こんにちは!ファンタジスタふじもとです。
日頃口酸っぱく言っている床材の重要性。大分発信するコトで伝わる方も増えてきたように感じます。
とは言え提案者の理解もまだまだ薄いし、お客様も本当に理解できている人は少ないです。今回は過去の総まとめ記事となっておりますので、床材を勉強したい方はリンク記事も含めて全て熟読頂けたらと思います。
ハウスメーカーの実情
ぶっちゃけた話、沢山の床材がもっと選べるはずなのに、ある程度の制約があるので、自分達からお願いしなければ限られた種類の中から選択を迫られがちです。。それが今の悲しい実情。
提携しているメーカーのみを推奨しがち
あるハウスメーカーにおいては、無垢床は基本使うコトができない。施工が大変なタイプの挽き板も使用するコトができない会社も多いです。
施工が大変な床材は使用を禁止しているメーカーも実は多いです。
会社にとって施工が楽でクレームが少なく、メンテナンス性に優れた床材メーカーと提携して、提案しているケースが多いです(大半が朝日ウッドテックさんか永大産業さんが多い印象)
床材に対する知識や関心が低い
住宅業界に勤めているんだから、当然床材に対しての知識はしっかりとあるはずと思いがちです。
しかしながら実際はというと、殆どの人が床材に対しては深い知識&そもそもの興味も持っていません。
会社からも教えてもらえない項目なので、本当に数少ない興味を持った個人が自主的に学ばない限りは知識はついていきません。
床材選びのポイント10選
あれこれ考えると大変なので、これから述べる10のポイントを徹底的に理解してください。全てを理解できたら、床材選びに後悔する確率は減ります。
1、表面の仕上げの違いを理解すべし
無垢、挽き板、突板という様々な種類がある上に、表面の塗装仕上げにも色んな種類があります。
■オイル仕上げ
■ウレタン塗装仕上げ
■インビジブルコート
■etc….(各社呼び名も色々)
その表面の仕上げによって床材の特徴や足触りや見た目まで変わってきます。
全ての仕上げの特徴を全て言える位にまで理解するコトが理想的です。
ハウスメーカーで標準材として扱われている床材は、いわゆるメンテ不要でツルッとしたタイプが大半です。
メンテフリーだというコトは木の表面に膜をはった状態で光沢感があるということです。足触りも全然違います。
メンテナンスをするというコトはどういう意味なのか、今一度考えてもらえると嬉しいです。
2、樹種による違いを理解すべし
人間にもそれぞれ個性があるように、床材も樹種によって個性が全く違います。
一言で無垢の床材と言っても、樹種が違えばもうそれは別物になります。
それぞれの違いと個性を細かく理解した上で、できれば触り比べて最終自分のお気に入りの子を決めて下さい。
3、お手入れ方法の違いを理解すべし
メンテナンスがいらないからいい悪いではありません。それぞれいらないにはいらないなりの理由があります。
そんな樹種や表面の仕上げによっても、どうやってメンテナンスを行うのか全く違ってきます。
■オイルを塗るメンテ方法
■ワックスをかける方法
■まったくメンテフリー
■サンドペーパーで傷を補修
■似た色のクレヨンのような修正ペンで補修
床材によって本当にさまざまなメンテ方法があります。
4、床暖房を採用するかどうか
床材を選ぶ前に、まずは床暖房を採用するかどうかを決めるコトがポイントになってきます。
それによって選べる床材の選択肢がまったくもって変わってくるからです。
基本的には床暖房を採用しない方が選択肢が無限に広がり、コスパの良い無垢床とかも選べるようになります。
オール電化の床暖房で50万円〜60万円位で、ガス併用の場合は30万円前後位が相場です。
床暖房対応の床材も金額高めなのでその分も高くなります。
5、無垢床を採用する意外なメリット
知ってる人しか知ってない有料級のテクニックですが、無垢床を採用するコト自体はコストアップになりますが、採用するコトでコストダウンできる部分も実はあります。
■玄関框
■ピットリビングの框
■階段の笠木
■窓枠部分
■DIYする棚
全部何のことか分からない方は、コチラの記事で以前に解説しております。
6、床材の補修方法の違いを理解すべし
標準的なフローリングに多いのが、表面が2ミリや3ミリの木をはっているタイプです。それ以上の深い傷が入ると、下地が見えてきます。
