので、窓が天井面まであるのも地味に効果的です(見落としがちポイント)
家づくりにおいて何となくの固定観念が邪魔だったりします。
ここにはアレがあって当たり前と決めつけがちです。
しかし!!自分達の暮らし方と向き合ってみたら、案外その当たり前が当たり前じゃなかったりするコトも多いんです。
何がないかお分かりですか!?(後ほど登場します)
いっつもやり場に困るエアコンのつける位置ですが、今回はジャストフィットしてました。
壁から出っぱらないようにそっと控えめについています。
ちょっとした配慮をするだけでも見え方は全然違うので、コレから建てる方もエアコンの位置は要チェック!!
キッチンに立っている人と、ダイニングに座っている人の目線が近くなるように、キッチン部分は一段下げてあります。
段差をつけるなんて!!って思いがちですが、この目線が近いことによる効果は意外と効果絶大です。
ピットリビングもそうですが、段差のある居場所の居心地感は一度体感してみることを推奨します。
生活感の出る冷蔵庫や電子レンジは死角となるスペースに集約してありました。
いつもある場所にモノがないだけで、コレだけ空間が美しく洗練されるのだと改めて感じまくりました。
キッチンとかのモノや素材にお金をかけるのもいいですが、綺麗な壁面をつくるだけでも印象は変わります。
【同じように隠した実例】
居室
色んな家を体感したり施主様の意見を聞きますが、寝るだけの用途な居室であれば、案外照明はなくてもいいなと感じてます(我が家もありません)
必要以上の明るさは眠気もさましてしまいます。今回のお住まいでも同じようなコトを言われていて、共感する部分が多かったです。
まだお子様はこれからなので、当面は物置きとして使われていました。ここでボソッとご主人様から
「今なら子供部屋なくてもいいかもですねぇ。。」
今回の平屋は33坪ありますが、個人的にも今回の施主様程の柔軟性があれば、20坪台で十分住みこなせると感じました。
実際にリビングで寝たりもされてるとのことで、子供の為の個室、という限定したスペースを取る必要性は、家族によっては無いと感じています(現に我が家もしょっちゅうリビングで寝てます笑)
【実際に完全個室が無い実例】
水回り
ユニットバスの中に余計な棚等を取らずに、シャンプーなども外にカゴに入れておくスタイルとのことでした。
「銭湯行くみたいで楽しいでしょ?」というお言葉に確かにぃ〜!!って妙に共感しました。
こういった自分達らしい暮らしを考えるコトも、間取りを考える時にはもっと深く考えるべきだと感じました。
かなりリッチですが、洗面台とは別に、トイレの近くにオシャレな手洗いがあるスタイルです。
来客が多い家だと気兼ねなく使ってもらえるので便利です。限られた予算やスペースの場合は、コレを取るかどうか悩むポイントになりそうですね。
体感してみて感じたコト
私自身感じる部分がめちゃくちゃありました。家がオシャレだというのはもちろんですが、その先にある何かを感じ取れた感覚です。
言語化してみるので、皆さまの家づくりにおいても参考にしてもらえたらと思います。
敷地周辺環境との関わり方
今回取材していると、通りすがりの子供や大人も含めて、全員が「こんにちは」と挨拶してくれました(地味に衝撃的)
そんな地域柄なので、ハードにプライバシーを囲ってしまう佇まいは何か違う感じが私自身も違いました。
敷地周辺を歩いてみたりしつつ、どんな風にまちと関わっていく佇まいにするかは、家づくり初期に考えたいポイントだと改めて感じました。
築山を育てる楽しさ
築山を育てるのはめちゃくちゃ楽しい!!将来建てる時に自分も築山育ててみたい!!!そうシンプルに思いました笑
築山を育てるという発想がなかったので、荒々しい築山を自分好みにカスタマイズしていく作業って、人生と心をとても豊かにしてくれる感覚を受けました。
人工物をできるだけ綺麗に保とうとしたりリフォームするのではなく、自然の素材を育てて経年美化していく建物やお庭を心がけていきたいです。
家づくりをずっと楽しむ工夫
休日はお庭用に山へ木や石や竹を拾いに行ったりされているとのことでした。
そんな風なエピソードを目をキラキラ輝かせながら楽しそうにお話しされている26歳のご主人様を見て、やっぱり人生二週目か三週目を迎えておられると感じました笑
もはや仙人の領域に到達しようとしています。が、冗談ではなく家づくりにおいては大事なマインドと感覚だと今回一番感じたポイントです。
無いコトによる美しさ
普通ならあるはずの物が見えてこない
■余計な扉
■余計な窓
■エアコン
■冷蔵庫
■電子レンジ
■食器棚
コレらを見えない所に設置するだけで、こんなにも空間の見え方が感じ方が違うんだと改めて感じました。
プランを考える際に、当たり前のようにキッチンの背後に線を引いてしまいがちですが、そもそもそこから考えるのも一つの選択肢だということです。
施主力の高さ
今回一番に度肝を抜かされたエピソードがありました。庭木と軒先の間に、大きなクモが巣をはっていました。
お掃除が間に合わなかったのか、気づかない間にクモが巣をはったのかと思って軽く質問したところ。。。
「クモと共存しています!!虫を食べてくれるんです♪妻も虫をあやめるコトは絶対にしなくて、クモに名前をつけたりしてます」
(ちなみにこのクモは、女郎蜘蛛のジョロさんです笑)
やっぱりもう既に20代で仙人の領域までなっておられたのですね。。やっぱりそういうコトだったのですね(心の声)
ツバメの巣もそうですが、普通なら除去してしまいそうなパターンです。今回のような住環境で、自然と共に暮らしていく力こそが、今回の家づくりに反映されていると感じました。
家づくりの話をしていてもキラキラされてましたし、関係のない副業の話や、仕事の話も基本全てスーパーポジティブなお方でした。
私がこんなのどうですか?と言ったコトは基本的にやります!!それもやってみます!!!という姿勢です。
せっかく質の高い家時間が過ごせるのに、仕事が忙しくて夜も遅いとのことでした。
それを改善すべくの方法とマインドを伝授してきたので、コレからどう変革されていくかが楽しみです♪(取材と全く関係ない笑)
自分が担当したオーナー様でもないので、今回は取材だけして大人しく帰る予定でした。。
が、あまりに話や暮らし方が面白いのと、夜の空間も是非体感してほしいと言って下さったので、お言葉に甘えまくって飲んで帰りました笑
夜の佇まいや空間も素敵すぎて、贅沢な時間を過ごさせて頂きました(急な対応に嫌な顔一つせずに対応頂いた奥様にも感謝ですm(_ _)m)
まとめ
普段あまりない敷地環境だったコトもあり、改めて建てる場所や地域によって、色んなまちとの関わり方があるんだと感じました。
家は新築時が最高潮で完成ではないということも改めて再認識です。
今後の家づくりの提案において、育てれる余白、フレキシブルに変化させれる余白を大事にしていきたいと思います。
今回施主様も凄いですし、提案した設計者も只者ではありません。埼玉県エリアであれば、ご紹介可能ですので、ご興味ある方は下の公式LINEよりお問合せ下さい。
【今回の実例動画はコチラ】
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング