今回はふと思ったことです
私が日頃よく使う言葉として
どこで建てるかも大事ですが
ダレと建てるかはもっと大事なお話
それに関連する内容として
家づくりにおいて
営業や設計の好みがもろにでてきます
同じ会社の建物なのに
なぜにこうも違うのかと思う程
全く違う建物になります
最初は結構不思議な現象と思ってました
間取りをつくるのは設計士では?
それなら設計士によって違ってくる?
それもそうではないのです(^^;
営業×設計×施主様の組み合わせによって
できあがる家が全く違います
つまりは今回の本題である
家づくりに担当者の色がでるということです
どんな癖や好みが反映されてくるのか
私の経験をもとにまとめてみます
家づくりにおいて標準とは?
まずもって家づくりの標準とは?
標準仕様ってあるんですか?
たまに聞かれることがあります
「標準仕様は存在しないようなものです」
お客様によっても
営業マンによっても
設計士によっても
各人の標準仕様は異なります
各担当者の標準が
標準仕様となります
(一条さんだけは特殊です)
ご契約時の仕様に関しても
営業マンのさじ加減一つです
天使のささやきが勝つか
悪魔のささやきが勝つか
それによって契約後の
増額幅が変わってくるでしょう
当たり前を疑いましょうと言ってますが
標準仕様もないものと思いましょう
担当者ごとの癖
標準がほぼ存在しないのが分かったとこで
ここから先は個人の癖や好みです
私は図面を見るのが大好きなので
自分以外の担当者がつくる間取りを
積極的に見るようにしています
(暇人です(笑))
15年も同じ支店で仕事していると
図面や完成した家を見るだけで
誰が担当したかほぼ分かります(笑)
それだけその人「らしさ」がでます
最終的には個人の好みになるので
それがいい悪いはありません
自分以外のものには
違和感を感じやすいものです
なので私の偏った意見だよ!!
それくらいの感じで見て下さいm(__)m
余計な扉が沢山ある
私が極度の建具嫌いなので
他の担当者の図面を見ると
扉や廊下が多く感じてしまいます
私の過去最高の扉の少なさは
家中で一つです(笑)
一階のトイレの扉一枚のみです
何の自慢にもなりませんが
その位この建具が本当に必要なのか
熟考してからつけています
動線がカクカクしている
ご要望をそのまま形にしていくと
動線がカクカクしたりします
こういった動線を見ると
強烈な違和感を感じます(^^;
動線は真っすぐシンプルがいい
そう意識しながら考えています
外観が格好悪い
同じ部材や商品を使っているのに
格好よくつくる人と
どこかダサい感じの人に分かれます
そしてそれは毎回同じです
つまり偶然ではありません
この外観はもしや○○担当か。。!?
大体当たってしまいます(^^;
これも癖や好みの問題でしょうか
収納の見せ方が下手
図面を見ていると
ここに収納が欲しいと言われたから
言われた通りにとったんだろうな
見て取れるような図面が多いです
考え抜かれた先にとられた収納と
言われた通りにとった収納とでは
存在感が違います
見え方が違います
たかが収納ですが
されど収納です
型にはまったプラン
担当者によっては
大体いつもプランが同じです
LDK+畳コーナー+1階水まわり
最近はこれに+αで
階段まわりに書斎があります
プランを眺めていると
お客様とのやり取りまで見えてきます
お客様の要望が見えてきます
怪物たちがつくる住まいは
プランを見ても道筋が見えてきません
どうやったらこうなるんだ!?
見てるだけでワクワクしてきます
平面図だけで想像もつきません
正解は存在しませんが
私はそんな家づくりがしたいです
絶対水まわりに窓がある
昔はこれがスタンダードでした
水まわりには窓が必ずある
今でも大ベテランがつくる間取りは
そんな方もまだまだいます
これも正解とか不正解はないですが
色々な選択肢があっていいと思います
ここがマストではなくなると
間取りの自由度が格段にあがります
メンテフリーの床材
お客様にとっては
メンテフリーの方が好まれます
それをいいことに
メンテフリーの床が流行っています
それを肯定的に説明するからです
足ざわりがどうとかには
触れずに説明されるからです
説明の仕方一つや
どこにフォーカスあてるかだけで
伝え方や伝わり方が変わります
目的が売る為なのか
いい家にしたいからなのか
それによっても変わってきます
競合メーカーをコントロール
これは目から鱗かもです
全営業マンに言えることではないですが
知らず知らずのうちに
競合メーカーがコントロールされてます
住林さんと競合するのが嫌だから
へーベルさんと当たるようにトークする
ダイワさんと当たるようにトークする
そんなストーリーがあったりします
自然と鉄骨になるように
仕向けられることもあります
契約時の予算取り
ここも営業マンの習性がでます
- 照明とカーテンをいくらみるか
- 火災保険をいくら入れておくか
- 床材を何でいれるか
- キッチンを何でいれておくか
- 基礎補強をみておくか
間取りだけでなく
見積もりに癖はでてきます
商品説明しがち
大体の営業マンが
商品説明に没頭しがちです
ロープレで習った知識を
披露したくて仕方ありません
お客様が知りたい情報ならいいのですが
興味のないことだと苦痛です
商品知識も必要ですが
家づくりの知識はもっと必要です
私の癖や好み
自分の癖や好みはあるか?
そう思い返した時に
しぬほど沢山ありました(笑)
癖のかたまりです(^^;
大分アクが強いです。。
ちょっとポイントもずれてます
土間が好き
一般的にはタイルが多いはずですが
私は土間の方が多いです
お客様から希望されたことは
ほぼありません(^^;
ということは
やはり担当者の好みが反映されてます
床材にはやたらこだわる
長い時間肌に触れる時間の長い床
これはめちゃくちゃ大事です
初めてお会いした時から言います
お客様が一度いらないと言っても
しつこく採用されるまで言います(笑)
なので無垢・挽板率は
99%以上です
何の自慢にもなりませんが
私のポリシーです(笑)
無駄な建具を外したがる
私の中で
居室の収納扉はオプションです(笑)
あって当たり前ではないです
無くて当たり前です
普通の人や担当者は逆です
これも個人の価値観や間隔です
キッチンはパナソニックが標準
これに関しては個人それぞれです
大体依頼しやすいメーカーが
各担当によって違います
キッチンメーカーの窓口担当によっても
変わってきたりもします
私は9割以上がパナソニックさんです
クリナップやリクシルさんより高いですが
私の好みには合っています
更に高額なキッチンもありますが
最低でもパナソニックでいきたいです
これも好みの問題です
軒の出だしたがる
10年前の自宅の時は
軒の出はノーマークでしたが
今は軒の出がマイブームです
マイブームが到来していると
やはりご提案したくなります
居室はコンパクト派
これも完全に個人の感覚です
自分の考えや価値観です
これをできるだけ共感して欲しいです
なのでついついそういう話し方になります
結果的にコンパクトな居室が多いです
無駄な照明は取りたくない
自宅の照明を失敗したので
お客様には失敗してほしくないです
だからこそ執着します
多めにつけるのは簡単ですし
トラブルになりません
そこをあえてぶつかっていくのは
時間もかかるし遠回りです
ですがそのプロセスをこえると
出来上がった後の感動が違います
毎日のシーンが違います
まずは実例案内をする
自分の中でルールがあります
実例案内をするまでは
プラン提案は絶対にしない
なぜかお分かりでしょうか?