生涯何十年も住んでいると、このような状態になってしまいがちです。
過去に何度か体感したことがありますが、無垢床は傷に対しても補修がしやすいです。傷やマジック等の汚れでも補修できちゃいます。
マルホンさんのショールームに行けば、実際に皆様も体感するコトができるので、出来れば足を運んでしてみて下さい。
7、経年変化の違いを理解すべし
■濃くなっていくタイプ
■あかみが強くなるタイプ
■薄くなるタイプ
■経年変化しにくいタイプ
樹種や表面仕上げによってこのあたりの変化のパターンが違います。
家と共に歳を重ねて床材もまた育っていきます。どんな風に変化するパターンの床材なのか、採用前に知っておきましょう。
8、許容する心を持つべし
私自身が無垢床が好きなので、いいコトばっかり言ってしまいがちですが、ネット上で流れているような、床に隙間が生じたり、反ったりというのは状況によって起こり得ます。
その変化も理解した上で、あたたかい心で採用できる方のみに選んで頂きたいと思います。ささくれが出たという話はほぼ聞かないですが、実際に我が家の床も床暖房の影響もあって隙間は生じてる部分があります。
9、幅や尺の違いを理解すべし
幅が広いからいいとか悪いとかではないですが、広い幅の材をとる方が難しいので、基本的には幅広タイプの方が金額的に高いコトが多いです。
それ以外には節の有無とかも金額に関わってくるポイントになるので、自分達はどこまでどうこだわるかを初期に決めて担当者さんに希望を伝えるのも大事なコトです。
10、ペットを飼うかどうか整理しておく
我が家は完全に全く考えずに建ててしまいましたが、今思うともう少し考えておけばと感じます。
人やペット等誰にとっても完璧な床材はありませんが、どちらをどう優先して何の素材を選ぶかは事前に考えておくべきポイントです。
■無垢床にするか
■タイルにするか
■コーティングした床にするか
■カーペットにするか
■畳にするのか
■土間でいくか
■ピットリビングのみカーペット
■床にラグを敷くのか
等々色んな選択肢があります。自分達の暮らしやペットにとって、何がベストかを考えましょう。
個人的推奨の床材とメーカー
個人的には床材にこだわって提案するようになってからは、みんながよく使う一般的なフローリングは一度も使ったコトがない位に、床材はこだわっていました。
色んな床材を体験してきた中で、コスパもよくて一推しな床材メーカーさんと床材をご紹介します。色々勉強したけど結局よく分からない、という方は是非サンプルを触ってみたり、見積もり比較してもらえたらと思います。
モリアンさんの床材
私が前職時代に最も愛用していた床材&メーカーさんです。コストも高すぎず、品質も高かったのでよく使わせてもらっていました。
その中でも特に
■杉無垢
■アッシュ挽き板
■ナラ無垢
この三本柱が最強です!!是非ともけんとうの内の一つに入れて間違いはありません。
【杉無垢の実例】
【アッシュ挽き板】
【ナラ無垢】
マルホンさんの床材
モリアンさんと比べて金額的には高くなりますが、少し予算的に余力がある人は是非ともご採用頂きたい床材のクオリティーです。
実例を体感したり、実際のサンプルを触り比べて価値を感じてもらえたらと思います。
【マルホンさんの床採用の実例】
まとめ
いかがでしたでしょうか。床材に関しては何度も言いますが本当に大事です!!にも関わらず現場の提案者の知識は少ない人や興味がない人が大半です。
皆様が自身で勉強しないと知らない間にスルーして決まりがちなポイントなので、是非ともブログや実例、もしくはショールーム等で体感してみて下さい。サンプルを取ってみて触り比べるだけでもかなりわかると思います!!
サンプル取得希望の方は、下記申し込みフォームより取得してみて下さい♪
【私のブログや動画に共感頂ける皆様へ】
これから家づくりされる方で
ファンタジスタのサポートを受けたい!!
良い担当者や建築会社を紹介して欲しい!!
そう思って下さる方は
下記リンクより詳細をご覧下さいm(_ _)m
画期的な仕組みを作りました!!
応援がてらにポチッと押してね
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
皆様の応援が地味に励みになってますm(__)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
計画中ランキング