実例を見て体感して
固定観念を取っ払って
敷地を活かすことが大事だと分かり
頭が柔軟にならないと
プランを見ても理解できないからです
一足飛びにスーパープランにいけません
しかるべきステップを踏んでこそです
施主力を育てる工程が必要です
大体の営業マンはこの力が低いです
設計士が同じでも
いい家になるかならないかの差です
設計士は2、3人限定
私はワガママな営業です(笑)
家づくりしたい設計としかしません
いい家つくれる人としかしません
せっかく縁あって出会ったお客様です
とっておきの家づくりをしたいです
メーカーっぽい家が嫌い
ハウスメーカーに勤めていますが
メーカーっぽい家は嫌いです(笑)
「メーカーっぽくない家ですね」
これは最高の誉め言葉です
どうやってメーカーっぽくなくするか
そればかり考えています(笑)
玄関ポーチに顎をつけたがる
細かい部分ですが
自分の中での標準仕様です
かなりコストアップするので
自分の首はしまります
普通にするのは簡単ですが
絶対にしたくありません
玄関前のポーチ部分のことです
少しキャンティーしています
突き刺さってる感じに見えます
ちょっとの差ですが
横並びで見ると違います
メーカーっぽくない方がいいし
他とは違う方がいいので
こちらを標準にしています(笑)
分譲地の中で一番を目指したがる
分譲地内に家を建てれる場合
まわりを見渡します
格好いい家は建っているか
その感覚は人それぞれですが
その中で一番格好いい家にしたい
勝手に闘争心が燃えます(笑)
その判断基準も自分なりです(^^;
藤本さんぽい家と言われたい
家をみただけで
外観を見ただけで
私が担当した家と分かって欲しいです
ふつうとはどこか違う
オーラがある
そんな建物を心掛けたいです
壁掛けテレビが好き
自分自身がテレビ裏のホコリが嫌いです
そういった感覚があるので
ついつい壁掛けが標準仕様になります
最近はそれを通り超えて
テレビって本当に必要なのか?
インテリア的になってもいいのでは?
そんな感じすらしてきています。。
カーポートが嫌い
なんとなくカーポートが欲しい位なら
全力で拒否します
明確な理由があれば
つける場所は熟考します
基本的には見た目が悪いので
あまりつけたくありません
機能的な話もありますが
他でカバーできるならそれがベストです
バルコニー無しを推奨しがち
自宅にはバルコニーをつけました
10年点検で掃除してもらいましたが
超汚かったです(^^;
そして20年後や30年後
大きなメンテ費用がかかります
そして無くても困らないものです
絶対外干し派の方かどうかによりますが
最近は無しで共感頂ける方が多いです
そしてさらにその実例を案内できるので
大分説得力もついてきました
コンパクトハウスが好き
大きな家よりも
コンパクトな家が好きです
いくらでも予算があるよりも
限られた予算が好きです
営業マンの評価は
受注金額で決まりますが
そこはぶっちゃけ興味ないです(笑)
いかに限られた条件内で
いかに工夫してうまく建てるか
そのプロセスが楽しいです
自分だからこそなしえた住宅
そこに一番のやりがいを感じます
オイル仕上げの床材を推奨
無垢材ならオッケー!?
挽板だからオッケー!?
それはNOです!!!
これも私の価値観ですが
オイル仕上げか無塗装がいいです
メンテがいるのは悪いことではないです
メンテがいる理由を考えましょう
足ざわりや質感も考慮しましょう
家具をあまり置きたがらない
プランを提案する際に
図面に家具をあえて置きません
可能性を決めつけたくないです
居場所を限定したくないです
自分達のライフスタイルに合わせて
居場所をつくりましょう
やたら施主力を意識する
お客様を育てることが好きです
お会いした時の考え方とは
まるで別人になられたり
全く要望通りじゃない家になったり
そういう過程がとても好きです
私のお客様=オシャレな人
それは間違いです
皆平等にお客様と出会っています
紹介等で多少関係あるかもですが
お客様がどう変化していくかは
営業マン次第なのです
二階水まわりに前向き
敷地によってや
ご要望によって
二階水まわりは積極的に提案します
否定的にご提案すると
お客様にも迷いが生じます
迷いなくご提案したうえで
違う方を選択できたならば
お客様にとっても後悔はありません
南向きの土地に興味がない
土地の提案の仕方でも
営業マンの好みはもろに出ます
基本的に南向きは勧めません(笑)
べっぴんさんな土地も嫌いです
土地にお金をかけたくないので
できるだけ土地代金は抑えたいです
カーテンを開けれる家がいい
いい家の定義の中に
カーテンが開けれる家があります
現実はカーテン閉まりっぱなしが多いです
悲しい現実ですが
その当たり前を減らしていきたいです
まとめ
いかがでしたでしょうか
私の癖は満開でした(笑)
大分偏っています(^^;
つまりは家づくりにおいて
担当者の好みはもろに反映されます
分かってもらえたでしょうか(笑)
毎回自宅を建てるつもりなので
当然自分好みよりになります
なのでパートナーを選ぶ際は
その辺りも考慮して見ましょう
そこの価値観が合う人であれば
きっと満足できるはずです
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